ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

たこやきのちよ @愛知県瀬戸市

2018年12月31日 | 愛知県(尾張)

愛知県瀬戸市で初めて市役所方面に足を延ばしてみる。こちらの方もバイパスが綺麗に整備されているので、あまり古い街並みは残っていない。「瀬戸市駅」「新瀬戸駅」辺りをウロウロしたあとに追分(おいわけ)に戻ってくると、ひっきりなしに車が停まるたこ焼き屋があったので自分もつられて寄ってみた。赤いコンテナが店舗になっている「たこやきのちよ」。店は「瀬戸市役所前駅」のすぐ横にあり、交通量の多い道路にも挟まれた好立地。追分の角には駅のサインを模した看板に「大阪味・瀬戸味」と書かれていた。広い空地には車が何台も停まっていて、たこ焼きの焼き上がりを待っているようだ。たこ焼きにはソース味、しょうゆ味、からしマヨネーズ味の3種がある。自分は”しょうゆ味”をお願いした。店前のベンチに腰掛け出来上がりを待つ。

しばらくして呼ばれたので勘定してもらい、袋に入れられたたこ焼きを持ち出して、近くを流れる瀬戸川の河川敷にある公園に腰掛け包みを開けた。経木柄の紙製の舟(よく出来てるなァ)にのったたこ焼きは10個。小振りで形は正直バラバラ。表面はカリッと焼かれている。生地にはしっかり出汁が効いていて旨い。他と比べると紅生姜が多めに効いているかな。日差しがあって寒くないし、のんびりとした公園に腰を下ろしているからか妙に旨い。あっと言う間に食べ終えてしまった。(勘定は¥400)

 


 

↓ 道中にあった建物(建築詳細不明)。現在は一般住宅のようだが前は何かの商店だったろう。片側のみオーダー(柱)を思わせるようなデザインと壁面の処理がカッコイイ。

 

↓ 全面タイル張りの元商店「化粧品の内垣」(建築詳細不明)。こういう建物も屋根は日本瓦なのでいわゆる看板建築にあたる。

↓ 孫田町にある「村上電機製作所」(建築詳細不明)。そこはかとなく古さが感じられるがどうだろうか。昭和30~40年代ぐらい?

 

↓ すぐ裏にある平屋、下見板張りの建物が2つ並んだ工場「村上自動車工業」(建築詳細不明)

 


 

たこやきのちよ

愛知県瀬戸市追分町27

 

( 瀬戸 せと 瀬戸市役所前駅 たこ焼き たこやき タコヤキ ちよ 醤油味 近代建築 看板建築 )

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Storyville / Robbie Robertson

2018年12月30日 | クラシック・ロック

Storyville / Robbie Robertson (1991)

ロビー・ロバートソン(Robbie Robertson)の2枚目のソロ・アルバム。タイトルの「Storyville」とは1917年に閉鎖されたニュー・オリンズの売春地区のことらしい。ザ・バンド(The Band)の時代からニューオリンズの音楽や文化に強い影響を受けていた彼だから、失われてしまった文化に深い興味があったのだろう。ジャズやブルーズ、R&Bに強い影響を残しているニュー・オリンズの音楽だが、アメリカ人(ロビーはカナダ人だが)にとってどんなイメージがあるのだろう。このアルバムには実際にニュー・オリンズのミュージシャンも参加しているとのこと。クレジットを見ると他には盟友リック・ダンコ(Rick Danko)やガース・ハドソン(Garth Hudson)、ニール・ヤング(Neil Young)、ネヴィル・ブラザース(The Neville Brothers)の面々、ブルース・ホーンズビー(Bruce Hornsby)の名もある。この日本盤にはボーナス・トラックが入っているが、そこには坂本龍一も参加しているのだそう(聴いてみてもあまりピンとこないが)。

彼のファースト・ソロ・アルバムはまだ聴いていないのでこのアルバムの前がどんなだったかは知らないが、先日聴いた2011年発売の5枚目のアルバムは彼の囁くような、呟くような歌い方も音楽とマッチしていて気に入り今回の購入になったのだが、このアルバムも基本的には同様の音楽スタイル(聴く順番が逆だが)。昔は”歌えない”と揶揄されていた記憶があるが、こういう歌い方もあるんだな。それが今回のテーマと退廃的な世界観にもとても合っていて、とてもいい雰囲気になっている。ただ日本盤に付いていた訳詞を読むと、ダイレクトにストーリーヴィルに関した内容ばかりが歌詞に出てくる訳ではなく、音楽もニュー・オリンズを意識させるところが多い訳ではない。派手にギターを掻き鳴らすでなく、キャッチーなメロディーがある訳でなく、ただ淡々と音楽が流れている印象だが、それがいい。

ブックオフにて購入(¥280)

  • CD (1991/10/21)
  • Disc : 1
  • Label : MCAビクター
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串よし @名古屋市西区・浄心 (※閉店)

2018年12月30日 | 名古屋(中村区・西区)

平日は知らないが、休日の昼ともなると店の前に待ち客が並ぶ城西の人気店「串よし」。この日も開店時間ちょっと過ぎに店に着くとすでに何名もの並びがあり、店の人が出てきて「今からだと1時間待ち位です。」と言われてしまう。基本的には並んで待つのは好きじゃないので見送って自転車での近辺散策を続けた。午後1時半頃になって店の前を通ると待ちが無かったので覗いてみると、まだ満席ではあるが少し経てば座れそう。外に漏れていたガーリックの匂いにやられ、5分ほど待ってカウンター席に滑り込むことが出来た。この店名で居酒屋然としたここが何故こうも人気なのか、何より何でパスタがラインナップされているのか分からなかったのだが、後から調べたら息子がイタリアンで修業したのでパスタをやるようになったのだとか。

席に座って調理場の奥に掲げられているメニューを見るが、癖のある筆字と、最近午後になるとめっきり弱くなる視力のせいで全然読めない(苦笑)。手元にメニューは用意されていないし、困る。他の客も立ってスマホでいったんメニューを撮影してから手元で確認したりしていた。給仕の女性が「ご注文は?」と訊いてきたので「読めないです。」と正直に言って説明してもらった(苦笑)。日替わりメニューなので仕方がないのかもしれないが、掲示位置を変えるなりしてくれても良さそうなもの。比較時間がかからないという揚げ物の定食にもかなり惹かれたが、結局旬の素材を使った「カキとカブ、ゴボーのスパゲティ(メニュー名推測)」を選択。ソースは「和風白みそ仕立て」と「クリーム」が選べたが、「白みそ」でお願いした。

予告されていた通り調理にはしっかり時間がかかり、隣の人らが食べていた「とんかつ」と「エビフライ」がえらく旨そうで困ったが、やっとスパゲティが運ばれた。店の雰囲気とは違う洒落た盛り付け。食用の花びらや緑のもの(名前知らず)、柚子皮が添えられている。細く切ったゴボウは揚げてあり、カブは角切り、その他にもブロッコリーやベーコンが入っている。パスタはやや細いのでスパゲッティーニくらいだろうか。いい香りの白味噌ソースは口当たりこそマイルドだがしっかりとした味付け。牡蠣を含む具材はどれも食感が違うのでバラバラな感じだが、パスタで一番大事なソースとの一体感はしっかりある。でもこのソースだったら普通のスパゲッティ位の太さの方が好みかな。旬の素材を使ったこんな創作バスタが2種類位づつのソースで用意されているのだから凄い。それがランチ人気の秘訣だろうか。次は揚げ物の定食にしてみよう。でも逆に夜はどんな店なのかも気になるなァ。(勘定は¥1,080)

 


 

↓ 浄心駅西の住宅街にある洋館がある建物(建築詳細不明)。以前は気付かなかったが壁面にライオンの顔の小さなメダリオン(紋章)的な飾りが。

 

 


 

串よし

愛知県名古屋市西区城西4-1-32

※令和5年9月末を以って閉店されました

 

( 名古屋 なごや 浄心 城西 くしよし 居酒屋 洋食 とんかつ スパゲティー スパゲッティー パスタ イタリアン 近代建築 洋館 洋間 閉店 廃業 )

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大福屋 (2) @岐阜県岐阜市 (※移転)

2018年12月29日 | 岐阜県(岐阜)

久々に岐阜タカシマヤ南の麺類食堂「大福屋」へ。創業は昭和34年(1959)頃。再開発が決まって様子が変わってきているこの辺り。この店も行く先を心配していたが、噂では移転して営業を続けるとのこと。ひと安心。店に入ると相変わらず調理場はお母さんひとり。席では婆さん達のグループが井戸端会議中だった。一度テーブル席に腰掛けたが、おでん鍋が目に入ったので立って自分で豆腐とごぼ天を皿に盛って味噌をつけ、席に戻る。酒は”大福屋利き酒師お薦め”とあった「御代桜」をぬる燗でお願いした。こちらの主人は利き酒師の他にもソムリエの資格も持っているようだ(一度も見かけたことがないが)。

おでんの味噌はかなり濃いので塩っ気も強い。里芋とほうれん草の煮付けのお通しと共に届いた酒は”飛び切り燗”(笑)。「アチチッ」と徳利から酒を猪口に注ぐと、お母さんに「ごめんねー。」と言われてしまった。こちらの品書きにはうどんの種類がずらりと書いてある。「きざみ」「時次郎」「しの玉」「かちん」「ささめ」「梅好み」「かやく」等々。今ではあまり馴染みのないものもあって興味深い。締めには「合いもり・650圓」をお願いした。しばらくして黒い蕎麦と白いうどんが笊に盛られた「合いもり」が届く。蕎麦の黒い色にはびっくり。これも「大橋生麺」(岐阜市寺町)なのかな。別皿でねぎと練りわさびとおろしが添えられている。さっそくつゆに浸けて手繰るが、濃い色のわりにつゆの風味が弱く、どぶ漬けしてもなかなか”のって”こない。徳利のつゆを足しても風味は上がらない。なので蕎麦とうどんの印象はあまり残らず。移転前に再訪出来るかどうかは分からないが、次は変わりうどんのどれかか、丼物をいただいてみようかな。(勘定は¥1,350)

以前の記事はこちら

※現在は「レンガ通り店」として神室町1-12-1で移転営業されています

移転後の記事はこちら

 

大福屋

岐阜県岐阜市神室町2-8

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ 柳ヶ瀬商店街 だいふくや 麺類食堂 大衆食堂 うどん そば 丼物 再開発 移転 )

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キッチン杉 @岐阜県関市

2018年12月28日 | 岐阜県(中濃)

とても人気があると聞いて訪れたのは関市の下有知(しもうち)にあるとんかつの「キッチン杉」。もうすぐそこは美濃市という辺りの156号線沿いにある。駐車場は10台位停められるのだがほぼ満車という盛況ぶり。まだ昼になったばかりの時間なのに…。店に入ると向かい合ったカウンター席だけ空いていて後は満席。まだ皿出しも始まったばかりという感じ。来る前から「みそかつ定食」と決めてきたので座ると同時に「みそかつ定食!」と放つが、給仕の女性は「順番に訊きますので…」と。自分の前には家族連れが2組入ったようだが、子供も居るので注文がなかなか決まらず延々と待たされることに。ま、店のルールなので仕方がない(あまりに長いので内心穏やかではなかったが)。どの客もとんかつ以外の注文はかなり時間がかかると注意を受けている。その間にも後客が来てすぐ待ちが出ることに。すごい人気だ。

とんかつは次々と揚げているのだろう、注文が通ってからは長く待たされることなく「みそかつ定食」が登場。味噌たれは最初からかつにかけられている。千切りキャベツが添えられていて、あとはご飯と味噌汁。ご飯の量はいたって普通。かつは脂身もあるのでロース肉だろう。味噌たれは茶色っぽい色で、とろみはトロッとサラッとのちょうど間くらい。甘味は強過ぎず自分にはちょうどよかった。一口に”みそかつ”といっても味噌たれの具合は店それぞれで全然違い、真っ黒だったり、ドロッとしていたり、逆にサラサラだったり。いわゆる基準となるものは何も無い。東海地方以外の人も最初は苦手でも何度か食べると好みの味が見つかるかも。肉の脂身が甘くて旨い。卓上の練りからしも使ったりして楽しんだ。ここまでの人気の秘訣はよく分からなかったが、きっとみんなにとって”ちょうどいい”のだろう。(勘定は¥900)

お食事処 キッチン杉

岐阜県関市下有知2828-1

 

( 関 せき 美濃 みの すぎ 杉 和食 とんかつ みそかつ 味噌かつ 定食 丼物 洋食 )

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いねのや @名古屋市西区・浄心

2018年12月27日 | 名古屋(中村区・西区)

北区で、ある”手打ちうどんの店”に開店時間すぐに入ったのだが「うどん」を注文したら「麺を切らしていて…」と言われ、「じゃ、きしめんを。」と頼んだら「きしめんも切らしていて…」との仕打ちに遭う…。なぜ店を開けた?(苦笑)。仕方がないので店を出て、はるばる浄心方面まで自転車を走らせた。住宅街の中にある麺類食堂「いねのや」に入ってみる。奥まった場所にある店なので知ってないと来れない場所だなァ。店の前には自転車が何台も置いてあり、店に入ると先客が数組。小さいテーブルが5つほどのこじんまりとした店だ。ご夫婦で調理をして給仕は年配の男性がやっていた。出前もやっているようだ。うどん、そば、中華そば、丼物と何でも揃っているが、さっきの流れで「きしめん」を注文した。

しばらくして運ばれた「きしめん」には”ランチタイムサービス”として「いなり寿司」が2個付いてきた。曜日によっては「五目御飯」、丼物を頼むと「ミニ冷たぬきうどん」が付くようだ。素敵。きしめんの水面にはナルト、わかめ、ネギ、揚げ。刻みネギは別皿になっている。つゆは色が濃く、黒いと言ってもいいほど。といってももちろん塩辛い訳ではなく、きしめんらしく少し甘めの味付けだ。あまり論じられる事は無いが東海地方の麺類のつゆは本当に多種多様。1つの店で数種(赤つゆ、白つゆ、きしめんつゆ、味噌など)あることも珍しくない。それが当たり前なのが実は凄かったりする。麺は乾麺のような食感で軟らかい茹で加減。ちゃんとつゆとは合っていてするするっと入っていく。途中でいなりの酢飯で口を変えるとつゆが更に旨くなる。他の人が食べていた黄色いカレーも旨そうだったので、次はカツカレーにしてみようかな。(勘定は¥430)

この後の記事はこちら (2

 


 

↓ 美濃路(東海道の宮宿と中山道の垂井宿を結んだ脇街道)の押切に残る古そうな看板建築の建物「升屋」(建築詳細不明)。2階壁面や窓の処理に雰囲気が残っている。

↓ 東枇杷島の名鉄名古屋本線の橋桁。こういった所に使われているレンガも古いものだろうか。

↓ 西枇杷島駅の南西にある東海道本線・東海道新幹線をくぐる煉瓦造りの歩行者専用トンネル(建築詳細不明)。自転車ならそのまま走っていける高さがある。

 

 


 

 

うどん・丼物一式 いねのや

愛知県名古屋市西区名西2-14-4

 

( 名古屋 なごや 浄心 じょうしん いねのや 麺類食堂 大衆食堂 ラーメン 中華そば 蕎麦 洋食 近代建築 産業遺産 )

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New Gold Dreams / Various Artists

2018年12月26日 | パンク・ニューウェーヴ

New Gold Dreams (Post Punk & New Romantic '79-'83) / Various Artists (2013)

現在では多角的大企業になっているリチャード・ブランソン(Richard Branson)率いる英ヴァージン社。元々は小さなレコード会社で、今でいうインディーレーベル。設立は1972年でどちらかというと主にプログレ系の音楽を発表していたが、77年のセックス・ピストルズ(The Sex Pistols)との契約を期に、パンク、ニューウェーヴのバンドのレコードを多く売り出した。そんなヴァージン・レコードのポスト・パンク~ニュー・ロマンティック期の曲群を集めた3枚組CD。同一レーベル内のコンピなので複数の曲が収録されているアーティストもいるし、他会社のデュラン・デュラン(Duran Duran)やスパンダー・バレエ(Spandau Ballet)などの有名どころはもちろん入っていない。

ポスト・パンクというどちらかというと非商業的な(つまり売れない)音楽ジャンルと、ニュー・ロマンティックという売れ線の音楽を繋げて系列と捉える視点が自分には無かったので興味が沸いた。PIL(Public Image Limited)を筆頭にジャンルを代表する様々なアーティストの代表曲が並んでいる。名前だけ知っていて曲を知らないアーティストもいくつかあるので、クレジットを見ながらでないと把握しづらいが、逆にただ流しているとポスト・パンク期からニュー・ロマンティック期への変遷はごく自然で境が見つからないほど。

例えば後にヒット作を出したヒューマン・リーグ(The Human League)やシンプル・マインズ(Simple Minds)はどちらにも属していると言えるが、初期はわりとアバンギャルドなアプローチで、後期になるほど洗練されヒット曲然とした感じになっていく(ちなみにこのアルバム・タイトルもシンプル・マインズの曲名から)。ただジャパン(Japan)はよく分かるのだが、デイビッド・シルヴィアン(David Sylvian)と坂本龍一のコラボ曲あたりになるとちょっとテーマからずれるような気がしないでもない…(でもあちらではニュー・ロマンティックと捉えられているのかも)。なかなか面白いコンピレーションだ。

1-01 Public Image Limited - Death Disco 12" Version  
1-02 Magazine - Permafrost  
1-03 Fingerprintz - Dancing With Myself  
1-04 Essential Logic - Wake Up  
1-05 The Men - I Don't Depend On You  
1-06 Jah Wobble - Dan McArthur  
1-07 OMD - Electricity  
1-08 The Human League - Empire State Human  
1-09 Public Image Limited - Careering  
1-10 The Flying Lizards - TV  
1-11 Magazine - A Song From Under The Floorboards  
1-12 Another Pretty Face - Whatever Happened To The West  
1-13 Martha And The Muffins - Echo Beach
   
2-01 The Ruts - Staring At The Rude Boys  
2-02 Jah Wobble - Betrayal  
2-03 The Ruts - West One (Shine On Me)  
2-04 The Professionals - 1-2-3  
2-05 Fingerprintz - Houdini Love  
2-06 OMD - Enola Gay  
2-07 Japan - Gentlemen Take Polaroids  
2-08 Public Image Limited - Flowers Of Romance  
2-09 Heaven 17 (We Don't Need This) Fascist Groove Thang  
2-10 British Electric Foundation - The Decline Of The West  
2-11 Simple Minds - The American  
2-12 The Human League - Love Action (I Believe In Love)  
2-13 Rip Rig And Panic - Go, Go, Go! (This Is It)
 
3-01 Simple Minds - Love Song  
3-02 Japan - Ghosts  
3-03 Culture Club - White Boy  
3-04 Tina Turner / British Electric Foundation - Ball Of Confusion (That's What The World Is Today)  
3-05 Rip Rig And Panic - You're My Kind Of Climate  
3-06 Mick Karn - Sensitive  
3-07 David Sylvian/Ryuichi Sakamoto - Bamboo Houses  
3-08 Culture Club - Do You Really Want To Hurt Me  
3-09 China Crisis - Christian  
3-10 Heaven 17 - Temptation  
3-11 Howard Devoto - Rainy Season  
3-12 David Sylvian/Ryuichi Sakamoto - Forbidden Colours  
3-13 The Flying Pickets - Only You  
3-14 China Crisis - Wishful Thinking

amazonにて購入(¥1,248)

  • CD (2013/11/12)
  • Disc : 3
  • Format: CD, Import
  • Label : Imports
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バル・バロッサ @岐阜県岐阜市

2018年12月26日 | 岐阜県(岐阜)

 

いつものように「のはら湯」で汗を絞った後に向かったのは「バル・バロッサ」。上階のバーには何度も出かけているが、下のバルは初めて。半地下の店はオープンな造り。この日はまださほど寒くなかった。店内には何組も先客が居て、予約無しでは入れないかなと思ったけれど、手前のスツールの席ならOKとのこと。もちろん了解して樽をテーブルにしたスツール席に腰を下ろす。女性給仕にメニューを見せてもらい、この日のお勧めだった「長良天然ワイン醸造」のグラスワイン赤を所望。

グラスにサーヴされたワインをグイッとやる。汗を流して来たので注意しないとすぐ酔いそうだ。このワインを呑んだのは初めてだが、醸造所の名前からちょっと軽めの口当たりを予想していたら意外としっかりとしたボディ。長良川のほとりで戦前からワイン醸造をやっているというこちら、以前に直接買ってみようとこちらの醸造所を訪ねたことがあるが、結局建物がよく分からず引き返したことも。ぶどうの種類(マスカットベリーA、デラウエア)から勝手にライトな感じの味かなと想像していたが、しっかりとした渋味とボディでとても気に入った。また行ってみよう。

順番が逆になったが次はビールを。クラフトビールの「Far Yeast Brewing」のフレッシュホップセゾンのハーフ・パイントにしてみた。爽やかな口当たりでスイスイと入ってくる。ちょっと草っぽいホップの香りが鼻に抜けてずっと呑んでいたい気になる旨いビールだった。両方に合わせたのは「田舎風パテ」。お腹は減っていなかったので軽くつまんだだけだが、しっかりと脂身がありどちらのドリンクにもぴったり。マスタードシードのソースとピクルスが添えてあり、それらをチビチビとやりながら軽く呑むのは気分がいい。このままアルコールばかり摂取していると本当に酔いそうだったのでこのくらいにしておいた。広くない店で店員も少ないが機能的。給仕の女性もテキパキとして感じが良かった。次はしっかり食べてみよう。(勘定は¥1,800程)

この後の記事はこちら

 

BAR BAROSSA (バル・バロッサ)

岐阜県岐阜市金宝町1-12

 

( 岐阜 ぎふ バロッサ バルバロッサ ワインバー タパス スパニッシュ フレンチ イタリアン 中垣繁幸 )

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大福屋 @愛知県瀬戸市

2018年12月25日 | 愛知県(尾張)

瀬戸市の深川神社の参道にある商店街「宮前地下街」。普通に地上にあるのだが、神社の敷地や隣の公園からは低いのでこう呼ばれているのだとか。”瀬戸焼そば”というものがあると知ったのはそんなに前ではないが、発祥の店と言われている店は既に廃業済み。現在は地元の有志が「瀬戸焼そばアカデミー」なるものを組織しているようだが、そちらには所属していないこちら「大福屋」が瀬戸焼そばの現在の代表だという。こちらも創業から50年を超えているとか。もちろん気になるので行ってみた。並びには大人気の鰻屋「田代」があるがなぜか「しばらく休業」とのこと(11月末現在)。昼からやっている飲食店はこちらのみのようで店の前には人だかりがあった。覗くと席はいくつか空いているようだったので奥に進むと壁に向かったテーブル席に案内される。どうやら外に居た人達は持ち帰りの品を待っている人達のようだ。だからか鉄板の上には大量の焼きそばが焼かれていた。関東煮(おでん)もあったが、ここは一択「焼きそば(並)」をお願いした。

店員は親子と思しき3人。次々と現れる客と、電話での注文がひっきりなしという大盛況。それでも品が焼きそばとおでんしかないので回転は悪くなさそう。しばらくして中華の八角皿に盛られた「焼きそば(並)」が運ばれた。麺は細麺で、具材はキャベツ。頂部には煮込まれたと思しき味付豚バラ肉がのっている。これは”あとのせ”なんだろう。焼きそばの味付けはやや甘く、サラッとした口当たり。今まで味わったことのない味だ。聞くところによると瀬戸焼そばの特徴は醤油ベースで豚の煮汁(スープ)を使うとのこと。あとのせの豚肉はそれなのか。これがそうやって作られたものかは調理場で焼く様子は見えないので分からないが、ソースと言えないこともないし醤油だけとも言えない、何とも不思議な味だ。地元の方はこれに卓上のソースをかけて食べたりもするのだとか。面白い。独特な味過ぎてか、食べ終わって今味わった味を覚えきれない。これは何度も食べてみないと…。(勘定は¥420)

 


 

↓ 市内を流れる瀬戸川沿いに建つ陶器の店「丸一国府商店(旧・丸一商店)」(明治44年・1911・建造再訪。木造4階建てで綺麗にリノヴェーションされている。

↓ 尾張瀬戸駅近くの草っ原にポツンと建つ土蔵(建築詳細不明)。すでに崩れかかっているが、腰壁の部分は海鼠壁かと思いきや陶磁器のプレートらしき物が埋め込んである。さすが瀬戸。

 ↓ 「愛陶工会館(旧・瀬戸陶磁器工業組合綜合共同販売所見本陳列館)」(昭和10年・1935・建造)も再訪

 


 

 

焼そば 大福屋

愛知県瀬戸市深川町5 宮前地下街

 

( 瀬戸 せと 宮前地下街 だいふくや せと焼きそば 瀬戸焼きそば おでん 醤油焼きそば せとやきそば 持ち帰り テイクアウト 近代建築 瀬戸物 陶磁器 )

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キャラバン (2) @名古屋市東区・高岳

2018年12月24日 | 名古屋(東区・北区)

ある休日の午前中。まだ朝食を採っていなかったので、珍しく喫茶店のモーニングをいただきに寄ったのは鍋屋町商店街にある喫茶店「キャラバン」。創業は1981年(昭和56年)。店に入ると先客が何組か。若い人のグループが談笑していたのは朝帰りか何かかな。相変わらず厨房側は客席を含めて乱雑でカオス状態(笑)。ゲーム卓に座ってコーヒーをお願いする。モーニング・サービスはあまり申告しなくとも自動で出てくることがほとんどだが、こちらでは「単品でいい?」と訊かれた。確かにメニューを見ても”モーニング”の文字は無い。料金は別なのかもしれないが、それでもいいやと「付けてください。」とお願いした。相変わらずちょっとテンパり気味(に見える)な主人の慌ただしい調理が始まる。給仕も1人なので大変だ。

まずはコーヒーが出てきた。ちょっと酸味が強めの味。すぐに用意されたのは何と”鉄板スパ”などで使う鉄板(ステーキ皿)。そこに焼きうどん、目玉焼き、ハム、ポテサラ、千切りキャベツ、そして山切りパン縦半分のバタートーストがのっている。す、凄い…。早速いただいていく。朝からこんなに食べるのは久しぶりだなァ。途中で目玉を潰しながらトーストと交互にやっつけていく。お腹も満たされたところで勘定してもらうと…、やっぱりコーヒー代のみ!…参りました。(勘定は¥400)

以前の記事はこちら

 


 

↓ 同じ泉にある「近江屋」のビル(建築詳細不明)。もちろん古い訳ではないが、窓下の壁面のデザインといい、屋上にそびえる塔屋といいなかなか印象的な渋ビル。

 

 


 

珈琲 & お食事 キャラバン

愛知県名古屋市東区泉2-3-22

 

( 名古屋 なごや 鍋屋町商店街  鉄板スパ 鉄板スパゲティー 鉄板スパゲッティー イタリアン ナポリタン 鍋屋町通り モーニング COFFEE & RESTAURANT )

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