ぼちぼちいこか

私の大好きな登山や水泳、ラグビーを中心に私が感じたことを書いていきます。

水泳の事始 Vol.18 吐息

2007年09月04日 | 水泳
息を吐くことは息を吸うことと同じくらい大事なことです。
息を吸うことは本能的に黙っていても出来ますが、
吐くことは自分で自分の身体をコントロールしないと
出来ません。

ということで今回は息を吐く練習をしてみましょう。

まずは肩まで水に入り鼻からゆっくり息を吐き出します。
5秒吐き続けたら口から息を吸います。
(前回やった「んー、ぱっ!」「ぶくぶくー、ぱっ!」
の要領です。)

ゆっくり出来るようになったら顔を水中に入れて同じことを
してみましょう。この時、顔は常に前を向いています。
下を向くと身体が浮いてしまい不安定になりますから注意が
必要です。

「ぶくぶくー」と息を吐きながらプールの底にお尻が付くまで
潜っていきます。

息が苦しくなったら水上に顔を上げ「ぱっ!」と息を吸い込みます。
息を吸ったら再び同じ要領でお尻が付くまで潜ります。
息が苦しくなったら顔を上げ「ぱっ!」と息を吸い込みます。

これを同じリズムで10回以上繰り返し続けられるようにします。
慣れてきたら水底にお尻を付いて座れるようになりますよ。

この練習の目的は「息を吐く」ことによって呼吸を
コントロールすることです。
水に対して恐怖心があるとどうしても身体の中に
空気を溜めてしまいます。この身体の中に溜まった空気が
泳いでいるときの呼吸(息を吸うこと)の妨げになります。

という訳で泳ぐ前に息をしっかり吐く練習をしましょう。
呼吸の基本は息を吐くことです。

では。