ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Pressure Drop : The Best Of Toots And The Maytals

2018年03月08日 | レゲエ・スカ

Pressure Drop : The Best Of Toots And The Maytals (2012)

レゲエの大ベテラン、トゥーツ&ザ・メイタルズ(Toots and The Maytals)のベスト盤。若い頃から全然変わらず、高らかに歌い上げるといった歌唱のトゥーツ・ヒバート(Toots Hibbert)はソロ・アルバムを作成したり、様々なコラボに関わったりと息の長い活動を続ける伝説の人物。もう70も後半という年齢のはずだが、特にロック畑のアーティストとの交流が多く、様々なコンピ盤に彼の名がクレジットされている。最近は新作アルバムの発売こそ無いものの、ライヴ活動はいまだに盛んのようで、フェスティバルを中心にその名前を見かけることが出来た。

自分が最初に彼らの音楽を聴いたのはやはり超のつく名盤、映画「The Harder They Come」のサントラ盤。彼らは映画にもチラッと出演していたんじゃなかったかな。サントラの入手は難しくなかったと思うが、80年代中頃にはまだ映画の日本版VHSビデオは発売されておらず、カルト・ムービーの括りで高い輸入ビデオ・ソフトを購入して観た(今でも家のどこかにあるだろう)。欧米人にも分かりにくいというジャマイカ訛りの英語なので、たしか英語字幕が付いていたと思う。映画の内容はともかく、想像でしか知らなかった当時のジャマイカの生々しい画面と挿入された音楽が素敵で、サントラは未だに一番よく聴くレゲエのアルバムのひとつかもしれない。ひと際存在感あるトゥーツのヴォーカルも印象的。彼らの代表曲は60~70年代が多いが、このベスト盤には80年代の曲も収録されていてバランスが取れている。

ブックオフにて購入(¥500)

  • CD (2012/7/10)
  • Disc : 1
  • Format : CD, Import
  • Label : Island
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War Ina Babylon / Max Romeo & The Upsetters

2018年02月26日 | レゲエ・スカ

War Ina Babylon / Max Romeo & The Upsetters (1976)

レゲエの歴史を語る上で絶対に外せないアルバムのひとつであるマックス・ロメオ(Max Romeo)の「War Ina Babylon」。表題曲はあらゆるコンピレーション・アルバムに収録されるレゲエのマスター・ピース。自分も数限りなく所有しているはずだが、実はオリジナル・アルバムを丸々聴くのは初めて。もちろんプロデュースは怪人リー”スクラッチ”ペリー(Lee "Scratch" Perry)。ジ・アプセッターズ(The Upsetters)の実態はリー・ペリーのお抱えバンドだったはずだが、メンバーも流動的だったようでこの辺りの話はどうもよく分からない。ま、何しろリー・ペリーの溢れ過ぎる才能を受け止めたミュージシャン達であることは間違いない。

レゲエ・ミュージックはまるで古くからあるジャマイカの民族音楽のように捉えられている場合もあるが、実際はアメリカ南部からのラジオ電波に乗ったソウル、R&Bに影響を受けた60年代以降の新しい音楽。植民地支配や人種差別、宗教、貧困のイシューを歌詞に取り上げ、スカのリズムと結び付いた”反抗の歌”でもある(もちろんそうでないただのラヴ・ソング他もある)。ここで言う「バビロン」も彼らの多くが信仰するラスタファリ思想の対極にある悪徳資本主義を象徴する言葉のはずだ。

(もちろん皆がラスタファリ信仰者ではないだろうが)表題曲もある程度思想的な内容を伴っていると思われるので、宗教に疎い我々日本人にはピンと来ないどころか、さっぱり理解出来ないが、De Police Men(警察官)、De Dreadlocks Man(彼)といったところから想像を膨らませるしかない(話によると英語圏の人達でも何を歌っているかさっぱり分からない場合もあるとか)。何しろ大した語数じゃないのでどれほど歌詞に意味を持たせているのか知らないが、音楽に身を委ねているだけでも気持ちがいいことは確かだ。この頃のリー・ペリー仕事にハズレは無い。

オークションにて購入(¥608)

  • CD (1995/4/30)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Import
  • Label : ISLAND
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Trojan Reggae / Variuos Artists

2018年01月06日 | レゲエ・スカ

Trojan Reggae / Variuos Artists (2007)

鳴り物入りという感じで10年程前に登場したレーベル「Starbucks Entertainment」。そうあのスターバックス・コーヒーの作った音楽レーベル。ジャケット・デザインもさすがにセンス良く、次々と有名アーティスト関連のCD(主に編集盤)を発表し、店頭などで発売したと記憶している。販売網があるからどんどん増えていくのかと思いきや、フィジカルな音楽メディアは廃れたとすぐに見限ったのか数年で尻切れトンボになり、現在はレーベル自体存在しているのかどうか。そんなスタバが2007年に発売したスカ、レゲエのコンピレーション盤がこちら「Trojan Reggae」。副題が”Ska, Rocksteady and Reggae Classics, 1967-1974”となっている通り、レゲエの殿堂「トロージャン」レーベルの70年代中盤までの有名な曲を編集したもの。

曲目はこちら↓

01 Harry J. All Stars - Liquidator
02 The Slickers - Johnny Too Bad
03 John Holt - Stick By Me (And I'll Stick By You)
04 Dennis Brown - Westbound Train
05 The Jamaicans - Ba Ba Boom
06 Dave & Ansel Collins - Double Barrel
07 Bob Marley & The Wailers - Soul Shakedown Party
08 The Chosen Few - I Second That Emotion
09 Desmond Dekker - You Can Get It If You Really Want
10 Junior Byles-  A Place Called Africa
11 Toots & The Maytals - Pressure Drop
12 The Melodians - Rivers Of Babylon
13 Ken Boothe - Ain't No Sunshine
14 Tony Tribe - Red, Red Wine
15 The Pioneers - Long Shot Kick De Bucket
16 Lee "Scratch" Perry - I Am The Upsetter
17 The Upsetters - Return Of Django
18 Augustus Pablo - Hot & Cold

レーベルの性格上、致し方ないが全くサプライズのない選曲。もちろん名曲が並んでいるので聴くのは気持ちいいが、もう少し面白味が無いと飽きるのも早い。でもこのレーベルの発売していたコンピ盤の中にはなかなかのテーマや、選曲のものもあったので(数枚しか持っていないが)中古店などで安く見つけたらお勧め。

オークションにて購入(¥288)

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Gangster's Carnival / The Specials

2017年12月15日 | レゲエ・スカ

Gangster's Carnival / The Specials (2004)

スペシャルズ(The Spacials)のライヴ・ブートレグ(海賊盤)を購入。ジャケットに「Recorded live at Carnival House Shinjuku, Tokyo Japan July 20 1980 」とある通り、スペシャルズ(The Specials)来日した1980年の新宿カーニバルハウスでの公演を収録している。この時の映像はNHKの「ヤング・ミュージック・ショー」でテレビ放送されたので、きっとそのビデオ落とし、あるいは流出音源じゃないだろうか(FM音源という話も…)。異例の会場だが、記憶が曖昧だけれど確か座席指定のホール公演をバンド側が嫌がって、急遽踊れる新宿のディスコでの開催になったんじゃなかったかと思う(※)。

そんな気骨のあるバンドが、上り調子の最高の時期に来日し、しかも日本では珍しかったスタンディングのライヴを小会場で演ったというんだから見に行った人が羨ましい。バンドの演奏も充実していて素晴らしく、会場の熱気が伝わってくる。この後バンドは編成メンバーも、音楽性も変わっていくので、勢いがあった頃の貴重な記録でもある。もちろん後の再結成では不遇をかこった歯抜けの元リーダー、ジェリー・ダマース(Jerry dammers)も居るし、相変わらずクールな歌声のテリー(Terry Hall)もなかなかの熱演。ちゃんとあの伝説のリコ(Rico Rodriguez, Trb.)も居る。見たかったなァ。今では簡単にYou Tubeなどで映像が見られるので、フルセット収録ではないとはいえ、どうしたってそちらの方が会場の熱い様子が分かってベターだが、CDで聴いてもなかなかのもの。放映当時テレビで番組を見て虜になった人も多いんじゃないかな。自分も当時小学生ではあったが、あの番組に影響を受けた部分が少なくないので、権利やマスターテープの関係で再放送が叶わないのは、何とももったいない話。最後にマイクを向けられた観客が「スペシャルズ、サイコーだー!」と叫んでいるのが微笑ましい。

※後から調べてみると、来日公演が初日から盛り上がり観客がステージに上がるなどしたため、最終公演予定だった中野サンプラザ側が難色を示し条件を付けたため、それに対してバンド側が拒否して踊れる別の会場を探したとのことらしいです。

中古店にて購入(¥540)

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Marley : The Original Soundtrack / Bob Marley & The Wailers

2017年12月02日 | レゲエ・スカ

Marley : The Original Soundtrack / Bob Marley & The Wailers (2012)

ボブ・マーリー&ウェイラーズ(Bob Marley & The Wailers)の伝記映画「Marley」のオリジナル・サウンドトラック盤。映画は未見なのだが、収録曲がただのスタジオ・ヴァージョンだけでなく、ライヴ・テイクなどが散りばめられたコンピレーション盤として機能していそうだったので購入。彼らのオリジナル・アルバムはレコードとCD(買い直した)で全部揃っているし、コンピ盤やボックス・セットも沢山ある。だからここに収録されている曲もひょっとしたら既に所有している音源かもしれない(もう面倒臭いので確かめない・笑)。前ほどヴァージョン違いやオリジナル・アルバム未収録曲を必死になって探さなくなったので気軽に聴けた方がいいやという感じ。

そもそも彼らの音源は90年代以降、各種コンピ盤やデラックス盤で山のように発売され、それにプラスしてアイランド・レーベル以外の世界デビュー以前のジャマイカ音源や、その昔に粗製乱造された悪名高きJAD音源など、多発され過ぎて何がなんやらよく分からない混沌とした状況。ここに収録されている中にも権利がアイランド(現・ユニヴァーサル)以外の曲も入っている(しかも現在はJAD音源もユニヴァーサルが権利を持っている模様…)。

初々しいロックステディのデビュー時や、まだまだカリスマになっていない頃の彼らの演奏もシンプルで素晴らしいし、世界中を席巻し勢いのある70年代前中半のライヴはやはり何度聴いても惹かれるものがある。リミックスされた音源も3曲ほど入っているが、これもなかなかイイ。俄然映画が観たくなったが、ジャマイカ人のインタビュー映像は英語で喋っていても訛りが強くて英語の字幕が入っているくらいだから日本語字幕がないと辛い。日本盤を買わないと。

中古店にて購入(¥950)

  • CD (2012/4/17)
  • Disc : 2
  • Format: CD, Soundtrack, Import
  • Label : Island

 

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The Many Faces Of The Police / Various Artists

2017年09月10日 | レゲエ・スカ

The Many Faces Of The Police / Various Artists (2017)

毎度お馴染み「The Many Faces Of ~」シリーズ。今回はポリス(The Police)。まずジャケット。お、かっこいい。「Synchronicity」期の3色カラーリングでのデザインは安易といえば安易だが、このシリーズは時々デザインを外すので、これは上々。まず1枚目はメンバー参加曲を集めたもの。といってもスティング(Sting)参加曲は無く(たぶん)、アンディ・サマーズ(Andy Summers)と、スチュワート・コープランド(Stewart Copeland)、そして初期メンバーだったヘンリー・パドヴァーニ(Henry Padvani)の参加曲から成っている。2014年にサマーズの組んだバンド「Circa Zero」を始めて聴いたが、これポリスそっくりじゃないか。相変わらずクレジットが無いのが腹立たしいが、なかなか素敵な曲もあって興味深い。アンディ・サマーズのギターの音って昔から好きなんだよなァ。

2枚目はポリスの曲を他のアーティストがカヴァーしている曲を集めたもの。なかなかの面子が揃っていて、多くがレゲエ・アーティストっていうのがミソ。ポリスといえば「レゲエのマナーを盗んだ」だの、「コピーして大金を稼いだ」だの、その昔は中傷されたこともしばしば。音楽性が広がったのと、存在がビッグになったことでそういう声はだんだんフェードアウトしていったが、いつだって議論になる話題だった。こうやって本場のアーティストが逆カヴァーするというのは、取りも直さず彼らの曲それ自体が素晴らしいということ。事実ここに収録された曲群も、カヴァーされるに相応しいクオリティーがあって楽しい。

と、なかなか調子の良かったこの企画。3枚目にきて?マークが…。同時期に活躍したバンドの楽曲集だがほとんど関係ないニューウェーヴバンドばかり。唯一自分が思いつくのは「Don't Stand So Close To Me(邦題:高校教師)」のPVでスティングがビート(The Beat)のTシャツを着ていたことぐらい。他に何か関係あるバンドが入っているのかは知らないが、なんだか水の多すぎるカルピスのように味気ないというか、クオリティーを下げているというか。ネタが尽きたのなら2枚組で出せばいいのに…(苦笑)。

Disc: 1 : The Many Faces Of The Police

01. Circa Zero Feat. Andy Summers - Levitation
02. The Flying Padovanis Feat. Henry Padovani - Western Pasta
03. The Racketeers Feat. Stewart Copeland - Chewed Down to the Bone
04. Andy Summers & John Etheridge - Broken Brains
05. Circa Zero Feat. Andy Summers - Say Goodnight
06. The Electric Chairs - Big Black Widon
07. Rusty Anderson Feat. Stewart Copeland - Catbox Beach
08. Andy Summers & John Etheridge - Little Transgressions
09. Jesca Hoop Feat. Stweart Copeland - Seed of Wonder
10. The Flying Padovanis Feat. Henry Padovani - Vas Plus Haut
11. The Racketeers Feat. Stewart Copeland - Trouble Bones
12. The Electric Chairs - Bad in Bed
13. Circa Zero Feat. Andy Summers - Shout Out the Stars
14. The Racketeers Feat. Stewart Copeland - Tell a Lie


Disc: 2 : The Songs
 
01. Joan Osborne - Every Breath You Take
02. Gregory Isaacs - So Lonely
03. Ali Campbell - Every Little Thing She Does Is Magic
04. Toots & the Maytals - de Do Do Do, de Da Da Da
05. Horace Andy - Invisible Sun
06. Inner Circle - the Bed'S to Big Without You
07. Junior Reid - Synchronicity 1
08. The Wailing Souls - One World (Not Three)
09. Lee Scratch Perry - Invisible Dub
10. Big Chief Monk Boudreaux & the Upressors with Ras Tree - Spirits in the Material World
11. Cyril Neville - Wrapped Around Your Finger
12. Tarrus Riley - King of Pain
13. Pepper - Can'T Stand Losing You


Disc: 3 : The 80s New Wave Scene

01. The Beat - Mirror in the Bathroom
02. 999 - the Biggest Prize in Sport
03. Dirty Looks - 12 O'Clock High
04. TV 21 - End of a Dream
05. Yachts - a Fool Like You
06. Berlin Blondes - Framework
07. Department S - Is Vic There?
08. The Beat - Two Swords
09. Alternative TV - Action Time Vision
10. TV 21 - on the Run (Who'S Gonna Get Me First)
11. Dirty Looks - the Got Me Covered
12. The Flys - Looking for New Hearts
13. Afraid of Mice - Video Queen
14. Yachts - Dubmarine

amazonにて購入(¥1098)

  • CD (2017/3/24)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Import
  • Label : Music Brokers Arg
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Ska Madness! / Various Artists

2017年08月29日 | レゲエ・スカ

Ska Madness! / Various Artists (2010)

1970年代の後半にイギリスで一世を風靡したスペシャルズ(The Specials)やマッドネス(Madness)、ビート(The Beat)らに代表される2トーン・スカ。そうした面々がカヴァーしたレゲエやスカの元曲を集めたコンピレーションCD。副題も「20 Reggae Classics Which Inspired The Two Tone Revolution」と謳われている。カヴァーの元曲を探して聴くのが昔から大好きなので、こういう便利な編集盤はありがたい。とは言ってもここに収められている曲は有名曲ばかりなので何らかの形で既に聴いたことがあるものばかり。でも流して聴くにはもってこいのゴキゲンなCDだ。収録曲とアーティストは以下の通り(カッコ内はカヴァーしたアーティスト)。

01 Rudy, A Message To You - Dandy Livingstone (The Specials)     
02 Long Shot Kick De Bucket - The Pioneers (The Specials) 
03 (People Get Ready) Let's Do Rocksteady - Dandy (The Bodysnatchers)  
04 Jackpot - The Pioneers (The Beat)   
05 Carry Go Bring Come - Justin Hinds & The Dominoes (The Selecter)  
06 Skinhead Moonstomp - Symarip (The Specials)   
07 My Boy Lollipop (Rhythm From My Collie) - Millie (Bad Manners)
08 Rough Rider - Lloydie & The Lowbites  (The Beat)  
09 Monkey Man - The Maytals (The Specials)    
10 Liquidator - Harry J. All Stars (The Specials)    
11 Too Experimental - Jackie Edwards (The Bodysnatchers)   
12 Starvation - The Pioneers (Starvation)   
13 007 (Shanty Town) - Desmond Dekker & The Aces (The Bodysnatchers)  
14 Sea Cruise - Jackie Edwards (Rico)    
15 Time Hard (aka Every Day) - The Pioneers (The Selecter)   
16 Train To Skaville - The Ethiopians (The Selecter)   
17 Fattie Fattie - Clancy Eccles (Bad Manners)    
18 Can't Get Used To Losing You - Danny Ray (The Beat)   
19 Elizabethan Reggae - Boris Gardiner & The Love People (Bad Manners)   
20 Enjoy Yourself - Guy Lombardo (The Specials)

こうして聴くと、2トーン・スカのバンドはスピードこそアップしているものの、ほとんどがそのまんまコピーだったことが分かる。それでもあのクールなファッションに包まれた若い連中が、白人黒人混成バンドでムーヴメントを作ったのは痛快だった。嬉しかったのが12の「Starvation」が収録されていること。この曲はあのバンド・エイド時代に2トーンやUB40の連中が中心となって作られたチャリティー・シングル(写真下)で、はっきり言うと二番煎じであまり一般的な話題までにはならなかったと記憶するが、自分はしっかり12インチ・シングルを買って愛聴したので思い出深い曲だ。

amazonにて購入(¥375)

  • CD (2010/2/4)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Import
  • Label : Ume Imports
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Hand To Mouth / General Public

2017年05月06日 | レゲエ・スカ

Hand To Mouth / General Public (1986)

ザ・ビート(The Beat)解散後、主要メンバーだったデイヴ・ウェイクリング(Dave Wakeling)とランキン・ロジャー(Ranking Roger)が中心となって結成されたジェネラル・パブリック(General Public)。最近まで知らなかったが、ごく初期には元クラッシュ(The Clash)のミック・ジョーンズ(Mick Jones)もメンバーだったとか。ベースに元スペシャルズ(The Specials)のホレス・パンター(Horace Panter)、キーボードに元デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ(Dexy's Midnight Runners)のミッキー・ビリンガム(Mickey Billingham)を迎えた、言わばスーパー・グループ。ファーストはアナログで所有し愛聴していたが、このセカンドは購入していなかった(調べてみたらちゃんと日本盤も発売されていた)。ポリス(The Police)のスチュアート・コープランド(Stewart Copeland)の兄貴、マイルス・コープランド(Miles Copeland)が設立したI.R.S.Recordsからの発売。この再発盤には以下の8曲のボーナストラックが収録されている。

11. General Public (12' Version)
12. Limited Balance
13. All The Rage
14. Taking The Day Off
15. Day To Day (Live)
16. Where's The Line? (Live)
17. Tenderness (Live)
18. Hot You're Cool (Live)

ファースト「All The Rage」の主要曲のライヴ・ヴァージョンも含まれていて、なかなかクオリティが高い。オリジナル・アルバムは、スカの風味がすっかり影を潜めていて、80年代らしいポップな曲がほとんど。もともとそうでない曲も多かったので違和感は無い。逆にトースティング(掛け声他)のランキン・ロジャーの役割というか、立ち位置がぼやけてしまっている感も…。ただ特徴的なデイヴのヴォーカルや、ややトロピカルな曲調は健在で、当時はしっかり評価されなかったも同然だけれど30年経ってもちゃんと聴けるクオリティ。ただ各曲の完成度は別として、アルバムとしての色に乏しいのも確かで、2、6、8がシングル・カットされたようだが、それらも何となく埋没してしまっている(改めて聴くといい曲なんだけれどなァ)。

中古店にて購入(¥540)

  • CD (1993/1/26)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : Capitol

 

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Reggatta Mondatta Volume Ⅱ / Various Artists

2017年04月20日 | レゲエ・スカ

Reggatta Mondatta Volume Ⅱ / Various Artists (2000)

副題が”A Reggae Tribute To The Police”と題されたコンピレーションCD。ザ・ポリス(The Police)の名曲の数々をレゲエ・ミュージシャンがカヴァーした曲を集めた企画の第2弾となる。彼ら自身が70年代後半にレゲエをメロディやリズムに採り入れて成功したニュー・ウェーヴ・バンドだったので、ある意味逆カヴァーということになる。このアルバムの第1弾(ジャケット下参照)がなかなかいい内容で気に入っていたのでこれも購入(安価で中古を購入出来たと思っていたら、家の棚に同じCDを発見…。何度同じ過ちを…。)。発売年が同じところをみると最初から分割して発売された企画だったのかもしれない。

Reggatta Mondatta / Various Artists (2000)

クレジットを見て分かるようにこのアルバムも第1弾と同様、有名アーティストがほとんどなのがうれしい。こういうカヴァー・アルバムを楽しめるかどうかは元曲を知っているのはもちろんだが、カヴァーする側のアーティストが無名では全然ダメ(と個人的には思っている)。少なくとも何度も聴けるクオリティを保つには無名アーティストでは役不足なのだ。2000年発売とあって、どの曲もダンスホール期を経たポップな音作りの曲が多いのは仕方がない。それにしてもレゲエから飛躍した時期のポリスの曲も違和感なくレゲエとして成立しているのが、逆にポリスの曲作りの確かさを証明しているようで興味深い。レゲエ、あるいはポリスのファンであれば一聴する価値は十分にあると思う

01 Louchie Lou & Michie One - Don't Stand So Close To Me 
02 Aswad - So Lonely
03 Inner Circle - King Of Pain
04 Big Mountain - Man In A Suitcase 
05 The British Link - When The World Is Running Down 
06 Rayvon Featuring Shaggy - Demolition Man 
07 Freddie McGregor - Rehumanize Yourself 
08 Bim Sherman - Bring On The Night 
09 Third World - De Do Do Do, De Da Da Da
10 Toots & The Maytals - Canary In A Coalmine

ブックオフにて購入(¥280)

  • CD (2000/3/21)
  • Disc : 1
  • Format : Import
  • Label : Ark 21
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The Complete Beat / The English Beat

2016年07月16日 | レゲエ・スカ

 

The Complete Beat / The English Beat (2012)

ザ・スペシャルズ(The Specials)と並んで2トーン・スカ(2 Tone Ska)ムーヴメントの雄だったザ・ビート(The Beat)。アメリカにも同名のバンドが居たとか何とかいう理由で「イングリッシュ・ビート(The English Beat)」とも名乗っていた。彼らの3枚のオリジナル・アルバムはどれも好盤でクオリティが高く、おすすめ。もちろん全てアナログで所有しているが、ここんところ本国イギリスとアメリカで、それぞれアーカイヴ編集が進んでボックス・セットが発売された。どうせなら統一企画にして欲しいもんだが、イギリスでは「Edsel」レーベル、アメリカでは「Shout! Factory」レーベルが担当しているから仕方がない。

この前うっかりベスト盤を買ったばかりというのに、こちらは「Shout! Factory」から発売された米盤5枚組。3枚のオリジナル・アルバムに加えて、別ヴァージョンやPeel Sessionsなどのスタジオ・ライヴ音源2枚を加えた豪華版だ。英版と比較してもヴォリュームで上回っており、文句ない。実は英「Edsel」では、それぞれのオリジナル・アルバムのデラックス・エディションが発売されていて、そちらにはDVDも付属しているので、本当のコンプリートを目指すにはもうひと頑張りしなければいけないが、そうも付きあっていられない(といいつつ既にひとつあるのだが…)。

往年の名曲を快活に2トーン・スカ風味でカヴァーした曲の消化具合も良く、センスの良さが感じられるし、オリジナル曲の出来もいい。 音だけ聴いているとデイヴ・ウェイクリング(Dave Wakeling)とランキン・ロジャー(Ranking Roger)の声はどちらがどちらか分からないくらい似通っている。ロング・ヴァージョンやダブ・ヴァージョンが12インチ・シングルなどで発表された当時のままのものなのか、詳しいクレジットが無いのが痛いが、どれもオリジナル・ヴァージョンに勝るとも劣らない素晴らしい出来だ。解散後、現在に至るまでは、ついたり離れたりの紆余曲折があったが、ごく最近のニュースではデイヴ側は「The English Beat」、ランキン・ロジャー側は「The Beat」と名乗り、袂を分かって別々に活動している様子。まったく、もう…(苦笑)。

オークションにて購入(¥2,430)

  • CD (2012/7/10)
  • Disc : 5
  • Format: Box set, Import
  • Label : Shout Factory
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