再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(985)

2011-06-03 09:09:26 | Weblog
 菅直人首相が2011年6月2日、辞任を表明したが、それがいつ辞めるのか言及せず、ただ、震災にめどがついた段階、と抽象的な言葉を残した。

 3月11日の東日本大震災が起きる前から、菅内閣は野党から攻められ、私は遅かれ早かれ、菅内閣は終わると見ていた。

 大震災が起こり、一時そのことは棚上げされ、菅首相の大震災に対する指揮があったが、とても満足のできるものではなかった。そのような人物が、震災問題で、力量を発揮できるとはとても思えない。

 震災問題で、誰がリーダーシップをとるか。適任者がいなければ、東北・関東地区で被災した人の中から、そして専門家など幅広い分野の人たちが、一致団結してのりきっていくしかない。

 政治家(屋)の責任は重い。それだけの権力を与えられえ、「国民のために仕事をしてほしい」と痛感する。

 今回の与野党の政治劇は、結局は自分たちの権力闘争であると、いわれてもしかたがないだろう。

 民主党の分裂は明確で、原点に戻り、再生するしかないが、どうであろうか。それにしても、日本の政治家(屋)は、いつになったら本物になるのだろうか。