ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Underground / Thelonious Monk

2023年05月31日 | ジャズ

Underground / Thelonious Monk (1968)

Columbia(コロンビア)から1968年に発表されたセロニアス・モンク(Thelonious Monk)のアルバム「Underground」のリマスター盤CD。ボーナス・トラックが3曲追加されている。何といってもこのジャケが最高。ナチの将校を縛り上げて悠々とピアノを弾くモンク。肩には銃が掛かっているし、壁に”Vive la France”とあるのでフランスのパルチザンか何かの設定だろうか。このジャケット、アナログ盤でも欲しいなァ。プロデュースがテオ・マセロ(Teo Macero)だとは知らなかった。68年というとマイルス(MIles Davis)の「In A Silent Way」の直前といったタイミング。

モンクのピアノは流麗とか正確無比とかのタイプではなく、タイトルに自分の名前を冠した01「Thelonious」から始まるアルバムはタッチも粗いし音も外すけれど、何とも言えずいい雰囲気。ピアノじゃなくて打楽器のよう、なんて言う人も居るがなるほどよく分かる気がする。曲調は様々だが全体的にポップで、演奏途中には呻き声も入っていたりしてライヴのような生々しさも感じられていい感じ。マイルスのアルバムでは切ったり貼ったりの編集でアルバムを構築したテオだけれど、ここではどんな録音方法だったんだろう。モンクはこのすぐ後、70年代半ばまでには健康上の理由で表舞台から姿を消し、その後82年に亡くなるまでの10年間には録音もライヴもほとんど出来なかったのだとか。

ネット・ショップにて購入(¥880)

  • Label ‏ : ‎ Sony
  • ASIN ‏ : ‎ B0000AVHBO
  • Disc ‏ : ‎ 1

 

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はなぞの @岐阜県関市

2023年05月31日 | 岐阜県(中濃)

なぜか鰻で有名な岐阜県関市。名産という訳でも無いが市内には人気店がいくつもある。ある晩に老母と家族を連れてわざわざ車を出した。最初は歴史ある建物を建て替えて新装なった「辻屋」でもと思って向かうが、店の前まで行くと”本日分売り切れ終了”の無情。まだ6時台なのに…。そこから迷走が始まった。他の店は定休日のところばかり。しかも定休日でないはずの店にも臨時休業で振られ続け、結局専門店ではないが、栄町にある「はなぞの」へ。自分はこの店に昼に何度も入店を試みたことがあるけれど、いつも駐車場が満車で入れたことが無い。この晩も盛況で何とか奥の座敷のテーブル席ならと案内された(ただし他の客と同室)。人気あるんだなァ。

鰻丼の口になっていた母や家族はもちろん「うなぎ丼」や「ひつまぶし」を。自分は昼に来て食べようと思って果たせていなかった「鬼の金棒海老フライ定食」というのを注文した。もちろん帰りの運転は妻に任せてビール(キリンラガー)も。付き出しのたこぶつをつまみにビールをいただき、出来上がりを待つ。ただしこの日はこれからが長かった。きっと鰻の出来上がりに合わせているのだろう、なかなか料理が来ない。ずっと後に入った相部屋の後客の料理は全て揃っているが、こちらはまだ。結局もう1本ビールを追加することに。

やっと配膳された「鬼の金棒海老フライ定食」は、大きな海老フライが2本の他に小鉢のちくわの煮物、ご飯、味噌汁、漬物。海老フライはざっと18cmくらいだろうか。名前から勝手に想像したものからするとやや迫力不足ではあったが、しっかり身の詰まった海老フライ。旨い。タルタルソースとレモンでいただく。海老フライの大きさに比してタルタルソースは普通の量しか無いので卓上のウスターソースをかけたりもして味わった。(勘定は¥12,000程/4人)

お食事処 はなぞの

岐阜県関市栄町3-8-33

 

( 関 せき 花園 うなぎ うなぎ丼 うな丼 鰻丼 櫃まぶし 定食 エビフライ えびフライ 大海老フライ )

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大甚本店 @名古屋市中区・伏見 (7)

2023年05月30日 | 名古屋(中区 老舗)

4月の歌舞伎観劇。芝居がはねた後は恒例の呑み会で「大甚本店」へ。いつもなら老母と2人だが、この日は姉も参加するとのこと。何でも市内に住んでいながら「大甚本店」に入ったことが無いのだとか。ついでに休みだった娘にも声を掛けると「行く、行くー。」とのこと。母、姉、娘の3世代の女性が集まって呑むことになった。昔はこの店が予約可とは思いもしなかったが結構卓に”予約席”と出ている。普段なら酒場で予約なんてしないが、今回は脚の弱い母と一緒だったので無粋を承知で1階のテーブル席を予約しておいた。店に入って階段下の席に案内される。と、そこに仕事の電話。全くタイミングが悪いんだから…。とりあえず女性陣の乾杯用瓶ビールを注文し、自分は表に出て電話対応。

やっと電話が終わり、中に入って「大きいの。どん燗で。」と賀茂鶴の樽酒を注文。ただもうお燗番の女将の姿は無い。まだ料理は持ってきていなかったのでこの店の仕組みを教えて卓に並んだ惣菜を取りに行かせる。姉と娘が取って来たのは「牛すじ玉子」「茄子の煮物」「穴子の煮つけ」「ポテサラ」など。自分は板の前まで行って「赤貝ひも付」と「くらげ」をお願いしてきた。改めて燗酒で乾杯。賑やかな雰囲気でいただく酒と酒肴の旨いこと。やっと人出も戻って来て店もほぼ満員だ。それぞれが好きな酒を追加して杯を重ねる(写真下)。

追加で持ってきたり、注文を入れたのは「つぶ貝」「イワシフライ」「串カツ・味噌」。女性店員が席を廻って盆にのった惣菜を勧めている。前はこんな事していなかったと思うが…。この日の押し売り(笑)は「鉄火巻」と「鯛のあら煮」。もちろん貰った。さんざ食べ散らかして勘定してもらう。若主人がデカい算盤を取り出してパチパチやり始めたら姉と娘が感心していた。そうか、もうこの店くらいでしか見ないもんね。さぁ、もう1軒行こう!(勘定は¥11,000程)

以前の記事はこちら (1)(2)(3)(4)(5)(6

この後の記事はこちら (8

 

大甚本店

愛知県名古屋市中区栄1-5-6

 

( 伏見 ふしみ 大甚 だいじん だいじんほんてん 老舗 居酒屋 酒場 賀茂鶴 賀茂鶴樽酒 樽酒 歌舞伎 御園座 )

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虎屋本店 加納店 (2) @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2023年05月29日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の加納桜道2の交差点にある和菓子の「虎屋本店(加納店)」へ。この日は近くの旧医院の建物を見に行って店の前を通ったら、「かしわ餅」「特製ちまき」の貼紙を見付けたので急遽店内へ(訪問4月末)。ショーケースの上に並べてある「ちまき」は2種類あって、黒砂糖と白砂糖があるのだそう。「今日から出したのよ、良かったねー。」と女将さん。ヨカッタ。それぞれ2つづつと、もちろん「かしわ餅」もお願いして包んでもらった。

家に持ち帰って妻と分けっこ。もうとうに大きくなってしまって家には男児は居ないが、端午の節句をお祝いする。「特製ちまき」は丁寧に笹の葉で包んであり、黒と白で包み方が変えてある。葉を解きいただいた。もちっと軟らかな食感。甘さは控えめだが黒糖もほんのり香って旨い。白の方は翌日にいただいたのだが、やはり当日の方が口当たりがいい感じ。「かしわ餅」は当たり前だが柏の葉で包んである。もちっとした皮の中につぶ餡。餡はあまりねっとりとはしておらず少し乾いた感じのあるもの。皮ごと口に含むと柏の葉なのか、ほんのり香りいい感じ。また季節を変えて寄ってみよう。(勘定は¥1,400程)

以前の記事はこちら (1

 


 

↓ 店の少し西側に建つ以前小児科医院だったという建物(建築詳細不明)。お医者の先生らしく立派な門と広い敷地にある主屋から突き出た感じで医院が残っている。入口こそ自動ドアになっているが中はたぶん古いままのような感じ。いつ頃までやっていたのかな。

 

 


 

虎屋本店 (加納店)

岐阜県岐阜市加納上本町3-1-3

※建物の老朽化により令和5年5月30日に閉店されました

 

( 岐阜 ぎふ かのう 虎屋 とらや とらや本店 とらや本店加納店 とらやほんてんかのうてん 和菓子 こどもの日 たんごのせっく 柏餅 粽 近代建築 醫院 小児科醫院 閉店 廃業 )

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More Songs About Buildings And Food / Talking Heads

2023年05月28日 | パンク・ニューウェーヴ

More Songs About Buildings And Food / Talking Heads (1978)

1978年発売のトーキング・ヘッズ(Talking Heads)のセカンド・アルバムを今頃になって購入。自分が最初にしっかりとヘッズを聴いたのはアメリカのスーパーで買った「Remain In Light」のカセット・テープ。その後は当時発売された「Little Creatures」や、ニューヨーク・パンクにハマった流れでファーストの「77」をレコード盤で買った。後は何枚か買っているが、いくつか歯抜けになっていて、これもそんなうちの1枚。メンバーに加えてイーノ(Brian Eno)がシンセやバッキング・ヴォーカルで参加しており、プロデュースもバンドとイーノが行っている。

ファーストから彼らのスタイルは完成されていたが、この2枚目も充実した内容。リズム隊のクリス(Chris Frantz)のドラムスとティナ(Tina Weymouth)のベースがかなりフィーチャーされていて、いわゆるロックらしくない独特なデビッド・バーン(David Byrne)のヴォーカルと曲調を下支えしている。色んなコンピによく収録されていた10「Take Me To The River」はアル・グリーン(Al Green)のカヴァー。まるでヘッズのオリジナルかのように自分達のモノにしているのが凄い。バンドはこのアルバムからイーノと共作し、米ニュー・ウェーヴの金字塔「Remain In Light」に行き着くことになる。しかしヘッズのオリジナル・アルバムには外れが無いなァ。

ネットショップにて購入(¥780)

  • Label ‏ : ‎ Warner Bros / Wea
  • ASIN ‏ : ‎ B000002KNV
  • Disc ‏ : ‎ 1
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でっちそば @名古屋市中区・伏見

2023年05月28日 | 名古屋(中区)

4月の歌舞伎観劇の際、劇場に入る前に腹ごしらえしていこうと老母を連れて訪れたのは、御園座の伏見通を挟んで東側の路地にある「でっちそば」。入ってみるのは初めて。何となく外観からどこかの資本がやっているのだろうと思っていたが、こちら昭和31年(1956)にこちらで創業した店だとのこと。現在は2代目。間口は狭いが奥に深く、左右両側にテーブル席が並んでいる。もうとうに昼は過ぎていたので落ち着いた雰囲気。観劇は”ハレの日”なので酒を呑まなくちゃいけない(笑)。という訳で「お酒(三千盛)」を常温で、酒肴はこちらの看板の品という「おかめそば」のアタマ「ひょっとこ」といういい感じのがあったので”温かいの”でお願いした。

酒とお通し(明太子、菜っ葉)が運ばれ、母にも一献注いで昼間っからの乾杯。運ばれた「ひょっとこ」は、小海老天ぷら、玉子焼き、さつま芋天ぷら、椎茸、麩、かまぼこ、等なかなか多彩に盛られていて酒をやるにはバッチリの品だった。もちろん1合はあっという間に無くなるが、観劇中にイビキをかいてはいけないので追加は自重。蕎麦で締めることに。自分は「コーチンせいろ」、母は「えび天せいろ」を注文。

「コーチンせいろ」は「鴨せいろ」の名古屋コーチン版といった感じで、鉢に入ったつゆにたっぷりと名古屋コーチンと縦切りの炙った葱が入っている。つゆは黒胡椒も効いた濃い味。コーチンの歯応えを味わいながら熱いつゆに冷たい蕎麦を浸す。蕎麦は麺線が長く喉越しの良いもの。旨い。別皿におろしや山葵も用意してある。蕎麦を手繰り終わった後は、残ったつゆに蕎麦湯を足して味わった。これで通し営業だともっと使い易くなるが、他に酒肴もあったのでまた寄ってみよう。次は「おかめそば」もいただこうかな。(勘定は¥5,500)

 

でっちそば

愛知県名古屋市中区栄2-2-35

 

( 名古屋 なごや 伏見 ふしみ 御園座 丁稚そば 蕎麦切り そばきり おかめ おかめそば 蕎麦前 名古屋コーチン )

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龍 @岐阜県岐阜市

2023年05月27日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市清にある中華料理店「龍」へ。店はいくつかの店舗が入っているテナントにあり、数も多くない共同の駐車場は車でいっぱい。ダメかなと思った時にちょうど1台出て行ったので滑り込ませた。店内は赤いカウンター席と、大きめの小上がり席が3つ。どれも大勢の家族連れで埋まっていてかなり賑やか。調理しているのは主人だろう男性と若い衆、給仕は年配の女性。ひょっとしたらご家族かもしれない。あまり多くない品書きから注文したのは「炒飯」と「ワンタン」。ちょうど炒飯の注文が重なったとみえて中華鍋には大量のご飯が投入されている。もちろんプロだから当たり前だけれど、よくあれだけ量が違っても同じように仕上げるものだ。

しばらくして出された「炒飯」はなかなかのご飯多め。チャーシュー片、ネギが入っていてしっかりと米粒が油を纏っていい感じ。旨い。「ワンタン」はラーメン鉢に。玉子焼が上にのっているのが面白い。他の具材はもやしにメンマ。ワンタンは餡が少なめでツルンツルンの口当たりのもの。10個ほども入っているだろうか。スープの塩梅も良く、炒飯と一緒にいただいていると飲み干しそうになってしまった。帰り際に小上がり席に運ばれた大盛の麺類を見てビックリ。どんな注文だったかは知らないが、デカい鉢にとんでもない量のスープ…。あれ、ここってそっち系の店? (勘定は¥1,150)

 

中華飯店 龍

岐阜県岐阜市清728

 

( 岐阜 ぎふ りゅう 中華料理 中国料理 炒飯 チャーハン 雲呑 わんたん 大盛 デカ盛 )

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おおくま @名古屋市西区・小田井

2023年05月26日 | 名古屋(中村区・西区)

使ったことは無いが城北線の小田井駅の近くにある洋食屋「おおくま」へ。店の横にある駐車場に車を停めて店内へ。店内はカウンター席がメインで、横にテーブル席が2つ程ある。コック帽を被った年配の主人と快活な女将さんの2人でやっていらっしゃる。昼には少し遅い時間だったが、まだ店内には数組の先客が。カウンターの端に腰掛けてメニューやホワイトボードを眺める。こちらフライ物などの一般的な洋食メニューの他にも鉄板スパゲティーやあんかけスパゲティーなどもあるようだ。牛スジ仕込という「赤カレー」や、「ミッソーニ(オムライス)」なんてのも旨そう。でも肉が喰いたい気分だったのでランチ・メニューからではなく、ホワイトボードにあった「サービスステーキ定食」をお願いした。

しばらくして運ばれた「サービスステーキ定食」はジューッと音を立てた熱々の鉄板に盛られている。「熱いうちにソースをかけて下さい。」とのこと。仰せの通りにカットレモンとバターがのったステーキ肉の上に小鉢のソースをかける。大きな音と共に蒸気が上がり、いい香りが立ち上がった。ソースはおろしが入ったようなちょっと和風に感じるもの。付け合わせはくし切りのポテトフライで、肉の下にはもやしが敷いてある。これにゆかりのかかったご飯、桜漬け、味噌汁が付く。早速カットしてあるステーキ肉を箸で取り上げていただく。濃い味わいのソースは焼けてさらに濃くなっている。しっかりとした噛み応えのある肉。さすがにサービス品とあって厚くはないが旨い。ご飯のすすむ味だ。もう下のもやしは鉄板の熱で焦げ気味。全てソースと一緒に回収して綺麗に平らげた。食後にはコーヒーゼリーまで付いていてお腹もいっぱい。次は「赤カレー」か「ミッソーニ」か。(勘定は¥1,200)

 

昔ながらの洋食家 おおくま

愛知県名古屋市西区南川町301

 

( 名古屋 なごや 小田井 おたい 洋食 洋食屋 大熊 定食 オムライス あんかけスパ 鉄板スパ ステーキ カレーライス )

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Greatest Hits / The Selecter

2023年05月25日 | レゲエ・スカ

Greatest Hits / The Selecter (1996)

2トーン・スカの代表的なバンドのひとつ、コヴェントリー出身のザ・セレクター(The Selecter)のベスト盤CD。元々バンドはスペシャルズ(The Specials)のメンバーとも重なって組まれていたそう。デビューもスペシャルズのシングル「Gangsters」のB面のインストゥルメンタル曲「The Selecter」が最初。それから女性ヴォーカルのポーリン・ブラック(Pauline Black)が加わって名作ファースト「Too Much Pressure」が発表される。自分は彼らのアルバムをレコード盤で所有しているが、1枚目はこれぞ2トーンといった快活なスカだが、2枚目はガラッと雰囲気が変わって落ち着いているのが印象的だった。ただしバンドはこの2枚だけで解散。主要メンバーだったNeol Daviesとポーリンは90年代にバンドを再結成したが、その後袂を分かってそれぞれがバンド名を名乗って活動しているそう。

ベストだとやはりファーストの曲が中心だろうなと思ったのだが、ここではファースト、セカンドから意外とバランス良く選曲されている。自分は好きだったけれどセカンドってそんなに評価が高かったっけ。その分、ファーストで馴染みのある曲がオミットされているので若干消化不良にもなるが、バンドを俯瞰するという意味ではなかなかの内容だと思う。労働者階級の若者の日常を題材にしたオリジナル曲はもちろん、古いスカの曲のカヴァーも上手く消化しているし、テイストの似た2トーン・スカの曲群の中にあってやはりポーリンのヴォーカルが光ったバンドだった。あれ、でも改めて自分ちのCD棚を見てみたら、全く同じCDが既に…。安かったからいいけど、またやってしまった…。

中古店にて購入(¥330)

  • Label ‏ : ‎ Emd Int'l
  • ASIN ‏ : ‎ B0000073OU
  • Disc ‏ : ‎ 1
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正楽 @愛知県一宮市

2023年05月25日 | 愛知県(尾張・老舗)

以前からずっと気になっていた愛知県一宮市の起(おこし)にある「正楽」へ。店の前には入れ辛そうな駐車スペースがあるが、店の西側の少し離れた所に別の駐車場があるのを知って入ってみる気になった。店の外看板には”創業83年”って書いてあるが、今年から数えてだとしても戦前の創業。そんなに歴史があるとは知らなかった。店に入るとテーブル席が6つ程並んでいて先客が3組ほど。みんな昼間っからビール瓶を置いている(ウラヤマシー)。年配のご夫婦でやっていらっしゃるようだ。品書きは壁に張り出してあるが、ラーメン、串かつ、カレー、さぬきうどんなど色々。値付けも安い(ただし表記は税別)。表の看板から何となく鶏料理が中心なのかなと読み取っていたので「手羽元定食」をお願いしてみた。

野球が流れているテレビを眺めて待っていると「手羽元定食」が登場。手羽元は唐揚げで4本、それにひじきと竹輪の煮物、ご飯、味噌汁、しば漬け、というラインナップ。唐揚げは上から塩胡椒が振ってある。揚げ立てなのでもちろん熱々。女将さんがティッシュを置いてくれたので手で掴んで食いちぎる。旨い。味噌汁はなめこが入っていたが、これも”ちんちん”(※物凄く熱いさま)。もちろん手羽元とこの味噌汁で口内を火傷(笑)。箸で持てない骨付きの鶏肉でご飯って食べ辛いなと思いつつも全部綺麗に平らげた。こちらどの品も値付けが安く、食事というよりは居酒屋使いにモッテコイという感じ。紫煙がきついのはアレだが、一度呑みに来てみたいなァ。でも車で来ていた客も全員ビールを呑んでいるけれど、ちゃんと代行呼ぶのかな…。(勘定は¥550)

 

正楽

愛知県一宮市起東茜屋68-4

 

( 一宮 いちのみや 起 おこし せいらく 鳥料理 鶏料理 ラーメン 中華そば 定食 居酒屋 酒場 どて煮 起宿 美濃路 )

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