玉肌日記

【木曽御嶽温泉（長野県木曽郡木曽町）】
木曽福島の開田高原にある温泉。東京から4時間、名古屋から3時間程度の距離にあるが、東京→名古屋→開田高原と車で一気に移動して600キロ程度走破した後に到着。季節はたまたま紅葉の時期ながら、高原のためか、高原に上がってくる過程での紅葉多し。源泉が11.1℃と低いため加温しているが、泉質表記が「温泉法上の温泉」となっており、メタけい酸を含む様子。高原の一軒宿で、夜間に露天に入っていれば、目前の林から熊でも出没しそうな怖さがあるほどに漆黒の闇なのだが、環境は素晴らしいの一言。木曽御嶽山は初めて見るも、霊峰と言われるだけあって頂上付近に雪を頂くのはなかなか荘厳なる景色。温泉にて残念なのは、一瞬にして判る塩素消毒臭と明らかに循環なるジェット風呂。前者は程度の問題もあり、不衛生なる掛け流しと比較すれば、やむを得ないが、ジェット風呂は不要。当方が入る間に入っている他の人は見かけず（ちなみに当方は600キロ運転でハンドルを握る右腕が固着したため、敢てジェット風呂へ入浴）。温泉が小規模であっても、もっと純であるならば、まったく文句のつけ所のない内容。