ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

入船 @岐阜県関市(7)

2021年01月31日 | 岐阜県(中濃・老舗)

機会があれば通っている岐阜県関市の麺類食堂「入船」。この日は珍しく昼前の早い時間に訪問。隣の駐車場に車を停めて店へ。「あれ、雰囲気変わったかな?」と思ったら店の窓に打ち付けてあった格子が取り除かれたようだ。まだ暖簾が掛かっていなかったが、中を覗くとすでに先客が1人食事中(暖簾は自分の後に来た常連客が掛けた・笑)。長机に腰掛けて壁に貼られた品書きを眺める。この日は朝を抜いていたので欲張って「おかめ(うどん)」と「志の田丼」をお願いした。この地方の麺類食堂では必ずと言っていいほどあった丼物だが、以前に食べた「木の葉丼」同様、こちらも段々見かけなくなっている絶滅危惧メニュー。「志の田丼」を頼む人は少ないのか、女将さんが「揚げと葱のやつやろ?」と。ハイ、そうです。味のある店内は居間(兼小上がり)にこたつも用意され、座布団も新調されたかな。竈(かまど)と調理場を行き来して女将さんの調理が続く。

最初に届いたのは「おかめ」。新しめのうどん屋では見ないことも多いが、古くからある品で、具材を阿亀(おかめ))の顔のように並べることからこの名前が付いている(はず)。店によって使う具材や並べ方が全然違うので比べると楽しい。こちらの配置は真ん中に椎茸、下に煎餅のような食感のもの、赤縁のかまぼこが2枚、花麩が2つ、刻みネギと刻み海苔がのっている。どう見ても顔の配置にはなっていない(←よくあることです)。しっかりと出汁が効いていて味付けは濃いめ。旨い。うどんの量は思ったよりも多く、後から来る丼が食べ切れるか不安が残る。「志の田丼」が到着。こちらも濃いめに味付けした揚げ、刻んだかまぼこ、青ネギ、そして上から刻み海苔が散らされている。つゆの量がほどほどで、ご飯の下に溜まり過ぎないくらいでちょうどいい。たくあんを挟みながらいただく。どちらも濃いめなので少し持て余したが、しっかりと完食。お腹がいっぱいになった。午後の仕事大丈夫かな…。(勘定は¥1,050)

以前の記事はこちら (1)(2)(3)(4)(5)(6

この後の記事はこちら (8)(9)(10

 

入船

岐阜県関市大平町2-6

 

( 関 せき たいへいちょう 太平町 いりふね 麺類食堂 大衆食堂 しのだ丼 志乃田丼 志ノ田丼 おかめうどん 阿亀 阿多福 おたふく )

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森そば (2) @岐阜県各務原市

2021年01月30日 | 岐阜県(岐阜)

どういう事情があったか知らないが、昨年の11月に瑞穂市から少し離れたここ各務原市に移転した「森そば」。自分の記憶が確かならば、移転した場所はずっと前にうどん屋だった所じゃないかな。”おがせ街道”と呼ばれる旧道沿いにあり、店の前に駐車場がある。店に入ると奥に券売機があるのでここで何を頼むか決めなければいけない。元々安い値付けはこちらに来ても維持されているようで、「もりそば・大」「えび天ぷら」「ちくわ天ぷら」「いなり寿司」のボタンをポンポンと押して給仕女性に渡した。券売機横に、”汁温は券を渡す時に告げる”旨の記述があり、つゆを温かいものに出来るようだったので頼んでみた。以前の店はもろに宅を改造という感じだったが、こちらは土間に小テーブルが5つ程、窓際にカウンター席が4つ程あるスタイリッシュな意匠。まだ先客が居なかったのでテーブル席に座らせてもらった。

程なくして「もりそば・大」と「いなり寿司」が登場。そばは椀にたっぷりと盛られていて、上に細く刻んだ葱、縁に練りわさびが付けてある。粉状のものも振られていたけれど何だろう。早速そばを手繰ってドボンとつゆの中に。以前のそばがどんなだったかもう忘れてしまったが、極細と言っていいくらいの細さだ。”焙煎した国産蕎麦の実を練り込んだ『蕎麦茶』入りのオリジナル蕎麦”だそう。つゆは注文通り温かい。熱々という訳ではないが、冷たく締めたそばをくぐらせるとなかなかいい感じ。そういえばそばでつゆだけを温かくするって、鴨ざるの時以外はありそうであまり無いかも。わさびを箸先につけながら手繰っていく。「いなり寿司」の揚げは三角でやや小さめ。すぐに天ぷらも別皿で出来上がってきた。揚げたてを頬張る。旨いなァ。えびはもちろんだが、ちくわも揚げたてはふわふわで3倍増しくらいに旨く感じる。塩は無いのでこれらもつゆに浸けて。つゆは以前に感じたよりも濃く感じて、卓上に用意された”かえし”を使うことも無かった。次は「中華鴨そば(ワンタン)」っていうのにしてみよう。(勘定¥850)

この後の記事はこちら

移転前の記事はこちら

 

森そば

岐阜県各務原市蘇原吉野町4-13

 

( 各務原 かかみがはら かがみはら そはら もりそば 蕎麦 そば 中華そば てんぷら 天麩羅 天婦羅 いなりずし 稲荷寿司 いなり寿し 移転 )

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満月園 @名古屋市北区・楠

2021年01月29日 | 名古屋(東区・北区)

楠インターの近くにある食事処「満月園」へ。こちらは日曜休みだし、平日にこの辺りに居ることはほとんど無いのでなかなか伺えず、わざわざ行った時には中休みの時間になってしまっていたりした店へ念願の訪問。横の駐車場に車を入れ暖簾をくぐる。店内は土間にテーブル席が並んでいて、いかにも働いている人向けな雰囲気。先客は1名。ご高齢の主人夫婦に給仕女性が1人という感じかな。お茶を持って来てくれた給仕女性が「今日のランチはチキンカツです。」とひと言。日替りの定食があるようだ。壁に貼られた品書きを眺める。”木ノ葉丼”も”志ノ田丼”もある昔ながらの麺類食堂。店に入る前には完全に”カツカレーの口”になっていたのに、品書きを眺めていたら急に気が変わって好物の「オムライス」を注文していた。

奥の厨房から炒め音が聞こえてきてしばらくして、盆にのった「オムライス」が小皿のお浸しと味噌汁と共に供された。オムライスの脇には赤い福神漬。黄色い玉子の上にはケチャップで二重丸が描かれている。紙ナプキンに包まれたスプーンを取り出しいただく。クラシックな薄焼きのタイプで中はチキンケチャップライス。熱々だ。たかがケチャップライスと言うなかれ、これで濃過ぎたり、薄すぎたり、上にかかったケチャップとのバランスが悪かったりと店によって様々。こちらのケチャップライスの味加減はちょうど良く、申し分なし。旨いなァ。食堂の「オムライス」はこうでなきゃ。これも熱々の味噌汁とお浸しを箸でいただきながらパクパクとあっという間に平らげた。値付けも申し訳ないくらい安いし、思った通りいい食堂だ。早くまた行きたいナ。(勘定は¥550)

 

お食事処 満月園

愛知県名古屋市北区丸新町332

 

( 名古屋 なごや 楠インター くすのき まんげつえん 大衆食堂 麺類食堂 食堂 うどん 中華そば 洋食 オムライス )

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Original Punks / Iggy & The Stooges

2021年01月28日 | パンク・ニューウェーヴ

Original Punks / Iggy & The Stooges (2006)

充実した編集でよく購入している英デーモン・レコードの「Music Club」シリーズ。今回購入したのは御大イギー・ポップ&ザ・ストゥージズ(Iggy & The Stooges)。とはいってもここに収録されているのはストゥージズの残滓といっていいかもしれない中途半端な時期のもの。再結成して73年に「Raw Power」を発表後、イギーのヘロイン中毒とやんちゃな行動で問題頻発、ギターのジェームス・ウィリアムソン(James Williamson)も出たり入ったりとバンドはボロボロ。ステージ活動も一応はあったそうだが、想像通り滅茶苦茶だったらしい。それでもレコーディングは行っていたようで、ここに収録されているのは1973年から75年頃に録音されたものに「Raw Power」のミックス違いなどが足されている。

ただ、じゃぁ曲も滅茶苦茶かというと、これがなかなか粒揃い。自分はこれらの音源を編集して1977年にフランスのBomp! Recordsから発表された「I'm Sick Of You」(ジャケ写真下左)のアナログを所有しているが、大好きなレコードだった。こちらのCD2枚組にはそれらの音源や、「Iggy Pop & James Williamson」名義で出されたアルバム「Kill City」(ジャケ写真下右)の曲を収録している。

 

まるでデモ・テープ(実際その程度だったかも)のような粗い出来栄えだが、パンクの連中に先んじたストゥージズらしい暴力的でハードなギターが鳴り響き、曲自体の出来もなかなか。聴き比べしていないので、上記のアルバムに収録された物と全く同じヴァージョンなのかどうかは知らず。曲毎の感触がバラバラなので、これがもう少しきちんとしたプロダクションで録音、ミックスされていたらこの空白の70年代中期のイギーの代表作になったかもしれない(→逆に綺麗になり過ぎて埋没したかもしれないが…)。正直、音のクオリティからいったらCD2枚組はキビシイけれど(笑)、イギーやパンク、ハードロック好きなら聴いてみる価値あり。この後、どういう経緯があったのか、イギーはボウイ(David Bowie)とベルリンに向かうことになる。

オークションにて購入(¥618)

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コハク @岐阜県可児市

2021年01月27日 | 岐阜県(中濃)

名古屋市東区の徳川にあった「貝汁らぁめん・こはく」が2019年11月に岐阜県可児市に移転して「ニボシラァメン・コハク」となった。以前から寄ってみたかったがなかなか機会が無く、やっとの訪問。店は可児市街から少し離れた郊外のテナント。営業開始時間の少し前に店に着くとすでに待ち客が1組。開店する頃には5組くらい並んでいたかな。全く中の様子が見えないスナックのような(居抜き?)店に入ると、カウンターのみ8席。土間は広いがガランとして何も置いてなく、壁際に待ち席が並んでいる。券売機で基本のメニュー「ニボラーメン」を購入して席に着く。主人が1人だけでやっているようだ。それにしても遠いとはいえ待ち客が後ろにずらっと1列で並んでいるというのは何とも落ち着かないもの(笑)。

しばらくして自分の「ニボラーメン」が供された。底に向かって細くなっている洒落た感じのラーメン鉢(このタイプはスープが少なくて済むのだとか)。水面には細く刻まれた青ネギ、黒いナルト、板状のメンマ、それに低温調理しただろうチャーシューがのっている。さっそくスープをいただくと…、なるほどグッとくる煮干しの風味。動物系は鶏かな。麺は細ストレート麺。ぷつんとした歯切れの茹で加減。見かけよりスープの力が強いのでこの麺は確かに合っている。旨いなァ。麺量はあまり多くないのであっという間に完食。多くなかったので久しぶりにスープも飲み干した。後ろの視線が気になるのでさっさと店を出た。清湯でもなかなかに強いスープだったが、これが濃度の高い「コイニボメン」だったらどんな風になるんだろう。次はそれにしてみようかな。(勘定は¥750)

ニボシラァメン コハク

岐阜県可児市広見 広見1667-1

 

( 可児 かに こはく 移転 徳川 ラーメン ラァメン 煮干し にぼし 限定 )

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一楽分店 (2) @岐阜県岐阜市

2021年01月26日 | 岐阜県(岐阜)

みそかつを食べたいナと思案。ちょうど車を走らせていて岐阜競輪開催日だと知り(→周辺に警備員が多数配置されるので分かる)、開催日のみ営業の「一楽分店」に行くことを思い付いた。こちら分店はもちろん柳ヶ瀬の”元祖みそかつ”を謳う「一楽」(現在は移転して営業中)の系統。外の品書き看板には焼肉のメニューが載っているが食べている人を見たことが無いし、店内にも掲示していないので今はやっていないのかもしれない。店に入るとテーブル席は埋まっているが小上がり席がひとつ空いていたので1人だったが座らせてもらう。もちろんビールを付けている人が多い。働いているのは年配の女性2人。今日の惣菜棚(蝿帳)には「塩サケ」「サトイモ」とあった。給仕女性に「みそカツ定食」をお願いする。テレビはもちろん競輪中継。みなテレビ側を向いて座っている(笑)。途中で客の1人がチャンネルを他の地方の競輪場の中継に切り替えさせ「イケッ!」と真剣だ。

事前にねりからしがたっぷり入った容器が用意され(←沢山使うので嬉しい)「みそカツ定食」が運ばれた。ご飯、豆腐の味噌汁、そして白菜の漬物が付いている。カツの上にかかった味噌たれは本店と同様に色が濃く強い照りがあるもの。粘度はあちらよりも強いだろうか。カツをつまんで飯碗で受けながらいただく。肉は厚くなく波打って脂身が多め。衣は薄くやや剥がれがち。本店のみそかつとは違うがこれはこれで旨い。味噌たれの風味は似ていると思うが、あちらのみそかつもとんと食べていないのでよく分からない。からしを多めにつけたり、添えられている千切りキャベツとマヨスパサラダを挟んで口をリセットしながら濃くて旨いみそカツをガツガツといただいた。次はそろそろブランクを経て移転開店した本店へ行こうかな。(勘定は¥850)

以前の記事はこちら

旧本店の記事はこちら

名古屋市内の分店の記事はこちら

 

一楽分店

岐阜県岐阜市曙町4-21

 

( 岐阜 ぎふ いちらく いちらくぶんてん 一楽支店 岐阜けいりん 岐阜競輪場 焼肉 中華そば ラーメン 定食 ビール 味噌カツ 元祖味噌カツ )

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ピート @岐阜県可児郡御嵩町

2021年01月25日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県の御嵩町方面に車を出した時に昼食で寄ったのは「グリル・ピート」。どんな店なのかよく分からなかったが”グリル”とあらば大抵日本式の洋食だろうと車を向かわせる。国道(21号線)沿いとはいえ長閑な地域なので、駐車場がいっぱいなのにびっくり。かろうじて1台分空いていたので滑り込ませる。こちら喫茶と食事処とベーカリーを兼ねた店のようで、店の中ほどにはパン売場がある。モーニング・サービスなのか、喫茶利用だとひとつパンを選べるようだ。中は地元の年配客ばかり。町民の集いといった感じで盛況。なるべく離れた端の席に腰掛けた。アルバイトの若い女性がメニューを持ってこなかったのでお願いすると「ランチは11時からなんです。」と(→現在10時58分・苦笑)。仕方がないので2分待ってから改めて声を掛けた。メニューには様々な洋食が載っていたがなかなか決まらず、結局メニュー先頭の「ハンバーグ定食・150g」をお願いした。

店内は広く、自分の席から厨房は全く見えないので様子が分からないが、結構時間がかかって「ハンバーグ定食」が運ばれた。小皿の筑前煮、漬物、合わせ味噌の味噌汁と多めのご飯が付いている。さっそくハンバーグに箸をつけた。ハンバーグは今どきの違ってしっかりと肉の詰まったクラシックなタイプ。色付きが薄く優しい口当たりのデミグラスソースがかかっている。ずしりと重いご飯茶碗を持ち上げ、ハンバーグの後、すかさずご飯をがっついた。炊き立てなのかご飯は熱々。ソースが絡まると何とも旨い。ハンバーグに添えてあるのはマカロニサラダ、千切りキャベツ、トマト。キャベツには最初からゴマドレがかかってしまっている。最近の定食屋でのゴマドレ率は高過ぎないかな。嫌いという訳ではないけれど…。筑前煮は残念ながらちょっと時間が経ち過ぎていたようだけれど、デミグラスソースがあれば多めのご飯も余裕。しっかりとお腹いっぱいになった。次は「オムライス」か「かつ丼」にしてみようかな。(勘定は¥820)

グリル ピート

岐阜県可児郡御嵩町御嵩954-1

 

( 御嵩 みたけ グリルピート 洋食 定食 喫茶 喫茶店 モーニング ベーカリー パン屋 )

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Wail'n Soul'm Singles Selecta / Bob Marley and The Wailers

2021年01月24日 | レゲエ・スカ

Wail'n Soul'm Singles Selecta / Bob Marley and The Wailers (2005)

ご存じボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ(Bob Marley and The Wailers)がアイランド・レコーズから世界デビューする前にジャマイカで録音され、自身のレーベル「Wail'n Soul'm」から発売された楽曲のシングルを集めたCD。いわゆる”JAD”のカタログだ。1967年から68年の録音だそう。この辺りはジャマイカならではの混沌(プロデューサーの搾取)があり、カタログをしっかりと把握するのは難しい。近年になってボブの版権が遺族によって整理されてからも後から後から色んな盤が色んな会社から発売されるし、それがオフィシャルなのか、データも正確なのかどうか判断しづらい。バンド名も当時のシングル盤には「Bob Marley and The Wailing Wailers」と記されていたりするし、演奏は元スカタライツ(Skatalites)のメンバーらでスタジオ・ワンのハウス・バンドだった「The Soul Brothers」とあったりすることもあるが、実際そうだったのかよく分からない。

ただ音楽はそんな混沌とは別に素晴らしい。アイランド期に発売された彼の有名曲は多くがこの時期までに録音された楽曲のリメイクなので、その原曲を知るという楽しみもある。当然だがよりナチュラルで、より裸のアレンジで聴くことが出来、アイランド期に勝るとも劣らない輝きがある。スカの跳ねるようなリズムから、グッと腰を落とした後の典型的な70年代レゲエのリズムとの過渡期とも言えるかな。もちろん当時は付いたり離れたりを繰り返して不安定な関係だったというピーター・トッシュ(Peter Tosh)やバニー・ウェイラー(Bunny Wailer)の歌も聴け(女性の声はリタかな)、世界に飛び立つ前の戦略的なオーバーダブ無しのウェイラーズの姿がここにある(→アイランドではより白人受けするようにロック的なギター等がオーバーダブされた)。もちろんアイランド期のウェイラーズも素晴らしいが、こちらもお勧め。自分はまだこの頃のボブ・マーリーのディスコグラフィーがちゃんと把握出来ていないが、奇才リー・ペリー(Lee “Scratch” Perry)と短期間組むのはこの後になるのかな?

オークションにて購入(¥567)

  • Label : Universal UK
  • ASIN : B000AA5X20
  • Disc : 1
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ルマン パートⅡ @愛知県小牧市

2021年01月23日 | 愛知県(尾張)

小牧駅の北、旧道(旧41号線)沿いにあるスパゲティの店「ルマン・パートⅡ」へ。店はテナントのひとつにあり、共同駐車場に車を入れた。外からは分からなかったが店のドアを開けると満席。給仕女性に待ちがある旨告げられる。人気あるんだなァ。この店の他に行くあてが無かったので待つことにして一旦店の外に出た。車の中で待っている客が何組も居るようだ。なかなか店から先客が出てこずかなり待つことに。普通なら離脱していただろうが、並ばなくて良いのは有難い。やっと呼ばれて中に入る。店内はテーブル席が7つ程あるのみで広くない。自然他の客との間隔も近くなるので、このコロナ禍ではやや心配にもなる。見回したところ同じ作業服にネクタイをした若い会社員のグループが多い。近くに大きな会社でもあるのかな。連れが居る客はみんなが食べ終わるまで店を出ないことが多いから回転が悪いのかも。

こちらは”あんかけスパゲティ”の店と聞いていたので(メニュー等に”あんかけ”とは一言も書いてない)、メニューから”ウインナー・玉子”と書かれたシンプルな具材の「スペシャル」を普通の量で注文(1.0、1.2、1.5、Wと選択可)。普通レストランで”スペシャル”というと、色んな具材がのった豪華な品の場合が多いが、こと”あんかけスパ界”(笑)においては伝統的にシンプルで低価格のメニューにこの名称が使われていることが多い。何かそういう伝統でもあるのだろうか。以前は自分もあんかけスパを食べる際には人気の「ミラカン」とかを注文することが多かったが、最近はソースの味が分かり易いシンプルな品を注文することが多くなった。

しばらくして運ばれた「スペシャル」はあんかけスパとしてはやや少なめ、つまり一般的には常識的な量。縦に切られたウインナーが3つ(つまり1.5本分)と茹で玉子を砕いて粒状にしたものが散らされている。ソースはあんかけスパにしては珍しく胡椒辛さがほとんど無く、いわゆる日本のミートソース的な味付け。なので店によっては時々あるハーブ的な風味もほとんど感じられない。とろみの強いソースを太めで軟らかく茹でられたスパゲティにしっかりと絡めていただく。これはこれで旨いが、これが基本のソースの味なら、いわゆる一般的な”あんかけスパ”の味を求めていくとちょっと違うと感じるかも。卓上には粉チーズも用意されていないようなので、ソースそのままの味で食べ進め、待ち客の為にすばやく勘定してもらった。(勘定は¥660)

スパゲティハウス ルマン パートⅡ

愛知県小牧市新町3-297

 

( 小牧 こまき ル・マン ルマン スパゲティー あんかけスパゲティー あんかけスパ 大盛 デカ盛 )

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二代目白神 @岐阜県関市

2021年01月22日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県関市にあるラーメン屋「二代目白神」。もちろん有名店「白神」のセカンド・ブランド。今まで記事にしていなかったのが不思議なくらいで、本店同様数えきれないくらい通った店だが、最近は意識してラーメンの食べ歩きをしていないので訪問頻度が下がっていた。10年以上前、初めてこの店が出来た時には、岐阜県内でこれほどの濃度の豚骨スープを出す店はまだほとんど無かったが、”替え玉無料”、太麺の”博多つけ麺”、より濃厚な「豚にぼ」などの機軸が当たり、本店同様に人気店になった。この日は珍しく久しぶりに食べたいという嫁と一緒に店へ。コロナ禍(第2波)とあってか行列が出来るほどではなかったが、しっかりと客は入っている。券売機で品選び。自分は「博多つけ麺」と味玉、嫁は「博多ラーメン」と味玉を購入。券を渡す時に自分の分は麺量を”大盛”でお願いした。あれ?券を受け取った給仕のお姉さんは「白流」のお姉さんだ。まだこちらでも働いているのかな。

しばらくしてずしりと重い麺の器とつけ汁が渡される。麺の仕様は幾度か変わっているはずだが、今はかなり平打ちの麺になっていた。しっかりと絞められて艶やか。これも見るからに旨そうな麺だ。さっそく手繰っていく。つけ汁は豚骨ベースに魚介の風味が合わさったもの。色付きも通常の博多ラーメンと比べてかえしの色が強い。中にはキクラゲやチャーシュー、ネギが入っている。濃厚なそれに麺をたっぷりとくぐらせてズズッと。久しぶりだけれどやっぱり旨いなァ。久しぶりだと大盛はどうかなと思っていたが、スルスルと完食。やっぱりしっかりと最後まで食べさせる力がある旨い麺だった。豚骨メインのつけ麺って当時は珍しかったはずだが、博多でもこういうスタイルのつけ麺ってあるのかな? 嫁も珍しく「博多ラーメン」の無料替玉を所望。しっかり全部食べ切っていた。(勘定知らず)

本店の記事はこちら

 

二代目白神

岐阜県関市小瀬2611-1

 

( 関 せき 白神 はくしん にだいめはくしん 博多ラーメン 豚骨ラーメン つけめん 白流 )

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