ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

くし幸 @名古屋市中区・伏見

2024年07月08日 | 名古屋(中区)

以前から一度入ってみたいなと思っていた伏見の居酒屋「くし幸」へ。早い時間に「大甚」なんかで呑んだ後はつい伏見を離れて名駅方面か栄方面に流れてしまうのでいつも機会を逃していた。この日は赤ちょうちんに明かりが灯ってすぐぐらいの時間に到着。古いビルの地下に降りて行くと独特の昭和ビルの匂いの先に店がある。店内はカウンター席の背後に小上がり席。店員が1人と先客が1人。少々雑多な店内ではテレビの相撲中継が流れている。何にしようか迷ったが、まず「ハイボール」と「串かつ」「ポテトサラダ」をお願いした。

出てきた「ハイボール」はレモンの輪切りが入っていてかなり濃くてびっくり。薄くてがっかりすることはあれど、濃くて心配になるなんて珍しい体験(笑)。「ポテトサラダ」は量多めのねっとりタイプ。じっくり時間をかけて揚がった「串かつ」は3本。千切りキャベツ添え。しっかりとした衣で、細いが肉はしっかりと詰まっている。旨い。ソースや醤油をかけていただいた。この頃になって主人と思しき男性が「いらっしゃいませー。」と遅れて外から入って来た。何でも麻雀が長引いたそう(笑)。

追加は「コップ酒」と「ふき煮物」。酒は枡に置かれたコップに注ぎこぼしてたっぷり。「ふき煮物」はタケノコと合わせてある。しみじみと旨いなァ。一見なのでこちらからは声をかけないが、主人と常連客との話を聞くともなしに聞いているとこの主人、歌舞伎や踊り、相撲などにとてもお詳しい。「何代目が…」とか「どこどこの師匠が…」とか興味深い話ばかり。再追加は「チューハイ」と「おでん」。「おでん」は五目厚揚げとこんにゃくを。出汁は淡い色だが旨味はしっかり。いい感じ。「チューハイ」にもレモンの輪切りが入っているが、専用液も入っているのかかなり酸っぱい。最初はここで軽くやって他所へなんて思っていたが、もうここで終わってしまおうと締めに「鉄板焼そば」をお願いした。目玉のせ、紅生姜添えでやってきた焼そばはちょっとニンニクも使ってあるみたい。旨いなァ。満足して勘定してもらった。外看板に「煙草吸えます」とあるように主人を含めて煙いが(笑)、値付けは安いし、酒肴は旨いし、言うこと無し。また寄ってみようっと。(勘定は¥3,200程)

 

 


 

↓ 夕闇迫る御園通商店街の「からくり人形白浪五人男」。1日5回程動く仕掛けになっている。店はその先のビルの地下に。

↓ いい気持ちになって名駅まで歩く途中の納屋橋(昭和56年・1981・建造)で堀川が綺麗にライトアップされていた。

 


 

 

 

居酒屋 くし幸

愛知県名古屋市中区栄1-10-11 鏡園ビル

 

( 名古屋 なごや 伏見 ふしみ くしこう 居酒屋 酒場 地下酒場 赤ちょうちん なやばし 御園座 )

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英吉利西屋珈琲店 @名古屋市中区・伏見

2024年06月30日 | 名古屋(中区)

時々呑みで利用する伏見のパブ「英吉利西屋」。同じ伏見にこちらと同系列と思しき(未確認)喫茶店があると知ったのはまだ最近。店の住所に行ってみると「むらさきや」のすぐ隣。こちらは時々利用しているのに全然気が付かなかったなァ。パブと同様「EGERESUYA」という綴りのローマ字。店は階段を昇った2階にある。店内はダークウッドでシックな意匠。洒落たペンダント・ライトが下がる落ち着いた雰囲気。店員は男性1人。テーブル席に腰掛けて壁のメニューを眺める。この日はまだ朝食を摂っていなかったので「英吉利西屋ブレンド」というコーヒーを「ハムエッグSet」でお願いした。流れるBGMはジャズ。途中で好きなジミー・スミス(Jimmy Smith)の「The Cat」になったので分かったが、飾ってあるジャケットも変わったのでちゃんとレコードをかけているのかも。

音楽に耳を傾けながら待っていると「英吉利西屋ブレンド」と平皿に盛られた「ハムエッグ」が運ばれた。黄身がゆるめの目玉焼きにハム、サニーレタス。これになかなかの厚さのトーストが1枚分付く。ケチャップのボトルも置かれた。自分はコーヒーの時にミルクは使わないが、用意されたものはちゃんと冷蔵された牛乳だ。コーヒーはすっきりとした味わい。朝なのでそんなに重くなくいい感じ。トーストをかじりながら目玉焼やハムをいただく。途中でケチャップも少したらしてトーストと一緒に口に入れた。こんな店にもアジア系外国人のカップル客が居る。ホテルに朝食も付いているだろうによく調べて来るものだ。落ち着いた店で好きな音楽と旨いコーヒー。申し分のない朝食になった。(勘定は¥550)

 

 

英吉利西屋珈琲店

愛知県名古屋市中区錦2-16-13

 

( 名古屋 なごや 伏見 ふしみ エゲレスヤ エゲレスヤコーヒー店 イギリスヤ 喫茶 純喫茶 モーニングサービス モーニング 珈琲 ジミースミス )

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三ツ玉 @名古屋市中区・栄

2024年05月26日 | 名古屋(中区)

最近は全然寄り付いていなかった名古屋は栄の女子大小路近辺。この頃は外国人の経営する店(特にエスニック系)ばかりが幅を効かせていて、歩いていても異国の猥雑な繁華街を歩いているよう。店に辿り着くまでに声を掛けてくるのも外国人ばかりだ。伺ったのは池田公園の北にある麺類食堂「三ツ玉」。こんな屋号だから多分古くからある店だろうと思うがどうだろう。円頓寺に「二ツ玉」という屋号の麺類食堂があるが何か関係があるのかな。こちらずっと前からある店だが、夜からしか営業しないのでなかなか機会が無かった。店内はカウンター席のみ。ご夫婦でやっていらっしゃるのかな。先客は呑んでいる男性ばかり。おでんの鍋の前の席に腰掛け「きしめん」をお願いした。

程なくして出てきた「きしめん」は薄平打ち。つゆはこの地方特有の色濃いものでなく透明感がある。わかめとほうれん草、ナルト柄のカマボコなんかがのっていて、刻みネギと天玉はセルフで入れられるように用意してある。見た目通りすっきりとしたつゆには柚子皮とかも隠し入れてあるかな。麺は薄いがグズグズにはなっておらず、なかなかイイ感じ。旨い。あっという間に手繰り終わって勘定してもらった。目の前にあったおでんがとても旨そうだった(実際それで呑んでいる客が何組も)。次は最初からおでんで呑んで、締めで麺類をもらおうかな。(勘定は¥700)

 

うどん 三ツ玉

愛知県名古屋市中区栄4-11-6

 

( 名古屋 なごや 栄 さかえ 女子大小路 女子大 みつたま 三つ玉 麺類食堂 食堂 大衆食堂 饂飩 蕎麦 きしめん 丼物 おでん 酒場 )

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ソロ ピッツァ ナポレターナ ダ ジェンナーロ 矢場店 @名古屋市中区・矢場町

2024年05月03日 | 名古屋(中区)

帰宅前に軽い夕食をと立ち寄ったのは名古屋パルコ近くにある「ソロ・ピッツァ・ナポレターナ・ダ・ジェンナーロ 矢場店」(長い・笑)。世界最優秀ピッツァ職人の牧島氏が手掛ける大須の「チェザリ」のピッツェリアで、現在は大須本店の他、市内にここを含む3店、東京や台北にも店があるようだ。大須の本店は何度も入ったことがあるが最近はとんとご無沙汰。こちらの店は間口が狭く、中に入ると窯がある調理場の横の通路際に小さなテーブルがある程度。メインは2階になるのかな(未確認)。調理担当は男性が1人。店は洒落ていて先客も居るのに何となく活気が無く、BGMも無いこともあってちょっと場末感が漂う。スツールに腰掛けてメニューを吟味。注文したのはトマトやチーズを使わないという「マストゥニコーラ」というピッツァ。ハウスワインもお願いした。

まずハウスワインがプラスチックのカップで提供された。低価格の店なので仕方がないが、侘しい。そして焼き上がった「マストゥニコーラ」が紙皿にのって運ばれた。生地の焼けた香ばしい、いい香りが漂っている。具材はハムとバジルのみでシンプル。カトラリーはセルフで取って来るプラスチックのナイフとフォーク…。下が紙皿なので何ともならず、結局手づかみでちぎりながらいただいた。ワインはお代わりを止めて、歯医者みたいな量が出てくるウォーターサーバーの紙コップの水で(苦笑)。安価で旨いのだが、やはり全部捨てる前提の食器は虚しい、味にも大きく影響する気がする。スーパーで盛り付け済みの刺身とかを買った時にも感じるが、自分がピッツァを1枚食べただけで出すゴミの量に罪悪感を感じてしまうのが難点。(勘定は¥1,100程)

 


 

↓ 大須の洋食店「すゞ家」の隣にある木造3階建の立派な建物「フジヤマ55」(昭和24年頃・1949・建造)。現在はラーメン・チェーン店が入っているが、昭和24年頃に建てられ、寿司屋やきしめん屋として使われた建物。15年ぐらい前には取壊しも決まっていたらしい。外観は昔と随分変わってしまったようだが改修されて残った。

 

 

 


 

ソロ ピッツァ ナポレターナ ダ ジェンナーロ 矢場店(SOLO PIZZA Napoletana da Gennaro)

愛知県名古屋市中区栄3-32-8

 

( 名古屋 なごや 矢場町 やばちょう Cesari ナポリピザ ナポリピッツァ ピザ 近代建築 認定地域建造物資産 きし仙 河村たかし )

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大源 @名古屋市中区・矢場町

2024年04月29日 | 名古屋(中区)

この日は池田公園近くのある麺類食堂へ向かうも、午後1時過ぎでもう暖簾が仕舞われてしまった。そこでもう少し先まで足を延ばすことにして、エスニックな店が目白押しの地域を通り抜け、丸太町交差点近くの「大源」へ。店は名古屋高速高架脇の空港線沿いにある。入口の間口は狭いが奥に長く、和風なバーのようなカウンター席を抜けると奥にテーブル席と小上がり席がある。年配のご夫婦でやっていらっしゃる様子。お酒も得意なようで品書きには酒肴も載っていたので「蓮根のはさみあげ」と日本酒(石川・銘柄失念)をお願いした。

「蓮根のはさみあげ」はしっかり揚げのものが4つ、半分に切ってあるので8切れ。「お味は付いていますがよろしければ塩を。」と女将さん。間に挟んであるのは鶏ミンチかな。醤油でもあれば別だがこれはビールの方が合うかも。こちら蕎麦、きしめん、煮込みうどんとあって全て手打ちなのだそう。選んだのは「ざる蕎麦」。麺上げは女将がやるようだ。運ばれた「ざる蕎麦」は手付きの桶にこんもりと盛られている。わさびと刻みネギ、大根おろしは別皿に。蕎麦は細切りで一部が平打ちのようになっていて笹の葉が敷いてあった。つゆは色濃くやや甘味があるタイプ。麺の艶良く、喉越し良く、旨い。あっというまに手繰り終わった。サラッとした蕎麦湯をいただき、了。こちら石川県からも酒を仕入れているようで、気安く声をかけてくれた女将も正月の大地震による酒蔵の被害を案じていらっしゃった。まだまだ食べてみたいものが沢山。夜にも来てみたいな。(勘定は¥2,100)

 

 

手打ちそば処 大源

愛知県名古屋市中区栄5-23-12

 

( 名古屋 なごや 栄 さかえ やばちょう 手打ち 手打 蕎麦 饂飩 味噌煮込み みそにこみ 丼物 酒場 酒肴 日本酒 契 CHIGIRI )

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たなべ @名古屋市中区・栄

2024年04月25日 | 名古屋(中区)

栄(さかえ)の繁華な伊勢町通沿いにある長崎ちゃんぽんの「たなべ」へ。創業は昭和57年(1982)だとか。年季の入った店はカウンター席のみ。年配の夫婦(多分)でやっていらっしゃるが、思ったよりは若いので代が変わっているかも。ちょうど昼時だったので界隈のサラリーマン客が多く、ほぼ満席の盛況ぶり。注文したのは「長崎ちゃんぽん」。店内に貼られた”長崎ちゃんぽんの健康効果”なんてのを読みながら、主人の所作を眺めつつ出来上がりを待つ。

北京鍋で主人が1回づつ味見して完成した「長崎ちゃんぽん」が配膳される。「ハイ、小。」と言って出されたが、大きな鉢にこんもりと野菜類が盛り上がっていて「食べ切れるかな…」とちょっと怯むぐらいの量。見える具材は、たっぷりの豚肉、キャベツ、人参、ネギ、もやし、ちくわ、キクラゲ、なると、と盛り沢山。麺はつるんとした麺肌の黄色っぽいもので、口当たりはまるでリングイネみたいな感じ。最近のチャンポンは昔と違って麺がラーメン寄りになっていっていると聞いたことがあるが、こちらはラーメンの麺とは全くの別物。旨いなァ、コレ。ただ本場長崎では食べたことが無いので比べようはないが。白濁したスープはしっかりと野菜の甘味が出ていて軽い感じの味わい。塩加減もピッタリでいい感じ。するすると食べ進めていける。卓上には色々な調味料も置いてあるがどれも全く使う必要が無かった。食べ切れるか心配した具材も、意外とすんなり平らげた。お腹もいっぱいに。みんな若いとはいえ、これの大盛を食べてよく午後から仕事が出来るものだ(笑)。次は人気だという「カレー皿うどん」にしてみようかな。(勘定は¥900)

 

本場長崎 ちゃんぽん たなべ (栄店)

愛知県名古屋市中区栄3-4-24

 

( 名古屋 なごや 栄 さかえ ちゃんぽんたなべ たなべ栄店 長崎ちゃんぽん 皿うどん 支那うどん 唐灰汁 炭酸ナトリウム約90% とうあく 四海樓 )

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酒津屋中店 @名古屋市中区・栄 (6)

2024年04月19日 | 名古屋(中区)

栄の森の地下街にある地下鉄改札至近の「酒津屋」へ。自分はもう何度暖簾をくぐったか覚えていないが、朝昼晩と使い勝手の良い店。ある朝、次の予定まで少し時間が空いていたので折角だから(何が?)少し呑んじゃおうかと暖簾をくぐった。先客は3人ほど。この時間の客は大抵ビール瓶を立てている。一番奥の席に腰掛け「日本酒(小)」を熱燗にしてもらった。給仕女性がすぐに白鹿の銘の入った徳利と猪口を用意してくれる。

猪口に注いだ酒をクイッと。外はまだ寒かったし、座った席になぜか冷風が当たっているので沁みるー。酒肴にお願いしたのは「牛スジどて煮」。他所では「もつ煮」と呼ばれ、醤油で味付けすることが多いが、こちらはもちろん豆味噌(八丁味噌)で味付けしたもの。市内では豚が多いような気がするがこちらは牛。しっかりとした大きさの牛スジが甘過ぎずちょうどいい味加減。旨い。こんにゃくも使ってあるが牛スジの量が多くいい感じ。刻みネギと和えながらいただいた。(勘定は¥860)

以前の記事はこちら (1)(2)(3)(4)(5

 

酒津屋 中店

愛知県名古屋市中区栄3-5-12 栄 森の地下街 南一番街

 

( 名古屋 なごや 栄 さかえ 森の地下街 さかづや 酒津屋中店 さかづやなかみせ 居酒屋 大衆食堂 昼飲み 朝酒 えびかつ )

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よもぎ埜 @名古屋市中区・上前津

2024年03月24日 | 名古屋(中区)

若宮大通りの「旧・堀留下水処理場」を訪れた時に通りがかりに立ち寄ったのは豆菓子の「よもぎ埜」。最初は”豆菓子”の文字に気付かなかったので何の店か分からず、ウインドウから覗いて初めて菓子屋と知る。覗いて店の人と目が合ってしまったので中に入ることに(笑)。小袋に詰められた様々な豆菓子が沢山並んでいた。大別すると菓子系とつまみ系。ブルーチーズ、八丁味噌、りんご等、豆との意外な組み合わせの品もある。どれがどうかはなかなか分からないので適当に甘いのを2つ「黒糖そら豆」「ココナッツショコラ」、それに「しょうゆ豆」を選んで持ち帰った。

まず封を開けたのは「しょうゆ豆」。豆は落花生。橙色の丸い玉で、よくおつまみセットみたいなのに入っているやつと同じ。醤油がキリッと効いている。「黒糖そら豆」はそら豆が黒糖と蜂蜜でコーティングされている。やや硬めだが、砕くと中からそら豆の風味もしっかりと味わえる。これはウイスキーのつまみにも良かった。「ココナッツショコラ」は乾燥したココナッツの実をカカオでコーティングしてある。凝縮されて味が濃い。ビターなカカオもいい感じ(隠し味に醤油も⁉)。これもウイスキーの…(←結局全部酒のつまみにしてる)。どれもそれぞれの豆の風味がしっかりと味わえて旨い。まだまだ種類は沢山ある。次はスモークしたミックスナッツを買ってみようかな(←結局つまみか…)。(勘定は¥1,400程)

  

 


 

↓ 若宮大通り沿いにある名古屋の公共下水道処理施設の先駆「旧・堀留下水処理場(現・堀留水処理センター)」(昭和5年・1930・建造)。日本で初めて「活性汚泥法」を使った処理場なのだとか。現在は耐震の関係から沈殿池などは全て埋め立てられていて、残っているのは一部のみ。柵の間から覗いてみると明らかに古いコンクリート設備が見えるので、あれが90年以上前の施設の残りかもしれない。

 

↓ 歩道脇に展示されているのは「ゐのくち式渦巻ポンプ」(昭和2年・東京・荏原製作所製)。こちらは熱田ポンプ所で使用されていたものだそう。

 

↓ 施設の南側に廻ってみるとここがなぜ”堀留”なのかが分かる。新堀川の北端がこの処理場になっている。

 


 

 

豆ぎゃらりぃ よもぎ埜

愛知県名古屋市中区大須4-5-10

 

( 名古屋 なごや 大須 上前津 矢場町 よもぎの 豆ギャラリー 豆菓子 酒肴 産業遺産 近代建築 )

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太湖 @名古屋市東区・葵

2024年02月21日 | 名古屋(中区)

新栄の食堂「太湖」へ。こちら日曜祝日休みの店なのでなかなか立ち寄る機会が無かった。ある土曜にこちら方面に来ていたので開店時間に合わせて訪問。自分が口開けかなと思いきや、すでに店内には2名の先客が。やかんのお茶がのったテーブル席が7つ程並ぶこちらは、ご高齢の夫婦でやっていらっしゃる。壁の「御献立」に書かれた一番安い値段の品は「うどん」。何と270円…。昭和50年代か。でもこの日は魚が食べたいナと思っていたので御献立からは選ばず、その横のホワイトボードに書かれた魚料理の中から「きんめだいひもの焼」を”定食”でお願いした。定食には”大””中””小””極小”の表記があるが、これはご飯のサイズだろう。女将さんに”小”でお願いする。女将さんが盆の上に3種類ほど惣菜をのせてやって来て、好きなのを選ばせてくれる。ひじきとかぼちゃの煮物にしてみた。

さほど時間がかからず「きんめだいひもの焼」が届いた。こちら、定食にしても汁物は付かないようだ(つまり定食はおかずと小鉢とご飯)。ご飯は茶碗でなく飯碗に。なので量は多め。”小”にしておいてヨカッタ。ご飯は”大”でも”中”でも値段は数十円しか変わらないし軽く食べられたろうが、こういう食堂ではまず様子を見ないと”小”にしても持て余すくらいの量の場合があるので注意。オッサンは絶対に残したくないのだ(笑)。「きんめ」は小振りだが旨味はしっかり。骨から身を外し、ご飯と一緒にいただいていく。煮物はひじきがたっぷり。汁気が多く、こちらもご飯とぴったりだ。次はフライ物か「カツカレー」か。その時はしっかり「吸物」か「赤だし」も注文しようっと。勘定をお願いすると「ゴーイチね。」と女将さん。(勘定は¥510)

 

 

麺類・お食事 太湖

愛知県名古屋市東区葵1-21-11 コモドカサ三輪 1F

 

( 名古屋 なごや 東区葵 中区葵 あおい たいこ 太湖食堂 麺類食堂 大衆食堂 洋食 定食 丼物 中華そば きしめん )

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とんま @名古屋市中区・大須 (2)

2024年01月31日 | 名古屋(中区)

ある休日の昼、遅めの時間に大須の洋食屋「とんま」へ。ご高齢の夫婦でやっていらっしゃる(常連客との会話からすると80を越えているのだそう)。店に入ると先客は常連の1人だけとのんびりとした雰囲気。ピカピカの白いクロスのテーブル席に腰掛け、メニューを眺める。お願いしたのは「カニコロッケ」。この日はバスで来たので「瓶ビール」も付けてもらう。まずはビールが運ばれた。サッポロラガーの中瓶。口取りに大根とこんにゃくの煮物が付いてきた。こういうの、嬉しい(えらく辛かったが)。女将さんがぬか漬けを取り出しているのが見える。旨そうだナ。自分の席から主人の様子も見えるが、コロッケはその場で成形するようだ。

しばらくして「カニコロッケ」が運ばれた。丸っこい形のものが3つ。付け合わせはパセリ。自家製のマヨネーズが付いているのが嬉しい。コロッケの中はカニの身がたっぷり。マヨネーズが要らないくらいしっかりとした味わい。あぁ旨いなァ。何だかもっと食べたくなって「オムライス」を追加。主人がフライパンを操っているのが見える。届けられた「オムライス」は薄焼きの玉子で包まれたタイプ。しっかり底まで巻いてある。ソースは上から控えめにかかっていているが、量が少ないのでデミグラスソースなのかソース+ケチャップなのかよく分からない。中は淡い味付けのチキンライスで、ケチャップは使っていないんじゃないかな。卓上にはウスターソースもあるが、結局使わずに全部平らげた。次は「ビーフかつ」か「ビーフハヤシライス」にしてみようかな。(勘定は¥2,700)

以前の記事はこちら (1

 

とんかつ&ステーキの店 とんま

愛知県名古屋市中区大須2-27-37

 

( 名古屋 なごや 大須 おおす 大須観音 洋食 洋食店 ステーキ カニクリームコロッケ デミソース とんかつ かつ丼 )

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