ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

風外 @愛知県豊田市足助町

2018年07月28日 | 愛知県(三河)

早朝に車を出して東海環状自動車道を使って愛知県豊田市へ。古い街並みを散策しようと足助町に初訪問。車を停めて自転車で晴天の町中をうろついた。町屋が多く残る通りにはそこかしこに人が1人通れるくらいの小路があってとても風情がある。通りの舗装は古い街道を意識してか白っぽい色なので強い日差しの照り返しが眩しい。まだ食事処で開いている店はないので何軒も和菓子屋を廻ってみた。最初はこちら「御菓子司・風外」。代々「大津屋甚右衛門」という人が商いをしている家のようで、現在は創業昭和40年の和菓子屋だそう(店先に説明書きがあったが内容失念)。漆喰塗の蔵のような外観の店に入るとずらっと菓子が並んでいる。その中から店名を冠した「風外虎餅」という菓子と、作りたてのようだった好物の「草もち(よもぎ大福)」を購入した。

家に持ち帰った包みを開ける。「風外虎餅」は風呂敷を模したような包みに丁寧に包まれていて、楊枝も包みの中に。中はきな粉をまぶした羽二重餅が2つ入っていた。羽二重餅の中身はつぶ餡。きな粉の香りよく、軟らかく、旨い。「草もち」は後で食べようと置いておいたのだが、気温が高かったのでうっかり冷蔵庫に入れてしまい皮を少し硬くしてしまった。粉をまぶしてある皮の中は控えめな甘さの照りのある餡。こちらも抹茶を点てて美味しくいただいた。(勘定は¥324/2種)

 


 

↓ 橋の上から見た足助川ほとりの風景。とても風情のある町並み。

↓ 町の所々にこういった細い小路がある。さすがによそ者は入っていく訳にはいかないが、ここに住んでいたら子供達にはパラダイスだろうなァ。

 

↓ 少し外れの東側の通りにある酒屋の建物「志賀商店」(建築詳細不明)。こういう風情ある建物が当たり前のようにあるのがすごい。

 

↓ 待ちの北側の外れにあった下見板張りの建物(建築詳細不明)。とても綺麗な状態だったがあまり生活感が感じられない。普通に使われているのかな?

 

↓ こちらも町の北側にあった建物(建築詳細不明)。スリガラスや歪みのある昔のガラス戸、ブリキの戸袋、煙草のショーケースなどが素敵。中が綺麗にされ空っぽになっていたので、このまま居抜きで店舗などとして使う予定があるのかもしれない。

 

 

 


 

御菓子司 風外

愛知県豊田市足助町新町7-1

 

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