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玉肌日記

2009年07月07日 | 玉肌日記
【奥蓼科・渋温泉(長野県茅野市)】
長野にて渋温泉といえば、湯田中・渋温泉と、ここ奥蓼科・渋温泉とあるが、今回は後者の渋温泉。しかし、正確には渋温泉ではなく、渋鉱泉であって、源泉温度は26℃とこれまた冷たい。この付近、つまり八ヶ岳西方は鉱泉が多い模様で、ここ渋温泉も源泉浴槽と加温浴槽と2種類あり、交互に入ることが推奨されているが、源泉浴槽はこれまた26℃もないと思われる冷たさで、気温の上昇している日中に入るのであればまだしも、気温が低下し、浴衣でも肌寒い状態で入浴するのはかなり困難。当然ながら、”心臓の悪い方は源泉浴槽に入るのは要注意”というのもうなづける状態で、6月夜間の入浴で当方は源泉浴槽に3秒しか入浴できず、かつ生命の危機を感じる代物。冷泉には打たせ湯が注ぎ込まれいてるのだが、こちらが非常に慎重・ゆっくりと徐々に冷泉に身を沈めようとしているのにその飛沫がかかるとそのまま心臓が停止してしまうような寒さを覚えるのがこれまた試練。弛緩を目的に訪問した温泉(くどいが正確には鉱泉)でここまで緊張してまで入浴することもないのだが、貧乏性としては入らないではいられず。単純酸性冷泉で適度なる硫黄臭。湯の華はすくないが、微妙に白濁しているように見え、また空気と触れると白濁していくようで、源泉浴槽には打たせ湯(正確には”打たせ冷泉”)があることにより、一層白濁しているように見える。初めて鉱泉宿と意識して宿泊した(これまでも鉱泉には宿泊しているがあまり意識がなかった)が、加温する不経済性もあり、夜間の入浴は22時半程度までであり、通常の加温していない温泉のような24時間いつでもどうぞ、という状態ではないことを発見。24時間入浴可という状態に慣れてしまったが、返ってこの鉱泉のような時間制限性のほうが自然か。そのせいか、夜間は非常に静かであり、鉱泉宿の静謐、音のない世界を十二分に満喫できる。
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