Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

ちょっぴり浮気してしまいました

2005年12月26日 | 機材マニアック
正直に告白しますと、「ちょっぴり浮気してしまいました」。これまでベース歴は20年にもなり、この数字の大きさにちょっとビックリもしたりしますが、その20年間の中で買った楽器というのは4本しかないのです。恐らくこの4本/20年という数字は”かなり小さい”のではないかと思うわけですが、直近の10年間は、現在使用しているサドウスキの4弦と、InnerWoodの6弦だけしか使用していないことから、かなり楽器に関しては「一途」な正確なのであります。が、しかし、そんな中、久々に興奮させられた1本を発見しました! 所謂「一目惚れ」というやつです。それは写真の楽器、ロスコーという米国ノースカロライナ産の楽器で、6弦。しかもデザインが秀逸!美しいトラ目と、赤と白という2枚の材をプライした指盤、さらにコンパクトなボディ。某楽器屋のwebで見た時から完全に心を奪われました(笑。6弦に関しては、現役のInnerWoodの6弦しか持っておらず、万が一これがトラブった場合のスペアがない状態なので、至極危険なのですが、これが非常に良い作りになっており、(ボディがブビンガで)重いのが玉にキズながら、抜群のネックの安定性、そしてかなりベタベタな弦高の実現等トラブルも全くなく、これに完全に依存しているのが現状なのでありまして、そろそろ別の6弦も良いのがあれば...と、5年前くらいからずっと探していたのでありました。その結果、5年かけてやっとお眼鏡に適ったのがコレ、費用の算段(ちなみに6弦にしては良心的な価格設定)もつけ、完全に買う気満々で、さらに(購入後の運搬を考えて)車に乗ってまで、本機が在庫してある渋谷の楽器屋まで行ったのでありました。ちなみにこのロスコーという楽器は、偶々ではありますがInnerWoodが日本の総輸入代理店をしており、「代表の木内さんにお願いすれば安くなるかな~」とも思いましたが、そういう気もあまり起きないほど、気が急いていたのも事実であります。とりあえず、楽器屋へ入って本機を発見するに、その前にはジッと見遣る他のお客様。本機を見て、購入決断を迷っているようにも見え、目の前で買われてしまうのではないか(ハンドメイドなので、同じものは恐らく入手困難)と非常に焦るながらも、実際はその後ろにあった別のを見ていたようで(笑、本当に滅多にしない試奏を「念のために」お願いしました...が、結果は非常に悲しいものでした。2分程度弾いて、断念、悲しく渋谷を後(あと)にしました。家に帰るとInnerWood6弦が「ほらね!」とばかり、”ちょっと自慢げ”でいるように見えました。
この記事についてブログを書く
« 散財日記 | トップ | ラブ!ペダル(9) »
最新の画像もっと見る

機材マニアック」カテゴリの最新記事