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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

あさひ寿し @名古屋市千種区・大久手

2025年06月21日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

ある日の昼、仕事が早く終わって帰るだけになったので、ちょっと遅い時間だったが大久手にある「あさひ寿し」に寄っていくことに。通し営業だと思って入ったが昼は14時までのよう。危なかった。こちら創業が昭和元年(1926)で、もうすぐ100年を迎えようという歴史のある店。暖簾をくぐってカウンター席に腰掛けた。年配の主人は現在4代目とのこと。他に若い衆も居る。まずは酒を燗してもらう。つまみは冷蔵ケースにあった「しゃこ」をお願いした。女将さん(多分)が酒を持ってきて下さる。

ちんちん(※とても熱いさま)の酒を徳利から猪口に注ぎ、グイッと。お通しはもずく酢。蝦蛄(しゃこ)は三杯酢で出てきた。8尾くらいあるかな。いくつかは朱色のかつぶし(卵)が付いている。旨いなァ。三杯酢は酸っぱいが、身は甘い。その辺りで「握り膳」をお願いした。まずはしっかりと具材の入った熱々の茶碗蒸しが出てきた。中には鶏肉、椎茸、山芋、蒲鉾、銀杏と盛り沢山。これも酒に合うんだ。そして握りと赤だしが出された。まぐろ赤身、はまち、サーモン、茹で海老、つめを塗った穴子、玉子、そして鉄火巻。握りはやや小さめだが、呑みながらの昼にはちょうどいいサイズ。酒を頼んだからそうしてくれたのかも。全て平らげ、昼からいい気分になって店を出た。(勘定は¥2,900)

 

あさひ寿し

愛知県名古屋市千種区今池南30-20

 

( 名古屋 なごや 大久手 おおくて 吹上 ふきあげ あさひ寿司 あさひ鮨 あさひずし ランチ 握り 寿司 鮨 )

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新市川 @名古屋市千種区・吹上

2025年06月17日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

吹上の飯田街道沿いにある麺類食堂「新市川」へ。暖簾が掛かっていないと全く普通の住宅と区別がつかない外観(笑)。この日は別の店を目指して駅から歩いていたが、途中でそちらが休業日だったと気付いて行き先変更。暖簾が出ていることを確認して戸を引いた。店内は土間に小さいテーブル席が3つのみ。先客はおらず。高齢の女将さんが1人でやっていらっしゃる様子。最初は品書きにあった「木の葉丼」にしようと思ったが、急にご飯より麺が食べたくなり、白い夏暖簾にあった「きしめん」をお願いした。すぐ後客が何人も入って来た。

さほど待つことなく「きしめん」が登場。麺肌が白いタイプのきしめん。水面には刻みネギと花鰹の他に、小さい揚げが2つ。濃い色のつゆはいかにも名古屋のきしめんつゆという感じ。啜ると少し甘味のある味わい。それでも甘過ぎることもなくいい感じ。きしめんといったらこの甘さがいいんだよなァ。麺は軟らかめの茹で加減。小さい揚げには味が付いていない。菜っ葉の緑色が無いのは寂しいが、この値段だもの贅沢を言ってはいけない。後から近所のサラリーマンが続けてやってきて外で待っているので、するするといただいて勘定してもらった。次は丼物で。(勘定は¥300!)

 

新市川

愛知県名古屋市千種区千種3-27-31

 

( 名古屋 なごや 吹上 ふきあげ 飯田街道 いいだかいとう しんいちかわ 食堂 麺類食堂 大衆食堂 きしめん ) 

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鳥のちから @名古屋市千種区・今池 (3)

2025年06月07日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

平日のある日、昼過ぎで仕事を終えての直帰タイム。春の嵐で急に雨が降って来たので雨宿り(←口実)で立ち寄ったのは、今池の「鳥のちから」。2時から開いている有難い店だが、この日は天候のせいかいつもと違って先客は1人のみとのんびりした様子。まずは「酒一合」をどん燗(ぬる燗)でお願いした。日付の入った「本日のおすすめ」の紙と、大関の徳利と猪口が運ばれた。まずはクイッとやる。おすすめから選んで肴にお願いしたのは「わらびのおひたし」、それに「手羽先の塩焼」。午後のテレビ番組の音だけ聞きながら、こちらものんびり。

小鉢に盛られた「わらびのおひたし」は鰹節のかかったものがたっぷりと。口に入れて酒で追いかける。しみじみと旨い。じっくりと焼かれた手羽先も届いた。串に刺さったものが2本。しっかりと脂が落ちて皮がパリッとしている。骨付きだけれど簡単に外れる。これもいい感じ。追加は「キンカン煮付け」。大小のキンカン(=未熟な卵黄)が10粒程。これは醤油で煮込まれた濃い味わい。独特の食感で日本酒によく合うが、1人で食べるにはちょっと多いかな。雨に降られたこともあってまだちょっと寒いので、自分には珍しく「焼酎(麦)」をお湯割りで。グラスの焼酎とステンレスのポットに入ったお湯が供されたが、焼酎を自分で割るの苦手なんだよなァ…。締めは「とりスープ」を。碗にたっぷり注がれたスープには皮付きの肉、椎茸、三つ葉が入っていて、柑橘の皮が効かせてある。すっきりとした味わいで香りも良く、最高に旨い。さて、そろそろ止んだかな。(勘定は¥2,700程)

以前の記事はこちら (1)(2

 

朝挽き若鶏専門店 ちから (鳥のちから)

愛知県名古屋市千種区今池5-2-1

 

( 名古屋 なごや 今池 いまいけ とりのちから 鳥のちから ちから酒場 焼き鳥 焼鳥 やきとり 鳥料理 居酒屋 酒場 昼飲み 名古屋コーチン )

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呑助 @名古屋市千種区・今池

2025年06月03日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

名古屋の中華料理屋を語る上で外すことが出来ない今池の「呑助(呑助飯店)」。創業は昭和25年(1950)だそう。しょっちゅうメディアでも取り上げられる店だが、実は自分は今まで入ったことがなかった。この日は夕方に今池のある中古書店に立ち寄って、そうだ近くにと食べて帰ることに。まだ開いたばかりのはずの店に入るともう何組もの先客が。カウンター席に腰掛けると目の前には有名な高齢の女将さん。現役で働いていらっしゃるんだなァ。奥の厨房は見えないが、給仕は全員外国の女性ばかり。お願いしたのは「ラーメンA」と「呑助特製餃子」。ラーメンは「A.伝統の油こってり濃い口」と「B.あっさりしょうゆ系薄口」の2種類だが、やはりこちらといえば”重油ラーメン”の愛称さえあるこってり。

女将さんは餃子の焼き担当。目の前で木蓋の鉄板を使って次から次へと入る餃子の注文をこなしていく。まずは先に「ラーメン」が運ばれた。噂通りスープ水面を濃い色の油が覆い、麺も具材も見えない(笑)。箸を入れると、中はチャーシュー2枚にしっかり味付けのメンマ、刻みネギ。麺を手繰り上げた時に撥ねた油が熱い!(笑)。スープそれだけをすくって味わうのは困難だが、見た目ほど濃い味わいではなく、スルスルと手繰っていける。さすがにスープを沢山飲むのは止めておいたが、これグリストラップとかの清掃は大変だろうなァ(笑)。「餃子」は小さめで薄皮のもの。焼きはしっかりめで餡はとろっとした口当たり。薄皮でももちもちとした食感でいい感じ。こちらも油はしっかり滲み出てくる。ビール呑んじゃおうか迷ったが、この日は我慢して帰路についた。(勘定は¥1,200)

 

呑助 (呑助飯店)

愛知県名古屋市千種区今池5-14-8

 

( 名古屋 なごや 今池 いまいけ のみすけ のみすけはんてん 中華料理 中国料理 ラーメン 中華そば ぎょうざ ギョーザ )

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梅田屋 @名古屋市千種区・今池 (2)

2025年05月30日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

2年程前に建て替えをした今池の鉄板焼店「梅田屋」。創業は昭和20年(1945)。建て替えをしてからは初めての訪問。暖簾をくぐって店に入ると、コの字カウンター席は少なめでテーブル席が多いレイアウト。1人だったのでカウンター席に腰掛けた。正面には大画面のテレビがある(なぜか学園ものアニメ・笑)。店員は女性が4名、男性が1名。後からカウンターの端に腰掛けた高齢の女性が主人かな。まずは「ハイボール」を貰い、豚の「ホルモン」と「コブクロ」をお願いした。目の前の1口コンロに肉と野菜(玉ねぎ、青ネギ)がのった丸い鉄板が用意され火が点けられた。

若い給仕男性が調理してくれる。「辛子とニンニクいれてもいいですか?」と訊かれたのでお願いした。水分も多いので焼くというよりは煮る感じ。だんだん煮詰まってきたところで「どうぞー。」の声が掛かった。大きめの切り付けのホルモンはプリプリの食感。コブクロは細長い珍しい形。どちらも濃い味に仕上がっていて旨い。追加メニューに、うどん、豆腐、ライスがあるのも分かるなァ。旨いに決まっているもの。野菜もたっぷりだったが、こちらもタレの味を吸って煮詰まっていい感じ。「グレープフルーツサワー」なんていう自分には珍しいものを追加して、全部平らげた。次は「豚足」や「牛すじどて煮」もいただこう。(勘定は¥2,600程)

以前の記事はこちら (1

 

梅田屋

愛知県名古屋市千種区今池1-13-8

 

( 名古屋 なごや 今池 いまいけ うめだや 鉄板焼 ホルモン 焼肉 酒場 居酒屋 建て替え 在日2世  )

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つる屋 @名古屋市千種区・覚王山 (2)

2025年05月26日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

覚王山の日泰寺参道に立ち寄った際、そこから明治30年創業のある和菓子屋まで歩いたのだが、現在は”予約分のみの販売”との無情の貼紙。ここには以前寄った時も教えられた駐車場になぜか空きが無く振られたのでもう再訪は無理かな…。仕方なく歩いて参道に戻って、暇つぶしに「つる屋」へ。創業は大正13年(1924)。相変わらず次から次へと客が訪れ、主に「みたらし団子」を買い求めている。醤油の焼けるいい匂いを嗅ぎながら店内へ。テーブル席が3つある。腰を下ろして「ビール」と「おでん一皿」をお願いした。荒天でまだ肌寒いし本当は日本酒が良かったんだけれど品札には無い様子。

「ビール」はアサヒ・スーパードライの中瓶。若い給仕男性が「おでんは玉子入れてもいいですか?」と訊いてきた。「ハイ」と返事。こちらはセルフでなく店の人が皿に盛り付けてくれる。皿には、大根、こんにゃく、玉子、丸天串だったかな。この地方では珍しい関東煮でつゆの色も淡い。味わいもかなりあっさり。うーん、旨いがやっぱりこれに合うのは日本酒だなァ…。こちらの「みたらし団子」は醤油だけで焼き上げるタイプ。久しぶりに食べようかと思ったがこの日は色々食べたので自重して勘定してもらった。(勘定は¥1,250)

以前の記事はこちら (1

 

みたらし団子 つる屋

愛知県名古屋市千種区山門町2-50-3

 

( 名古屋 なごや 覚王山 かくおうざん 日泰寺参道 つるや みたらしだんご だんご みだらしだんご  醤油だんご おでん 梅屋光孝 覚王山春祭 )

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新楽園 @名古屋市千種区・吹上

2025年05月24日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

千種区の吹上方面に行った際、そういえば抹茶粉を切らしていた、と検索して伺ったのは飯田街道沿いにある「新楽園」。創業は昭和3年(1928)で、こちらが本店だそうだが、他にも栄地下や八事など4軒も店舗があるそうだ。時々通る道だが全然気付いていなかった。店内の販売スペースは大きくないが、ぎっしりと茶葉や菓子などが並べてある。抹茶を訪ねると女将さんが価格表を出して下さった。主にド素人(自分)が淹れるので、一番値打ちな「極昔」というのにしてみた。その場で計量して詰めて下さる。待っている間に美味しい煎茶も淹れていただいた。

家に持ち帰って自分で点てようと思ったが、結局1杯目は師範(妻)の力を借りた(笑)。さすが自分とは雲泥の差。香りはもちろん、とろっとした口当たりで粉の塊が口に残るようなこともなく旨い。偶然上手には出来るけれど、いつもクオリティーがばらつく下手くそな自分の点前。同じ道具で同じようにやっているつもりなんだけどなァ(苦笑)。先日購入した「万年堂」の「松露糖」や、いただいた岐阜県関市の「虎屋」の「円空さん」などと一緒にいただいた。

 

 

お茶の新楽園 総本店

愛知県名古屋市千種区千種1-27-7

 

( 名古屋 なごや いいだかいどう ちくさ しんらくえん 新楽園総本店 お茶 抹茶 新茶 御銘茶 和菓子 )

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万年堂 @名古屋市千種区・覚王山 (3)

2025年05月20日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

覚王山の日泰寺参道へ行った際、「えいこく屋」の後に立ち寄ったのは新栄から移転した和菓子の「万年堂」。もう移転してから4年も経つそうだ。どうしてこちらに移転したのか事情は知らないが、自分の動線からは外れているのでなかなか訪れることが出来ず、伺ったのは初めて。店内はすっきりしているが、何かが匂っていて気になる。陳列してあったものから選んで購入したのは「松露糖」と「頬杖」の2種類の菓子。勘定した後になって男性店員から「お茶をお出ししましょうか?」と言われたが、もう店を出るばっかりだったので辞去した。

家に持ち帰って茶を淹れ、妻と一緒にいただく。「松露糖」は、こちらの銘果「おちょぼ」のような一口サイズの小さな菓子だが中にあんこが入っている。とっても甘い。材料を見ると砂糖、あんこ、水飴のみ。これは抹茶でも頂きたいなァ(後日実践した)。シンプルだが食感も良く、旨い。「頬杖」はブッセのような洋風な味わいの菓子。忘れていたが以前にも頂いたことがあった。油脂が使ってあり、中にあんこが入っている。こちらはコーヒーを飲むときに一緒に頂いた。(勘定は¥1,300)

移転前の記事はこちら (1)(2

 

万年堂

愛知県名古屋市千種区山門町2-34

 

( 名古屋 なごや 覚王山 かくおうざん 日泰寺参道 にったいじ まんねんどう 和菓子 茶菓子 おちょぼ しょうろとう ほおづえ )

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大黒屋瑞庵 @名古屋市千種区・今池

2024年04月02日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

今池で昼食に立ち寄ったのは駅から北上した住宅街にある麺類食堂「大黒屋瑞庵」。昭和初期創業なんて情報もあるようだが定かではない。主人は高齢だがしゃきっとしていて、自分が店に入る前も出前に出て行ったようだ。店内はテーブル席と小上がり席があるが、小上がり席は塞いで使っていない様子。テーブル席に品書きは置いてなかったが、店内に写真入りのボードが沢山置いてある。迷っているとこういう麺類食堂ではあまり見ない「肉汁つけ麺」というのが写真無しで貼ってあったのでそれにしてみることに。女将さんにお願いすると「うどんのことでいいですか?」と訊かれたので「ハイ」と返事。ご飯が付くらしいが食べ切れないかもとお断りした。

外から帰ってきた主人が調理。しばらくして盆にのった「肉汁つけ麺(うどん)」が届いた。小皿の冷奴、切干大根付き。刻みネギと粉唐辛子は別皿に。胡麻が浮かぶつけ汁には薄切りの豚バラ肉がたっぷり。斜め切りのネギも入っていて、脂があるので熱々。ざるに盛られたうどんには刻み海苔が振られている。うどんは強くはないがコシのあるタイプ。これを濃いつけ汁にしっかりと浸して手繰る。旨い。豚肉が多いのでうどんひと啜りづつに一緒に口に入るのがイイ。どんどん啜っていって、つけ汁に残った具材も平らげた。本当はここに蕎麦湯(うどん湯?)を少し足したりして飲み干したいが、そういう事もしてくれるのかな? 出ては来なかったので勘定してもらった。(勘定は¥950)

 

めん処 大黒屋 瑞庵

愛知県名古屋市千種区内山2-7-11

 

( 名古屋 なごや 今池 いまいけ 内山 うちやま 大黒屋瑞庵 だいこくやずいあん 蕎麦 饂飩 麺処 つけうどん 肉汁つけうどん )

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餅勘 @名古屋市千種区・千種

2024年03月22日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

千種の飯田街道から少し北へ行った所にある和菓子屋「餅勘」へ。こちら創業は大正元年(1912)だとのこと。駐車場を探して辺りをグルグルと周ったが見付けられなかったので、店前の一方通行の道路に一時停車して店内へ。こちらに立ち寄ったのは妻の好きな「鬼まんじゅう」で有名だと知ったから。でも店内のショーケースを見回しても見当たらない…。出ていらした主人に訊くと既に売り切れていて、これから作る分はあと2時間位後になるとのこと。決して便利な場所にある店ではないが人気なんだなァ。さすがにそれだけは待っていられず、残っている品の中から「いちご大福」と「大島まんじゅう」をお願いして包んでもらった。

家に帰って妻と分けっこ。「いちご大福」の苺を包んでいるのは真っ白で軟らかい羽二重餅。餡は白餡で、その甘さと苺の酸味とが一緒に口の中で溢れてくる。やっぱり最初にこれを考えた人は天才だ。「大島まんじゅう」は黒糖の入った薄茶色の皮に包まれた饅頭。中はつぶ餡。口に入れるとやや水分が少なめの感じなので、熱いお茶と一緒にいただくとちょうどいい旨さ。今回は買い逃してしまったが、こちらは名古屋の桃の節句の菓子「おこしもん(おしもん)※」も扱っているのだそう。買い逃してしまったが来年こそ。店のインスタを覗いたらやはり「鬼まんじゅう」は売り切れになる日が多い様子。次こそは。(勘定は¥720)

※米粉を熱湯で練って型にはめ、取り出したものに色粉をつけて彩る、桃の節句のお雛様に供えられる郷土菓子

 

御菓子司 餅勘

愛知県名古屋市千種区今池2-27-26

 

( 名古屋 なごや ちくさ もちかん 和菓子 おにまんじゅう 鬼饅頭 苺大福 おこしもち 郷土菓子 )

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