ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

洋菓子ボンボン @名古屋市東区・高岳 (3)

2023年11月06日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

ある雨の休日、家に買って帰るケーキを求めて「洋菓子ボンボン」へ。喫茶店の方は雨にも関わらず行列が出来ている。喫茶店に入るのに行列って…。最近”レトロ喫茶”ブームなるものがあって若い子達が押しかけているようだ。ただ、映(ば)える写真の為に沢山注文して残して帰るなんて話も…。ケーキ屋の方は通常通り。とはいってもいつもより客は少ないかも。ショーケースを覗くもこの日はあまりケーキの数が多くない。選んだのは「スペシャルマロントルテ」「ロイヤルチーズ」「ダマンドタルト」「ボンボン生ロール」、そして焼菓子の方から「バウムクーヘン」を。箱に入れてもらって持ち帰る。勘定していてふと「ミックスソフトクリーム」も作ってもらった。

食べながら駐車場へ。オッサンがソフトクリームを食べながら歩いている姿は人に見せられたものではない(笑)。モカとのミックスで口当たりはちょっと自分好みではないタイプ。アイスがコーンの先まで入っていないので最後は口の中がパッサパサになった。家に帰っていつも通りケーキを妻と分ける。自分がいただいたのは「スペシャルマロントルテ」。ふわふわな口当たりのショートケーキ。ここの他のケーキ同様、装飾がほとんどないシンプルなもの。軽くて旨い。こちらの名物だという「ボンボン生ロール」はシュー皮のロールケーキ。こちらも中のクリームはマロンだったので被ってしまった。「バウムクーヘン」は定番の扇形のもの。焼き目は濃く、周りはお約束の砂糖が固まっている。昔からこの部分が好きで好きで…。(勘定は¥2,000程)

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ボンボン

愛知県名古屋市東区泉2-1-22

 

( 名古屋 なごや ボンボン 洋菓子ボンボン、ボンボン洋菓子部 ボンボン喫茶部 喫茶ボンボン 純喫茶ボンボン マロン サバラン ケーキ 生ケーキ )

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白木 @名古屋市北区・黒川 (2)

2023年09月06日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

何かの機会にいただくことの方が多いけれど、やっぱり食べたくなる北区「白木」のあられ。この日はたまたま近くを通ったので家に買って帰ろうと駐車場に車を停めた。いつものようにそこから工場内部通路を抜けて路地側の店舗へ。何を買おうか物色。「ごぼうあられとたまりおこげ餅」というセット包装品があったのでそれを2つと、自分のつまみ用に「ご家庭用お好みあられ」という規格外品を袋詰めにしたお得なのを購入して持ち帰った。

「ごぼうあられとたまりおこげ餅」の1つは老母に。定番の「ごぼうあられ」はしっかりとごぼうの風味のするあられ。何度食べても止められない。「たまりおこげ餅」は初めて食べたが、あられをサラッとした細かい粒子になったような醤油が覆っているもの。まるで粉体塗装のように均一に醤油がまぶされている。それが直接舌に当たるのでしっかりと苦味も感じるのだが、醤油の風味が凝縮されていてなかなかいい感じ。「お好みあられ」はこの店の様々なあられの、半端なもの、割れたもの等の規格外品が大きなパックに入っっている。もちろん味には全く問題が無いし、色々なものが食べられるので重宝している。ついつい食べ過ぎてしまうのが玉にキズ。(勘定は¥1,300程)

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あられの匠 白木

愛知県名古屋市北区元志賀町1-57

 

( 名古屋 なごや 黒川 くろかわ 志賀公園 あられの匠白木 しらき あられのたくみしらき 白木のあられ 牛蒡あられ ごぼうあられ )

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一正亭 (5) @名古屋市東区・代官町

2022年11月20日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

東区の代官町にあるレストラン「一正亭」。創業が昭和3(1928)年という歴史のある店。今まで何度か寄らせてもらっているが、ずっと駐車場は無いと思っていた。この日はバイクで立ち寄ったが、店のはす向かいの建物1階に1台分の駐車場があるのに気付く。そうか、それならもっと寄る機会が増えるかも。バイクを停めて店内へ。店の様子はコロナ前と変わらず。奥にはご高齢の大女将さんの姿もちらっと見える。ヨカッタ。メニューからお願いしたのは「かつ丼」。こちらで食べるのは初めて。

しばらくして蓋付きのやや小さめのプラスチック製丼に盛られた「かつ丼」が登場。たくあん付き。蓋を開けると一面にかつがのっており、他の具材は玉ねぎと長ネギが同居。上に目玉の玉子が落とされているちょっと変わったタイプのかつ丼だ。さっそく箸でかつをつまみ上げる。しっかり揚げのかつで、玉子ではとじてないので炒め煮したようなネギ2種と一緒に口へ運んだ。甘辛い味付けがかつと合ってなかなか旨い。最近は”つゆだく”状態のかつ丼が多いが、こちらはつゆに沈むようなことはない。ではそろそろと玉子の黄身を潰すが、とろりと流れるかと予想した黄身は半熟にもなっていない硬めの茹で加減。こんなかつ丼もあるんだなァ。勝手に”亜種”と称してこの地方の色々なカツ丼を食べ歩いているが、こうしてまだまだ食べたことのないカツ丼に出逢う。面白い。自分の後から入って来た女性1人客が、入るなり「生ビール・中」を頼んでグイッとやっている。そうそうこちらは生ビール推しなんだよな。旨そうだ…。(勘定は¥630)

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レストラン 一正亭

愛知県名古屋市東区代官町13-9

 

( 名古屋 なごや 代官町 だいかんちょう いっしょうてい 一正亭食堂 コーライヨク 高麗肉 合いの子 あいのこ カレービフ ハヤシビフ 代官町商店街 洋食 食堂 )

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朝日屋 @名古屋市東区・筒井

2022年10月03日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

東区の筒井町商店街にある麺類食堂「朝日屋」へ。創業は昭和4年(1929)だとのこと。こちら日曜祝日休みの店なので、なかなか伺う機会が無い。この日はたまたま近くに居たので昼食をこちらでいただくことに。店の横と道路を挟んだ向かいに駐車場があるが、満車。ぐるっと回って帰って来たらちょうど1台出て行くところだったので滑り込ませる。1軒挟んだ隣にはこちらも人気の麺類食堂「岩正」があるが、負けていない客入りだ。こんな同じ商店街のすぐ近くでどちらも盛況で、どちらも長い歴史があるのだから凄いことだ。暖簾をくぐって中に入るとテーブル席が4つ、小上がり席が2つ程ある。思ったより少ない席数だがもちろん満席。これまたちょうど勘定に立ちあがった客の後に案内された。ご夫婦でやっていらっしゃる様子。お願いしたのは「きしめん」。

自分の座った席から主人の調理の様子が少し見える。鍋に投入した麺は幅が広そうに見える。こちらも”幅広きしめん”なのかしら。しばらくして「きしめん」が登場。刻みネギは別皿で用意されている。水面にはほうれん草、赤縁のカマボコが2枚、やや甘く煮た三角形の揚げ、そして花鰹という標準的な布陣。濃いめの色付きのつゆに泳ぐきしめんはやはりやや幅広。1㎝ちょっとくらいはあるだろうか。きしめんのつゆは普通のうどんつゆと比べると甘味が強い店が多いが、こちらはさほどでもない。白っぽい麺肌のきしめんを手繰っていく。これも旨い麺だなァ。最近色々な店でわざわざシンプルな「きしめん」を注文しているが、どこも決して似ていなく、歴史のある店でも麺の幅が一般的なものよりも広かったりとそのヴァリエーションに驚く。次は「味噌煮込み」か丼物か。(勘定は¥470)

 

朝日屋

愛知県名古屋市東区筒井1-12-16

 

( 名古屋 なごや 筒井町商店街 あさひや あさひ屋 麺類食堂 食堂 大衆食堂 うどん そば きしころ 手打ち 手打 みそ煮込み みそにこみ )

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川井屋本店 @名古屋市東区・高岳

2022年09月25日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

立派な屋敷が立ち並ぶ東区の白壁周辺。その近くにあっていつも盛況な「川井屋」へ。創業は大正10年(1921)。名古屋で”きしめん”の話題になると必ず名前が挙がるこちら、創業者は明治23年創業の「一八本店」で修業したのだそうだ。現在3代目とのことで、麺はずっと手打ちとのこと。実はこちらには何度も足を運んでいるが、いつも行列が出来ていて見送ってばかり。ある日なんて駐車場の代金も払ったのに待ちが長くて離脱したこともある(←長い行列が嫌いなので)。この日は珍しく待ちが出ておらず、暖簾をくぐって中のアプローチを覗いても空きがあるようだったので奥へ。すぐにテーブル席に案内された。それでも自分の後にはすぐに待ちが出ていたのでたまたまタイミングが良かっただけのようだ。この日は市営バスで移動していたので、蕎麦前ならぬ”きしめん前”を実行。「板わさ」と「お酒(菊正宗)」を冷や(常温)でお願いした。席はコロナ禍で仕切られているが、隣席の年配のおばさん達は賑やかによく喋るし、まだ夏休みだったので子供連れの家族客も居て、店内はちょっと騒がしい感じ(訪問8月)。1人で居るとよく分かるが、そりゃ蔓延するのも仕方が無いヨ…。

しばらくして徳利に入った酒と猪口、それに赤縁のかまぼこを飾り切りした「板わさ」が運ばれた。山菜と本山葵が付いている。この地方で一般的な赤縁のかまぼこは、値段も安いのであまり歯応えの無いものが多いが、こちらは厚く切ってあるからか調子良く、なかなかいい感じ。時々来客を知らせる奇妙な音が聞こえてくる店内で徳利を空ける。本当はもう少し酒と酒肴を頼もうと思っていたが、そのヘンな音が次々と入口に入って来る後客を知らせているので「きしめん」で締めることに。運ばれた「きしめん」は深い鉢に麺もつゆもたっぷり。水面には青菜、甘い味付けの揚げ、かまぼこ2枚、花鰹、という典型的な具材。刻みネギと大根おろしが別皿に。ムロアジと宗田鰹の2種類をブレンドするという出汁から作るつゆは、最初やや甘めかなと思ったが、きしめんと一緒だとちょうどいい塩梅。少し椎茸のような風味もあったがどうだろう。麺は軟らかめではあるが崩れる程ではなく、これぐらいが絶妙な茹で加減なのかもしれない。旨かった。次は冷たいのにしてみようかな。(勘定は¥1,800程)

 

手打麺舗 川井屋 (川井屋本店)

愛知県名古屋市東区飯田町31

 

( 名古屋 なごや 高岳 たかおか 川井屋 川井屋本店 手打 手打ち 麺類食堂 うどん きしめん 蕎麦 そば 昼飲み )

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市川屋 @名古屋市東区・主税町

2022年09月13日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

日曜休みなのでなかなか伺う機会がない主税町の麺類食堂「市川屋」。創業は昭和29年(1954)だとか。この日はたまたま近くに用事があったので寄ってみた。専用の駐車場があるのか無いのか分からなかったので、近くのコインパーキングに停めて歩いて店へ。こちらも「きしころスタンプラリー」(※終了済)に参加しているようで「きしころ冷えてます!」の旗が掛けてある。暖簾をくぐると店内は奥に広く、テーブルが沢山並んでいる。奥は増築したような感じだが、近辺のサラリーマンが昼時に押し寄せるのかもしれない。店は親子でやっていらっしゃるのかな。給仕の男性に「きしめん」をお願いした。

あっという間に出てきた「きしめん」は、白っぽい麺肌のもの。青菜と甘く味付けした揚げ、花鰹がのっている。こういう麺類食堂のきしめんでは定番のカマボコはのっていなかった。しっかりと濃い色をしたつゆは甘味少なめ。市内の古い麺類食堂にはたいていあるきしめんだが、つゆの色や味、麺の様子も本当に様々で面白い。暑い日だったが、汗をかきながらするするっと手繰って勘定してもらった。次は「カニコロッケ定食」か「かつ丼」、こういう食堂には珍しい「ちゃんぽんめん」あたりを食べてみたいナ。(勘定は¥500)

 

市川屋

愛知県名古屋市東区主税町2-19

 

( 名古屋 なごや ちからまち いちかわや 麺類食堂 大衆食堂 食堂 うどん そば 丼物 カツ丼 きしころ )

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ちとせ屋 @名古屋市東区・高岳

2022年09月01日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

日曜休みの店なのでなかなか伺う機会が無い鍋屋町商店街の手打きしめんの「ちとせ屋(チトセ屋)」。こちら戦後の創業で現在3代目だとか。ある日の昼、近くに居たので寄ってみることに。車は…店の裏に数台分あるということでそちらに。「第8回きしころスタンプラリー(※)に参加しているので、店先に”きしころ冷えてます”の小さな旗がはためいている。店内はこじんまりとしていて6つ程のテーブル席があるのみ。1つを除き、全て先客で塞がっている盛況ぶり。蒸し暑かったので”きしころ”にも惹かれたが、それは次回以降にしてまずは温かい「きしめん」をお願いした。高校野球のテレビの音が聞こえる店内で出来上がりを待つ。

※きしめんがあまり食べられなくなり売り上げの落ちていた2015年、愛知県麺類組合の若手が始めたきしめんの企画

しばらくして運ばれた「きしめん」を見てびっくり。予想外の幅広きしめんだ。一時、幅広きしめんに凝って探して食べ歩いたことがあるが、こちらがそうだとは全然知らなかった。2㎝ちかくも幅のあるきしめんを手繰る。もちもちの食感で旨い。いい麺だ。具材は茎の部分の多い青菜、あまり甘く味付けしていない三角の油揚げ、それに花鰹。蒲鉾は入っていない。刻みネギは小皿に別にして出す店が多いが、こちらは最初から無し。やや濃いめのつゆを啜ると、自分の実家の雑煮のつゆの味わいとよく似ていて何だか嬉しかった。次は「きしころ」か、丼物か。”自家製チャーシュー”という「中華そば」も気になるナ。(勘定は¥550)

 

手打きしめん ちとせ屋 (チトセ屋)

愛知県名古屋市東区泉2-7-17

 

( 名古屋 なごや 泉 鍋屋町商店街 麺類食堂 食堂 大衆食堂 うどん 味噌煮込みうどん みそにこみ きしめんスタンプラリー ) 

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かっぱ園菜館 @名古屋市東区・泉

2022年04月24日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

東区泉にある創業昭和28年(1953)という中国料理の「かっぱ園菜館」へ。大きな建物がそびえ立っているが、店頭に飾ってある古い写真からいくと天丼とかを出していた大衆食堂が出自のようだ。どうしてこの店名になったのかな。店舗は建物の2階にある。階段を昇って店内に入ると、日曜だったからか家族連れの客で賑わっていた。給仕は女将と思われる高齢の女性もやっていたので家族経営されているのかな。テーブル席に案内される。メニューを眺めるもランチ時は絞ってあるようで本来の本格的な中国料理を選ぶことは出来なさそう。ラーメン類は食べる気が無かったので、飯物メニューの中から目新しい「台湾飯」をお願いした。この東海地方において、台湾には無い名古屋独自の”台湾”(→辛ミンチ、唐辛子、ニラ、ニンニクの組み合わせ)の浸透率は高く、アレンジ・メニューを含めて様々な品に台湾の名前が付いている(台湾出身の人は不思議だろうなァ)。

注文した後に急須に入った温かいウーロン茶が運ばれたので啜っていると「台湾飯」が登場。玉子のスープが付いている。大きな平皿にたっぷりの量が盛られている。あんかけになっているのかなと予想していたがとろみは無く、辛い味付けで炒めた粗挽きの挽肉、ニラ、ニンニク、キャベツ、人参、もやしがご飯の白い所が見えないほど盛られ、上から生玉子の黄身が落とされている。メニュー写真のイメージより実際の量が多い。この組み合わせだもの、旨いに決まっている。辛さもちょうどいい感じ。途中で黄身を潰してマイルドにしたりしてパクパクといただいていった。最後にもう一度ウーロン茶で口中の油をさっぱりさせ、勘定してもらう。夜に来てお酒と一緒にこちらの中国料理の単品も味わってみたいナ。(勘定は¥780)

 

 


 

↓ 「愛知県議員会館(旧・大喜多寅之助邸)」(大正9年・1920・建造)。通りかかって門が開いているといつもつい写真を撮ってしまう。倉(写真下右)のある日本家屋に隣接して洋館が建てられている。ここって公開する時あるのかな?入ってみたいなァ。

 

↓ 「名古屋市市政資料館」の向かいにあるかつて「弁護士長屋」と呼ばれた建物(建築詳細不明)。古い建物を利用した事務所が連なる。市政資料館はかつて「名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎」だったのでこういう長屋が出来たのだろう。かなり古い建物なのにちゃんと今も事務所が入っている。現在は司法書士事務所がほとんど。

 

 


 

 

中国料理 かっぱ園菜館

愛知県名古屋市東区泉1-9-28

 

( 名古屋 なごや かっぱえんさいかん 中国料理 中華料理 ランチ 近代建築 洋館 )

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洋菓子ボンボン @名古屋市東区・高岳 (2)

2022年04月07日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

家に持ち帰るケーキを買いに「洋菓子ボンボン」へ。鍋屋通りの方の駐車場に車を停めて店へ。この日は旗日だったので屋上にはしっかりと日の丸が翻っていた。外れた時間ではあったが、店内は入れ替わり立ち替わりケーキを求める客でいっぱい。何人も居る若い店員も大忙しといった感じ。ショーケースの中のケーキはやや品薄だったが、購入したのは「シュークリーム」「マロン」「ダンドルトルテ」「サバラン」「レモンロール」「バウムクーヘン」の6種類。

家に持ち帰ったケーキを分けっこ。この日は息子が帰っていたので「シュークリーム」を息子に、定番「マロン」を妻に、「ダンドルトルテ」を自分に。後は皆でそれぞれ適当に味わった。「ダンドルトルテ」はほんのりアーモンドが香るスポンジ生地にクリームが挟んであり、上には刻んだチョコレート。しっかりとチョコレートの風味が味わえる一品。大きくはないが、今どきこれが300円以下って信じられない。こちらのケーキはほとんどがそんな値段だ。「サバラン」はフォークを入れると、じゅわっとどころか溢れるくらいのラム酒が。口にした後にふざけてアルコール検出器を使ってみたら、しっかりアラームが鳴りました(笑)(→妻も食べたけれど大丈夫かな)。「レモンロール」はややしっとりとした生地にほのかなレモン風味。これもイイなァ。個包装の「バウムクーヘン」は扇形にカットされ周りに砂糖がついたクラシックなタイプ。生地も今どきのようにふわふわでなく、ちょっと硬めなのが嬉しい。次はもう少し早い時間に寄って選べるケーキが多い時に。(勘定は¥2,500程)

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この後の記事はこちら (3

 

ボンボン

愛知県名古屋市東区泉2-1-22

 

( 名古屋 なごや ボンボン 洋菓子ボンボン、ボンボン洋菓子部 ボンボン喫茶部 喫茶ボンボン 純喫茶ボンボン マロン サバラン ケーキ 生ケーキ )

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やなぎや本店 @名古屋市北区・清水

2021年12月26日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

ある日の昼に向かったのは北区清水の麺類食堂「やなぎや本店」(品書きには”柳屋”の表記有り)。未確認だがこの地で昭和21年(1946)からやられているという話も。バイクを道を隔てた駐車場に停め、店内へ。中は黒塗りのテーブル席が7つ、小上がり席が3つ、あと小さなカウンター席も見える。奥には漆黒のつゆのおでん鍋も湯気を立てていた。この日は洋食目当てで入ったのだが、品書きを見ると目当ての「オムライス」、それに「チキンライス」「チャーハン」は消されていた…。カレーは残っていたし、フライ物もあったがちょっと気分では無い。丼物を見ると歴史ある食堂だけあって「木の葉丼」や「志の田丼」もちゃんとある。その中からあてずっぽうで店名を冠した「柳屋丼」というのを給仕の女性(女将?)にお願いした。さてどんなのが出てくるのか。奥の調理場の中にはご高齢の男性が2人。

しばらくして運ばれた「柳屋丼」は、天ぷらを玉子でとじたいわゆる”天とじ丼”。やや濃いめの色をしたつゆで海老の天ぷらが2尾と玉ねぎ、長ねぎが使ってある。小皿にはたくあんとお新香。熱々だろうからと「お水もお持ちしましょうか?」と訊いてくれる優しさが嬉しい。さっそく丼を持ち上げ箸を入れる。つゆは多めなのでご飯を持ち上げ辛い。海老の天ぷらは小さめ。つゆの味が濃いので玉子がちょうどいい感じ。最後は丼に口を付けて掻き込んだ。次はフライ物か「かつ丼」にしてみようか。おでんで一杯っていうのもイイな。(勘定は¥750)

 

めん処 やなぎや本店

愛知県名古屋市北区清水5-24-1

 

( 名古屋 なごや やなぎや 柳屋本店 柳屋 やなぎやほんてん 食堂 麺類食堂 大衆食堂 洋食 定食 うどん 中華そば おでん )

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