goo blog サービス終了のお知らせ 

ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

おかめ堂 @三重県四日市市

2025年05月06日 | 三重県

三重県四日市市で昼には遅い半端な時間。開いている店を探して訪れたのは、ときわにある「おかめ堂」。道を挟んだ駐車場に車を入れ店内へ。女将が1人でやっていらっしゃる軽食の店で、創業は昭和50年(1975)とのこと。80年代ポップスが流れる店内はテーブル席が2つにカウンター3席。「お好み焼き」「焼きそば」「たい焼き」「パンダ焼き」等の他に「ラーメン」があって人気なのだとか。実際に先客でラーメンを食べている人がちらほら。テーブル席に腰掛け、自分も「ラーメン」を注文した。女将さんに「1.5?」と訊かれたが、1.5玉でも同額なんだそう。自分は普通に1玉でお願いした。

しばらくして「ラーメン」が運ばれた。やや濁ったスープ水面には鉄板で炙っていたチャーシューが5枚程と細メンマ、粗く刻んだネギが浮いている。スープは油の膜が出来ていて、その下から手繰った麺は中細のちぢれ麺。スープの味わいは見た感じほど濃くなく、麺もスルスルと啜っていける。旨い。小振りなチャーシューもしっかりした味わいでいい感じ。あっという間に平らげた。もちろん1.5でもいけたろう。3時過ぎだというのに次から次へ客が入ってくるので席を空けた。メニューで気になった「モダンたこ焼き」。どんなのか持ち帰ってみればよかったなァ。(勘定は¥600)

 

 

おかめ堂

三重県四日市市ときわ4-3-21

 

( 三重 みえ 四日市 よっかいち おかめどう 中華そば おこのみやき お好み焼 やきそば 焼そば パンダ焼 たこ焼き )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みやざき @三重県四日市市

2025年04月20日 | 三重県

三重県四日市市周辺を散策しての帰り際、夕方に立ち寄ったのは三滝公園の横にあるお好み焼きの「みやざき」。四日市に来るたびにそのいぶし銀の店構えが気になっていた店だ。ただ駐車場が見当たらず見送って通り過ぎていた。この日は最初から公園の駐車場に車を停め、歩いて店へ。暖簾をくぐって戸を引くと店内は満席。土間にはつながったテーブルが2つとカウンター席があるが、中年男性ばかりに占められている。テーブル席の先客3人はビール大瓶を7本も並べている。店は高齢の女将さんがやっていらっしゃる。自分は入口近くのテーブルに相席させてもらい「焼そば・イカ入り・玉子入り」をお願いした。

常連客に慕われている女将さんはチャキチャキ。忙しく調理をこなしながら元気いっぱいに相手をしたり、相談にのったり。しばらくして白い平皿に盛られた「焼そば」が運ばれた。刻み紅生姜添え。具材はキャベツとイカ。玉子は目玉焼きがのっている。さっそく麺を手繰っていく。ソースでしっかりめの味付けがされているが、下に溜まってしまうほどでないいい具合。女将さんが別で卓上ソースも置いてくれたが全く必要が無かった。残りわずかのところで目玉の黄身を潰し、混ぜて平らげた。他には「モダン焼」や「ネギ焼」、「ブタチーズ」なるものも。ここで呑める人が羨ましい…。(勘定は¥500)

 

 


 

↓ 四日市名物のコンビナート郡。本当は夜に見てみたいが、帰るのが遅くなってしまうので暗くなるまで待てなかった。こういう巨大構造物って、何か惹かれるものがあるんだよなァ。

 

 

↓ 普段使ったことの無いスマホのパノラマ写真機能を使ってみたりして。

 

 


 

 

お好み焼・焼そば みやざき

三重県四日市市東新町3-15

 

( 三重 みえ 四日市 よっかいち 宮崎 おこのみやき お好み焼き やきそば 焼きそば 居酒屋 酒場 コンビナート 四日市コンビナート )

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅屋 @三重県四日市市

2025年04月16日 | 三重県

三重県四日市市の散策。土産に買って帰る和菓子を購入するため寄ったのは大きな通り沿いにある「紅屋」。創業は宝暦年間(1752~1765)というから260年もの歴史のある店だ。店に入るとガラス・ショーケースの中には上生菓子も並んでいる。ただ持ち帰り時間のこともあるので、こちらの銘果「汐見」の簡易箱入りを購入した。この「汐見」も文化文政年間(1804~1830)からある菓子だというから凄い。

家に帰って10個入りの箱を開け、妻と一緒にいただく。「汐見」は白く小さい菓子。薄い皮は生落雁のような食感で、中は水分少なめのこし餡。口に入れると上品な甘さが広がり、旨い。とてもバランスが良く、口の中があんこの甘さで支配されることもなく、茶席で重宝されるのがよく分かる。コーヒーにもよく合う味わい。これは手土産にもいいだろうなァ。(勘定は¥918)

 


 

↓ 小杉町にある「服部家住宅表門」(昭和12年・1937・建造)。この門をはじめ、主屋や土蔵(写真下3枚目)等も国の登録有形文化財に指定されているが、杉皮張りだという主屋は塀に遮られて見えず。

 

 


 

 

御菓子老舗 紅屋

三重県四日市市中部11-5

 

( 三重 みえ 四日市 よっかいち べにや 御菓子所 しおみ 和菓子 国登録有形文化財 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

味覚亭 @三重県四日市市

2025年04月10日 | 三重県

三重県四日市で散策。以前から入ってみたかった中華食堂「味覚亭」に行ってみた。店は生桑町の大きなスーパーが2つ並んでいる近くにある。店先にはボロボロの廃車が置いてあったりしてちょっと雑多な感じ。いつ頃の創業か知らないが店内も年季が入っている。高齢の主人と外国人らしき女性給仕1人。真ん中に向かい合わせのカウンター席があったので腰掛けた。他にテーブル席が2つ、小上がり席が2つある。四日市といえば「とんてき」が有名だが、こちらにも一般的な中華料理の他に「こまやき」なる品がある。単品もあるが、定食になると「味覚定食」という名前になると知ってそれを注文した。

しばらくして完成した「味覚定食」を主人が届けてくれた。盆には「こまやき」とご飯、味噌汁、漬物、それにみかんがのっている。「こまやき」はにんにくたっぷりの豚バラ肉の細切れ。味付けはソースがメイン。付け合わせの千切りキャベツもソースの海に沈んでいる。ソースににんにくの風味と脂の甘味が加わり、味わいは「とんてき」と同系統。なのでご飯をガツガツ食べさせるパワーがある。やや大きめの飯碗に盛られたご飯も難なく平らげ、お腹をいっぱいにして勘定してもらった。次に機会があったら「きもこまやき」か、「大豚テキグローブ定食」(笑)にしてみようかな。(勘定は¥1,250)

 

中華料理 味覚亭

三重県四日市市生桑町158-17

 

( 三重 みえ 四日市 よっかいち みかく亭 みかくてい 味覚亭本店 味覚亭生桑店 トンテキ 豚テキ )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴァンセンヌ @三重県四日市市

2025年04月06日 | 三重県

三重県四日市市方面を散策。休憩に立ち寄ったのは城西町にある喫茶店「ヴァンセンヌ」。創業は昭和55年(1980)とのこと。手前の駐車場に車を停めて店内へ。テーブル席が沢山ならんでいて盛況。紫煙をたなびかせている客も居るが、一応店内は分煙になっているようなので、ガラスのシェードのペンダントライトが下がる吸わない方の席へ。食事メニューも沢山あって15時までランチもいただけるそう。自分がお願いしたのは「ブレンドコーヒー」と「手作りプリン」。

ピアノ協奏曲が流れる店内で待っているとコーヒーとプリンが届けられた。コーヒーは揃いのカップとソーサーで。プリンは脚付きのガラスの器に盛られていて、カスタードプリンの他、生クリーム、マスカット、黄桃、サクランボがのっている。コーヒーはしっかり苦味のあるもの。甘いクリームと一緒にプリンを口に入れ、苦いコーヒーで追いかけた。旨いなァ。落ち着いた店内で、若いカップルや、若くないカップル(笑)がそれぞれゆっくりと過ごしていた。(勘定失念)

 


 

↓ 羽津町の東海道沿いにある「森家住宅主屋」(明治元年~15年・1868-1882・建造)。大きな入母屋造りの町家。あまり全貌は見渡せないが、国の登録有形文化財に指定されている。

 

 

 


 

 

カフェレストラン ヴァンセンヌ

三重県四日市市城西町14-8

 

( 三重 みえ 四日市 よっかいち カフェ レストラン 喫茶店 bois de vincennes 珈琲 プリン )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金鯱山 @三重県四日市市

2025年03月28日 | 三重県

三重県四日市市方面へ。この日昼食に向かったのはときわという町中にある洋食の「金鯱山」。創業は昭和32年(1962)だそう。この金鯱山という屋号、かつては岐阜市に2軒(「本店」「島店」)、名古屋市に1軒あって、どちらも洋食屋だったし、料理の共通点もあるので何か関係がありそうだけれどどうだろう。開店直前に着いたが、広い駐車場には既に待っているだろう客の車が。時間になり”営業中”の看板が立てられ中に案内された。カウンター席、テーブル席の他に個室もある様子。自分はカウンター席の端に腰掛けた。そこから見える広い厨房の中には調理の年配男性が2人(ご兄弟だとか)、給仕女性は5人程も居るが、みな統率がとれていてきびきびと動いている。メニューには食べたいものが沢山あるが、全部頼む訳にもいかない。結局「ミンチカツセット」とノンアルコールビールをお願いした。

ノンアルで喉を潤していると、しばらくしてまず茶碗のご飯と赤出汁、梅干しが用意され、タイミングを合わせて「ミンチカツ」「カニコロ」「イソアゲ」の3品が盛られた平皿が置かれた。「ミンチカツ」は3つにカットされデミグラス・ソースに覆われている。粘度のあるデミソースには生クリームも使ってあるのか口当たりが優しくいい感じ。ミンチの肉汁とソースが相まって旨い。「カニコロ」には自家製のマヨネーズが付いている。これもいい。「イソアゲ」は古い洋食屋で時々見かける所謂”磯揚げ”のこと(本店表記は「磯アゲ」)。チキンに海苔を巻いて揚げてある。こちらは生姜醤油で。火傷しそうなほどあっつあつなのですぐにノンアルで追いかけた。ご飯や味噌汁もそつなく旨い。食後のドリンクはウーロン茶をいただいて、了。次に機会が出来たら「ビーフシチュー」か「ポーク陶板焼」、それかご飯物をいただきたいなァ。(勘定は¥3,000程)

 

 

洋食 金鯱山

三重県四日市市ときわ5-3-50

 

( 三重 みえ 四日市 よっかいち きんこざん 洋食 洋食屋 ステーキ フライ ヒレカツ 網焼き 磯揚げ )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川越屋 @三重県四日市市

2025年03月24日 | 三重県

車で三重県四日市方面へ。朝食抜きで家を出て、まず向かったのは川越町にあるうどん屋「川越屋」。町名や店名の如く員弁川に架かる国道23号線(名四バイパス)の町屋大橋を越えた南詰に店がある。大型車も停まれる広い駐車場があるドライブイン形態。創業して45年だそう。朝から数台の車が停まっている。店内は調理カウンター前に丸テーブルがいくつかと、奥にテーブル席が用意してある。調理場には男性が1人と女性が2人いらっしゃったかな。意外と若いのでびっくり。代替わりしているのかな。この日の朝食は「かけうどん」と「天にぎ」に決定。支払いを済ませるとすぐに皿盛りの「天にぎ」が渡されたので、丸テーブルでうどんの出来上がりを待つ。

しばらくして呼ばれ「かけうどん」を受け取り、セルフで少しだけ揚げ玉をのせて席に戻った。「天にぎ」は所謂「天むす」のこと。小さめのが5個。ちゃんときゃらぶき添え。まずはひとつ口に放り込む。まだ出来たばかりで温かさもあって旨い。塩加減は控えめなので麺の供に最高だ。「かけうどん」にはかまぼこが2枚と刻みネギがのっている。つゆは淡い色のすっきりとしたもの。でも出汁の風味と旨味はしっかり。手打ちだというやや太めのうどんは口当たりはふわっとしているが、だれることなくしっかりとした張りもあって旨い。これはイイうどんだなァ。朝食からこれだといい日になりそうな気が(笑)。うどん、そばはもちろん「どて丼」なんかもある。またこちら方面に来たら寄ってみようっと。(勘定は¥900)

 

 

川越屋

三重県三重郡川越町当新田654

 

( 三重 みえ かわごえや うどん屋 手打ちうどん 手打うどん てうちうどん 饂飩 蕎麦 立ち食い 立ち喰い ドライヴイン てんにぎ てんむす ) 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホリコーヒー @三重県桑名市

2024年08月01日 | 三重県

三重県桑名市を訪問した際、帰り際に休憩に寄ったのは駅に近い大通り沿いにある喫茶店「ホリ(HORI COFFEE)」。市内に何軒か支店があるローカル・チェーン店でこちらが本店だとのこと。創業は昭和44年(1969)。店に入ると店員が揃って「いらっしゃいませ!ようこそホリ珈琲へ!」と元気溌溂な声で挨拶してくれるちょっと自分の苦手なタイプの店(笑)。店内はさほど大きくないが、カウンター席を除いてほぼ満席の盛況ぶり。自分が座ったカウンター席の前に業務用のパンがずらりと並んでいたが、あれだけの数が捌けるぐらいの人気なんだろう。お願いしたのはメニューに書いたこだわりがちょっと大げさな(笑)「ホリブレンドNo.18」というコーヒーと「伊勢国プリン」。

サイフォンで淹れられたコーヒーは銘の入った窄まった形のカップで提供された。苦味も酸味も強めのブレンド。旨い。「伊勢国プリン」には生クリームとサクランボが添えられている。生クリームはちゃんと動物性クリームなのが嬉しい。プリン自体は緩めの仕上がりで味わいは甘さ控えめ。カラメルもマイルド。コーヒーの供に美味しくいただいた。年配の客が多いが結構騒がしいのと、自分の座った席が業務用換気扇なのか変な振動が始終伝わって来てちょっと居心地が悪かったので、コーヒーを飲み干してすぐに勘定してもらった。(勘定は¥1,100)

 


 

↓ 「朝日町資料館(旧・朝日町役場)」(大正5年・1916・建造)。「朝日町小学校」と現「朝日町役場」のすぐ近くに残る役場の建物。この日は休館日だったが、現在は農耕や養蚕に関する民族資料を展示しているとのこと。国の登録有形文化財に指定されている。

 

 

↓ 資料館の向かいに建っている住宅(建築詳細不明)。年季の入った煉瓦塀が残っていたり、門扉に緑青の吹いた銅板を使っていたりととても立派な住宅。こんな大きな建物でもすべての雨戸が閉められているので生活はされていないだろうか。

 

 


 

 

珈琲専門店 ホリ (HORI COFFEE 本店)

三重県桑名市中央町2-11

 

( 三重 みえ 桑名 くわな ホリコーヒー ホリコーヒー本店 珈琲 喫茶 喫茶店 国登録有形文化財 近代建築 ローカルチェーン )

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南米 @三重県津市

2024年05月15日 | 三重県

三重県津市を散策した後、津を離れる際に立ち寄った喫茶店「南米」。タバコ屋との兼業で創業は昭和39年だとのこと。店は伊賀街道沿いの交差点にある。駐車場は無いようなので付近のコインパーキングに車を停めて店に入ってみた。午後の遅い時間だったが先客は2組。最初はコーヒーだけと思っていたが、どうせこれから高速にのって帰るだけだし少し腹に入れていこうと「食事出来ますか?」と尋ねると高齢の女将さんが「出来るよ。」と。こちらの食事メニューは「バタートースト」「カレーライス」「スパゲッティーミート」と「サンドウィッチ」のみ。そこで「カレーライス」をお願いした。

しばらくして出来がった「カレーライス」のカレーは意外にもグレイビーボートに盛られてやって来た。ライスは「NANBEI」と銘の入った平皿に。別皿にらっきょと赤い福神漬が付いている。さっそくグレイビーボートからカレーをすくいライスの上に。カレーは辛さほどほどの味加減。肉片やら味わいからいくとよく遭遇する業務用のやつかも。ライスはちょっと軟らか過ぎ。中途半端な時間だったから調子が悪かったかな。それでもグレイビーボートから少しづついただくカレーは一興。ただ後ろの席のパンチパーマが煙草を吸い続けるので煙いのなんの。這う這うの体で勘定してもらうとカウンターに座っていた高齢の男性が「ありがとうございました。」と。ご主人だったか。(勘定は¥550)

 


 

↓ 阿漕(あこぎ)地区にある「日本基督教団・阿漕教会(旧阿漕講義所)」大正元年・1912・建造)。W・M・ヴォーリズの設計とも言われているが真相は不明。寺なら構わず入っていくのだが、誰もおらず建物の側まで行くのは遠慮しておいた。次回は内部も見てみたいナ。

↓ 同じ敷地内にある「宣教師館」(建築詳細不明)。かつての洋館は取り壊されている。こちらは古い建物かどうかは分からなかった。

 

↓ 教会の周囲はイギリス積みのレンガ塀で囲まれている。これはなかなか古そうだ。ひょっとしたら建造当時のままかも。

 

↓ 阿漕駅前に残された戦争遺構「憲兵隊分遣隊の被爆塀」。昭和20年(1945)7月の空襲の際の弾痕なのだとか。

 

↓ 23号線沿いで目に留まった「旧・今中歯科」(建築詳細不明)。玄関口とかはアルミサッシに替えられているが、はめ殺しの窓が木枠なので意外と年数は経っている建物かもしれない。

 

 

 


 

 

喫茶 南米

三重県津市南丸之内11-15

 

( 三重 みえ 津 つ なんべい 喫茶南米 喫茶店 カレー コーヒー 近代建築 教会建築 煉瓦塀 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天むすの千寿 @三重県津市

2024年05月09日 | 三重県

名古屋名物として有名になった「天むす」。ご存じのようにこちら三重県津市の「天むすの千寿」が元祖。天ぷら屋だった初代が昭和34年(1959)に考案したとのこと。大須の「天むす千寿」はこちらに教えを乞うて昭和55年に店を出し、芸能人が手土産にすると評判になって有名になった。書体も似ているし、”めいふつ”という呼称もそのままだし、他にも駅売り(別会社)があったりするので混同してしまうのも無理はない。せっかく津まで来たので始祖の店で買って帰ろうと暖簾をくぐる。カウンター席はあるものの店内の飲食は無く、持ち帰りで購入を待つ客が数組。訊くとこれから予約して出来上がりは50分後になるという…。迷ったが、他を先に見て回ることにして一旦店を出た。

予定の時間が過ぎた頃、再訪。店に入るとすぐに手渡される。ご高齢の女将さんが「ありがとね。」と見送ってくれた。取り敢えず温かいうちに1つだけつまむ。包装を解くと経木の包みに銀紙(死語)で包んだ「天むす・一人前(五個)」。もちろんきゃらぶきが添えられている。口に入れると…、絶妙な塩加減。これより濃くても飽きてしまうだろうし、薄いと物足りない。そこに海老天の風味が重なって間違いのない旨さ。残りは帰ってから妻と分けっこ。その頃には完全に冷めていたので、試しに1つ電子レンジで温めてみた。でも全然ダメ。熱すぎると塩加減が分からなくなり、あの絶妙な味が分からなくなってしまう。結局残りは冷めたままいただいた(それがまた旨い)。津の地元では天むすよりも「天まき」が一般的なのだとか。それも食べにまた行かないと。(勘定は¥1,250)

 

 


 

↓ 「オーデン大門ビル」の向かいにある「旧・BARBER 横山(コットンテイル)」(建築詳細不明)。理容店の意匠はそのままで花屋として利用されている様子。入口のRの付いたモザイクタイルや、ちょっとした装飾がある外壁上部など、可愛らしい看板建築。伊勢街道に当たるこの通りも昔はアーケードがあったようだ。

 

 

 


 

 

元祖 めいふつ天むすの千寿

三重県津市大門9-7

 

( 三重 みえ 津 つ 千寿 せんじゅ 天むす てんむす めいふつてんむす 名物天むす 元祖 水谷ヨネ 持ち帰り テイクアウト 近代建築 理髪店 伊勢街道 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする