再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(997)

2011-06-15 08:09:17 | Weblog
 6月14日久しぶりに大学図書館へ行き、最新の雑誌などを読んだ。特に、東日本大震災の特集を読むと、改めてその地震の被害の大きさ、そして対応のまずさに気づく。
 原発の放射能汚染の対処ができず、大変な状況になっている。今後、原発を制御できない状況が続くならば、いったん廃止するべきだろう。代替エネリギーについて考えたほうがよい。

 被災者問題も深刻だ。心のケア、希望を与えることがポイントだ。そのためには、住居をはじめ、仕事、資金の提供など、それこそ国、県、市町村などが中心となり、サポートする必要がある。

 震災で、心に深くキズをおった人たちが立ち直るのは容易ではない。しかし、時間をかけて、生きる希望を与えることだ。カウンセラーなどを含め専門家たちが力を発揮してもらいたい。

 政治面では、菅直人首相の辞任時期をめぐって争いが、続いているがまったく情けない。今すぐに退任し、次のリーダーにかけるのも一案だ。

 被災者、国民のために、リーダーは仕事に励んでほしい。

 


再開 私の色(996)

2011-06-14 11:27:30 | Weblog
 小さい子供たちの行動を見ると、まったくわがままで、世界は自分のためにある振る舞いだ。それは、私が子供のころとった行動と同じで、いつの時代でも変わらない。

 問題は両親や、他人である私たちである。一番大切なことは、小さい子供であれ、悪いことをした時は、明確にしかることが大切だ。それがあいまいになっている。確かに、子供の責任は、両親にあるが、それがいいかげで、特に公共の場において顕著だ。

 先日も次のような経験をしたことがある。それは、4、5歳の男の子が、店舗の中にある非常ボタンをおして、その店のシャッターがおりてしまったことだ。幸い、ケガはなかったが、その子供のした意味は大きい。もしもし、圧死でもしたら大事件だ。両親は軽くしかった程度で、息子のしたことを、十分に説明したか、どうか疑問だ。

 子供がやったことだから大目に見るのは「危険」。特にケガや死が伴う場合は大変だ。子供がとった行動であれ、「責任」が問われる。そういうことを認識して、両親は子供の世話をすべきだろう。

 私が子供のころ、両親には随分と迷惑をかけ、他人も許容してくれたと思う。しかし、「甘え」は許されない。事故がおきてからでは遅い。事前に危険管理をしっかりとしておくべきだと、私は強く思う。

 
 

再開 私の色(995)

2011-06-13 09:11:02 | Weblog
 東日本大震災が起きて3カ月以上が経過した。毎日、新聞などで被災者たち生活を知ると、とても大変な状況を強いられて、何とか生活を戻してほしいと願うばかりだ。

 家族をはじめ、仕事、お金、友達などを、すべてを失い絶望に追い込まれた人たちも多い。その人たちに、かける声はない、といえる。

 「もう、自殺したい」と、言われたならば、否定もできないくらいだ。しかし、「生きよ」と、私はあえていいたい。亡くなった人たちの分まで、生きてほしいと願う。

 それにしても、被災者たちに対する支援はどうなのだろうか。住む場所をはじめ、仕事の紹介、お金などが、十分に行き届いていないのは、とても残念だ。

 被災者たちの心情を理解し、柔軟な対応がのぞまれるところだがどうであろうか。

 
 

再開 私の色(994)

2011-06-12 09:24:38 | Weblog
 米国をはじめ、欧州の国々、中近東などで、銃による殺人のニュースで読むと、いかなる理由があれ、普段から銃を所有させないことが重要だ。米国のように、身を守るために銃を使うというが、銃の所有がなくなれば、その危険性は少なくなる。

 銃を持つことで、人は何かを撃ってみたくなるものだ。とにかく銃の所有を許さない社会が健全といえよう。

 銃について、思い出すのは、米国のケネディ大統領や弟のロバート上院議員がともに凶弾に倒れた。あの時代、銃を許さない社会であったならば、そのような事件は起こらなかったと思うが、政治的な意味合いがあり、簡単には断言できない。しかし、現在まで米国は銃の所有を認めている。

 銃社会の撲滅こそが重要だ。同時に、人を傷つけない社会道徳、暴力をふるわないことが、もっと大切だ。簡単に、大量の人たちを殺傷できる「銃」の問題をいつまで野放しにしていくのか。

 

 


再開 私の色(993)

2011-06-11 09:00:49 | Weblog
 6月11日堺市内は雨が降っている。梅雨の季節であれば、もっと雨量がほしいところだ。

 もう10年くらい、日本の四季をはじめ、世界の気候は異常気象だ。温暖化をはじめ、地球の自然、生態系などが乱れている。このまま進めば、地球に存在する動植物などは、消滅する可能性もある。

 地震、台風などの天災なども、なかなか十分に対応できていないのが原状だ。
 今、求められているのは、自然と人間との関係を正しくする必要がある。人間の便利さや都合で、自然をいためることなく、共存することが重要なポイント。

 自然を破壊することは、われわれ人間生活もおかしくなることを知っておくべきだ。
 

再開 私の色(992)

2011-06-10 09:21:12 | Weblog
 冤罪とは「無罪の罪、ぬれぎぬ」のことだ。
 2011年6月7日水戸地検は、1967年茨城県の利根町布川(ふかわ)で起きた強盗殺人事件「布川事件」の再審で、無罪とする水戸地裁土浦支部の判決に、控訴しないと発表、2人の元被告62、64歳の男性の無罪が確定した。

 この事件によって、2人の男性は、40年以上も拘束され、その間の人生は戻らない。事件にかかわった警察をはじめ、検察、裁判所の責任は重い。

 どうしてこういうことが起こるのだろうか。自白、証拠などが明確でなかったと推測される。
 現在、警察や検察に対して不信感が大きくなっている。密室での取り調べなどが問題になり、可視化がクロースアップされている。無実の人が、密室で強制的な取り調べを受けると、罪を犯していない人までが、誘導されてウソの自白をしてしまう可能性が高い。問題だ。

 警察をはじめ、検察、裁判所など、人の命を預かる機関として、原点に戻り、法を厳守し、人々を守ってほしいと願うが。

再開 私の色(991)

2011-06-09 09:30:45 | Weblog
 先日、ドラッグストアに出かけた。時々、トイレットペーパーや化粧品などを買うが、食料品も低価格で魅力がある。

 生活に必要な買い物について考えてみると、普段は近くのスーパーを中心に、ホームセンター、ドラッグ、コンビニを利用し、百貨店ではほとんど買わない。

 最近は、東日本大震災の影響で、いつも常食している「玄米」が、いつも買うスーパーになく、インターネットで求めた。価格も1割程度安かった。

 店同士の競争が熾烈で、個々の商品の価格を比べると、いつも安いといわれる店でも、価格では他店よりも高い場合もある。結局、食品などは、近くで品揃えが豊富で、安い店がいい。しかし、すべての条件を満たす店はなく、私は家の近くにあって、価格がまあまあ安い店に行っている。

 店に行き、買い物をする時間をはじめ、満足感などを考えると、どこで商品を購入するのがいいのか、なかなか分からない。しかし、家の近い店、というのは重要だ。

再開 私の色(990)

2011-06-08 09:48:20 | Weblog
 ラジオニュースを聞いていたら、6月6日午前10時過ぎ、堺市内で、大型バイクの男性ライダー・バイク雑誌編集長(39)が、乗用車(運転男性74)と正面衝突して死亡した、というものだった。

 私はバイクに乗るため、バイク事故には敏感だ。確かにバイクの事故は危険だ。亡くなったライダーが乗っていたのは大型バイク1100cc、私は小型の250ccで、危険率は私のほうが高い。

 バイクを乗る時は、いつも安全運転をこころがけているが、後方から乗用車、バイクなどの接近など、危険なめには何度もあったことがある。うーむ。

 バイクに限らず、運転する人は、あらゆる危険を想定して、運転するしかないなあ、とため息をつく私だ。

再開 私の色(989)

2011-06-07 09:19:35 | Weblog
 2011年6月6日、電話相談員のボランティアをこなしてきた。3人の相談員に8本の電話があり、それなりにいそがしかった。

 私が相談に乗ったのは3本。だれも聴いてもらえない悩みを電話で話すことで、コーラーは、随分心が落ち着くのがよく分かる。聴く立場は、過度の感情移入にならず、客観的な自分を忘れず、共感、受容、自己一致しながら、コーラーの気持ちを受け入れる。

 相談の中で気になったのは、次のようなものだ。
 家族の中であっても、相手同士の気持ちとは結構すれ違っている場合が多い。お互いが自分勝手になり、相手を思う気持ちが希薄になって、トラブルを引き起こすケースがよくある。

 家族であれ、相手を尊重することが大切で、気持ちの配慮、そして特に言葉に気をつけたいものだ。

再開 私の色(988)

2011-06-06 17:22:06 | Weblog
 2011年6月、フランスで開かれた全仏オープンテニスの女子決勝で、中国の李娜(LI NA)選手が優勝した。アジアの選手が、伝統のある大会で優勝したのは初めてだ。

 プロテニスの世界で、大きな大会で優勝するのは至難の業。アジア選手はなかなか好成績が残せない。日本の伊達公子選手がウィンブルドンで活躍したのを覚えているが、4大大会でアジア選手の優勝は快挙だ。

 今回の優勝から、体格などのハンディキャップを克服し、「やればできる」ということを証明してくれた。目標を持ち、あきらめることなく、努力することが重要だ。

 人生を生きている私たちにとって、希望、目標などを持ち、楽しく日々を過ごすことが大切だと、私は思う。李選手の優勝から、人生を楽しく生きるためには、努力をしながらしっかりと生きていくことを再認識させてくれた。

再開 私の色(987)

2011-06-05 09:04:22 | Weblog
 6月2日、辞任表明した菅直人首相。しかし、いつ辞めるかは表明していないが、その語の発言で、なんとか長く首相を務めたい意欲がうかがえる。しかし、それはかなりみっともないことだ。首相の発言として、まったくはずかしいと、本人は考えていないのだろうか。

 首相としての能力が、明らかにないわけで、もっと早く辞めるべきだと思う。しかし、菅首相は、その地位にすがりたいのか、なんとか辞めずに長く首相にとどまりたい、という意識がひしひしと伝わってくる。もう、正常な判断ができないと、いっても言い過ぎではないだろう。

 それにしても民主党の首相の取り巻きにはびっくりする。特に、岡田克也幹事長は、どうしようもない。役職から当然、首相を守る立場だが、菅首相の辞任時期でのやりとりは、岡田幹事長の人間性を疑った。

 民主党は何を求めて政権交代をしたのか。今の状況では、民主党を一度、リセットするしかないだろう。

再開 私の色(986)

2011-06-04 08:55:26 | Weblog
 昨日(2011年6月3日)、ディスカウントストアへ出かけた。そこで見た光景に次のようなものがあった。

 小学生4、5年くらいの女児が、店の中で母親に向かって、泣き叫んでいた。小さなその女の子は、おもちゃが、ほしいのだが、母親は「今日はダメ」と、突っぱねる。その子は、泣いて騒ぐ。約10分続く。母親は、レジで清算を済まして店外へ。その間も、その女の子は、泣き叫ぶ。それは、店外にも出ても同じ。

 以上の光景を見て、私自身のことを思い出し、同じようなことをして、母を悩ましていたと思う。しかし、母は仕事が忙しく、かまってもらえなかった。自転車がほしくて、半日ほど泣いていた記憶があるが、まあ、子供はそんなもんだ、と思った。

 その子供は、自分が親となり、母となった時、同様な同じシーンに出合うことだろう。

 ただ、子供には十分な愛情を注いでもらいたい。モノを与えるのが愛情ではないことを。良いこと、悪いことにかんしては、親を含め関係者、一般の人も含むが、しっかりと「しつけ」をしてほしい。

 小さな子供には、道徳をしっかりと学ぶ機会を与える。その前に、大人がしっかりとすることが大切だが。親の生き様を見せるのが一番いいと思う。

再開 私の色(985)

2011-06-03 09:09:26 | Weblog
 菅直人首相が2011年6月2日、辞任を表明したが、それがいつ辞めるのか言及せず、ただ、震災にめどがついた段階、と抽象的な言葉を残した。

 3月11日の東日本大震災が起きる前から、菅内閣は野党から攻められ、私は遅かれ早かれ、菅内閣は終わると見ていた。

 大震災が起こり、一時そのことは棚上げされ、菅首相の大震災に対する指揮があったが、とても満足のできるものではなかった。そのような人物が、震災問題で、力量を発揮できるとはとても思えない。

 震災問題で、誰がリーダーシップをとるか。適任者がいなければ、東北・関東地区で被災した人の中から、そして専門家など幅広い分野の人たちが、一致団結してのりきっていくしかない。

 政治家(屋)の責任は重い。それだけの権力を与えられえ、「国民のために仕事をしてほしい」と痛感する。

 今回の与野党の政治劇は、結局は自分たちの権力闘争であると、いわれてもしかたがないだろう。

 民主党の分裂は明確で、原点に戻り、再生するしかないが、どうであろうか。それにしても、日本の政治家(屋)は、いつになったら本物になるのだろうか。

再開 私の色(984)

2011-06-02 00:12:34 | Weblog
 菅直人首相の内閣不信任案が6月2日、採決される。結果はどうであれ、菅首相では、政治を任せられないということであろう。

 日本の政治はどうしてこう不安定なのだろうか。それは、結局、「国民のための政治をしていない」ということだ。政治屋は、選挙の時だけ、自分の利益を考え、うまいことを言うが、当選すれば、私利私欲のために、その立場を利用して、エゴイズムを発揮するばかり。

 仮に菅政権が代わったとしても、時間がかかる。今は、震災の復興を第一に、そして、今後日本の針路を明確に提示できる人物が必要だ。だれが? と疑問に思う。まったく、どうしようもないと思う。失望はしたくないが、、、。

 今回の不信任案を、どう理解し、考えるか。とても重要なことだと考える。

再開 私の色(983)

2011-06-01 09:12:59 | Weblog
 知り合いの女性(40代)は、離婚して子供と夫と別れ、一人で自立している。パートなどの仕事をしながら懸命に生きている姿勢はりっぱだ、と思う。

 ある時期、ともにカウンセリングを学んだ仲間である彼女は、ダウン症の人たちの面倒を長くみてきた。ただ、夫との関係がうまくいかず、時々DVがあったようだ。

 離婚するのが遅すぎた感じだが、今、彼女は精神的、肉体的に辛い思いをしている。時々、連絡するが、いろいろなモノを抱え、孤立しているといってもいい。

 自分を追い込んでいる彼女には、時間をかけ、時々連絡しながら様子を見ている。自殺しないように望むが、その可能性はある。

 彼女に望みたいのは、自分の苦痛などを、他人に、例えば友人、カウンセラーなどに伝えることだ。自分で悩むことになればなるほど、深刻な状況になる。

 心配だが、しばらくは静観しよう。