ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

なか川 (2) @名古屋市東区・高岳

2021年02月28日 | 名古屋(東区・北区)

自転車で午後1時ぴったりに高岳の鳥料理「なか川」(※なかは変体仮名)へ。店先に自転車を停めて暖簾をくぐる。この日は祝日だったが店の中に先客は見えない(奥があるのでそちらに居るかも)。いつものように給仕女性はたくさん居るがのんびりとした空気。最近右脚が不調で胡坐が辛くなっているので本当は小上がりは避けたいが、とりあえず手前の小上がり席に”お姉さん座り”で腰を下ろした(情けない…)。この日の目当ては丼物。品書きに”丼物は午後1時以降のご注文のみ”と書かれているのでそれを狙って来たのだ。昼のラストオーダーは1時半なので注文できるのは実質30分間っていう事になるのかな。選んだのは「鳥丼」。どんな内容の丼なのかは全く知らない。その頃になると後客が次々と入って来た。丼物を注文している人が多いようなので、やっぱりみんな承知で訪れているのかも。

しばらくして運ばれた「鳥丼」は自分の勝手な予想ではここの名物「桑やき」がのるのかなと思っていたのだが、その実態は小さく切ったもも肉と葱、椎茸を甘辛く煮て、ご飯の上にのっけたもの。手が込んでいる訳ではないが、醤油とみりんだろう味付けは抗えない旨さ。何を隠そう自分の自炊学生時代の得意料理のひとつがこれだった(笑)。つゆは下に溜まるほど多めなのでもう少し少なめが好みだが、添えてあったきゅうりの浅漬けを挟みながら美味しくいただいた。後から知ったがこちらの「かつ丼」はとりカツらしいので(→よく考えたら鳥料理の店なので当たり前だ)、次はそれにしてみようかな。(勘定は¥830)

以前の記事はこちら

 

 

鳥料理 なか川

愛知県名古屋市東区泉2-22-22

 

( 名古屋 なごや 高岳 泉 なかがわ 鶏料理 桑焼き くわやき 鶏丼 とりどん チキンかつ丼 とりかつ丼 )

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菊ヴェ @岐阜県岐阜市

2021年02月27日 | 岐阜県(岐阜)

変わった店名なので以前から知ってはいたが、訪れてみたことが無かった洋菓子の店「菊ヴェ」へ。岐阜市で”菊”という名前が付く洋菓子店だと、やっぱりかつて西柳ヶ瀬(のち六条に移転)で営業していた「菊屋ベーカリー」(創業昭和2年・1927)に関わる店なのだろうか。店は中鶉の交通量の多い幹線道路沿いの交差点にあり、小さい駐車場が店の隣にある。店に入るとこじんまりとした売場のガラス・ショーケースの中に様々な生ケーキ類、他にも焼菓子が沢山並べてある。ケースの上段真ん中の編みカゴの上に鎮座してひと際目立つのが「焼きたてシュークリーム」。もちろんこれを購入。その横にあった「エクレア」も買って帰った。

家に帰って妻といただく。「焼きたてシュークリーム」の生地はごわっとしたいわゆる”クッキーシュー”と呼ばれるもの。いつ頃からこういうタイプのシュークリームが出始めたか知らないが、よく見かけるようになった。中はたっぷりのカスタードクリーム、オンリー。隙間なくびっしりと詰められている。濃厚な口当たりだがしつこくなく、旨い。若い頃に生クリーム(ホイップクリーム)入りのいわゆる”ダブル・シュークリーム”が出た頃には何て旨いものだろうと唸ったものだったが、歳をとってくると旨いと思うのは結局カスタードクリームだけのシュークリームになってしまった。「エクレア」は細身でチョコレートはビターな味わい。こちらにもカスタードクリームがぎっしり。この日はメキシコ産のコーヒーでいただいたが、もう少し酸味のあるコーヒーの方がより良かったかな。(勘定は¥640)

 

菊ヴェ

岐阜県岐阜市中鶉1-34-34

 

( 岐阜 ぎふ なかうずら きくゔぇ パティスリー pâtisserie 洋菓子 ケーキ クッキーシュークリーム クッキーシュー 菊屋ベーカリー  )

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AkitaHam(アキタハム) @名古屋市中村区・稲葉地

2021年02月26日 | 名古屋(中村区・西区)

中村区稲葉地にあるドイツハムの店「AkitaHam」へ。創業は平成21年(2009)とのこと。以前に一度来たことがあるが、近くで車を停められる場所が見つからず、結局見送ってしまっていた。この日は自転車だったので店の横に自転車を停めて中へ。まだ開店したばかりの時間帯だったが、もう持ち帰りの客が入っていた。食べていくことを店員に告げ、テーブル席に腰を下ろす。表看板にあったようにランチ・セットというのがあり、パンの種類とドリンクが選べるようになっている。自分が選んだのは「ヨーロッパ小麦セット」。ドリンクは「ハム屋のトマトスープ」というのにしてみた。ドイツ語のラジオの流れる店内で出来上がりを待つ。

しばらくしてトレイにのった「ヨーロッパ小麦セット」が登場。表に写真があったので分かってはいたが、皿の上は盛り沢山。ハムは3種、ソーセージは1本、レバーケーゼ(多分)、その他、スクランブルエッグに付け合わせのポテサラ、コールスロー、人参などと彩りも鮮やか。スープは小さめのコーヒーカップに。パンは硬めでトーストしてある。さすが、ハムが旨いっ。香りも良く新鮮そのものといった感じ。レバーケーゼ(合っていれば)はふわっとした口当たりで軽い練り物のような食感。スープは液体より固体の方が多いぐらいの具だくさん。小さく切ったソーセージ類がふんだんに入っていて、それと玉ねぎが出汁になっている感じ。パンも旨いし、後で車の運転が無かったらワインを頼みたいところ(涙)。この内容でこの値段って、近くの人が羨ましい。この日はまだ用があったので持ち帰りのソーセージ類の購入は諦めたけれど、次はクーラーバッグ持参で買いに来よう。(勘定は¥770)

 


 

↓ 中村公園内にある名古屋市に3つ残るのうちのひとつ、中村公園の「ラジオ塔」(昭和17年・1942・建造)。屋根の下の部分に受信機やスピーカーが設置されたのだという。往時は名古屋市内に10箇所ほどあったのだそうだ。残りは「志賀公園」と「松葉公園」に。

 

 


 

ドイツ国家認定ハム・ソーセージマイスターの店 AkitaHam(Metzgermeister AKITA)

愛知県名古屋市中村区稲葉地町3-22

 

( 名古屋 なごや 稲葉地 いなばじ 太閤通 アキタハム ドイツ国家認定ハム・ソーセージマイスター Akita Ham ランチ モーニング 近代建築 ) 

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Tighten Up / Archie Bell & The Drells

2021年02月25日 | ソウル・ファンク・R&B

Tighten Up / Archie Bell & The Drells (1968)

テキサス出身のソウル・ファンク・ヴォーカル・グループ、アーチ―・ベル&ザ・ドレルズ(Archie Bell & The Drells)。自分が彼らを知ったのは、もちろんイエロー・マジック・オーケストラ(Yellow Magic Orchestra, YMO)がスネークマンショーと共に1980年の「増殖 - X∞ Multiplies」(ジャケ写真下)でカヴァーしたから。当時原曲を聴く機会はほとんど無かったので、カヴァー曲だと知ったのは随分後だったけれど。

この頃のYMOは冴えに冴えていて、自分はこのミニ・アルバムに入っている曲全てが今でも大好き。中でも件の「Tighten Up」はテクノ・アレンジも素晴らしく最高の出来映え。多分選曲したのは細野氏だと思うが、さすがのセンス(ベーシストなら無視できないか)。

その元曲を含んだこのアルバムは随所に刺激的なベース・ラインが潜んでいて妙に心地良い(1曲目の流れでベースばっかり聴いてしまう)。バックの演奏は「The T.S.U. Toronadoes」というレーベルのハウス・バンドらしいが、このベース・プレーヤーでも有名になれないとはショービズは厳しい所だ。他の曲は破壊力が桁違いな「Tighten Up」ほどファンキーな感じではなく「Knock On Wood」や「In The Midnight Hour」などの当時のソウル・ヒットをカヴァーしたり、メローな曲を入れている。それらの洗練されたプロダクションと、ベースが暴れまわる「Tighten Up」との雰囲気の違いも面白い。

オークションにて購入(¥463)

  • レーベル : イーストウエスト・ジャパン
  • ASIN : B00004VO36
  • ディスク枚数 : 1
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サッポロラーメン21番 折立店 @岐阜県岐阜市

2021年02月24日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市内で大盛で有名な店のひとつ、折立の「サッポロラーメン21番・折立店」へ。若い頃以来だから、もう何年振りか分からない程ぶりの訪問。近くに岐阜大学があるので学生向けにそうなったのか、郊外によくある普通の中華料理店のような顔をしてとんでもない盛りの料理が出てくる店なので、その筋にはとても有名で熱烈なファンが居ると聞く。店に入ると、コロナ禍であっても店員が5人も居るので人気のほどが想像出来る。時節柄持ち帰りも多いようだ。自分が店に入った時にも、学生だろうか両手にビニール袋を下げて出ていくところだった(まさか1人で…)。カウンターの端に腰掛けてメニューを眺める。昔も今も通称”バンチャーハン”(語源不明・21番のチャーハン?)と呼ばれる普通の値段で信じられないくらい凄い盛りのチャーハンが有名だが、自分はもうそういう事が出来る歳でもないので、唯一”大””中””小”という設定の無い「天津飯」を注文する。これだって今まで注文したことが無いのでどんな量で出てくるかドキドキだ。

玉子を調理した後、作り置きの餡を上からかけて「天津飯」の出来上がり。スープと共に登場した白い深平皿の「天津飯」は、うん、やっぱり多い(汗)。ごはんの量は通常の1.5~2倍ぐらいだろうか。「チャーハン」ほど無謀な量ではないものの、(オッサンは)ちょっと気合を入れて取り掛からなければいけない量だ。中華餡の上にはグリーンピース。餡の色は濃いが、酸味はあまり無いのでいわゆる甘酢餡とはちょっと違う。こういうのは休まず口を動かさなければいけない。早速レンゲを入れていく。いくつ使ってあるんだろうという量の玉子はとてもふわっと仕上げられている。お、旨い。中にはチャーシュー片も見える。料理が料理だけに単調にはなるが、玉子の具合が良くグイグイと食べることが出来る。ラーメンに使っているものと同じかは分からないがスープはちょっと独特な風味。卓上の紅生姜をつまんだりして、もちろんしっかりと完食。正直”大盛”の印象が先行してあまり期待はしていなかったが、しっかりと旨い「天津飯」だった。もちろんお腹いっぱい。(勘定は¥673)

サッポロラーメン21番 折立店

岐阜県岐阜市折立853

 

( 岐阜 ぎふ おりたて 21番 大盛 デカ盛 バカ盛 バンチャーハン ジャーハン チャーハン大 大食い チャーハニング )

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天平 @名古屋市西区・浄心

2021年02月23日 | 名古屋(中村区・西区)

西区浄心にある天ぷらの「天平」へ。創業は昭和42年(1967)とのことなので、もう50年以上の歴史がある。以前から訪れてみたかったが、日曜休みでなかなか訪れることが出来なかった。店は地下鉄浄心駅から北に少し歩いたところにある。大きな建物で、1階が駐車場になっており、店舗は2階に。階段を昇って入口へ。店内は土間に長い卓が1つと掘りごたつ風の小上がり席が3つとこじんまり。年配の夫婦でやっていらっしゃるようだが、厨房の中には割烹着を着たご高齢のお母さんの姿も見えた。口開けの客だったので長卓の端に座らせてもらう。壁に貼られた品書きには”当店自慢・ゲソ天プラ”や”美味しい手作りコロッケ”なども。コロナ禍で中止しているがおでん鍋も置いてある。有名な浦村(三重)の牡蠣も扱っているとのことだが、この日は残念ながら品切れ。本当はこれら単品でビールを飲ってから天ぷらをいきたいところだが…。ここは大人しく「昼天丼」を注文した。

静かで落ち着いた店内(後でテレビが点いちゃったけれど)。奥の調理場で調理が始まる。しばらくして盆にのって運ばれた「昼天丼」には小皿の大根としらたきの煮物、しそドレッシングのかかったミニサラダ、お浸しと漬物、そして赤だしが付いている。「天丼」には海老、南瓜、茄子、芋、人参、大葉などの天ぷらがのってたれがかけられている。このたれがまるで鰻丼のたれのように色濃く、たまり醤油が効いた甘めの味付けなのが珍しい。揚げ立ての天ぷらを頬張り下のご飯を掻き込む。ご飯の量は少なめでたれがしっかりかかっているので、個人的にはもう少したれが控えめな方が好みだが、この組み合わせだもの、抗うことの出来ない旨さがある。対照的に煮物や漬物は薄味。これらとサラダで口を変えながら平らげた。次はぜひ酒有りで訪れたいナ。(勘定は¥850)

 

天ぷら・お食事 天平

愛知県名古屋市西区上名古屋3-15-19

 

( 名古屋 なごや 浄心 じょうしん てんぺい てんぷら 天麩羅 天婦羅 天丼 定食 )

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いまやす @岐阜県美濃加茂市

2021年02月22日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県美濃加茂市太田町の太田宿は旧・中山道の宿場町。その名残のある古い通りのパン屋「いまやす」に寄ってみた。店は古民家風の一軒家。見た目ではパン屋とは思えないような建物。暖簾をくぐって中に入ると、売場はこじんまりとしていて食パンがずらりと並んでいた。コロナ禍で中止しているがイートイン・スペースもあるのだそう。たまたまそうだったのか並んでいる惣菜パンや菓子パンの種類は多くなく、トレイ毎に蓋付きの透明プラスチックケースの中に入っている。手を消毒してトレイとトングを持ち、蓋を開けてひとつひとつトレイにのせていく。購入したのは「クリームぱん」「こしあんぱん」「辛口カレーパン」「コロッケパン」の4種類。

ひとつは車の中で、後は家に持ち帰ってからいただいた。車の中で食べた「辛口カレーパン」はしっかりとした辛さ。後から口の中がヒーッとなるくらい。具はカレーに溶け込んでいる。「クリームぱん」はコッペパンに滑らかなクリームが挟んである。「こしあんぱん」はその名の通りコッペパンの中にこしあんが入っている。「コロッケパン」は中にコロッケが入っていると思いきや、中にはコロッケの具が入っていて、コッペパンの表面にパン粉がまぶされてカリカリになっていた。具はやや甘めの味付け。どれも食べ易いパンばかりだった。ちなみに”コッペパン”って日本独自のパンなんだそう。調べていて初めて知った。(勘定は¥700程)

 

 


 

↓ 店のすぐ近くにある酒屋「亀谷酒店」(建築詳細不明)。うだつの上がる風情ある建物がそのまま商店となっている。店先の赤いポストが可愛らしい。なんでもオリジナルの酒もあるらしい。次の機会に買ってみようかな。

 

↓ まるで空き地にポツンと置かれたような旧・太田宿の「本陣門」(文久元年・1861・建造)。旧・中山道の各地を周っていると必ず”仁孝天皇の皇女和宮が14代将軍徳川家茂に降嫁(こうか)する際に建てられた”という建造物に出くわす。この本陣門もその一つだそう。

 

 

 


 

ぱん工房 いまやす

岐阜県美濃加茂市太田本町4-4-31

 

( 美濃加茂 みのかも 太田宿 中仙道 中山道太田宿 今安 パン ベーカリー 菓子パン 惣菜パン 食パン 餅 赤飯 近代建築 れんげの郷 かずのみや )

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Original Album Series Vol.2 / Otis Redding

2021年02月21日 | ソウル・ファンク・R&B

Original Album Series Vol.2 / Otis Redding (2013)

このブログではお馴染み、乱獲中の簡易紙ジャケ5枚組の「Original Album」シリーズ。今回購入したのはオーティス・レディング(Otis Redding)のシリーズ2作目「Vol.2」。こちらに収録されている5作品は以下の通り。

・「Live In Europe」 (1967)
・「The Dock Of The Bay」 (1968)
・「Otis Redding In Person At The Whisky A Go Go」 (1968)
・「Love Man」 (1969)
・「Tell The Truth」 (1970)

オーティスは1967年12月に飛行機事故で亡くなっているので、彼が存命中に発売されたのは「Live In Europe」のみ。自分が初めて購入したオーティスのアルバム(もちろんアナログ)もこの作品だった。つまり後の4作品は没後に発売されたものばかり。あの有名なシングル・ヒット曲「The Dock Of The Bay」も没後の発表だったんだね。調べてみたらこの曲の録音を終わらせたのは事故の3日前だったのだとか…(→奇しくも彼の最大のヒット曲となった)。「The Dock Of The Bay」はキーボードであのアイザック・ヘイズ(Isaac Hayes)が、デュエット曲「Tramp」でカーラ・トーマス(Carla Thomas)が参加しているが、概ねバックの演奏はMG’s(Booker T & The MG's)の鉄壁の布陣。68年発売のライヴ・アルバム「In Person At The Whisky A Go Go」は66年の録音で、これだけMG'sの連中は参加していない。

有名アーティストの没後に発売される作品というと、ジミ(Jimi Hendrix)やマーク・ボラン(Marc Bolan)の例を見るまでもなく、”粗製乱造”というのが頭をよぎるが、こちらに収録されたスタジオ3作は、ちゃんとスティーヴ・クロッパー(Steve Cropper)がプロデュースを担当していて、しっかりと作られているし、収録曲のクオリティーも全く問題ない。66年のライヴも演奏者こそよく知らないが決して悪くなく、少し荒っぽくて喉の調子も今ひとつなものの、勢いのあるオーティスのヴォーカルがたっぷりと楽しめる。それにしても当時の映像を見ても貫禄たっぷりだったオーティスが、まだ”27 Club”(※)にも満たない若干26歳だったとは…。

※「27 Club」・・・ブライアン・ジョーンズ(Brian Jones)やジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソン(Jim Morrison)、新しくはカート・コバーン(Kurt Cobain)など、何故か27歳で亡くなるのが目立つ有名アーティストの総称

Vol.1の記事はこちら

オークションにて購入(¥1,598)

  • Label  : Warner Bros UK
  • ASIN : B00DDVPXXC
  • Disc : 5
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イトウコーヒー商会 @名古屋市東区・泉

2021年02月20日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

まだ朝早い時間に自転車で喫茶店に向かっていると、泉の「イトウコーヒー」(創業昭和26年・1951)の入口にある自動販売機が目に入った。そういえば最近何かの記事で読んだなと停まってみる。そう、この自動販売機はコーヒー豆オンリー(写真下)。ちょうど店を開けた店員さんに訊くと「名古屋ではまだここだけだと思います。」とのこと。コロナ禍での非接触を考慮した販売方法だったのだとか。なるほどいいアイデア。自分はいつも目当ての店でコーヒーを買おうとすると定休日ばかり選んでしまう程ツキが無いので(←調べろ)、自販機でいつでも買えるっていうのは有難い。

 

店はもう開いたので中で買えばいいのに、面白いからとわざわざ自販機でコーヒー豆を買ってみた(笑)。全てペットボトル入りで、大きいのが140~150g、小さいのが50~60g。いずれも粉と豆があり、種類は「カラコール・ブレンド」「カラコール・炭焼珈琲」「カラコール・ストレート」の3種だったかな。”カラコール”とは豆の名前で、希少な丸い豆なんだとか(コロンビア産とのこと)。購入したのはストレートの豆150g。

家に帰って朝食時に挽いてみる。ペットボトルの蓋をひねるとプシュッとガスが出る。こういうガスは抜いた方がいいのか留めておいた方がいいのかよく分からない(大手メーカーの袋は大抵ガス抜き口がある)。豆は片側が平たい普通の豆と違って全体的に丸くて小粒。しっかりとした焙煎香がする。やや深めに煎ってあるのかな。細目で挽いて紙ドリップ。鉄瓶からお湯を注ぐとぶわっと粉が膨らんだ。キャラメルのような甘い香りが漂う。これぐらいの煎り加減なら焙煎したてほど膨らむはずなので自販機の品の鮮度は良さそう。トーストに香りの強いオイル(アンチョビ+ハーブ)を塗ってしまったのでコーヒー自体の香りはちょっと感じ辛かったが、飲み口は意外とあっさりとして軽い。朝にはちょうどいい感じだった。他の種類の豆も試してみようかな。(勘定は¥700)

 

イトウコーヒー商会

愛知県名古屋市東区泉1-7-25

 

( 名古屋 なごや 泉 いずみ イトウコーヒー商会本店 ICS 株式会社イトウ珈琲商会 焙煎 自家焙煎 コーヒー卸販売 テイクアウト 持ち帰り 珈琲 )

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スーパーサカイ (2) @岐阜県各務原市

2021年02月19日 | 岐阜県(岐阜)

通りがかると何かないかなと覗くことのある岐阜県各務原市のおがせ街道沿いにある「スーパーサカイ」。大型店舗やドラッグストアに押されがちな業種にあって、いつも駐車場に沢山の車が停まる異色の人気店。この日は「カニチップ」(※岐阜のローカル・スナック菓子)を買いに行ったのだが、残念ながら売り切れ。これ、岐南町の会社が作っていて主に東海3県でしか流通していないって最近知った(笑)。とても売り切れになるような菓子ではなかったはずだけれど、たまたまだったのか、それとも何かで人気が出たのかな。ついでに店の中を見て回る。こちら商品も少し毛色が変わった物を扱っていたりするが、陳列棚も個性的。この日は前には無かった人気漫画「鬼滅の刃」の立ち読みコーナーが出来ていたし(写真下左)、もっと驚いたことには本当に立ち読みしている父娘が居たこと(←母親に叱られていた・笑)。

 

他にもアロワナが泳いでいる水槽の前にはカラカラの干物になったアロワナがスーパーウーマンに抱えられているし(写真上右)、魚や亀が入っている水槽には「エサをあげて下さい」とエサが置いてあったりする。そのすぐ下にごく普通に商品が並べられているのだからシュール(笑)。

そんなのに引っ掛かりながら店内を見て廻る。今年も年始の挨拶で各方面から日本酒の一升瓶を計5本も頂いたので、消費に必須な酒肴を探す。この日選んだのは「青とうがらし・もろみ」(小田原かねきち産)、店内調理の「うの花」、高山市「古川屋」の名物「あげづけ」などを買って帰った。「もろみ」はしっかりと辛くてキュウリにそのままのせたり、マヨネーズと混ぜてみたり。少し甘めの味付けの「うの花」には大きめの切りの人参やネギが沢山。「あげづけ」はフライパンで焼いてそのままいただく。どれも清酒の肴にはもってこい。沢山呑んだ。

以前の記事はこちら

スーパーサカイ

岐阜県各務原市蘇原島崎町22-2
 
 
( 岐阜 ぎふ かかみがはら おがせ街道 苧ヶ瀬街道 生鮮食品スーパー 地元スーパー サカイ 地域№2を目指す店 ハル屋 カニチップ 鬼滅の刃 )
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