いつものように岐阜市の柳ヶ瀬商店街をぶらぶら。この日は「岐阜城楽市」効果なのか、なかなかの人出。柳ヶ瀬本通りから日ノ出町の方へ行くと、以前と景色が違う。とうとう旧・長崎屋(2002年閉店)が解体され、向こうから日が射しているのだ(写真下)。空きビルは全然手が付けられないままだったので遅過ぎるぐらい。
通りがかった「清楽」で昼食にすることに。自分の”ヒレカツ”原体験の店だ。店に入ると先客が数名。久しぶりに女将さんの姿が見える。相変わらずお洒落な女将さん、お元気そうで良かった。まずは「ビール」をいただく。キリンを指定。ラガーの大瓶が届いた。キンキンに冷えたタンブラーに注ぎ、グイッと。つまみは「ロースとんかつ」を単品で。相変わらず煙たい店内の奥で、主人が肉を叩く音が聞こえてくる。
しばらくして「ロースとんかつ」が揚がった。付け合わせは千切りキャベツ。女将さんがご飯と味噌汁を出してくれようとするので「単品で結構です。」と制止。真っ黒といっていい揚げ色なのがこちらの定番。厚い1片を取り上げ、口に放り込む。酸味の強いソースは表に”絶滅危惧ソース”(笑)と書かれているこちらの特製とんかつソース。辛子を使ったりして熱々を次々と口に頬張っては、冷たいビールで冷却を繰り返し綺麗に平らげた。女将さんはまだ勘が戻っていないのか、単品の勘定もちょっと戸惑っていたが、昼から旨いとんかつでビールをやる幸せで満たされつつ店を後にした。(勘定は¥1,600)
↓ 旧・長崎屋の解体現場。早速事故も起こしていたが(苦笑)、これだけの面積の建物が無くなると空が広い。「柳ケ瀬広場」というスペースなるようだが、近くの「金公園」も整備したし、旧市役所跡も「オフィス&パーク」と名乗っているし、こんなのばっかりで大丈夫かな。商店街は若い人の店も増えてきているので、市か商店街が周辺の駐車場を借り上げて無料にした方がいいと思うんだけれど(もう既に安いのだが)。岐阜の人は自家用車移動が当り前なので。
とんかつ・うなぎ 清楽
岐阜県岐阜市日ノ出町1-4
( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 柳ヶ瀬商店街 やながせ せいらく 清楽本店 とんかつ ひれかつ 厚切りとんかつ カキフライ セントラルパーク金公園 16FGオフィス&パーク )