ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

一心 @岐阜県岐阜市 (2)

2024年02月29日 | 岐阜県(岐阜)

久しぶりに岐阜市加納の中華料理「一心」へ。店は旧・中山道沿いにある。少し離れたアパート前の小さい駐車場に無理矢理車を停め(ノーズが完全に道路に出てるけど…)暖簾をくぐる。先客はおらず、ねじり鉢巻きの女性主人が客席でテレビを見ていらっしゃった。カウンター席に腰掛け、上を見上げて品を思案。カチンカチンのおしぼりを出してくれた主人にお願いしたのは「天津飯+ギョウザ」。「甘酸っぱい餡やけどいいですか?」と尋ねられた。もちろんそのつもりだったが、他の地方出身の客に何か言われたことでもあるのかな。この東海地方の昔からある中華料理屋では甘酸っぱい醤油餡が多いと思うがどうだろう。調理場では主人がおもむろにギョウザを包み始めた。

先にミニサラダと小スープが出され、焼き上がった「ギョウザ」が出された。用意されたタレでいただく。中がとろっとろの餡のギョウザが6つ。旨い。後から「天津飯」が登場。銘の入った皿に盛られた「天津飯」は餡の色が真っ黒。ここまで色濃い餡は初めてかも。ハムやシャキシャキのネギがたっぷり入った玉子焼きに、とろみの強い餡。餡はしっかりと甘酸っぱく、玉子、ご飯と一緒になるといい感じ。旨い。確かに新しめの店の天津飯の餡は関西方面が出自のチェーン店の影響か、マイルドであまり甘酸っぱくないかもなァなんて考えながら綺麗に平らげ、勘定してもらい、いつものように飴玉をもらって店を出た。(勘定は¥800)

以前の記事はこちら (1

 

中国料理 一心

岐阜県岐阜市加納安良町8

 

( 岐阜 ぎふ いっしん 一心飯店 中華料理 中華 ラーメン 天津飯 てんしんはん ぎょうざ 餃子 ギョーザ 中仙道 宿場町 加納宿 新加納宿 )

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おおつか @名古屋市千種区・仲田本通

2024年02月28日 | 名古屋(千種区・守山区)

池下の北、仲田通をぶらぶらと歩いていて、昼食に寄ったのは「Kitchen おおつか」。創業は昭和47年(1972)で現在2代目だとか。間口は狭いがドアを開けてみると奥に深く、カウンター席が延びている(奥に座敷もあるそう)。コックコートを着た年配の主人と女将さんのご夫婦でやっていらっしゃる。卓上の品書きに「組み合わせサービスランチ」というのがあり、メインの洋食と惣菜が選べるようになっている。ビール(珍しいザ・モルツの中瓶)をお願いして、「焼きミンチカツ+酢の物(マロニー)」という組み合わせにしてみた。口取りの大根の煮物でビールをやりながら出来上がりを待つ。

しばらくして「焼きミンチカツ」が登場。薄衣で平べったく、焼き色が付いている。値打ちなランチなので小さめのが出てくると思ったらしっかりとした大きさ。衣がしっかりと肉汁を閉じ込めていて、頬張ると口いっぱいに旨味が広がる。同じ材料を使っても、揚げと焼きでは感じる風味が違うのがイイ。ウスターソースととんかつソースを使っていただいた。付け合わせは酸っぱいドレッシングがかかった千切りキャベツと冷製のスパゲッティー。マロニーの酢の物はきゅうりと和えてある。これに飯碗に盛られたご飯(←多いので減らしてもらった)と味噌汁、それに白菜の漬物が付く。値付けは安いし、組み合わせで色々楽しめる。いいランチになった。次は「チーズオムレツ+カレーソース」にしようかな。(勘定は¥1,320)

 

 

Kitchen おおつか

愛知県名古屋市千種区仲田2-3-20

 

( 名古屋 なごや なかた キッチンおおつか 洋食 洋食屋 洋食店 ランチ ミンチカツ )

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あきん亭 @岐阜県瑞浪市

2024年02月27日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県瑞浪市のラーメン屋「あきん亭」へ。創業は昭和61年(1986)。以前は「大石家瑞浪店」だったという情報もあるのだが未確認。昔ラーメンを食べ歩いていた頃にも入った覚えは無い。店に到着するとまだ開店したばかりの時間だったが駐車場はすでにいっぱい。バイクのツーリング途中で寄っている客も多くてかなり賑わっている。店内は席数も多い。1人だったのですぐに案内されたが、家族連れとかはすぐ待ちになっていた。店員は調理が4人、給仕も4人程居る。すごい人気だなァ。持ち帰りのセットなんかも扱っていて手広い。お願いしたのはメニュー先頭の「あきんめん」と少量もあって有り難い「ぎょうざ・4個」。

程なくして「あきんめん」が登場。水面には厚切りのチャーシューが4枚、メンマ、ナルト、刻みネギ。自家製麺だという麺は細縮れで、見るからに「大石家」の系統だと分かる。この系譜、今ではお膝元の岐阜県より長野県に多いのだとか。「大石家」といえば”お湯割り”だが、調理は見ていないので実際にそうかは分からない。HPには”ホタテエキス使用”と書いてあるし、メニューには”昔ながらの進化系”とあったので色々変えているんだろう。すっきりとしたゴクゴク飲める醤油味のスープと、スルスル入る細麺、分厚いチャーシュー。どれもいい感じで旨い。「ぎょうざ」はしっかり焼けていて、こちらもそつなく旨かった。(勘定は¥1,070)

 

あきん亭 瑞浪本店

岐阜県瑞浪市稲津町小里1266-1

 

( 瑞浪 みずなみ あきんてい あきん亭瑞浪本店 らーめん ラーメン 中華そば 餃子 ギョーザ ギョウザ 大石家 大石家瑞浪店 お湯割り )

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Cornerstone / Styx

2024年02月26日 | クラシック・ロック

Cornerstone / Styx (1979)

スティクス(Styx)が1979年に発表した9枚目のオリジナル・アルバム。デビューからアメリカン・ハード・プログレとしてアルバムを発表し続けていたが、この辺りからヴォーカルのデニス・デヤング(Denis Deyoung)の書くポップな曲がヒットしたことでメジャー路線になって、ギターのトミー・ショウ(Tommy Shaw)との間でかなり大きな軋轢が起こったらしい。これは個人的に大好きな「Paradise Theater」(’81)のすぐ前のアルバムで「Babe」がシングルとして大ヒット(※唯一の全米No.1)して、自分も当時聴いた覚えがある。

以前にも書いたことがあるけれど、自分が初めてスティクスを聴いたのはNHKの音楽番組「ヤング・ミュージック・ショー」で来日公演のライヴ映像を観てから。あの番組は自分の世代の洋楽好きにとてつもない影響力があったと思う。それ以前のアルバムは持っていなかったので編集盤等で有名曲を聴いたのみ。こうしてアルバムを聴いてみると、確かにポップな部分が強いがバラエティに富んでいて聴き易く、彼ららしいドラマチックな展開もあって”らしさ”はしっかり。でも言われてみれば、ややとっ散らかっていると言えなくもない。それぞれの曲の出来は申し分ないと思うんだけれど。この反動で次のアルバムがしっかりとしたコンセプトに基づいたアルバムになったのかも。

中古店にて購入(¥300)

  • Label ‏ : ‎ A&M
  • ASIN ‏ : ‎ B000002GBU
  • Disc ‏ : ‎ 1
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エイトリィ @岐阜県岐阜市 (3)

2024年02月26日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市桜通りのドイツ菓子店「エイトリィ」へ。前は停めていいか分からなかった横の駐車場はちゃんと明記してあって停めてもいいようだ。有り難い。この日は以前訪れた時に売り切れていたウィーンの代表的菓子「ザッハトルテ」目当て。店に入ってガラス・ショーケースを見ると…、今回はちゃんとあってひと安心。目を移すと季節の「シュトーレン」もあったので(訪問昨年12月・古い話ですみません)購入することにした。箱に入れてもらい家に持ち帰る。

家で妻と分けっこ。「ザッハトルテ」といえば「デメル」。いつぞや本国から取り寄せようと思ったことがあったが、今は日本法人もあるようだ。こちらの「ザッハトルテ」は2層になっており、間にジャムのようなのが挟んであるチョコレート・ケーキ。スポンジ層は硬め。上面は硬いチョコレート。しっかりとした苦味のあるチョコレートの風味で口がいっぱいになる。旨い。自分で挽いた濃いコーヒーとぴったり。「シュトーレン」は最近はどこでも見かけるようになったクリスマス前のお菓子。粉砂糖が前面にまぶされていて中にドライ・フルーツが沢山。これも硬めの店、そうでない店と色々だが、こちらのはあまり硬くはないタイプ。本来は日毎に味の変化していくのを楽しむらしいが、うちでは誰かさんのせいであっという間に無くなってしまうので要注意だ(笑)。(勘定は¥3,100)

以前の記事はこちら (1)(2

 

ドイツ菓子 エイトリィ(Eightree)

岐阜県岐阜市桜通3-7

 

( 岐阜 ぎふ エイトリイ ドイツ菓子 洋菓子 焼菓子 ケーキ 生ケーキ オーストリア デメル 復活 再開 )

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江南 @名古屋市千種区・千種

2024年02月25日 | 名古屋(千種区・守山区)

千種区の飯田街道から少し南に入ったJRの高架近くにある中華料理の「江南」へ。看板には”ちくさ江南”ともあるので、柳橋に本店がある「江南」の暖簾分けだろう。こちらの創業は昭和48年(1973)とのこと。店の横の駐車場にはすぐ車を停めることが出来たが、店の前には入店を待つ先客が数名。店内を覗くとカウンターのみ10席程で、まだ昼前の時間だが満席の盛況ぶり。少し外で待つことになった。外に小さな岡持ちが置いてあったので出前もするのか、それとも持ち帰りの客用だろうか。麺箱には「武田製麺」とある。しばらくして呼ばれて店内へ。高齢のご夫婦と給仕女性が1人。まずは「餃子」とノンアルコール・ビールを。ノンアルはドライ・ゼロの350ml缶。

「餃子」は銘の入った楕円の皿に盛られて出てきた。薄皮の大きくないものが10個。底面がしっかりと焼けていて、これはつまみにピッタリ。ノンアルなのがちょっと寂しいが、旨い。メインの品書きは調理場の上に掲げてあるが、脇の壁に貼ってあった「雑砕麺」というのが気になった。読み方が分からなかったが女将さんが「チャプスイ麺」だと教えてくれた。古い中華料理屋ではたまに見かける品だが、この漢字を当てるとは知らなかった。餡かけの麺類の気分ではなかったので、結局「雲吞麺」をお願いした。ワンタンは女将さんがその場で包んでいる。しばらくして「雲吞麺」が完成。水面には餡が少量のトゥルントゥルンのワンタンが沢山。他にはチャーシュー、細もやし、刻みネギ。麺は中細の縮れ麺。スープの味わいは優しくあっさりとしているが、不足の無いもの。旨い。時々熱々のワンタンがするっと喉に到達するので危ない(笑)。スープを飲み干すのは我慢して、まだ待ち客が外に居るようなのですぐに勘定してもらった。(勘定は¥2,050)

 

 

中国料理 ちくさ 江南

愛知県名古屋市千種区千種1-19-3 第2GSビル

 

( 名古屋 なごや 千種 ちくさ こうなん ちくさこうなん 千種江南 江南千種本町店 中華料理 ラーメン ワンタン麺 ぎょうざ ギョーザ ギョウザ )

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ROSA亭(ロサ亭) @岐阜県岐阜市

2024年02月24日 | 岐阜県(岐阜)

ある日曜の昼、岐阜市福光東の住宅街の路地にあるお好み焼きの「ROSA亭」へ。隣に駐車スペースがあったので車を停め、開け放しの入口から中へ。中は調理の鉄板とカウンター席のみ。ご高齢の女将が1人でやっていらっしゃる。入るなり「ランチの焼そばとお好み焼しか出来んけど…。」と。もちろんそのつもりで来たので問題なし。とは言ってもホワイトボードのメニューにはどのみち「お好み焼」「ネギ焼」「焼そば」の3種類しか書かれていない。この日はいい天気だったが、入口2つがどちらも開け放しなので流石にちょっと寒い(訪問12月末)。コロナ対策なのかな。女将さんは「時間かかるでね。」「今日に限って仕込みしてへんかった。」「スマホ見て来たの?」(意図不明)と声を掛けてくれつつ、キャベツを大量に刻み始めた。

「お好み、素焼きでいい?肉や玉子もありますが。」と訊かれたが、そのまま素焼きでお願いする。温まってきた鉄板に、生地、キャベツ、刻みネギ、天玉、紅生姜、鰹節、そしてまた生地、の順に重ねて焼く東海地方で多い”重ね焼き”タイプ。ヘラで叩くように押さえ、コーミのウスターソース(あるいはこいくちソース)をどばっとかけて完成。出来上がりは3つ折りに近い形にまとめられて皿にのせて供された。

待ちわびてお腹が減っているのでさっそく箸を付けていく。生地は火が通ってとろっとしていていい感じ。中はしっかりめの味付け加減。中の天玉がソースを吸って黒くなり、それが豚の脂身みたいな食感になっているのが面白い。パクパクッと平らげて持ち帰り用の品の調理をしている女将さんに勘定をお願いすると「食べるの早いねー!時間無かった?ゴメンねー。」と謝られてしまった。いえいえ、元々早喰いなんですよと説明して勘定を済ませる。次は「焼そば」と「ネギ焼」をビール付きで戴きたいな(←ビールがあるのか訊くのを忘れたが)。(勘定は¥750)

 

お好み焼 ロサ亭 (お食事処 ROSA亭)

岐阜県岐阜市福光東1-29-14

 

( 岐阜 ぎふ 福光 ふくみつ ろさてい おこのみやき お好み焼き 焼そば 焼きそば やきそば 薄焼き )

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吉川屋 @名古屋市熱田区・日比野 (2)

2024年02月23日 | 名古屋(熱田区・中川区)

名古屋市中川区~熱田区の百曲(ひゃくまがり)街道付近を散策中におやつを購入したのは、街道沿いにあるたこ焼きの「吉川屋」。創業は昭和47年(1972)とのこと。いつも出来上がりを待つ客が並んでいる人気店。この日も「誰も並んでないナ」と購入した自分の後に、あっという間に行列が出来ていた。駐車場は無いので路上駐車する人も多く、路線バスが通ることもあってちょいちょち迷惑な人を見かけることも。外にはネットに入れたキャベツが沢山干してあったりする。購入したのは「5個」。買っていく人は何十個という注文だったりもするのでタイミングが悪いとちょっと時間がかかることも。

キャベツがの入った名古屋式のたこ焼といえば、自分はここのが一等最初に思い浮かぶ。もちろん醤油味で上からは何もかかっていないタイプ。小さい紙袋に入れてもらい、行儀が悪いが歩きながら爪楊枝で刺して口に放り込んだ。熱々なのですぐには咀嚼出来ないが、じんわりと醤油+出汁の風味が口の中に拡がる。旨い。これが大阪の発祥と言われる店ののたこ焼きと(キャベツの有無は別として)味がそっくりだという話はとても興味深い。本当はもっともっと食べられるんだけれど、おやつにはこの位の量が一番いい(オッサンだもの)。(勘定は¥250)

以前の記事はこちら (1

 


 

↓ 店と同じ百曲街道沿いにある商業テナントが入った建物(建築詳細不明)。窓枠に沿ったバッテンといい、隅切りといい何となく懐かしさのある建物。この喫茶店「エナ」はやっているのかな。

 

 


 

 

たこ焼き吉川屋 本店

愛知県名古屋市熱田区青池2-22

 

( 名古屋 なごや 日比野 ひびの よしかわや たこやき たこ焼 名古屋風たこ焼き しょう油味 ひゃくまがり街道 会津屋 ラジヲ焼き 近代建築 )

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Hit Parade / Paul Weller

2024年02月22日 | オルタナティヴ・ロック

Hit Parade / Paul Weller (2008)

ポール・ウェラー(Paul Weller)の来日公演のチケットを購入し、ライヴ前に急遽予習を始めた。まず購入したのがこちらのCD4枚組ボックス・セット。発売当時までのポールのキャリアを俯瞰する内容で、1枚目が「The Jam(ザ・ジャム)」、2枚目が「The Style Council(スタイル・カウンシル)」、3、4枚目がソロ期「Paul Weller」という構成になっている。それぞれがベスト盤として機能する内容なので聴き易く、写真入りの詳細なライナーも付いている(英字なのであまりしっかり読まないが…)。

ジャムに関しては順当な選曲。スタカンはどうだか分からないが、当時聴いた覚えのある曲が何曲も入っていた。この頃はお洒落イメージがあって日本のCMにも使われたんじゃなかったかな。2008年発売なのでソロ作品もそこまで。ほとんど聴いたことが無かったソロ期だが、思ったよりもストレートなギター・ロック。ただ時折彼の趣味だろうモータウンを始めとするブラック・ミュージックの影響がソロでも伺える。このタイトル、同時に1枚物も発売されているが、そちらの選曲はちょっと興味深い。というのもジャムの初期の曲は全く収録されておらず、現在もライヴで演奏する最後期の曲ばかり。これはポールの現在の意向とも合致している。この1枚物の選曲で組み直して聴いてみようかな。

ネット・ショップにて購入(¥1,300)

  • Label‏ : ‎ Universal UK
  • ASIN ‏ : ‎ B000HEZ8P6
  • Disc ‏ : ‎ 4
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キッチン なかむら @愛知県北名古屋市

2024年02月22日 | 愛知県(尾張)

ある休日の昼、愛知県北名古屋市で昼食に向かったのは洋食の「キッチンなかむら」。もうラスト・オーダーぎりぎりの時間だったが何とか間に合った。駐車場に車を停めて店内へ。店内はカウンター席とテーブル席が3つ。たぶんコロナ禍で設置したのだろう、カウンター席と調理場は開閉式小窓の付いた透明の仕切りで仕切られている。コック帽を被った年配の主人と女将さんの2人でやっていらっしゃる様子。メニューからするとハンバーグが推されている感じ。そこで「昔ながらのオムライスコンビ」をハンバーグでお願いした。

奥で主人が調理したプレートが小窓を開けて供された。オムライスとハンバーグは別々の平皿に。持ち手付きのカップで供されたのはスープでなく白味噌の味噌汁。ハンバーグは薄平べったい形でデミグラスソースがかかっている。粉を振ってから焼いてあり、ふわふわの食感。今ではあまり目にすることが無くなった刻んだ玉ねぎの入っていない(あるいは少ない)クラシックなタイプのハンバーグだ。ナイフとフォークでいただく。付け合わせは和風ドレッシングのかかった生野菜サラダ。オムライスは紡錘形の薄皮タイプで玉子は下まで巻いてある。こちらの店名を冠した「なかむら風オムライス」と迷ったが、それが自分の興味が無い”ふわとろ”タイプだったのでこちらにしたのだった。真ん中あたりにケチャップがかかって、脇にパセリが添えてあるので色目もいい感じ。中は玉ねぎとマッシュルームが入った優しい味付けのケチャップライス。どちらも旨い。こちら色々な組み合わせのセットが多彩なので、次はフライ物と何かを組み合わせてみようっと。(勘定は¥1480)

 

 

手作りハンバーグ キッチンなかむら

愛知県北名古屋市弥勒寺西1-135

 

( 西春 にしはる 北名古屋 きたなごや なかむら 洋食 ハンバーグ オムライス フライ )

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