再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(1009)

2011-06-27 11:25:54 | Weblog
 大統領、天皇、社長などといったトップと、それに使える「下僕」たちの生き様を、朝鮮王朝の歴史番組からみると、なかなか興味深い。

 飛躍するが、私が聞いた中では、次のような例があった。それはどこでもありそうなものだ。
 それは、今までさんざん上司を批判していた人が、昇進という「にんじん」を示され、それに食らいついたものだ。その結果、有能な部下を、自分の利益のために犠牲にした。そういう人物だったということだ。

 人を信じるのは難しい。大切なことは、言葉よりも「行い」だ。言葉では、なんとでも言える。しかし、行動はその人の真実を表している。

 出世競争などでは、人のエゴが強烈に出て、ある面では、人間らしさを知ることができる。しかし、犠牲者が出るのは辛い。

 うそをついてまで出世したい人は、それでいけばよい。しかし、その代償は大きい。前述の人物は、退職に追い込まれ、不幸な人生をおくっているという。