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フォアグラ日記

2011年08月12日 | フォアグラ日記
大江戸(うなぎ/日本橋)
日本橋にある老舗鰻店、大江戸を訪問。そもそもは某ガイドブックの推奨によるものだったが、日本橋の百貨店街からは離れるものの、この日本橋なる町は当方が駆け出しの暗黒(?)時代を過ごしたところであるだけに非常に感慨深く、またそもそも町自体も趣きがあり、大人の落ち着きに満ちたところであり、懐古に散策しながら昼どきに訪問。もう付近から鰻の匂いが感じられるほどながら、かなり立派なる門を入ると正面に料亭、横には食事処とあり、当然後者へ。入ればまさに「鰻の寝床」と形容するのが相応しい奥に縦長な店舗ながらその横は調理場であり、その雑踏から隔絶するためか、暖簾をおろせば半個室になる座席はなんだか妙な感覚ながら、プライベート感あってそれは良し。老舗と思うとなんだか料金も気になるが、土曜は鰻を筏(いかだ)状に開いた、その名も「筏(いかだ)」が奉仕日ということでこれをオーダーするも3000円弱と良心的。それほど待たずに注文の品が運ばれてくるも、鰻がお重に入りきらず、尾が折れて収納されているのがご愛嬌。早速食するにさっぱりとしたタレでクドくなし。ご飯とのバランスもよろしく、美味。やや鰻だけで堪能した後に備え付けの山椒をかけて食するにかなりパンチの効いた山椒で、非常なるビリビリ感。中華料理の花椒に似たパンチ具合だが、癖になって大量散布ながらも鰻の味は死せず。短時間で完食。十分な満足感で再び日本橋を散策するも、山椒のせいなのか、鰻のせいなのか、強烈なる喉の渇きを覚えて往生。
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