自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「骨ストレッチ」ランニング ⑧ なぜ?

2015-11-09 05:51:34 | 介護




最後に「骨ストレッチ理論」を書き写しておきます。

P.53 なぜ体の節々を押さえるのか

   骨ストレッチの特徴は、
   ①体の節々を押さえる
   ②親指と小指を使う……この二点に集約できます。


   (中略)それぞれの動作の意味について考えてみると、

   ①「体の末端を制御することで体幹部が直接刺激される」

P.64 ②(色々な組み合わせで実験したところ)親指&小指の組み合わせが
    一番スムーズです。余分な力が入りにくいため、誰がやっても
    同じ効果が得られやすい。

   無駄な力を抜くこと、つまり脱力は、物事が上達するとても大事な
   ポイントでありながら、コツをつかむのがいちばん難しいといわれて
   います。そのコツが、親指と小指をつけるという
   シンプルな動作で、労せずしてつかめるのです。
   

P.65 <この二本を使う有効性について>自分自身の体の反応を確かめて
   いくなかでわかってきたのは、親指と小指の役割の違いです。

   親指はブレーキ、小指はアクセル----それぞれの指に、このような
   ハッキリとした特徴があり、

P.67 この二つの指をつなげることで、ブレーキとアクセル、
   それぞれの力が中和され、ニュートラルになる……ととらえています。

   体の節々を押さえる際に無駄な力が入りにくいのも、それゆえのこと。
   また、指先という体の末端部が一つにつながることで、
   刺激が体幹まで伝わりやすくなります。


さらに、<美容効果が大>といわれる「鎖骨ひねりストレッチ」について

P.49 体幹部にある三つの骨(肋骨・鎖骨・骨盤)の可動域を広げ、
   「動ける体」の土台となる体幹部の柔軟性をアップする方法。

   鎖骨は、腕の骨と背骨をつなぐ場所に位置するとても重要な骨であり、
   この一帯がスムーズに動かせるようになると、
   直接つながっている肩甲骨をはじめ、肋骨、骨盤にいたるまで、
   体幹部の骨が一気にほぐれていきます。


P.56 鎖骨を押さえて体を捻ると、これに連動して肩甲骨一帯の
   可動域が広がり、その刺激は肋骨や骨盤へと伝わっていきます。
   一つひとつの骨が孤立しているわけではなく、
   互いが関係し合いながら体を支えているのです。
コメント
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