Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

九州/中国紀行(11)

2005年03月04日 | 時事批評
城山は西南戦争における最激戦地だったが、桜島と市内を一望できる展望台へいくと、そこでは地元の人々が朝のラジオ体操。ここまで徒歩で登ってきてラジオ体操して、また下るという具合。ここから見える桜島は朝ということに加えて、雲も出ておりハッキリはせず。その後は登ってくる途中にあった「史跡 西郷隆盛洞窟」に立ち寄り、その後は開聞方面を目指す。鹿児島湾を左に見ながら薩摩半島を南下し、一般道を指宿方面へ下る途中で給油。神戸で給油して以来なので、満タンにすると61Lで6600円也(単価93円)。指宿は「砂風呂」で有名ながら、今回は温泉を指向してはいないことからパス。開聞岳が奇麗に見えるという池田湖へ行く事に。池田湖から見る開聞岳は霞んでいたものの、その奇麗な形は以前屋久島へ向かうYS11の窓から見たのと同様。池田湖では以前、英ネス湖のネッシーならぬ”イッシー”が泳いでいることが目撃されたとのことだが、当然湖面にはそんなものは見当たらず。ここから知覧(ちらん)へと向かう。今回の旅行目的の中ではここ知覧を見てみたいというのが大きかったが、これは中学時代の開校記念日に貰った本『特攻基地 知覧』(高木俊朗著)に因る。卒業生が書いた本を一冊、開校記念日に全生徒に配るのが慣習だったと記憶するが、知覧にある帝国陸軍飛行場、そしてここから特別攻撃隊(特攻隊)として沖縄戦線へ出撃していったのだが、その記録として知覧特攻平和記念館なるものがある。