ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

グルッペ @名古屋市西区・浄心

2018年08月31日 | 名古屋(中村区・西区)

以前に浄心駅周辺をうろついていた時にこの店の前を通って、店の前の張り紙に”浄心名物”と書いてあったので、そりゃ一度寄らなきゃと思っていたのに忘れていた洋菓子&喫茶「グルッペ」。創業は昭和32年(1957)だとか。見るからに昔ながらのケーキ屋という感じ。その時は喫茶スペースもあるとは思っていなかった。その”浄心名物・パフルーン”を味わおうと店に入る。老齢の主人が1人でいらっしゃった。ガラスケースの中には色々な生菓子が並んでいる。テレビ番組で訪れたタレントの写真も貼ってある。焼けるような日差しの暑い最中で持ち帰りは時間の関係上無理だったので「1つで申し訳けれど…」と生菓子の「パフルーン」を分けてもらった。

行儀が悪いが外に出て自転車を引きながら木陰を探していただく。ふわふわのカステラ生地の中にカスタード・クリームが入ったシンプルなお菓子。これが冷蔵庫で冷やされてクリームが冷たくとても旨い。周りの生地の口当たりあくまで優しく、さほど大きくないので2口もあれば無くなってしまうがとても気に入った。戻ってもう1個買おうか考えたけど、今回は止めておく。次は店の中で食べるか、もう少し外気温が落ち着いたら家族のお土産に買っていこうっと。(勘定は¥108/個)

この後の記事はこちら

 


 

↓ 同じ通りに建つ美容室「リーベ美容室」(建築詳細不明)。以前はどうとも思わなかったが、よく見ると壁から庇から全面豆タイルで、入口の木製ドアの角度や、蹴とばし部分のステン板など、昭和の美容室らしさがいっぱい。

 

 


 

洋菓子&喫茶 グルッペ

愛知県名古屋市西区城西4-28-13

 

( 名古屋 なごや 浄心 じょうしん 城西 ケーキ 洋菓子 喫茶 コーヒー ぐっさん家 近代建築 モザイクタイル 理容店 )

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朝日屋 (3) @岐阜県大垣市

2018年08月30日 | 岐阜県(西濃)

酷暑の中、かつては色街(旭遊郭)だったという大垣市の藤江町近辺を遺構や名残を探しながら自転車でウロウロ(←まるで不審者)。数は多くないが残った建物や、街の雰囲気を感じながら走って探索範囲を拡げると「朝日屋」の店の前に出た。まだ午前10時過ぎだったが暖簾が掛かっている。そうか10時開店だったか。どうせ朝食も採っていないし、強い日差しで暑いしと暖簾をくぐることに。自分だけかと思いきや、すぐに車が停まって客が中へ入っていく。しかも先客まで居た。テーブル席に腰を下ろして注文したのは「酢なし中華」。調理を待っている間にも次々と客がやってきて、自分のテーブルもすぐに相席になった。朝から人気だなァ。

運ばれた「酢なし中華」は見た目普通の中華そばと変わらない。湯気が全く立っていないのはスープも冷たい中華そばだから。スープはほとんど油が浮いておらず、麺も具も冷たい。いわゆる”冷やし中華”と区別するためにこのネーミングになったのかな。スープはビッと塩分が効いていて、汗を流して自転車を漕いでいた体に滲み渡っていく。温かい麺ではあまり感じなかったのだが、この麺旨いなァ。冷やされてコシも出ているのだろうが、ちゃんとアシ(伸び)もあってツルンとした口当たりがとても良い。水面には他にチャーシュー、小さく軟らかいメンマ、カマボコ、刻みネギ。チャーシューは切り出してそのまま冷たいスープに浮かんでいるので脂の部分がどうしてもアレだが、暑い夏にぴったりの冷たい麺を、いいタイミングで食べることが出来た。(勘定は¥520)

以前の記事はこちらこちら

 


 

↓ 店の向かいにもべんがら塗りの建築が(建築詳細不明)。道を挟んだはす向かいの建物も角面が囲われていて分かり辛いが2階を見るとそういった類の建物だったように見える。

 

↓ 藤江町に残る遊里らしい建築(建築詳細不明)。現在も住宅として使われていて、緑色に塗られた壁と丸窓、軒下に付けられた照明などが綺麗に残っている素晴らしい建物。

 

 

↓ 一方こちらは上の建物のすぐ近くにある崩壊寸前の建物(建築詳細不明)。壁面にべんがら塗りが微かに残るものの放置されていたらしく、後は崩れ落ちるのを待つのみか…。

 

↓ かなりの大店だったと思われる建物(建築詳細不明)。瓦屋根ののった塀、べんがら塗りの2階壁面、玄関の唐破風の細工も精緻を極めている。ぴったりとくっついた隣の棟にも別の破風が。こういう建物がずっと続いていたのだろうか。

 

 

↓ 後から出来たバイパスを横切って西へ渡ったところにある建物(建築詳細不明)。こちらの唐破風も細工は素晴らしい。ただ大きい建物の西側はちょっと傷みが激しいようだ。

 

 


 

名代手打 朝日屋

岐阜県大垣市東長町40

 

( 大垣 おおがき あさひや 麺類食堂 大衆食堂 手打専門 かつ丼 カツ丼 中華そば ラーメン 丼ぶり 近代建築 遊郭 妓楼 遊郭跡 赤線 三業 )

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Anthology / Pete Townshend

2018年08月29日 | クラシック・ロック

Anthology / Pete Townshend (2005)

ザ・フー(The Who)の音楽の要であり、ほぼ全ての曲を手掛ける稀代のソングライター、ピート・タウンゼント(Pete Townshend)。それだけでも充分な音楽的功績だが、一方ソロ活動となると正直パッとしないイメージ。ヒット曲もあるにはあるのだが、誰もが知るという感じでもないし。ま、相手が巨大なザ・フーだからどうしようもないのだが…。この2枚組アンソロジーが発売されてもあまりピンと来ていなかったが、やっと聴いてみようという気になった。彼のソロ・アルバムは何枚も持っているがコンプリートはしていないし、以前発売されたベスト盤も所有はしているがあまり聴き込んだ覚えがない。デモ音源を集めた「Scoop」シリーズも結局ザ・フーの元曲ばっかり集めて再編集して聴いているとう体たらく(申し訳なし)。これでファンを自認しているのだから厚かましい。

1972年の初ソロ「Who Came First」から1993年の「Psychoderelict」まで時系列には並べずに収録。こうしてみるともっとソロ作品があったように思っていたが、意外に少ない感じがする。ザ・フーの復活に伴う活動や、アーカイヴ作品の連続でいっぱいいっぱいだったのかもしれない。何しろいまだにほぼ毎年ザ・フーに関する何かがリリースされている状態だから…。改めて聴くとどの曲もいいし、ヴォーカルだって力が入っている。シンセを使用している曲が多いにも関わらず、不思議なほど時代による音の違いを感じない。これはリマスターの成果なのかもしれないけれど。シンプルにアコギを使って作ったフォーキーなタッチの曲がなかなかに素敵。ただそれらがどのアルバムに入っていたか思いだせないというのはやっぱり当時から印象が薄かったんだろうなァ。後年の曲の出来が良いのに売れ行きが良くなかったのはピートもショックだっただろう。

オークションにて購入(¥910)

  • CD (2005/10/5)
  • Disc : 2
  • Label : テイチクエンタテインメント
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丸一 @名古屋市中区・上前津

2018年08月29日 | 名古屋(中区 老舗)

創業が明治30年(1897)という長い歴史のある上前津の手打ちの名店「丸一」へ。以前から伺ってみたかったのだが、日曜休みの店なのでなかなか訪れる事が出来ずにいた。この日は仕事で近く(でもないか…)まで来たので地下鉄を途中で降りて、灼熱のアスファルトの上を歩いて店に向かう。暖簾をくぐって中に入ると、駅から近くない場所にも関わらず小上がり席以外のテーブル席は満席。主人の他に女性給仕が5人も居るのでその人気ぶりが伺える。1人で申し訳ないが小上がり席に腰を下ろして、流れる汗を拭いながら品書きを眺めた。こちら「桜天」という桜海老のかき揚げが有名。もちろんそれは注文しようと思っていたが麺をどうするか…。この暑さでさすがに熱いうどんは食べる気にならない。そこで「たらいうどん」の冷たいのと桜天を一緒に味わえる「桜たらいうどん」に決定。

しばらくして木製たらいに氷を浮かべた、いかにも涼やかな「たらいうどん」が運ばれた。つゆはけちらず徳利にたっぷりと入っている。水つきでつゆが薄まってしまうからだろう。薬味は生姜と刻みネギ。卓には容器に入った揚げ玉もある。しっかりと締められたうどんをつゆに浸けて手繰る。おぉ、さすが名にし負う手打ち名人の作るうどん。コシだけでなくアシ(伸び)もあり、のど越しも良い素晴らしい麺。旨いっ。麺とつゆだけで食べ切ってしまいそうなのを我慢して、次はかき揚げを。別皿の「桜天」は綺麗な色でこんもりと揚がっている。卓上の塩でももちろん旨いし、箸で割ってつゆにたっぷりと浸してもまた旨い。その桜天の風味が移ったつゆで食べるうどんがまた…。外が灼熱で体が塩分を欲しているのか、しっかり出汁の効いたつゆもゴクゴクといってしまう。旨かった。次はきしめんを味わってみたいナ。(勘定は¥1,100)

 


 

↓ 以前に観察した大津通り沿いの「リアルスタイル(旧・結核予防会診療所)」ビルの隣の元医院の建物(建築詳細不明)もなかなか味のある建物のよう。でもあまりの暑さに道を渡る気が起こらない。観察はまた次の機会に。

 

↓ 植木に隠れてしまっているが上前津1丁目の「由江美容室」(建築詳細不明)もすっきりとした外観でなかなか素敵な建物だ。

 

↓ 道を挟んだ向かいと、はす向かいにも年季の入った建物が(建築詳細不明)。前者は2階部分の袖壁?が特徴的。後者は元銭湯(旧「電気湯」)の建物。入ってみたかったナ。 

 


 

 

手打麺舗 丸一

愛知県名古屋市中区上前津1-12-26

 

( 名古屋 なごや 上前津 かみまえづ まるいち うどん 饂飩 手打ち 手打 桜海老 きしめん ムロアジ 名古屋手打研究会 会長 近代建築 Real Style 銭湯 )

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日の出寿司食堂 (2) @愛知県一宮市

2018年08月28日 | 愛知県(尾張・老舗)

休みの日に嫁と娘がとあるショッピングモールに行くと言う。「一緒に行く?」と訊かれたが、「…んな訳ナイッ(行く訳がないだろうの意)。」(←自分がショッピングモールが苦手な事を知っているので家族も本気では誘っていません)…と返事してから思い直す。「じゃオレを途中で降ろしてくれない?」ということで現地付近まで運んでもらい、踏切で停まったタイミングで車を降り、最寄りの「木曽川駅」まで歩く。そこからJRに乗って「尾張一宮駅」まで1駅揺られ昼酒開始。しかも帰りは迎えの車付きというVIP待遇だ(笑)。一度やってみたかった「日の出寿司食堂」での昼呑み。店が開いたばかりとあって先客は居なかったので年季の入ったテーブル席に座り、酒を”ひや”で、つまみには「あなご天ぷら」と「どて煮」をお願いした。

徳利に入った酒は「白鹿」。正一合入っているかは怪しい小さめの徳利だが、ぎりぎりまでは注がれている。ガラスコップに注いでクイッっと。サクッと揚がった「あなご天ぷら」にはつゆと大根おろしが付いている。どっぷり浸けたり、卓上の塩と山椒で山椒塩を作って食べたり。あぁ、昼間の酒は旨いナー。「どて煮」はもちろん八丁味噌味。しっかりと濃いめに煮込まれていて、真四角に切ったこんにゃくが珍しい。いい味だ。もちろん酒をお代わり。「すなぎもイタメ」を追加。玉ねぎと炒められているが味付けは濃いめ。塩胡椒と醤油かな。これはビールだったか。皿に溜まる油も多いので、置いてあったライターを皿の下に挟んで傾け、油を切る。その頃になると調理場から親父が切ったばかりの刺身の皿をいくつか運んで冷蔵ケースに並べ始めた。じゃ、ともう1本追加(笑)。選んだのはマグロ。さっとたまり醤油が置かれた。マグロの切りは厚く、赤身の調子もいい。テレビの高校野球の音をBGMにして、残った天ぷらつゆと大根おろしだけでいつまでも呑んでいられる気分。でも長っ尻(ちり)は止めて勘定してもらった。(勘定は¥2,600程)

以前の記事はこちら (1

この後の記事はこちら (3)(4)(5

 

 


 

↓ 「JR木曽川駅」までの道のり途中にあった「黒田小学校校門」(建築詳細不明)。門柱の上部分のちょっとしたデザインが素敵。

↓ 「尾州織物工業協同組合」(建築詳細不明)。戦後の建物かもしれないが、とても雰囲気のある大きな建物。HPのギャラリーを見ると屋内にも素敵な意匠が残っているようだ。

↓ 以前にも見た「JR木曽川駅」に残る古い煉瓦造りの「JR東海道本線木曽川駅・倉庫」(大正元年・1912・建造、移設」を駅舎から撮影。貴重な明治時代の木造建築だった駅舎を見てみたかったなァ。

 


 

日の出寿し食堂

愛知県一宮市本町3-4-1

 

( 一宮 いちのみや 日の出寿し 日乃出寿し 日乃出寿し食堂 日乃出寿司食堂 日の出寿司食堂 大衆食堂 洋食 金露 近代建築 近代化産業遺産 )

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ふと吉 @岐阜県岐阜市

2018年08月27日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の茜部(あかなべ)にあるうどん店「ふと吉」へ初訪問。交通量の多い交差点近くにあるが、店は通りから引っ込んでいるので意外と目立たない。そのかわり駐車場はしっかりあるので使いやすそう。店に入るとテーブル席や小上がり席があり、真ん中には大きなテーブル席がある。主人が1人でやっているような店かと思いきや、若い店員が何人も居て年中無休でやっているらしい。大テーブル席に座って品書きを眺めた。壁には”うーめん”なるうどんと中華麺の間の麺の説明書きも。店はどうもコレ推しらしい。豊富な品書きを見て迷う迷う。麺もそば、うどん、きしめん、うーめんとあり、種物もたくさん。それに丼ぶり物がセットになっていたりする。そして何しろ値段が安い。「セットでこの値段?」というような金額ばかり。結局”今月のおすすめ”と書いてあった「ミックス定食」をきしめんでお願いした。冷たいの温かいのが選べたので冷たい方を。

さほど待たずに運ばれた「ミックスきしめん定食」は、天丼ところきしめんのセット。”ミックス”は「ミックス天丼」の意らしい。まずはきしめん。幅が広く、厚く、麺肌がざらついた見るからに男麺。冷やされてつゆが少量注がれている。重い麺を手繰ると、やや硬めで跳ね返るような強さがある面白いきしめん。摺り生姜が沢山のっているのでつゆの味はちょっと味わいづらい。でもこの麺は力強くていいなァ。「ミックス天丼」のタネは人参、かぼちゃ、海苔、ちくわ、魚、そして海老(この値段で!)と豊富。濃いめのタレがかけられていて、セット物だから丼ぶりは小さくてご飯の量は少なめだが文句のあろうはずもない。すでに充分安いのに勘定の時に更に割引クーポン券をくれるという凄さ。次は「肉団子入り鶏南ばん定食」とかも良さそうだし、他の麺も食べてみたいナ(もちろん”うーめん”も)。(勘定は¥620)

めん処 ふと吉

岐阜県岐阜市茜部菱野4-41

 

( 岐阜 ぎふ 茜部 あかなべ ふときち うどん 蕎麦 中華そば うーめん うー麺 定食 ランチ 天丼 カツ丼 )

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萬珍軒 @名古屋市西区・浄心

2018年08月26日 | 名古屋(中村区・西区)

浄心にある中華料理の「萬珍軒」へ。太閤通にも”玉子とじラーメン”で人気の同名の店があるが、主人がそちらの出身だとか(未確認)。創業は昭和37年(1962)とのこと。息の長い町の中華料理屋だ。暖簾をくぐって店に入ると奥にカウンター席が伸びている。その奥にはテーブル席があるようだが死角になって見えず。酷暑の最中だったから覚悟はしたが店内も暑い。主人と主人の事を”お兄さん”と呼ぶ年配の男性の2人で賄っているが、調理場の鍋の前はさらに暑いだろうによくやっているものだ。昼はセット物がラインナップされているので、その中から筆頭の「チャーハン+ラーメン」を注文。

まずは漬物が用意され、さほど待たずに両者が置かれた。「ラーメン」は濃い色をしたスープの中にチャーシュー、もやし、刻みねぎが入ったシンプルな姿。麺は細ストレート麺。見た目からして濃いのかなと思いきやそんなことはなく、少し甘味も感じるスープはすっきりとして切れがいい。うん、旨いなァ。「チャーハン」には紅生姜が添えられて、細かく刻んだチャーシューの切れ端などが入っている。優しい味付けでラーメンと相性もぴったり。中に入ったチャーシューも味のいいアクセントに。一心不乱にかき込み、食べ終える頃には全身汗だくに。どっちにしたって外に出ればすぐ汗だくだからいいや。次は他の品も食べてみようっと。(勘定は¥700)

この後の記事はこちら

 


 

↓ 並木道が続く城西の交差点に建つ家屋(建築詳細不明)。戦前に流行した日本家屋に洋風の居間(客間)が増設されたタイプ。洋館は照りのあるタイル壁。母屋の方を見ると2階も大きく一般家庭っぽくない気がするんだけれど。

 

 


 

 

萬珍軒

愛知県名古屋市西区浄心2-13-25

 

( 名古屋 なごや 浄心 じょうしん まんちんけん ラーメン 中華そば 中国料理 中華料理 ランチ セット 近代建築 戦前 )

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Performing This Week : Live At Ronnie Scott's / Jeff Beck

2018年08月25日 | クラシック・ロック

Performing This Week... : Live At Ronnie Scott's Jazz Club / Jeff Beck (2008)

1959年に造られたというロンドンの老舗ジャズ・クラブ「Ronnie Scott's Jazz Club」で2008年11月に行われたジェフ・ベック(Jeff Beck)のライヴCD。映像作品も作られていて、実はそちらはCSで視聴済み。収録内容は随分と違っているようで、CDの方はゲスト(Joss Stone, Imogan Heap)との共演部分などは未収録。ただ1枚にコンパクトにまとまっていて、この時期の、しかも小さいハコでの彼のライヴを純粋に楽しめるかなと今更ながら購入してみた。

この時期のライヴの目玉というとジェフ本人ではなく(失礼)、ベースのタル・ウィルケンフェルド(Tal Wilkenfield)。弱冠22歳(当時)の童顔の女性で、パーマのかかった髪形とコケティッシュな笑顔に似合わずなかなかのテクニシャンなので目を引くこと請け合い。しかもノーブラで(※このライヴではインナー着てます)ベースのへこみに片乳のせて演奏するのでどうしても目がいってしまう(みんなそうでしょ?笑)。ジェフも彼女の事が可愛くてしょうがない感じで相好を崩している。それがひとたびソロにでもなると「おぉ」と声を出してしまう指捌き。そのギャップが楽しくてジェフそっちのけでそちらばかり観てしまい…。

さてCDでは「Beck's Bolero」から始まりベックの鋭いギター・トーンが炸裂。この人の演奏を聴くと、同世代であってもキース(Keith Richards)とかとは全く性質の異なるプレーヤーなんだなァと感じる(あっちが特殊か・笑)。あくまでも音色は鋭角的で、ロック的(ブルーズ的と言ってもいいか)なルーズさはほとんど感じられない。やはりどちらかというとやはりジャズ・ギター・プレーヤー的。もちろん曲的にはブルーズの影響も感じられるのだが全然ウェットじゃないというか…。歌わない(歌えない)というのも関係があるかもしれない。あくまでギターに語らせる。05みたいなレゲエのリズムで遊ぶジェフはなんかいいなァ。目論見通りCDでは余計なもの(タル)が見えない分、それにジェフのギターがオンになっている分、彼のギター・プレイを十分に堪能出来る。ちょっと地味ではあるが。

オークションにて購入(¥677)

  • CD (2008/12/9)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Import
  • Label : Eagle Rock
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高橋商店 (3) @岐阜県関市

2018年08月25日 | 岐阜県(中濃)

知人と関市の居酒屋「高橋商店」へ。以前にも呑んだことのある沖縄風にアレンジした酒肴を出す居酒屋。その時もその知人のアテンドだったので彼のお気に入りに違いない。その他にも何度か利用しているが、主人の趣味だろうロックやソウルのCDやレコードが置いてあり、広くない店内だが著名なアーティストのインストア・ライヴも行われるという面白い店だ。表に停めてあるミニも主人の持ち物なんだろうな。主人は見た目ちょっと強面だが物腰は優しい。給仕は奥様かな。

まずはビールで乾杯。知人は生、自分は赤星(サッポロラガー中瓶)。暑い日が続くので滲みるなァ…。まずはさっぱりと「やっこ」「梅キュウリ」なんてところを。「やっこ」には薬味が盛り沢山で、ネギ、ミョウガ、生姜、ゆず胡椒などで賑やか。ここはいつも薬味が盛り沢山のメニューが多くていい感じ。「揚げ野菜餃子」「ごぼう天ぷら」「ポテト」などを追加(←料理の名称は適当です)。「ごぼう天ぷら」は”海苔塩味”で、「ポテト」はじゃがいもでなくさつま芋、と少し変化球があるのも楽しい。もうこの辺りになるとビール2本目、泡盛ソーダ割、角ハイボール、何とかハイボール(名前失念、薬草っぽい味)とお代わりもじゃんじゃん。定番の「もずく天ぷら」の他、いろいろ追加してしこたま呑んだ。きっと締めにも何か頼んだだろうが記憶が…(苦笑)。実はこの日のまたすぐ後にも、たまたま大勢のグループでこちらに伺って楽しい時を過ごしたのだった。(勘定は¥6,500程/人)

以前の記事はこちらこちら

高橋商店

岐阜県関市栄町3-7-30

 

( 関 せき たかはししょうてん 居酒屋 酒場 沖縄風 沖縄料理 ライブ ライヴ インストアライヴ )

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一力 @名古屋市熱田区・日比野

2018年08月24日 | 名古屋(熱田区・中川区)

名古屋で市場といえば名駅ちかくの「柳橋中央市場」が思い浮かぶが、あちらは私営市場。公営の市場というと熱田区の日比野駅近くにあるこちら「名古屋市中央卸売市場」と豊山町にある「北部市場」、南区にある「南部市場」ということになる。この日は「名古屋国際会議場」で仕事があったので、ちょっと早乗りして場内の施設にある食堂「一力」へ向かう。もちろん朝ご飯は抜いてきた。歩いて構内に入り店の入っているテナントへ。寿司屋や喫茶店、洋食屋などもあるようだが、もう午前も10時過ぎということで人の姿は少ない。店に入ると先客は3組のみ。さして広くないが店員は沢山居るので朝や昼時は混雑するに違いない。店員と軽口を叩いている客も居るのでこの時間帯は顔触れが決まっているのだろう。棚には様々な刺身類が切って皿に盛られている。そちらを吟味していると店員の1人が「今日の魚は〇〇、✕✕。」と教えてくれた。そこに刺身の盛り合わせもあったので「盛り合わせを定食で」とお願いする。「貝汁飲みますか?」「ハイ」、「ご飯は茶碗か丼ぶりか?」「茶碗」と返事。これで定食の出来上がり。

長皿にドーンと盛られた盛り合わせはてんこ盛り。中身はざっとマグロ、かじき、はまち、サーモン、きびなご、海老、トリ貝、赤貝、さざえ(殻ごと)、イカ、といったところ。マグロ(赤身)などの切りは分厚い。市場なのでどれもものすごく鮮度や調子がいいかというと、そうでもないのは築地市場でも同じ。でも厚い切りの刺身を頬張って口いっぱいにして食べるのは市場ならでは。普通なら酒でも頼むところだが、この日は生憎やや二日酔い気味(苦笑)。なのでご飯と貝汁(あさりの味噌汁)で刺身をやっつけていく(←どのみち仕事があるだろっ)。刺身につける醤油がたまり醤油なのが名古屋らしい(※この地方では刺身の時に”さしみ醤油”と称した濃いたまり醤油が出てくることが多いです)。茶碗で頼んだのでご飯はあっという間に無くなった。何しろ刺身が多くて茶碗のご飯との割り当てが上手くいかない(笑)。付け合わせのおからの炊いたのや、漬物、それに貝汁のたっぷりあさりの身もしっかり剥がしていただいた。勘定はテーブルで。次は煮魚かフライか何かで一杯やりたいな(…と言いつつカツ丼かオムライス頼んだりして)。(勘定は¥1,300)

この後の記事はこちら (2

 

 

お食事処 一力

愛知県名古屋市熱田区川並町2-22 名古屋中央卸売市場内

 

( 名古屋 なごや 日比野 ひびの いちりき 市場 いちば 中央卸売市場 本場 場内 食堂 大衆食堂 麺類食堂 海鮮 ランチ 朝食 刺身 )

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