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玉肌日記

2009年08月06日 | 玉肌日記
【松之山温泉(新潟県十日町市)】
日本三大薬湯のひとつ、松之山温泉を訪問。「三大~」といわれると、どれも意地でも踏破しなくてはならない気になる性分ながらも、他では有馬(兵庫)と草津(群馬)ということで、ここ松之山の訪問にて全三大薬湯制覇。この松之山、小さな温泉街だが芸術祭等を開催しており、お客招致に熱心ながらも、温泉も本物であり、ここの温泉は塩分濃度日本一の温泉なる模様で、確かにかなりに塩辛い。1200万年前の海水が地殻変動で地層内に閉じ込められ、それが現代に温泉となって噴出している模様だが、源泉温度98℃ともなれば、塩分が濃縮されるのか、海水よりも一層濃いように感ずる。またこの付近では石油産出するよう(そういえば小学校の時に学習した...)で、あきらかにその連想から来る”幻匂”ではなく、石油臭が...。しかも湯をよく見れば、黒い湯の華が舞っており、これはまさに石油風呂ではないか、とやや興奮。普段にては良くは感じない石油臭が今回は非常に好ましく、好印象となるのもこれまた不思議だが、浴後も石油臭がしており、なんだかオイルマンな様相。さらに食塩泉ということで保温効果も高く、浴後も温かさが持続し、まさにメラメラと緩やかに体が燃えている印象。塩分濃度が濃いためか、浴後にも肌のツッパリ感もあって、まるで海水浴後だが、その分、温泉成分が濃い証か。ただ残念なのは、湯量が豊富なわりには、この近辺では塩素殺菌が義務づけられている模様で、ここでも塩素消毒しているとの記載が。まあ、この程度に石油臭がしているようであれば、塩素臭も鼻につかず、結果オーライではある。
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