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九州全線阿房列車(32)

2023年07月01日 | 畸観綺譚
九州全線阿房列車(32)
人道口の門司側には神社があるが「海洋散骨 ー 生存予約受付中」とある。確かに雰囲気のよい場所であって、ここを希望する人がいるのもなんだか納得。往路でランチを検討した船員食堂風の店舗の中でラーメン店をチョイス。極寒でエネルギーを燃焼し尽くしてガソリン切れのために気分は完全にラーメン炒飯であったが、望み通りのセットがあってオーダー、そして当然に美味。驚くべくはセルフ会計。食後にお金を勝手に置いていくのだが、お釣りも準備されている。お金をおかずにお釣りだけ持っていってしまうような悪人はいないのだろう。雪は小康状態の中、かつて来た門司港ホテルやその付近のお洒落なベイエリアを軽く見たあと、駅付近にある九州鉄道記念館へ。鉄道に興味のあった小学生時代以降、知識がまったくアップデートされていないが、当時の知識で十分対応できるレトロな内容多くてなかなか面白し。入口にある関門トンネル用ステンレス仕様の電気機関車EF30もあって懐かしく、これに吸い寄せられて思わず入館。本館は趣のある煉瓦造りの建物だが、これは旧九州鉄道本社屋。小規模な展示ながら屋内は懐かしい内容ばかり。一方で屋外に静態保存されている581系電車夜行の「月光」等、当時の列車は旅情タップリかつセンス抜群の名称だった…。見終えて門司港駅に戻ると、なんとちょうど列車が出発したところ。始発駅なので頻繁なダイヤかと思っていたが、30分に1本と意外なほどローカルで衝撃を受けたが、やむを得ず駅構内のスタバでコーヒー。レトロな駅舎内にあるだけにとても雰囲気良し。
【写真】レトロ感十分な「もじこう」ホーム。ひらがなの「もじこう」がいい味。「じも」(右から読む)という駅名表示版も。
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