ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

金光 鏡島店 @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2018年07月07日 | 岐阜県(岐阜)

仕事の用事があって岐阜市の鏡島(かがしま)方面に来たので、昼食は「金光鏡島支店」へ。本店は柳ヶ瀬。今では数が減ったものの、市内に何軒も支店のある大衆食堂だ。店は道幅の狭い旧道沿いにあるが店の前に何台か車が停められる。自分はこの近辺に馴染みがないので初めての訪問。店に入るとカウンター席とテーブル席、それに小上がり席がある。奥には座敷もあるようだ。年配のご夫婦でやっていらっしゃった。本当は「冷やし中華」でもと思っていたのだが、この日は生憎の雨で肌寒く、方針変更。品書きには洋食もあったので迷ったが、結局、外看板に書かれていた「かつ丼」を注文した(←いつもと一緒…)。

テレビを見ながら待っていると「かつ丼」が登場。安い値付けながら野菜サラダと味噌汁、漬物が付いていて嬉しい。こちらの「かつ丼」はオーソドックスなカツ煮玉子とじタイプ。金光は支店といっても各店によってそれぞれのようで、料理の種類や仕様も同じじゃないんだな(本店にかつ丼はないし、他の店は仕様が違うはず)。とろっとした玉子の黄身に艶があり、いかにも旨そうな姿。玉ねぎのみでなく青ネギがアクセントに。たっぷりと入ったつゆは甘過ぎずとても調子がいい。サクッと揚がったかつは厚くはないが丼ぶりとしては丁度良い。一気に掻き込んで胃の腑に収めた。旨かった。次は洋食か、それとも冷やし中華か。(勘定は¥650)

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キッチン 金光鏡島店 (金光鏡島支店)

岐阜県岐阜市鏡島精華3-10-6

※閉店されたようです(令和4年7月現在)

 

( 岐阜 ぎふ 鏡島 かがしま 金光 かねみつ 金光食堂 金光鏡島支店 大衆食堂 麺類食堂 ランチ 洋食 天ぷら中華 閉店 廃業 )

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The Cellar Door Sessions 1970 / Miles Davis

2018年07月06日 | ジャズ

 

The Cellar Door Sessions 1970 / Miles Davis (2005)

念願のボックス入手。マイルス・デイビス(Miles Davis)の1970年のワシントンD.C.でのライヴ盤。The Cellar Doorという小さなナイトクラブでの演奏。ここでは数日間連続でライヴ(それぞれ数回のステージ)があったようだが、この6枚組ボックス・セットにはうち6回のステージが収録されている。そのうちディスク5、6の演奏がテオ・マセロ(Teo Macero)によって編集され、1971年に「Live-Evil」というアルバムの一部となって発表されている(写真下)。

自分は「Live-Evil」が大好きだったのでボックス発表当時すぐに買えばよかったのだが、安くなかったので見送っていたら廃盤になってしまい、適正価格での入手が難しくなってしまっていた。マイルスやディラン(Bob Dylan)のブートレグ・シリーズやボックス・セットってすぐにこういう状況になってしまったりして厄介。箱物はこちらにも置き場所の事情や財布の事情があり、ホイホイとは買えないのでもどかしい。

このライヴでのラインナップは以下の通り。

Miles Davis (Electric Trumpet with wah-wah)
Gary Bartz (Soprano Sax and Alto Sax, Flute)
Keith Jarrett (Fender Rhodes Electric Piano, Fender Contempo Organ)
Michael Henderson (Electric Bass)
Jack DeJohnette (Drums)
Airto Moreira (Percussion, Cuica)
John McLaughlin: Electric Guitar (*Guest Disc5,6)

マイルスのバンドは入れ替わりが激しく、スタジオやライヴによっても面子が違うが、ここではキーボードがチック・コリア(Chick Corea)からキース・ジャレット(Keith Jarrett)に、ベースがデイヴ・ホーランド(Dave Holland)からマイケル・ヘンダーソン(Michael Henderson )に変わっていて、いわゆるジャズ色が更に後退している。当時のマイルスがどんなヴィジョンを持ってジャズから飛び出していったのか知る由もないが、ロック畑の会場での演奏やフェスへの出演など、どんどん従来のジャズとは違う新しい方向へ行こうとしていた時期。面白くない訳がない。

流石に6枚聴き通すのは疲れるが、こんな密度の濃い演奏を1日に数回連日続けたのだから本人はもちろん、”王様”についていくバンドの連中の集中力、緊張感は大変なものだっただろう(王様はあの性格だし)。毎度の事ながら、こういう演奏から一部を切り取って編集し、作品として仕上げるテオ・マセロの手腕には恐れ入る。こちらも相当な集中力とセンスが無ければ成し遂げられないだろう。自分もPC上でソフトを使ってWavファイルをつぎはぎして音楽ファイルを作って遊んだ経験があるが、便利なPCを使っていても1時間もすると袋小路に迷い込んでしまう。ましてや当時はアナログだもの…。自分は”編集なし”(このボックスがどうかは知らない)が一番いいとは思わないが、どこを切り取ってもかっこいいマイルスとそのバンドの演奏が聴ける。自分の購入した過去のマイルスの発掘ボックス・セットでは一番満足度が高かったかな。

オークションにて購入(¥5,410)

  • CD (2005/12/20)
  • Disc : 6
  • Format: Box set, Original recording remastered, Import
  • Label : Sony
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エストマーレ (2) @名古屋市中村区・名駅

2018年07月05日 | 名古屋(中村区・西区)

ちょうど夕方に名駅に降り立ったので、そのまま名古屋マリオット・アソシア・ホテルに入り、メイン・バーの「エストマーレ」へ。この時間は”ハッピー・アワー・ツーバイツー”と称して値打ちな価格で2杯呑める時間帯。ちょうどドリンクのメニューもサマー・メニューに変わったところ。店内はまだ早い時間とあって三分位の客入り。カウンター席に座らせてもらいメニューを見せてもらう。どんなカクテルか分からないものもあったのでバーテンダー氏に尋ねて検討。最初に選んだのは「ミスティアミスト」という涼し気な名前のロング・カクテル。確かフランスのリキュールだったか(もう忘れてしまった)。これはクラッシュアイスに注いで軽くステアしただけだったと思う。マスカットだということで甘いのかと思いきやそうでもなく、すっきりして爽やか。薄暗い店内でゆっくりと口をつけながらボケーッとした貴重な時間を味わう。

次はシングル・モルト・ウイスキー「ボウモア」の12年をロックで。どうしても”アイラ島=海の蒸留所”というイメージが先行してしまって感想も”潮の香り”なんて言いたくなってくるのだが(笑)、この日に自分がぼんやりした頭で感じたのは最初のヨードや薬草のような香り。それが喉を通り鼻腔を抜けると柔らかな香りに変わって薫香が残る、といった感じ。氷が溶け出す頃には鼻も口も慣れて、より穏やかに変化していく。ま、自分が感じるのはこの程度の大雑把な感想。年に数度帰省する長兄が持ってくる貴重なウイスキーも、すでに酔っぱらった状態で「イイネーイイネー」と適当に呑んでいるので勿体無い(苦笑)。隣に座った方が「シガー(葉巻)いいですか?」と訊いてきた。もちろん「どうぞどうぞ。」(バーだもの)。久しぶりだからとバーテンダーに用意させて火をつけてもらったりする様子をずっと見ていたが、やっぱり羨ましいナー(時代に逆行して始めちゃうか…)。(勘定は¥1,200)

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エストマーレ (ESTMARE)

愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 名古屋マリオットアソシアホテル 15F

 

( 名古屋 なごや 名古屋駅 名駅 メイエキ マリオット ESTMARE バー BAR メインバー オーセンティックバー カクテル ウイスキー ハッピーアワー BOWMORE )

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ホームラン @岐阜県岐阜市

2018年07月05日 | 岐阜県(岐阜)

雨が降るある休日の昼間。帰りがけに駅に近いところで軽くやって帰ろうと寄ってみたのは大衆酒場「ホームラン」。半端な時間でも開いていたので通しで営業しているようだ。店に入ると時間もあってかポツポツと数名の客のみ。大きな音で音楽が鳴っている。奥のカウンター席に座り「トリスハイボール」を注文した。一緒にお通しの「ごぼうの胡麻マヨネーズ和え」が置かれる。こいつをつつきながら冷たいハイボールを流し込む。でもちょっと薄い…。その間にメニューを見ながら何を頼もうか思案。どれも値付けが安い(ただし外税)。座った席の目の前に立派なアスパラガスが刺さっていたので、物は試しと「アスパラの天ぷら」をお願いした。

ハイボールをお代わり。さっきと違う店員が入れてくれたのだが、濃い濃い(笑)。2倍くらい濃いんじゃないか。イイネー。出てきた「アスパラの天ぷら」は太くて大きなアスパラが3本分というナイスなヴォリューム。それぞれ2つにカットしてあり計6個。天つゆと塩でいただく。歯応えも良く、しっかりと青臭さも味わえて旨い。これだけいただいて勘定してもらった。次はホッピーにでもしてみようかな。(勘定は¥1,390)

 

大衆酒場 ホームラン

岐阜県岐阜市神田町9-18

 

( 岐阜 ぎふ 岐阜駅 名鉄岐阜駅 大衆酒場ホームラン 居酒屋 ホッピー やきとり )

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丸石醸造 @愛知県岡崎市

2018年07月04日 | 愛知県(三河・老舗)

初めての岡崎市内を自転車でうろうろしていると酒蔵の建物を発見。表に回ってみると真新しい建物があり、販売所となっていた。こちらは「丸石醸造株式会社」(創業元禄3年・1690)。こういう直売の店はたいてい日曜は閉まっているが、ここは開いていたので入ってみる。暖簾にはこちらの昔からの定番銘柄「長誉」の文字が。綺麗な建物の中には主に吟醸酒「徳川家康」「三河武士」などのラインナップが並べられていて、試飲も出来るとのこと。他にも菓子や小物が並んでいた。自転車なので小さいバッグに入るものしか買って帰られない。定番酒の「長誉」の小さい瓶(1合)だけ買って帰る。

家に帰ってから開けてみた本醸造「長誉」。炭濾過が控えめなのか琥珀色とまでは言わないがしっかりめに色付いている。香りはあまり立っていない。古い銘柄なのできっと昔ながらの甘めかなと思って口に含むが、そうでもなく呑みやすい酒だった。ただしっかり味わうには量が少な過ぎる(笑)。自分の地元でこちらの酒を見たことは無いので、次にこちらの方へ来る機会があったら少なくとも4合瓶位は買わないとナ。(勘定は¥300)

 


 

↓ 「日本福音ルーテル岡崎教会教会堂」(昭和28年・1953・建造)。ヴォーリズが戦後に作った教会のひとつ。登録有形文化財に指定されている。

 

↓ すぐ近くにあった元医院の建物(建築詳細不明)。大して古くはないかもしれないが、入口の扉や診察室だろう部分の明かり取り窓などに往時の雰囲気が残っていた。

↓ 赤レンガが重厚な「岡崎信用金庫資料館(旧・岡崎銀行本店)」(大正6年・1917・建造)。設計は中部地方の近代建築の第一人者、鈴木禎次。昭和20年の空襲で内部は焼失したのだが外部だけ焼け残ったのだとか。その後商工会議所などにも使われたとのこと。現在は1階がギャラリー、2階は貨幣資料館として使われている。

 

 

 

↓ 亀井町にある「加藤左官店」(建築詳細不明)。時代は分からないが、特異な形状の屋根部分や脇の飾り、2階真ん中にある装飾された柱(?)が見もの。

 

 


 

丸石醸造株式会社

愛知県岡崎市中町6-2-5

 

( 岡崎 おかざき まるいし 丸石醸造 丸石酒蔵 丸石酒造 ながよ 近代建築 国登録有形文化財 ウィリアム・メレル・ヴォーリズ ヴォーリズ建築 )

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井筒食堂 @岐阜県大垣市 (※閉店)

2018年07月03日 | 岐阜県(西濃)

大垣市の北公園野球場の横にある「井筒食堂」へ。中休みが無いので使いやすい麺類食堂だ。創業は昭和42年(1967)だそう。ご夫婦でやっていらっしゃる。暖簾をくぐるとテーブル席が6つのみのこじんまりとした店内で、間口の狭い古い食堂ではよくある鏡が壁面に並んでいる。少し遅い昼下がりだったが先客は数組。壁には品書きの札が下がっていて、こちらは岐阜の古い食堂で散見される”天ぷら中華”(こちらでは”天ぷらラーメン”)があることでも知られている。さて何を頼もうか…「オムライス!」(←マンネリ)。調理場は小窓の奥なので様子は見えないのでテレビを見ながら出来上がりを待つ。

しばらくして平皿に盛られた「オムライス」が登場。やや強めに焼かれた薄焼き玉子で包まれているオールドスタイルのオムライス。もちろん上からはケチャップがたらされている。添えられているのは赤い福神漬。中はチキンがたっぷりと入ったケチャップライス。味付けは濃くないので、たらされたケチャップでちょうどいい感じになって旨い。ケチャップの銘柄はよく分からないが少し甘めのケチャップのような気がした。サクサクっと完食。次は丼物か、大衆食堂では見かけることの少ない「にしんそば」にしてみようかな。(勘定は¥650)

※令和2年5月に閉店されました

 


 

↓ 久しぶりに美濃赤坂方面へ足を延ばす。赤坂宿の旧街道沿いに建つ豪華な「清水工業(株)」の邸宅(建築詳細不明)。広い敷地の中には洋館らしき建物も。

 

↓ 「赤坂港会館」のはす向かいにある日本家屋に応接の洋館が隣接する建物(建築詳細不明)。戦前に流行した典型的な”お金持ち”スタイル。

 

↓ まるで鉛筆画のような枯れた味わいを見せる「矢橋タバコ店」(建築詳細不明)。木戸にはめられたガラスも歪みのある昔のガラスのまま。

 

↓ ベンガラで塗られた壁が特徴的な「竹中邸裏門(赤壁)」(建築詳細不明)。開いていたので中が見えたが広い駐車場が見えるだけだった。

 

↓ 美濃赤坂といえば大理石の生産で全国に名を知られる「矢橋大理石(株)」。広い敷地の中に建つこの瀟洒な建物は「旧・矢橋大理石商店・南陽倶楽部」(大正13年頃・1924・建造)

 

↓ 同じ敷地内に建つ洋館「東館」(建築詳細不明)。こちらはハーフティンバー(柱などが装飾的に現しになっている)様式。

 

↓ 工場の敷地内には建造年は不明だが、かなり古いと思われる下見板張りの建物があちこちに残る。

 

↓ 修繕されているのであまり古くは感じられないが歴史のある「榎屋旅館(旧・中山道赤坂宿脇本陣跡)」(江戸時代・建築詳細不明)。いつ頃まで営業していたのかな。

 

 


 

井筒食堂

岐阜県大垣市見取町1-5-14

 

( 大垣 おおがき いづつ食堂 井筒 大衆食堂 麺類食堂 天ぷら中華 中華そば ラーメン 赤坂宿 中山道 中仙道 旧街道 閉店 廃業 )

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The Beginning Of ZZ Top / Various Artists

2018年07月02日 | クラシック・ロック

The Beginning Of ZZ Top / Various Artists (2006)

ZZトップ(ZZ Top)の前身バンドの音源を収録した変わったCDを入手。彼らの前身バンドといえば「The Moving Sidewalks」が有名。ジミ(Jimi Hendrix)やドアーズ(The Doors)の前座として演奏したり、ジミに気に入られたりとかの話も伝わっている。といっても在籍したのはビリー・ギボンズ(Billly Gibbons)1人。何枚かのシングルとアルバムを1枚発表したのみ(なんと2013年に数度だけ再結成もしたのだとか)。他の2人ダスティー・ヒル(Dusty Hill)とフランク・べアード(Frank Beard)はというと1966年から68年にかけて「The Warlocks」「American Blues」というバンドを経て、3人によるZZトップ結成とあいなっている。

まずは1枚目は「American Blues」の楽曲。1968年に発売された彼らのファーストとセカンドの曲を中心にランダムに収録されていて、バンド名から想像するよりはずっとポップな感触のある曲が並ぶ。さすがにプロダクションは貧弱だがなかなか面白い。2枚目は「The Moving Sidewalks」中心の編集。でもAmerican Bluesも間にあったりしてとても分かり辛く、何故に時系列で並べないかとイライラ…。ともあれ”サイケデリック・ブルース”と称された音楽はブルーズを基盤としてはいるものの、煌びやか。後のZZトップの骨太サウンドを知っているので軽くて迫力不足に感じてしまうが、バンドの音としては完成されている。こうして通して聴いてみるとえらく「American Blues」をフィーチャーしていて、過去の2枚のアルバムからはほぼ全曲収録ということになるのかな。2-07のビリーの曲は後のZZトップでも発表された曲。でもこちらはThe Blue Unionなるバンドの素性や曲の出自すら分からない。それにそれぞれの前身バンドの作曲クレジットが全部現メンバー3人になっているのも不可解。こういうコンピは資料的な部分がしっかりしていないと魅力も半減。中には同時代のサイケデリック・ガレージ・バンドの音源を収録したライノの名編集盤「Nuggets」を彷彿とさせる楽曲もあって興味深い音源なのだが…。

Disc 1

1-01 Captain Fire (AB)
1-02 Nightmare O A Wise Man (AB)
1-03 Dreams (AB)
1-04 Just Plain Jane (AB)
1-05 Fugue For Lady Cheriff (AB)
1-06 Keep My Heart In A Rage (AB)
1-07 Wonder Man (AB)
1-08 Every Night A New Surprise (MS)
1-09 All I Saw Was You (AB)
1-10 Mellow (AB)
1-11 Love Against The Wall (AB)
1-12 Mercury Blues (AB)
1-13 Softly To The Sun (AB)
1-14 You Were So Close To Me

Disc 2

2-01 99th Floor (MS)
2-02 What Are You Going To Do (MS)
2-03 Comin' Back Home (AB)
2-04 Joes Blues (MS)
2-05 Life's A Misery (Warlocks)
2-06 Melted Like Snow (AB)
2-07 Fool For Your Stocking (Billy Gibbons & The Blue Union)
2-08 Chocolate Ego (AB)
2-09 Shady (AB)
2-10 It's Gone (AB)
2-11 Need Me (MS)
2-12 She'll Be Mine (AB)

※ (AB):American Blues、(MS):The Moving Sidewalks

オークションにて購入(¥468) 

  • CD (2006/3/20)
  • Disc : 2
  • Format: CD, Import
  • Label : Laserlight
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菊川酒蔵 @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2018年07月02日 | 岐阜県(岐阜)

いつものように「のはら湯」で汗を流し、喉をカラッカラにして酒場を探す。といっても日曜夕方の選択肢はあまり多くなく、そういえば西柳ヶ瀬の小路にある五輪のネオン(写真下)はまだあるかしらんと閑散とした西柳ヶ瀬のアーケード下を歩く。まだ空が明るいのでネオンは今ひとつだったが、健在を確認。その向かいにある「菊川」に入ることにする。ずっと「菊川」というのは当然各務原市の酒造の事だと思っていたが、表の看板には”灘の生一本”と書いてある…。ハテ?(※) 東にもがあるが系列店だろうと思う。いかにも昭和の居酒屋といった佇まいで提灯が下がる店先のくたびれた縄のれんをくぐる。雑多な店内は奥に長く、手前は全部カウンター席。早い時間とあって先客は1人のみ。店員は法被を着た男性2人と給仕の女性1人。何はなくとも瓶ビールをお願いする。キリンのクラシックラガー。冷たいのをグイッと…、この為に銭湯に入っているようなものだ(笑)。 (※ 後から調べたら菊川にはかつて灘にも工場があったのだとか)

つまみは何となく「いわしフライ」と「昔のコロッケ」を注文。揚げ物が食べたい気分だったんだろうなァ。相撲中継の音を背後に聞きながら待っているとまず「いわしフライ」が登場。このフライがびっくりするほどデカい。衣だけでなく身もしっかりと厚く、デカい口で喰らい付く。申し分なし。付け合わせは千切りキャベツとレタス。マヨネーズが添えられていたが使わずに、だし醤油やソースをかけていただいた。コロッケは2個。甘めの味で、なるほど昔のコロッケってこんなだったかも。こちらにも付け合わせに同じ千切りキャベツとレタスが付いていたのであっという間にお腹がいっぱいに(残せない性格です…)。喉の渇きも癒せたので追加は止めておいた。(勘定は¥1,260)

東店の記事はこちら

 

 


 

↓ 西柳ヶ瀬にある呑み屋が軒を連ねる「丸川センター」。確か最後まで営業していた店が閉店し、このネオンも消えると聞いたのだがまだ灯っていた。写真の為にもっと暗くなるまで待とうかとも思ったが不毛なので止めておく(笑)。

 


 

酒蔵 菊川

岐阜県岐阜市柳ケ瀬通6-12

 

※平成31年2月を以て閉店されました

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ 西柳ヶ瀬 菊川酒蔵 きくかわしゅぞう 菊川酒造西店 菊川酒蔵東店 居酒屋 大衆酒場 縄のれん ) 

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とよだや (2) @岐阜県本巣郡北方町

2018年07月01日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

自宅の裏庭にみょうが(茗荷)が植えてある。周りの草を引くぐらいで何の世話もしていないが毎年律儀に元気な葉を伸ばし、その根元には芽が沢山出てくるので、刻んで薬味にしたり酢漬けにしたりして楽しませてもらっている。今年も青々とした葉があっという間に伸びてきた。すると思い出すのが岐阜県の郷土菓子「みょうがぼち」。でも自分の住んでいる近所で売っている店は知らず、過去に別の岐阜市内のいくつかの店で買った程度。

以前にゆめ未来さんのブログを拝見して北方町の「とよだや」(創業昭和元年・1926)が有名だと知ったのだが、季節のものなのでタイミングが合わず、まだ戴いていなかった。自分ちの葉を見て、今年こそと勇んで出かけたのはよかったのだが(5月後半)店に出るのは6月からだそうで叶わず。それでも帰って店のHPを再確認したら自分の訪問のすぐ後に例年より早く販売が始まったようだった(涙)。

今年も逃す訳にはいかないので、ちょっと無理矢理用事を作って再度訪問。今度は店頭に「みょうがぼち」の幟がはためいていた。バイクでは箱で持って帰られないので、店に入って性懲りもなく小分けをお願いし、帰って包みを開ける。綺麗な緑のみょうがの葉に包まれた「みょうがぼち」には葉の青臭い香りが移っている。小麦粉を練ったという皮はつるんとした表面で厚いけれどまだ柔らか。中には淡い色のそら豆の餡。そら豆の味そのものといった感じで粒感も残してある。甘味は強くないが口いっぱいに自然な味が広がる。その素朴な味と風味を楽しんだ。以前よそで買って帰ったものはあまり旨くなかったこともあったので「あまり期待するなヨ。」と嫁に釘を刺しておいたのだが、嫁もこちらの「みょうがぼち」はとても気に入った様子。こうして季節のものをいただけるというのは有難いなァ。(勘定は¥150/個)

以前の記事はこちら

 

 


 

↓ 揖斐郡大野町にある「鳥本家住宅」。以前に見た写真と表にある大野町の文化財の標柱から、てっきり門構えと奥の日本家屋が貴重なのかと思っていたが、帰り際にふと変わった建物の壁が見えた。あぜ道を歩いていくと…

 

何とも不思議な洋館(写真下、建築詳細不明)が出現! 瓦屋根で下見板張りの建物だが、壁から2方に飛び出た出窓の意匠がスゴイ(玄関側は見えず)。窓からはドレープカーテンや古そうな椅子の背が見えてしっかり洋間のようだ。帰ってから調べてみると、明治天皇の岐阜行幸の折に休憩所として建造され、その後県庁警察屯所として使用された建物だそうで、のちに移築されたものだとか。なぜそんなものがここに…。中を見てみたいなァ。

    

 


 

菓匠庵 とよだや

岐阜県本巣郡北方町栄町1-75

 

( 北方 きたがた 本巣 もとす 菓匠とよだや 元祖みょうがぼち みょうがもち 茗荷餅 郷土菓子 和菓子 近代建築 大野町指定文化財 )

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