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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

以づ美 @名古屋市中川区・山王

2025年06月12日 | 名古屋(熱田区・中川区)

ある日の昼、山王にある食事処「以づ美(いづ美)」へ。駅から大通りを歩いて店に到着。入口には中華そばの提灯も下がっている。店内はテーブル席が並んでいて、先客が2人。店はご夫婦でやっていらっしゃる様子で注文を取ってくれたのは女将だが、途中からは主人1人になったみたい。壁にアサヒビールの古いポスター(多分レプリカ)が沢山貼ってあるので、試しに「ビール」をお願いすると、昼でも問題なく注文が通った。ドライの大瓶。ステンレス製タンブラーに注いでグイッと。昼はメニューが限られているようで、壁に貼られたセット・メニューとホワイトボードの「本日のランチセット」だけなのかな。そこで”トンテキ””ブロッコリーのシーザーサラダ””ごはん、赤だし、漬もの”というラインナップの「本日のランチセット」をごはん半分でお願いした。

しばらくして主人が盆にのった「ランチセット」を運んでくれた。忙しいランチ・タイムなのでトンテキはあらかじめ調理してあったものを温め直したもの。上にかかったデミソースはよくあるソース+ケチャップよりもマイルドな味わい。付け合わせは千切りキャベツ、レタス、トマト。まず半分はビールのつまみにしていただいた。玉ねぎとハムの入ったシーザーサラダもつまみに。瓶ビールを空にして、残った料理と、わかめと揚げ玉の入った味噌汁、桜漬けでごはんをやっつける。ごはんは半分でお願いしたが飯茶碗にしっかりの量。しっかりといただいて箸を置いた。次は夜に呑みに来てみたいナ。(勘定は¥1,550)

 

呑喰処 以づ美 (いづ美)

愛知県名古屋市中川区山王3-11-28

 

( 名古屋 なごや さんのう 山王通 いづみ いづ美 食事処 定食 ランチ 中華そば ラーメン チャーハン 居酒屋 )

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アーデン @名古屋市熱田区・六番町 (2)

2025年06月01日 | 名古屋(熱田区・中川区)

アパートで暮らす娘に、引っ越しをするので大きい荷物を実家に持って行って欲しいと頼まれ、妻と車2台で手伝いに出掛けた。到着したのがちょうど昼だったので、腹ごしらえをしてからにすることに。どこか遠くない場所で駐車場があって…、と思い付いたのが六番町駅に近い幹線道路沿いの「アーデン」。ジャズが流れる落ち着いた店内は、広いフロアにテーブルとゆったり大きなソファ。高齢のご夫婦でやっていらっしゃる。食事を、とお願いして女将さんにメニューを出してもらった。こちらは料理に音楽にちなんだ名前が付いている。自分が選んだのは「プラハ(レオノーレ+メンチカツ)」。ちなみにレオノーレとは”ピラフ+カレー+サラダ”とのこと。妻は「ナポリタン」、娘は「バルバドス(レオノーレ+チキンカツ)」。主人がガラスで囲まれた奥の調理室へ。

しばらくして完成した料理が運ばれた。「プラハ」は大きな平皿に盛られていて、付け合わせのサラダはトマト、レタス、ツナサラダにオレンジ色のフレンチ・ドレッシング。メインは海老入りピラフの上からカレー・ソースがかけられていて、丸い形のメンチカツが添えられている。想像通り旨いのだが、カレーがたっぷりとかかっているのでピラフだけの部分が少なく、ピラフの味は埋没気味。もう少しそれぞれが分かれていてもいいかも。ちなみに妻の「ナポリタン」は鉄板でなく平皿での提供。この地ではこちらの方が珍しい(笑)。これにドリンクとデザートのフルーツ寒天も付くのだからヴォリュームたっぷり。皆お腹いっぱいになった様子。さてと働きますか…。(勘定は¥3,400/3人)

以前の記事はこちら (1

 

アーデン (Arden Music Saloon)

愛知県名古屋市熱田区西野町2-90

 

( 名古屋 なごや 六番町 喫茶 喫茶アーデン アーデン・ミュージック・サルーン 音楽喫茶 クラシック コーヒー 紅茶 ランチ 洋食 サンドイッチ )

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舞雀 @名古屋市中川区・南荒子

2025年04月03日 | 名古屋(熱田区・中川区)

ふだん自分のあまり通らない道を走っていて看板を見つけた中川区中郷の和菓子屋「舞雀」に入ってみることに。名古屋で”雀”の文字の入った屋号なら、きっと「雀おどり總本店」の系譜だろう(未確認)。こちらの創業は昭和42年(1967)。同じ屋号の店が佐屋街道沿いの長良町にもあるからそちらと関係があるだろうか。店の横にある駐車場に車を停めて店内へ。ガラス・ショーケースには様々な菓子が並んでいる。上生菓子や、ちょっと洋風な菓子も。選んだのは「わらび餅」と「いちご大福」、それに「フルーツ琥珀糖」を。

いつものように家に持ち帰り、妻といただく。「わらび餅」の餅生地はぷるんとした食感でややしっかりしたタイプ。中にこし餡が入っていて、表面にきな粉がまぶしてある。「いちご大福」は半分に割れた羽二重餅から桃太郎式に苺が姿を見せている。すごく軟らかい口当たりの羽二重餅。いつもはお茶といただくが、この日はウイスキー(BUSHMILLS・シングルモルト・10年)のストレートと合わせてみた。苺のフレッシュさと餡の甘さがウイスキーとも合っていい感じ。バーではチャームにフルーツやチョコレートが出てくることもあるが、もっと和菓子と合わせてみようかな。「フルーツ琥珀糖」は様々な色をした琥珀糖のアソート。懐かしい感じのピンクとか緑とかの派手な色だけれど、どの色がどの味っていうのは考えずポイポイと口に入れてしまった。食感が楽しい。(勘定は¥1,900程)

 

御菓子司 舞雀 中郷店

愛知県名古屋市中川区中郷3-385-2

 

( 名古屋 なごや まいすずめ 舞雀中郷店 和菓子 御菓子司 すずめおどり 苺大福 蕨餅 こはく糖 こはくとう )

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やぶ廣 @名古屋市中川区・高畑

2025年03月25日 | 名古屋(熱田区・中川区)

車で中川区の辺りをウロウロしていたある日、昼食に向かったのは片側2車線の大通り沿いにある「やぶ廣」(”ぶ”は変体仮名)。店は交差点にあるが片側からしか入れないので、うっかり通り過ぎてしまった。戻って駐車場に車を停め、暖簾をくぐる。店内は黒いタイルの土間にテーブル席が7つ、小上がり席が2つ。いかにも蕎麦屋という佇まい。品書きを眺めると”全国名物そば”と称して、各地のそばが載っているのが面白い(例:名古屋名物・かしわそば)。単品で色々なそばがあって迷うが、その中に「いも名月」というのを見付けてお願いしてみた。給仕女性はわざわざどういう品か説明して下さった(想像はついたけれど)。調理場には老夫婦と息子さんかな(未確認)。

しばらくして小振りな鉢に盛られた「いも名月」が運ばれた。水面は全面とろろ芋で埋まっている。そこにさらに埋まるようにして生玉子の黄身(月)が。少しあおさ海苔が振ってあり、刻みネギは別皿に。下からそばを手繰り出す。そばは細打ちで、麺類食堂でありがちなもさっとしたタイプではなく口当りのいいもの。とろろ芋と一緒にズズッと啜る。とろろ芋のせいでつゆは味わいづらいが旨い。途中で意図せず沈んでいた黄身を潰してしまった。これでさらにマイルドというか、つゆの輪郭が曖昧に。あっという間に平らげたが、次はもう少しつゆと一緒にそばを味わえる「ざるそば」か「合のり」にしようかな。(勘定は¥1,000)

  

名物そば・きしめん やぶ廣

愛知県名古屋市中川区野田2-448

 

( 名古屋 なごや 高畑 たかはた いもめいげつ とろろそば とろろ蕎麦 月見 月見そば 蔦屋 藪蕎麦 藪そば )

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友 @名古屋市中川区・南荒子

2025年03月15日 | 名古屋(熱田区・中川区)

中川区の法華西町にあるお好み焼の「友」へ。店は以前に行った洋菓子店「リンツ」の近くにあるが、大通りには面しておらず、住宅地の路地にポツンとある。店の隣に車を停めてから確かめてみると、そちらは隣家の土地だそう。高齢の女将さんに「店の前に停めて。」と言われたので車を移動して改めて店内へ。店内は靴を脱いで上がった所にL字カウンター。先客は3名。みんなビール瓶を立てている。店の隅には駄菓子も少し置いてあった。お願いしたのは「お好み焼・いか」。でも今、いかは高くて無いのだそう。ではと「肉」を注文した。腰の曲がった女将さんの調理を眺めながら出来上がりを待つ。

酒肴惣菜がカウンターの上に並べてあり、調理中に小皿のポテサラと玉子焼きが出てきた。「お好み焼」は名古屋式の重ね焼きタイプ。生地の上にキャベツ、揚げ玉、紅生姜を重ねていく。真ん中に玉子を落とし、上から生地を足して豚の薄切り肉で覆い、ひっくり返してじっくりと火を通す。ややとろみのあるソースが塗られ、花鰹をかけて出来上がり。「青海苔は中に入っとるでね。」とのこと。揚げ玉を揚げる時に生地に混ぜてあるみたい。じっくり丁寧に焼かれた「お好み焼」はソースも甘過ぎず、殊の外旨い。これでビール呑みたいなァ…。先客は近所の常連(オッサン)ばかりのようだが、あれやこれやと女将さんの世話を焼いているようで「あの子らが色々直してくれたり手伝ってくれたりするんやわ。」とのこと。愛されているなァ。勘定をお願いするとお好み焼の分のみの金額。惣菜の分を訊くと「あれはお通しやで。」とサービスだった模様。座らせてもらってこの金額では申し訳なし。(勘定は¥400)

 

楽房 友

名古屋市中川区法華西町29-1

 

( 名古屋 なごや 友 お好み焼き友 とも らくぼうとも 鉄板焼 酒場 居酒屋 お惣菜 )

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餃子苑 @名古屋市中川区・南荒子

2025年03月01日 | 名古屋(熱田区・中川区)

中川区の宮脇町にある中華料理の店「餃子苑」へ。誰にでも不思議とタイミングが合わない店があると思うが、自分にとってはこちらがそんな店。ほんの少しで営業時間に間に合わなかったり、まだ時間内だったのに「社員研修の為」?か何かで門前払いを喰らったり、ある日なんかは電気が点いていて開店時間になっても全然開かないので外から電話をかけたら「台風予報でアルバイトが来られないので臨時休業」だと告げられ…。

この日は開店時間前に店に到着。何組か並んでいたので営業は確かだろう(ホッ…)。並ぶのは嫌いだが最後尾に接続。無事入ることが出来た。店内は喫茶店のようなテーブル席が5つに小上がり席が3つ。ソフビやおもちゃが飾ってある。給仕女性が何人も居て、自分は一番奥の半テーブル席に案内された。もちろんすぐに満席になって外に待ちが出来る盛況ぶり。メニューを眺めると、昔ブックマークした頃よりも盛りやインパクトの強い品が増えている様子。ただ自分は以前からの目当て、こちらの名物「赤い天津飯」と「餃子」をお願いした。奥の調理場は主人1人。次々入る注文を1人で捌いていくのは大変だろうなァ。

しばらくしてまず「赤い天津飯」が登場。深めの皿に盛られていて、名前通り赤い色の餡がたっぷりとかかっているが、関東で見かける赤いケチャップ餡とは全くの別物。垂直方向に掘削して口に入れると、餡は香辛料が入っていてピリ辛。下の玉子焼は肉片やネギが入っていてふわっと焼かれている。辛過ぎない程度で玉子焼とご飯との相性も良く、なるほど旨い。パクパクといけてしまう。後から来た「餃子」は片面がしっかりと焼かれている。中はとろっとした口当たりで、いかにも中華料理屋の餃子という感じにニラの風味が効いている。あっという間に食べ終えた。他の客を見てみるとセット物や「台湾炒飯」に更に肉をトッピングしたようなボリュームたっぷりな品を頼んでいる人が多い。次はそんなのを食べてみようか。(勘定は¥1,600程)

 

中国料理 餃子苑

愛知県名古屋市中川区宮脇町2-71-2

 

( 名古屋 なごや ぎょうざえん ぎょうざ苑 四川料理 あかいてんしんはん ギョウザ ギョーザ 麻婆豆腐 皿ざえん 皿台湾 人生餃子 )

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だるまや @名古屋市中川区・尾頭橋

2024年11月01日 | 名古屋(熱田区・中川区)

中川区荒江町にあるうどん屋「だるまや」へ。店はナゴヤ球場の南の住宅地、東海道新幹線の高架近くにある。以前も立ち寄ったが車を停められる場所が見つからずスルーしたことも。この日も近くを廻ったが見つからないので、やむなく公園の横に路上駐車して暖簾をくぐった。店内は土間のテーブル席に小上がり席が2つ程。先客は小上がりでビールをやっている(イイナー)。うどん、そば、中華、煮込みと何でもあるが、外は暑くてとても温かい麺を頼む気にはならない(訪問9月初旬)。そこで「ころうどん」と「いなり寿司」をお願いした。給仕女性が「ころ小でーす。」と注文を通す。

程なくして「ころうどん」と「いなり寿司」が運ばれた。色濃いつゆをたっぷりと湛えて刻みネギがのっている。つゆはやや冷えくらいの温度で自分にはちょうどいい。道産内麦粉使用といううどんはやや細打ち。旨い麺だなァ。いなりは皿に2個。桜漬けが添えてある。味付けはあっさりで細身。麺の供にするにはちょうどいい。パクパクッといただいて麺を啜り、つゆもしっかりいただいて勘定してもらった。やっと最近は涼しくなってきたので、次は温かいものを。(勘定は¥580)

 

 

手打ちうどん だるまや

愛知県名古屋市中川区荒江町6-9

 

( 名古屋 なごや 尾頭橋 おとうばし ナゴヤ球場 手打うどん 手打ちうどん ころ ころうどん うどんころ 稲荷寿司 おいなりさん )

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葉栗屋 @名古屋市中川区・尾頭橋 (2)

2024年10月22日 | 名古屋(熱田区・中川区)

いつもコメントを下さる南田神田さんに尾頭橋の「葉栗屋」に絶滅危惧丼の「天南丼」があると教えていただいたので早速訪問することに。この「天南丼」、かつてはこの地方の麺類食堂でたまに見られたと記憶しているが、昨今どんどん提供する店が減っている。しかも最近になって提供していた店からメニュー落ちしているのを数軒確認しているので、そのうち食べられなくなるだろうことは間違いない。店に駐車場があるかどうか分からなかったので近隣のコインパーキングに車を停め、歩いて店へ。店内は黒塗りのテーブル席が9つ、小上がり席が2つ。ほとんど満席の盛況ぶり。

昔はお馬さん関係の呑兵衛客ばかりだった記憶があるが若い客が多い。というのもこちらの「味噌かつライス」は信じられないほどの千切りキャベツの盛りで有名。それが映えるのだろう、注意書きがあるにも関わらず食べ切れないのに写真の為だけに注文する無粋な客も多い。この日もカップルでそれぞれ注文してほとんど残して悪びれず平然と帰る馬鹿者が居てうんざり。残した場合は有料制にすればいいのに。

それはさておき無事メニューに載っていた「天南丼」を注文。暇つぶしにメニューを読解していると、山盛りキャベツの食べ方が指南してあったり、店の歴史が書かれていたり。それによると、こちら昭和元年(1926)に葉栗郡(現在の一宮市、江南市辺り)出身の本店初代とこちらの初代が別の場所で開業し、翌2年にこちらの初代が尾頭橋でこの店を開業したのだそう。ということはここは分店だったのか。興味深いなァ。

しばらくして「天南丼」が到着。味噌汁ときゅうりの漬物付き。しっかり盛られたご飯の上に、まるでジュディ・オングのように(古い)上手に羽根を拡げた海老天が鎮座。しっかりとつゆをくぐっていて、つゆには長ネギと赤縁のカマボコが3枚。さっそくいただいていく。羽根の部分はまだ揚げ立ての歯応えも残っている。羽根を崩しながらつゆが滲み込んだネギやご飯と一緒に頬張る。あぁ、旨い。このちょっとクタクタになったネギがいいんだよなァ。つゆの味加減良く、つゆが滲みて緩くなった衣もご飯と混然一体となってこれぞ丼物という感じ。味噌汁も具材はわかめだけなのに貝汁のような風味があって旨い。箸を停めることなく一気に平らげた。次は酒有り(馬無し)で入ってみたいナ。(勘定は¥980)

以前の記事はこちら (1

 

 

葉栗屋

愛知県名古屋市中川区尾頭橋2-2-20

 

( 名古屋 なごや 金山 かなやま 尾頭橋 おとうばし はぐりや はぐり屋 味噌カツ みそかつ 千切りキャベツ 大衆食堂 麺類食堂 洋食 てんなん丼 天なん丼 )

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丸一 @名古屋市熱田区・日比野

2024年10月15日 | 名古屋(熱田区・中川区)

熱田区の日比野駅至近にある団地の1階テナント(日比野商店街)に入っている麺類食堂「丸一」へ。店の前にちゃんと店舗用の駐車場も用意されている。店に入るとテーブル席6つは全て満席の盛況ぶり。年配のご夫婦と手伝い2人でやっていらっしゃる様子。幸い席が1つすぐ空いたので一番奥に座らせてもらった。昼はセットメニューが豊富で、先客も麺類と丼物を並べている人が多い。自分が注文したのは「あいもり」。うどんとそばでお願いした。麺類は全て手打ちだそう。

しばらくして「あいもり」が登場。四角い枡2つにうどんとそばが盛られている。猪口に入ったつゆも2つ付いていて、それぞれ薬味がすり生姜とねりわさび、そして刻みネギ。ネギもケチらず量は倍(笑)。麺には揉み海苔がかけられている。うどんは麺線が長く、切りの太さはまちまちのものも。少し透けた象牙のような色合い。漆黒のつゆに漬けて啜ると、しっかりとした張りがあって喉越しも良く、何とも旨い。つゆは古の麺類食堂タイプだが甘さは強くない。次はそば。蕎麦粉は信州産だそう。これが趣味蕎麦と見紛う出来の細切りで麺類食堂ではなかなか無いタイプ。口当たりも喉越しも良く、これまた旨い。ちなみにつゆは全く同じもののよう。これはきしめんや煮込みうどんの麺も味わってみたくなる。こちら酒はもちろん、つまみになる一品物も豊富。それらで一杯やって締めにこの旨い麺類。近くの人が羨ましいナ。(勘定は¥950)

 

 

手打めん処 丸一

愛知県名古屋市熱田区中出町2-22

 

( 名古屋 なごや 日比野 ひびの まるいち 手打ち 手打 饂飩 蕎麦 きしめん 味噌煮込 日比野商店街 )

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菊屋 @名古屋市中川区・万場

2024年05月11日 | 名古屋(熱田区・中川区)

名古屋市営バスに乗って万場大橋を渡った先の中川区万場にある食堂「菊屋」へ。こちらには以前にも立ち寄ったことがあるが、定休日か臨時休業だったのかで振られたことがある。バスから店を確認すると、この日はしっかり暖簾が掛かっていてひと安心。”大衆食堂”の大きな文字が頼もしい。最寄りのバス停から歩いて店へ。店内は土間に大きなテーブル席が2つと小上がり席が2つ。老夫婦でやっていらっしゃった。カウンターの上の紙短冊に品書きがあるが、出来上がったおかずもカウンター上のケースに並べられている。最初はカレイの煮付と玉子焼きをもらって日本酒を呑もうかなと思っていたが、主人が「ごめん、酒無い。」とのこと。あらら。そこで方針を変更してビールをお願いし、ポテトサラダ、イカフライ(紋甲イカ)の皿を取ってテーブル席に腰掛けた。

ビールはキリンラガーの大瓶。コップに注いで冷たいのをグイッとやる。ウメー。テレビではMLBのドジャース戦中継。のんびりと眺めながらポテサラをつつく。イカフライは紋甲イカだとのこと。卓上のソースをかけていただく。まだ開店したばかりの早い時間とあってフライには温かさも残っていていい感じ。ここでもう一品ぐらい取って「めし」と汁にしたいところだが、昼は他所で食べる予定にしていたので締めに「とん汁」だけお願いした。熱々の「とん汁」はあっさりとした味付け。ご飯をかき込みたい衝動を抑えて勘定してもらった。次はしっかり「めし」を食べに来ようっと。(勘定は¥1,000)

 

菊屋

愛知県名古屋市中川区万場2-222

 

( 名古屋 なごや きくや 食堂 大衆食堂 酒場 豚汁 貝汁 味噌汁 日本酒 )

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