たまおのページ

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ほくりくりょこそのご

2014年05月26日 | Weblog
 5月 26日

 北陸旅行でした。その5

 近江町市場でお腹を満たしてから、金沢城公園を迂回する
ようにして、武家屋敷方面へ。
 天気が良すぎたというか、晴れ過ぎたというか、予報
では曇りだったんですが、太陽サンサンでした。
(歩いていると暑くて、半袖で十分でしたね)

 30分ぐらい歩いたころに、急な流れの用水があって、
その側に 足軽屋敷 があったんです。
 足軽長屋 ならわかるんですが、なんで屋敷なんでしょ?
って疑問に思いながら建物の中を覗いたら、係りの人が
出てきて、「見ていってください。無料ですよ。」
 「しかたがないなぁ。無料なら観ていってやるか。」(笑)



 「案内のテープを流すんですが、壊れているので、
本日は私が案内します。」
 「ラッキー。テープよりも人間ですよ。質問もできる
ものね。」ってことで話しをしてもらいました。

 「この建物は違う場所にあったんですが、ここに移築し
たんです。江戸時代、このあたりは上級武士の屋敷が並んで
いたので、下級武士である足軽は城から離れたところに住んで
いました。」

 「足軽も武士だったんですね。」
 「加賀前田家では最下級の武士でした。そのため、武家屋敷の
形態を縮小したような 足軽屋敷 を与えていたんです。家の
中は来客用と家族用で部屋が区分され、お客用の厠も別に
ありました。」
 「なるほどぉ。」
 「こちらはお客用なので、広いし、天井も高い造りになって
います。」
 やっぱ直接聞いたほうが、いろいろ聞けるし、面白いよね。
足軽の禄(今でいう給料)は現在の価値で年間100万円チョイ。
 それだけでは生活できないので、いろいろ内職をしていた
ようです。

 足軽屋敷から数分歩いて、武家屋敷が並んでいる地区へ。





 路地裏なんですが、観光客目当て? 
 和菓子屋さんから美味しそうなニオイと、一休みしてね。と
床几があり、吸い込まれてしまいました。(笑)

 アタイ、自宅みやげを買ってしまいました。もちろんおねぇさん
たちも買いこんでいましたよ。
 なにしろお客はアタイたちだけ、お店の人も冷たいお茶とか、
味見用のお菓子とか、サービスがよござんしたねぇ。

 和菓子屋さんでの買い物も終わり、店の向かいにある、庭が
美しいという武家屋敷へ。
 ちょうどそこから渡辺直美か森久美子サイズの和服女性が出て
きたんですよ。「よかったわぁー。」って言いながら。
 こちらはプフッって吹いてしまいました。だって、着物の
前が合わさっていないんだもの。(生地が足らないんでしょ)

 あっ、この屋敷の庭は有料だったので、<観たつもり>
だけにしました。頭の中には手入れの行き届いた庭が浮かんで
きましたよ。(^^ゞ



 武家屋敷から30分ほど歩いて「広坂」という交差点まで。
ここで、おねぇさん方はダウン。もう歩けないということで、
アタイが車を取りに行って、ここまで戻ってくることにしま
したよ。
 「こんなに歩くとは思わなかった。」だって。
 自分たちが 歩ける って言ってたんですがねぇ。

 
 さぁて、おねぇさん方を乗せて、金沢市から今夜の宿がある
羽咋市に向かいました。
 市内の渋滞を抜けて、気持ちよく走っていたら、<なぎさ
ドライブウェー>の標識がでてきたので、それに従って海岸へ。

 「えっ、どこへ行くの?」
 「わぁー海が見える。」
 「こんなところを走っていいの?」
 なんて言うんですよ。

 

 「あなたでしょ。なぎさドライブウェーを走りたい。って
言ったのは。」
 「名前は知っていたんだけど、こんなところだとは知らな
かったのよ。ほんとうに波打ち際を走ることができるなんて。」

 夕日がキレイな海岸線を30km/hぐらいのスピードで
数キロ走りましたよ。通行する車も少なくって、とっても
よござんした。




 カモメは逃げませんねぇ。ずぅずぅしいというか、人に
慣れているというか。




 海で戯れる中高年。絵になりますねぇ。(笑)



 東京近郊だと、渚のある海岸っていうのがありませんからね。
人工の浜はあるんですが、砂は真っ黒だし、水も濁っている
もの。
 なぎさドライブウェイは海も浜(砂)も、それなりにキレイ
です。自転車やバイク、大型バスなど、どんな車でも走る
ことができるしね。

 海岸から10分ほど走って、この日の宿に到着。
 まだまだつづく。
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