再開 私の色（６６０）

　今年（２０１０年）の梅雨は、随分と雨量が多い。異常なくらいだ。今までは雨が少ない梅雨の印象が強いが、やはり異常気象のせいだろうか。

　温暖化などで、異常気象が顕著になり、地球上に住む生物などの生態系が狂っている。生物多様性で、人間も当然影響を受けている。四季が狂い、旬の食べ物が年間食べられるようになった。それはそれでいいのだが、やはり、四季を大切にしたい。余りにも人工的なものは、違和感がある。秋刀魚はやはり秋に食べるのがうまい。しかし、その四季がおかしくなっている。うむ。

　地球を人間の体に例えると、重病だろう。重病にしたのは、人間の便利さを追求した文明のせいではないだろうか。人間さえ良ければいい、という思想が今まで培われてきた。それは明らかに間違いだ。

　人間のわがままさが、いつまでも続くわけではない。もっとこの世にいきている動植物などの配慮したい。それと、人間同士、もっとお互いやさしくしあって生きることはできないだろうか。

　憎悪にみちた世界では、何事もうまくいくはずがない。平和ぼけしている私も少し考えてみた。