自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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味噌汁

2017-06-20 05:42:32 | 健康料理


味噌汁も、簡単なようで、結構面倒くさい料理です。
大昔、インスタントの<粉だし>を使っていた時は、チョー簡単でした。

その後、「ダシをきちんととる」という魅力的な女性に出会い、

「な~るほど、

  魅力的でいる秘訣は、そのような食生活が根底にあるからなのか……」

と、感心しました。そこから、私の苦労が始まり、
たくさんの本を読み、水だし、昆布だし、乾燥粉のだし、乾物など色々試し、
今もまだ常に模索しています。

つい最近読んだ「日々のだし」(矢野謙三・著 2013/9)は秀逸でした。
考え方が、

P.11 うまみを「10」でとらえます

   料理の「おいしさ」を作るときに、
   僕は「それぞれの食材の強さ」と「食材のうまみのバランス」を意識(後略)


つまり、著者は「ベースは昆布だし」とし、この段階のうまみは「3」程度。
そこに具材からでるタンパク質や味噌などの塩味、野菜の旨みなどを足し、
総合して完成させます。

気に入った点は、簡便さです。

  「2リットルのお湯を沸かし、乾燥昆布を10g入れて放置するだけ」

お湯が自然に冷める時に、昆布からうまみが出て、
冷めたら、その鍋のまま冷蔵庫で保管すれば、
一日400ccとして、5日分の味噌汁が作れます。

昆布も「水だし」の時よりずっと柔らかくなるので、
炒め物に入れたり、サラダにそのまま使えるので無駄なく食べきれます。
(この、戻し昆布は足が早いので、すぐに食べやすく切って冷凍します。)

我が家の場合、昆布だしにイリコ(タンパク質)を加えて、
うまみを「7」まで持って行き、後は前日のおかずの残りと、味噌で調整。

「だしを取って味噌汁を作る」ということは、
豆、海藻、野菜、魚が簡単にとれるということで、
さ~すが、和食は賢い!と思います。


コメント
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