映画 ご(誤)鑑賞日記

映画は楽し♪ 何をどう見ようと見る人の自由だ! 愛あるご鑑賞日記です。

厩戸沼にハマって奈良へ ~「日出処の天子」の舞台を巡る旅~ ①

2022-09-19 | 旅行記(国内)

 

 少女マンガの名作、山岸凉子作「日出処の天子」を、今年の春先に何十年かぶりに読みました。昔、リアルタイムで読んだときは、面白いとは思ったものの、読んでおしまい、、、、になっておりました。山岸凉子のマンガは“短編の方が好き”という思い込みもあり、長らく再読していなかったのですが、なぜか分からないけどまた読みたいと思ったのか、図書館で予約していたらしいです(らしいというのは、予約してから手元に届くまでかなりタイムラグがあったので、予約したことさえ忘れていたのでした、、、ごーん)。

 そうして全10巻を読み終えてみれば、すっかり厩戸沼に嵌っておりました。いやー、こんなに面白かったっけ??というのが正直なところでして。厩戸のキャラが、ツボ過ぎました。まあ、もちろんだからって歴史上の聖徳太子を好きになったわけじゃ、もちろんないのだけど。

「日出処の天子」の厩戸皇子(厩戸のキャラを端的に物語る。画像お借りしました)

 そんなわけで、脳内の9割くらいを厩戸が占拠していた頃に、ネットで、“聖徳太子の足跡をたどる”みたいなキャッチフレーズのツアーを目にしてしまい、ついポチってしまったのです。

 ポチった頃は、コロナがこんなに激増しているとは想像しておらず、9月に入れば多少は暑さもマシになるかも、、、という期待があったのですが、コロナは今さら言うまでもなく、暑さもトンデモで熱中症になるんじゃないかと思ったくらいで、厩戸に浸る気分では全くなかったけれど、せっかく行ったので、一応、旅の記録をつけておくことにしました。


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《1日目の予定》  東京駅9:39発のぞみ217号 → 京都駅11:51着 → 春日大社 → 興福寺 → 薬師寺 → 宿 

 今回の旅は2泊3日で、往復は新幹線。新幹線乗るのなんて何年振りかしらん、、、と考えたが、多分、6or7年前に大阪出張行って以来。正直、親のいる方角へは足が向かず、名古屋を通る新幹線には必然的に乗る気がしないのでこれだけ間が開いたのですね、多分。昔はしょっちゅう乗っていたのだけど。

乗ったのは最後尾の16号車

 

 東京駅には9:10集合で、昼食はついていないので、新幹線内で何か食べる必要がある。……というわけで、私は構内で駅弁をあれこれ物色しようと思っていたのだけど、集合場所から新幹線ホームにそのまま全員一緒に上がらなければならないと言われ、がーん、、、となったけど、一応駅のホームでも何種類か駅弁を売っていた。

 新幹線弁当とかなり迷った挙句、「江戸味噌」という文字が気になり、からあげ弁当を選ぶ。添乗員のL子さんに「駅弁買えましたか?」などと確認されてしまった

 とはいえ、出発したのは9時半過ぎなので、お弁当まではまだ時間もある。今回はおひとりさまツアーだったんだけど、席が3人掛けの真ん中だったので車窓から外を眺めることもイマイチしづらいし、私は早々にヘッドホンで自分の世界に籠ることに。すぐ寝てしまったらしい 

 しばらくして周囲もお弁当を食べ始めたのか気配で目が覚める。豊橋を過ぎた辺りで私もからあげ弁当を食べることに。


からあげ弁当(味は普通、、、かな)

 そうこうしているうちに、京都駅に着き、皆わらわらと降りる。いやー、京都駅降りたの、何年ぶりじゃ! もしかして、、、25年ぶりくらいか?? ひょえーー。


久々の京都駅(修学旅行生がいっぱいいました。修学旅行行けるようになって良かったよね)

 

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 駅前からバスに乗り、春日大社へ。1時間くらいで到着。春日大社は、多分、子供の頃に連れて来られていると思うのだが、感覚的には初めて来たのと同じ。

 というか、聖徳太子がテーマのツアーで、なぜに春日大社??とツアーメニューを見たときから思っていたのだけど、それについての説明は特になかった。まぁ、それを言うなら、1日目のメニューは特に聖徳太子、、、という感じではないのだ。とりあえず初日はメジャーどころ巡り、、、ってとこだったのかな。

 南門から本殿に入るのだが、門の前に「出現石」なる神聖な石があった。神様が降臨した石だとか。地上に出ているのはこれだけだけど、地下に埋もれている大きさは分からないのだって。

 

 南門から本殿に入って、解散。各自参拝することに。参拝順路があって、その通りに進む。

 

 春日大社に限らず、奈良・京都の神社仏閣には、桂昌院の寄進した灯篭などが多いのだそう。京都生まれで、信心深かったから、、、ということらしい。ドラマなどで描かれる桂昌院は、あんまし良い感じのキャラではないのが多い気がしますが。実際はどうだったんですかねぇ。

 

 

売店前でおくつろぎの神の使者たち

 

とにかく暑かった、、、


 ヘロヘロになってバスに戻り、次の興福寺へ向かいます。

につづく

コメント (5)
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