せいか つほご

１２月　４日

　生活保護世帯への扶助基準を下げる方向。

　ということで、生活保護費を受けていない（受けられない）
低所得世帯より受けている世帯の方が所得が多くなっている
ということで、この”逆転現象”を解消するために、扶助を
引き下げる方向で検討するそうです。

　これって逆？　じゃないの。です。
最低賃金を上げるなど、働き甲斐のある制度にして
格差是正をするのが筋のように思いますがねぇ。


　今の逆転差は、毎月だいたい数千円（世帯構成などの条件に
より違う）ぐらいだそうです。

　そいでね。受給額に地域差があって、各市町村で受給基準を
決めているそうですが、物価が高い東京と地方郡部では２０％
以上の差があります。

　東京などの予算に余裕がある区や、福祉に力を入れている
市町村などでは、生活困窮世帯だけではなく、住民に対しての
いろいろな補助制度がありますよ。
　”我が家には関係ない”と決め付けないで、行政からの
会報（市報）などをこまめに読むと、思わぬお金がもらえる
ことがありますよ。

　たとえば子供の入学準備金、学費や給食費の補助など、
昔は「施しは受けねぇ！」というガンコ親父がいましたが、
今は補助をもらうのも権利だと思って、素直にいただき
ましょ。
　クリスマスのイルミネーション（最近はいろいろな
グッズがあるようですねぇ。）家全体を使ったり、部屋の
中で光らせたり、ほんのり灯したり。まぁ電飾という感じの
家もありますよねぇ。ということで、家庭のイルミネーション
購入に補助を出している地域もありますよ。

　多くの市町村で実施しているのが「地震対策費用」補助です。
　自宅の補強やリフォーム。ブロック塀を植木に変える費用
などなど、所得や家族構成によりますが全額補助してもらえる
場合もあります。
　あと、若い人が住むとお金をくれたり、こどもが生まれると
お祝いをドォ～ンとはずんだりね。

　チョイト調べてみて損はないですよぉ。