いつものとこやろくがぁつに

　６月　５日

　いつものとこやでした。６月その２

　昨日のつづきから。
　駐車違反から話題は元に戻って病気のこと。


　「帯状疱疹になったアタイの知り合い、仕事が忙しいみたいなんだ
よね。それに睡眠時間が以前から少ないし」
　「何時間ぐらい眠ってるの？」
　「３時間って言ってたよ」
　「そりゃ短いわねぇ。それなら疲れがとれないわよ」
　「でも眠りは深いみたいだよ。夢をみることがないんだって。
アタイなんか眠りが浅くて、毎日必ず夢をみるのにさ」

　「私もヘンな夢を見ることが多いわよぉ。ほら、たまおちゃんにも
話したことがあるけれど、レッドダイヤモンドの話とかさ」
　「あったねぇレッドダイヤ。あれは笑えたねぇ」

　このブログに２回ほどカキコしているけれど、面白い話だから
おねぇさんの夢の話をもう一度。
　１０年ほど前のこと、弟の借金問題などでお金に苦労していた
おねぇさん。どうにかして金を手に入れたかったんでしょ。

　吉村作治（早稲田大学のエジプト考古学者）って有名な人がいま
すよね。大きな実績（発見）もあります。
　床屋のおねぇさん、なぜか吉村先生に誘われて、エジプトの発掘に
同行したんです。もちろん夢の中で。

　ピラミッドの中を調査しているとき、おねぇさんが光り輝く物体を
見つけました。ものすごく大きくて赤く光っていたそうです。
　＜これはなんだろ？　先生に知らせなきゃ＞
　「せっ先生、こんな物を見つけました」
　「よく見つけましたねぇ。これはレッドダイヤモンドです。非常に
貴重なダイヤですよ」

　むかぁし、洗剤のＣＭで【きんぎんぱーる　ぷれぜんと　♪】って
いうのがあったのを覚えていませんか？
　この歌詞の続きが【うれしい白でぇす。ぶるーだぁいや　♪】だった
んですよね。
　それが頭の片隅にあったんでしょ。おねぇさんはレッドダイヤを
見つけたんです！　なんどもいいますが、夢ですよ夢の中で。

　そいで、おねぇさんはお金が必要な時期だったから。
　「先生、これを日本に持ち帰ることはできませんか？」
　「ダメですね。これはエジプトの宝となるものですから、持ち出す
ことはできません」
　「せんせぇ～ぃ。そこをひとつ、なんとかお願いします。どうし
ても日本に持って帰りたいんです」
　「しかたがないですねぇ。それではそこにある埴輪に入れて持ち
出しましょう」

　おねぇさん、エジプトの考古学というか、遺物というか、埋蔵物に
ついての知識がありませんから、遺跡から出てくる物で、頭に浮かん
だのが　日本の埴輪　だったんでしょ。（笑）

　んで、埴輪にダイヤを入れて、発掘現場から持ち出して、エジプトの
空港へ。
　空港で持ち物検査です。おねぇさん、夢の中でドキドキだったそう
ですよぉ。ダイヤが検査で見つからないかどうか心配で。

　ついにおねぇさんの検査、埴輪の入ったバッグがＸ線検査機の
中を通過。爆発しそうなぐらいに心拍数が上がっています。
　とっ、そのときジリリリリィーン！！とけたたましい音が・・・
　あぁ、やっぱり見つかってしまったぁ。
　そこで目が覚めたら、鳴っていたのは目覚まし時計だったとさ。
オシマイ。

　散髪が終わって、おねぇさんにお金を渡すとき＜あのレゲエと
アタイの頭が同じ値段なのか？＞なんて考えてしまいました。
　そんなことを真剣に考えると、ストレスでまた髪が薄くなりそう
です。(^^)/