再開 私の色（２０６６）

　ゴールデンウイークの渦中、大阪駅周辺にある百貨店などを訪れた。店内には、前から思っていたが、中国、韓国からの人たちが多いのに驚く。そしてその買う姿を見ると、以前バブル時代の時、日本人がヨーロッパの有名店でブランド品を買いあさっていたことを思い出させた。まあ、それはそれでいいだろう。

　ただ、中国の人たちは店内で大声をだし、びっくりする。まあ、それも文化の違いかな、と思えば納得するが。

　中国は経済大国になったが、言論の自由をはじめ、国家の力が強い。先日起こった新疆ウイグル自治区の爆発事件に対して、中国政府は都合よく「自爆テロのせい」と決めつけ発表。十分な調査があったかどうか不明だ。つまり政府の都合のいいように事件を解決してしまうのではないか、と疑問に思った。

　国家権力は強い。逆らうと有無を言わせず「罰」となる。たとえ政府が間違っていても正当化される傾向になる。やはりおかしい。日本もその他の国々も権力を使い、国に反抗するものを弾圧する傾向が強い。

　５月３日は憲法記念日だ。憲法の三原則である、「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」を今静かに考えてみたい。