ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

シエン @愛知県愛西市

2023年10月31日 | 愛知県(尾張)

愛知県愛西市でまだ見ていない登録有形文化財を探してドライブ。少し早い昼食に選んだのは大井町にある”カフェレスト”「シエン」。ささっと検索して辿り着いたが、不明なので自分がどの辺りに居るのか全然分からない。広い駐車場に車を停めて店内へ。休日の午前中とあって地元の年配の方を中心にコーヒーを飲んでいる方が何組も。メニューを見せてもらうと洋食一般が揃っている。ただ「ジャンボオムライス」「ジャンボ焼きそば(5玉)」とかのヤバイ品があって、盛りが多いだろうことが想像出来た(後から調べたらその筋では有名な店みたい)。選んだのは「オムライス(サラダ付き)」。もちろん普通サイズを。

しばらくして運ばれた「オムライス」は予想した通り普通サイズでもデカい。1.5人前ぐらいあるかな。こんもりと綺麗な紡錘形で綺麗にケチャップがたらされ、そこにパセリ粉が振られている。玉子は薄焼きでなく少し厚みがあり、ムラ無く火が通っていて見た目も綺麗。玉子には生クリームも混ぜてあるような感じ。スプーンを入れてみると中のライスは色濃いのでケチャップにソースも足されているかな。具材は玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームといったところ。もちろん喫茶なので味は濃いめだけれど、旨いなァ、コレ。量が多いだけだとオッサンにはもう厳しいが、旨いのでどんどん入っていく。途中でミニサラダを挟みながら平らげるとお腹もいっぱいに。きっと他の品も旨いに違いない。また機会があったら寄ってみようっと。(勘定は¥950)

 


 

↓ 須依町にある「鈴木家住宅」(明治23年・1890・建造、のち改修)。ちょうど路地がクランクになった所に主屋がある。外壁(写真下5枚目)の塗りが独特だけれど、これは昔の意匠のままなのかな。見えなかったが敷地内の蔵と共に国の登録有形文化財に指定されている。

 

 

 


 

 

カフェレスト シエン

愛知県愛西市大井町五川東37

 

( 愛西市 あいさいし 喫茶店 喫茶 喫茶レスト レストラン 洋食 オムライス 焼そば 厚焼き玉子サンド 厚焼きホットケーキ 大盛 デカ盛 近代建築 ) 

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喫茶 ひらく @岐阜県岐阜市

2023年10月30日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の人気うどん店「ひらく」。同一の建物で入口も同じだが、左がうどん店、右が喫茶店と分かれている。以前から気になっていたので初めて喫茶店の方に入ってみた。元々は昭和50年(1975)に喫茶店を始め、後から息子がうどん屋を開いたとのこと。この日もうどん屋側の方は大盛況。次から次へと客が入ってくる。喫茶店の方はというと、時間帯もあるのか先客無し。BGMは琴の音楽で向こうと同じ。高い天井の窓際に並んだ茶色のビニールソファのテーブル席に腰掛けてメニューを眺める。看板に軽食と出ていたがトーストぐらいで他は特に無さそう。ただしうどん屋の方の品書きも置いてあり、こちらからでも注文出来るようだ。熱々のおしぼりを持って来てくれた給仕の女性にお願いしたのは「アイスコーヒー」。今は紙ナプキンばかりでこういうおしぼりも珍しくなってしまった。

店員は2人居たが、あちらと違ってのんびりムード。程なくして「アイスコーヒー」が運ばれた。柿の種の小袋付き。最初からシロップは入っておらず、クリームと同様の小さな容器に入ったものが添えられている。冷たいコーヒーを啜っていると若い男女の客が入って来た。最初からうどん屋の品書きを見てうどんを注文している。あちらに空席が無かったのかも。厨房は繋がっているからなかなか便利だ。食事メニューが無いのであまり使う機会は無いかもしれないが、次は空いた喫茶店の方に座ってうどんを注文したくなってきた(笑)。(勘定は¥400)

うどんの方の記事はこちら (1)(2)(3

 

軽食・喫茶 ひらく

岐阜県岐阜市前一色西町11-7

 

( 岐阜 ぎふ ひらく 平工 喫茶ひらく 手打ちうどん 手打そば うどんひらく 喫茶 純喫茶 珈琲 コーヒー モーニング )

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セドラ @名古屋市港区・甚兵衛通 (2)

2023年10月29日 | 名古屋(港区・南区・緑区)

以前に入ってみて気に入った港区にあるエジプト料理の「セドラ」を再訪。実を言うと本当は近くのスリランカ料理の店に入ろうとしてここまで来たのだが、そちらの2台分しかない駐車場がなかなか空かず、昼食を逃してしまいそうになったのでグルグル回ってこちらに来た次第。相変わらず厨房内には少なくとも5人働いていて、客席もなかなかの入り。この日は日本人客の姿も何組か。前回同様スマホで注文。この日は「バミヤタジン」「焼き立て自家製ピタパン」を選んでみた。スマホでの注文って、確認がある訳ではないので本当に注文が通っているか不安になる。

しばらくして無事料理が供された。「バミヤタジン」は蓋付きの銀食器に盛られている。メニューの説明には”オクラと牛肉のエジプト風トマト煮込み”と書かれていたが、しっかりと煮込まれてホロホロになった黒っぽい牛肉が入っていて、味もまさにその説明通り。特に辛いとかスパイスが強いとかはなく、比較的あっさりとした味わい。旨い。「ピタパン」は直径30㎝程もある大きさ。デカい。中は中空にはなっていないので具材を挟んだりする訳でなく「バミヤタジン」をいただきながらそのままちぎっていただいた。この「バミヤタジン」、ライスと合わせても旨いだろうナ。何しろ馴染みの薄い料理ばかりなので次も楽しみ。(勘定は¥1,260)

以前の記事はこちら (1

 

SEDRA Egyptian Arabian Restaurant

愛知県名古屋市港区甚兵衛通1-17-1

 

( 名古屋 なごや じんべえどおり 荒子川公園 セドラ Sidra エジプト料理 アラビア料理 エスニック ラムチョップ HARAL ハラル )

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テデスキ・トラックス・バンド @名古屋・Zepp Nagoya

2023年10月28日 | ライヴ(日本公演)

テデスキ・トラックス・バンド (10月24日 名古屋・Zepp Nagoya)

テデスキ・トラックス・バンド(Tedeschi Trucks Band)の来日名古屋公演。もう何回も観に行っているが、来日すると知るとあの神々しいデレク(Derek Trucks)のギターを聴きたくなる。このバンド、ちゃんと毎回名古屋を飛ばさず来てくれるのが嬉しい。別の場所で酒を呑んでいて開演に遅刻しそうになって慌てて入場(苦笑)。今回はもう最初から2階席を選んだが、なんてことはない1階も普通に椅子席だった。ただ2階2列目とあって観易くていい感じ。

今回の日本公演にあたって最近のセット・リストを調べていて驚いた。当然昨年発売された4部作の力作「I Am The Moon」をメインに持ってくるだろうと思っていたら、その実カヴァー大会。元々多くのカヴァーを演奏するバンドだが、今年に入ってから多い時にはライヴの半分近くをカヴァーが占めていたりしている。それも毎回同じ曲というのは少なく、すでに80曲近いレパートリー! 彼ららしくメイン・ストリームの曲ばかりではないのでとても追いつけず、一部の曲だけピックアップして予習、参加した(それでも最近は某Tubeとかで音だけはすぐに探せるので有難い)。

ゆっくりとメンバーが入場。最初に彼らを生で観てから何年も経つがあまり変わっていない。特に女性のスーザン(Susan Tedeschi)はこの年数が経っても色々と維持しているのが偉い。デレクがギターをかき鳴らした瞬間から完全に場の空気が変わるのが分かる。なんて凄いギター。いつもギブソンのSGだが、これをほとんど素のままで使い、フィンガーピッキングであの透き通りつつド太い音を出すのだから恐れ入る。スーザンのソウルフルなヴォーカル、それに夫に負けないガッツのあるギター、それらを大所帯のバンドが支える。今回は2019年から参加しているキーボードのGabe Dixonをかなり前面に使っている様子が伺える。自身のバンドで歌っていたこともあるのでヴォーカルも旨い。

各メンバーそれぞれの見せどころも作りつつ演奏は進む。寡黙なデレクはほとんど客席の方を向かず、バンドかソロを取っているメンバーの方を見て演奏するが、やはり構成は全てデレクが握っていて(選曲も全て彼だそう)、目配せで合図を送りビタッと決めてみせる。いつもはトーンを外したりはしないが、今回は故意にフリーキーなフレーズの荒くれたソロを弾いたりしていたのが印象的だった。最後はジェフ・ベック(Jeff Beck)追悼の「Beck's Bolero~Freeway Jam」で終了(本当はストーンズの「Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbeaker)」もやってくれないかなと祈っていたけれど…)。素晴らしいステージだった。

< Setlist >

Anyhow
Hear My Dear
Playing With My Emotions
Ain't That Something
Bell Bottom Blues (Derek and the Dominos cover)
Why Does Love Got to Be So Sad? (Derek and the Dominos cover)
Gin House Blues (Bessie Smith cover)
Last Night in the Rain
Part of Me
I Must Have Done Somebody Wrong (Allman Brothers Band cover)
Shame
Midnight in Harlem
Yes We Will
Bound for Glory

(Encore)
I Want More - Beck's Bolero (Jeff Beck cover)

 

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追分茶屋 @岐阜県中津川市

2023年10月28日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県中津川市内を散策した帰り、往路で見付けて気になった手打ちうどんの「追分茶屋」に寄ってから帰ることに。店は峠の途中にあり、前の道こそ広いバイパスになっているが細道と別れる場所にあり、いかにも”追分”といった感じ。駐車場に車を停めて暖簾をくぐる。中は小上がり席が中心で、他にテーブル席が1つ、カウンター席がある。小上がりは満席。カウンターも空いていたのは2つだけだった。昼には遅い時間で、あまり便利な場所では無さそうだけれど盛況だ。年配のご夫婦と手伝いの女性でやっている様子。空いたカウンター席に腰掛け「田舎そば 二段」をお願いした。

しばらくして出された「田舎そば」は黒っぽい平打ちのそば。つゆは徳利にたっぷりと入っていて、刻みネギと大根おろしとわさびが小皿に。つゆを味見してみるとなかなかの辛汁。さっそくそばを手繰っていく。そばは見た目通りゴワっとした口当たりのもの。昔は田舎の方で食べるそばはこういうのが多かったが、最近は田舎でも洗練された細切りの蕎麦の店が増えた。つゆの加減とも合って旨い。最初は1枚で様子を見ようと思っていたが1枚ではちょっと少ないかも。2枚にしておいて良かった。薬味の大根おろしの辛みが強くていい感じ。手付き桶に入った蕎麦湯もいただいて勘定してもらった。(勘定は¥1,030)

 


 

↓ わざわざ遠回りして駒場という所にある「付知川右岸用水の円筒分水」(昭和54年・1979・建造)へ。円筒分水というのはサイフォンの原理を利用して水を汲み上げ、水路に水を供給する施設。台地など水の確保が難しい場所で均等に水を分ける為に造られたのだそう。こちらは三方向に水が吐き出されている。綺麗な水(中に魚も居た)が大量に湧き出たような感じで、見ていると何だか楽しい。高いフェンスなんかで囲わずに見学出来るようにすればいいのになァ。

 

 

 


 

 

手打うどん・そば 追分茶屋

岐阜県中津川市駒場1547-58

 

( 中津川 なかつがわ おいわけちゃや おいわけ 手打ち 手打 うどん 饂飩 そば 蕎麦 いなかそば 付知川右岸用水の円筒分水工 産業遺産 農業遺産 )

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hoco hoco @岐阜県関市

2023年10月27日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県関市の関市文化会館に仕事の用事があり、雨模様の空の下、朝から車で出掛けた。早めに到着し、朝食は摂っていなかったので会館内にある喫茶店「hoco hoco」に入ってみた。こちらには以前違う店が入っていて、この店はまだ出来てから間が無いそうだ。喫茶スペースの他にキッズ・スペースとギャラリーがある。厨房には調理のおばちゃんが1人。もう1人若い男性が注文を取ってくれたが関市のマークが入っているポロシャツを着ていたので市の職員だったりするのかな。お願いしたのは「セイロモーニングセット」、飲物は「ブレンドコーヒー」で。大きくない店だが呼び出しの端末を渡された。

呼ばれてトレイを取りに行く。トレイにのっているのは蒸籠に入ったパン2種、蒸したまご、自家製ドレッシングのキャロットラペ。パンは各務原市の「小麦家(エスプリ)」、コーヒーの豆は関市の「開化珈琲」から仕入れているのだそう。いわゆる蒸しパンとは違うようなのでどうして蒸籠で蒸すのか分からないが、温まったパンにはちみつとジャムを塗っていただく。ちょっと水分が気になるけれどもっちりとした味わい。玉子も蒸しているようだが茹で玉子との違いはさすがに分からない。コーヒーはマシーンで淹れたのかクレマが浮いていてなかなか旨い。ちょうといい朝ご飯になった。トレイの返却もセルフで。(勘定は¥550)

 

hoco hoco

岐阜県関市桜本町2-30-1 関市文化会館 1F

 

( 関 せき 関市文化会館 ホコホコ 喫茶 喫茶店 モーニング モーニングサービス ESPRIT エスプレッソ せいろ蒸し )

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コメディアン @岐阜県岐阜市 (3)

2023年10月26日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の柳ヶ瀬商店街のアーケード下に入ると、ロイヤル劇場ビルの古いエスカレーターで2階に上がって喫茶「コメディアン」の日替わりのランチ・メニューを確かめるクセがついている(笑)。この日はあまりピンとくるものが無かったが、カレーの口になっていたのでそのまま店の中へ。窓際の通行人を見下ろすことの出来る特等席に腰掛けた。暑かったので「ビールある?」と訊くと、若い店員は「アルコールは無いです!」ときっぱり…。この子は知らないだろうけれど前はあったんだけどなァ。メニューの記述も無くなっているようなので止めてしまったんだろう。ここの洋食とビールはバッチリなんだけれど。仕方なく水で我慢して「カツカレー」をお願いした。

まずミニサラダが供された。最初からゴマドレッシングがかかっている。もうどこへいってもゴマドレばっかりでうんざり。特に洋食のような濃いものを食べる時にはしっかりと酸っぱいドレッシングの方が好みなんだけどなァ。しばらくして運ばれた「カツカレー」は楕円の深皿に盛られている。茶色い福神漬添え。薄めのカツが細くカットされている。ライスの量はやや少なめ。カレーの味はよくあるタイプのもの(察して下さい)。ま、それはいいとしてカレーがぬるいのが残念。給仕の子に頼んだお冷のお代わりも届かないし、ものの2分で食べ終え、ちょっと気分が上がらないまま店を後にした。(勘定は¥850)

以前の記事はこちら (1)(2

 

 


 

↓ 西駒爪町にある「岐阜バプテスト協会」(建築詳細不明)。古い建物かどうか調べても分からなかったが壁は綺麗に塗り直されている。

 

↓ 吉津町にある「旅館 よ志づ」(建築詳細不明)。さすがにもう営業はされていないだろうが、建物は昔のまま綺麗に残っている。この界隈には今も宿泊施設の名残りがあるが、昔はこういう旅館が沢山あったんだろうなァ。

 

 


 

コメディアン

岐阜県岐阜市日ノ出町1-20 ロイヤル劇場ビル2F

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 柳ヶ瀬商店街 COMEDIAN 喫茶 喫茶店 コーヒー 洋食 ランチ ロイヤル劇場 昭和名作シネマ上映会 カツカレーライス 近代建築 )

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Hackney Diamonds / The Rolling Stones

2023年10月25日 | クラシック・ロック

Hackney Diamonds / The Rolling Stones (2023)

2023年にローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の新譜が聴ける奇跡! とうとうストーンズのニュー・アルバム「Hackney Diamonds」が発売になった。先行してPVも発表されていたロックンロール「Angry」、次に発表されたゴスペル・ライクな「Sweet Sounds Of Heaven」はレディー・ガガ(Lady Gaga)とスティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)をフィーチャー。なかなか強力な2曲で期待が高まっていた。

最近のレコード会社はもうフィジカルな売上は諦めてしまったのか、いわゆるシングル・カットという概念は消滅しそうだし、アルバム発売日ともなるとすぐに全曲ネットで視聴解禁してしまう。これって誰が得するんだろう? 今はネット音源を適法にせよ違法にせよダウンロードして聴くことは簡単だから如実にCDやデジタル音源の売上に影響すると思うんだけれどな。

アルバムは前述の「Angry」で始まる。いかにもバンドがアルバム先頭に選びそうなエネルギッシュな曲。ミック(Mick Jagger)のヴォーカルは相変わらず凄まじい。どうしても彼らの年齢を鑑みてしまうが、もう齢80。恐ろしや、この爺さん達のバイタリティー。加えて何とポール・マッカ(Paul McCartney)をよりによってパンキッシュな曲「Bite My Head Off」に参加させたり、故チャーリー(Charlie Watts)やビル・ワイマン(Bill Wyman)参加曲があったりと話題性も充分。

アルバム全体を俯瞰するとちょっと張り切り過ぎていて聴き疲れする部分もあるけれど、オリジナル・アルバムまでには長いブランクがあったので出来のいい曲を集めたらこういう内容になったんだろう。もちろん文句なんて無い。尺を昔のアルバムぐらいにしたのも小気味良い。「Messs It Up」のようなディスコっぽい曲なんてちょっと面白いし、お得意のカントリー・タッチの曲「Dreamy Skies」などバラエティに富んだ内容。それは「Tubling Dice」だろっていうリフで始まる「Driving Me Too Hard」はご愛敬(笑)。これでもうアルバム製作は終わりかという憶測を呼んでしまった最終曲、バンド名の由来ともなったマディ・ウォータース(Muddy Waters)のカヴァー「Rolling Stone Blues」なんてちょっとやり過ぎだぞっ(←ミックはその説を否定)。

70年代初めに「一番早く死にそうなアーティスト」でぶっちぎりのナンバー・ワンだったキース(Keith Richards)がここまで長生きしてギターを弾いているなんて誰が想像したろう。先頃シークレット・ギグも行われ、ツアーの話、そして次のアルバムの話も沸き上がっているというから嬉しい。

amazonにて購入(¥2,162)

  • Label ‏ : ‎ Geffen Records
  • ASIN ‏ : ‎ B0CH3PH7DB
  • Disc ‏ : ‎ 1
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ズズ @名古屋市瑞穂区・堀田通

2023年10月25日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区)

瑞穂区の高辻にある「チンクエチェント博物館」に行った際、軽く腹に入れようと立ち寄ったのは堀田の空港線沿いにある喫茶店「ズズ」。この辺りの個人店にしてはちゃんと駐車場があって使い易い。でも窓がよしずで塞がれているので中の様子は分かり辛い。中に入るとアールデコっぽいシェードランプが下がったテーブル席が並んでおり、観葉植物などが置かれた落ち着いた感じ。年配の夫婦でやっていらっしゃるようで、常連と思しき客が何人も座っていた。「オムライス」もあって迷ったが、給仕の女将さんに「カツサンド」と「コーヒー」をお願いした。

しばらくしてまず「コーヒー」が、そして「カツサンド」が登場。コーヒーにはたっぷりのピーナッツが付いている。「カツサンド」はサンドイッチ用ではない、厚さのある耳付きのパンがトーストしてありヴォリュームが凄い。薄めのカツがソースに浸してあり、レタス、トマト、きゅうり、玉ねぎが使ってある。真四角に切った断面を外に向けて盛られている。大きな口を開けて頬張った。何といってもカツとトマトが同居しているのが珍しい。自分はきっと初めて。フレッシュな野菜を使ってあることもあって、見た目よりも軽くいけてしまう。旨い。最初は怯んだが、難なく食べ切ってしまった。次はやはり「オムライス」を頼んでみようっと。(勘定は¥1,090)

 


 

↓ クラシックなフィアット500(チンクエチェント)が並ぶ「チンクエチェント博物館」。博物館とはいっても修理、レストアをして販売しているので、ちゃんと走るチンクが並んでいる。誰か居ないかと奥へ行って声をかけても全く反応なし。後から調べてみると観覧は水、土曜の11~16時のみの予約制だそう。知らなかったので不法侵入になってしまった(にしても不用心だ)。どのモデルも本当に小さくて可愛らしい。やはりクラシックなチンク(正式にはNUOVA)はデザインが格別。本当は運転席に座ったりしてみたかったんだけどな。

 

 

 


 

 

COFFEE ZUZU (喫茶ズズ)

愛知県名古屋市瑞穂区堀田通7-8

 

( 名古屋 なごや 珈琲ズズ 喫茶 純喫茶 軽食 洋食 フィアット FIAT NUOVA 500 チンクェチェント ヌォーヴァ ヌォーバ )

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七福 @岐阜県中津川市

2023年10月24日 | 岐阜県(東濃・老舗)

「栗きんとん」で全国的に有名になった岐阜県中津川市。昔からちょくちょくいただいているのでほとんどの店の品を食べていると思うが、しかるべき店で買えば正直どこのも特にハズレなんか無い(自分で作っても意外と簡単で旨い)。中津川駅横の「にぎわい特産館」には14店舗の品を詰め合わせた「栗きんとんめぐり」なる便利なのも売っているが、それではつまらないのでやはり実店舗を訪れたいもの。今回は初訪の「七福」へ。創業は昭和51年(1976)と若いが、10年程前からは何と自社農園で栗を栽培し始めたというから凄い(中津川の栗きんとんは地元産だけでは賄い切れず九州産の栗も使っているのは有名)。6つ包んでもらった。

老母宅と自宅に持ち帰り、いただく。やや小さめのフォルムの「栗きんとん」。最近のは昔と比べてどこもやや小さめに感じるが、自分の思い出補正が入っているだろうか。口に入れるときめ細やかな口当たり。ほんの少し粒感もあるが全体的に滑らか。これも旨いなァ。多分作られたばかりというのもあるのだろうが、しっとりとして風味もしっかり味わえる。熱いお茶を淹れていただいた。(勘定は¥1,630)

 


 

↓ 足を伸ばして「落合宿本陣」(建築詳細不明)を見学。調べて訪れた訳ではなかったがちょうど無料公開中だったので中に入ることも出来た。本陣跡って建物が残っていることが稀だが、こちらは県内唯一そのままの建物が残っているのだとか。部分によっては200年も経っているらしい。もちろん老朽化が進んでいるので市が買い上げて補修を続けているのだそう。

 

 

 

↓ すぐ近くにある「上の上田屋・上田家住宅」(明治元年頃建造、のち改修)。土蔵のある町家。現在は何かクラフト系のショップになっているようだが中を覗いても誰も居ない様子。国の登録有形文化財に指定されている。

 

 


 

 

七福

岐阜県中津川市中津川3022-18 

 

( 中津川 なかつがわ しちふく 和菓子 くりきんとん 落合宿 本陣跡 井口家住宅 工房「LABORATORY」 ラボラトリー 国登録有形文化財 上の上田屋上田家住宅 )

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