再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(5817)

2024-05-01 23:18:01 | Weblog

 最近、新聞を読んでいて、読売新聞の記者が取材(小林製薬の健康被害問題で取引先企業の社長の談話)した事実とは異なり捏造して、読売新聞社は、その捏造のかかわった人たちを処分した、という記事を読んだ。

 取材した記者の記事を、社会部主任が内容を「あじつけ」をして書き換え、それが紙面に出た。当然取材の内容は異なり、取材された人からの抗議があった。それを読売新聞社は、あいまいな訂正記事を出した。東京の本社が調査し、捏造が明らかになった。

 記者の質が問われることだが、基本的なことができていない記者が増えているのではないか、と私は疑う。

 背景には、情報革命でだれでもが、情報をすばやくふれることができ、発信できることが一因であろう。記者は、なんとか取材したものを読んでもらいたいために、「無理」をするのだろうと思う。読者に受け入れられるように、創作したくなる気持ちも分からなくもないが、それはやってはいけないことだ。

 新聞、テレビなど、情報発信する者は、基本に戻り、正確な情報を、しっかりと伝えることだ。その後の分析や、調査報道などにも力をいれてほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

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