ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

更科 @岐阜県羽島郡岐南町

2023年07月31日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜県の岐南町にあるそば屋「更科」へ。”更科”という屋号の店はこの地域に沢山あるが、大元は京町の「更科」。そちらのHPに”この屋号の店のほとんどは暖簾分け”だという記述がある。こちらも50年以上の歴史があるという古い店なのできっとそうなんじゃないかな。隣には以前立ち寄ったインド料理屋「バングラキッチン」がある。暖簾をくぐるとご高齢の大柄な主人と女将、そして手伝いの給仕女性の3人体制。年季が入っている店内は時分時とあって混み合っている。掲げられた古い木製看板には”鴨なんば”の文字。でも注文したのは「冷やしたぬき」。この屋号の店に来ると馬鹿のひとつ覚えのように口をついて出てしまう(笑)。

しばらくして「冷やしたぬき」が供された。そばは、やや多めのしっかりと黒いつゆに浸っている。麺の上には、油揚げ、しっかりめに揚げられた天玉、刻みネギ。他には玉子焼きがのっているのが珍しい。そして鉢の縁にはねりわさびという定番の配置。細打ちのそばを手繰っていただくと、そばはキンキンに冷たくは締めておらず、自分好みでいい感じ。つゆは京町と比べると甘さが控えめかな。時折そばと一緒に口にはいるカリカリの天玉の食感がいい。するするとあっという間に平らげた。蒸し暑い日が続くのでこういうのが一番ぴったり(訪問6月)。次は涼しくなった頃に看板にあった「鴨なんば」をいただいてみよう。(勘定は¥750)

 

めん処 更科

岐阜県羽島郡岐南町三宅5-39

 

( 岐阜 ぎふ ぎなんちょう さらしな 更科岐南店 更科そば岐南店 ひやしたぬきそば 冷したぬき ソウルフード )

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Kill'em All / Metallica

2023年07月30日 | ハードロック・へヴィーメタル

Kill'em All / Metallica (1983)

1983年発売のメタリカ(Metallica)のファースト・アルバム。何でも発表当時はヒットしなかったが、後から評価が上がって売上げが伸びたアルバムなのだとか。バンドは後に”スラッシュ・メタル”の先駆としてその名を轟かせたが、自分が興味を持ち始めたのは随分と遅く、オルタナティヴ・ロックが一般的になった90年代以降。当初見た目が全然ダメで聴くことがなかったメタリカの音楽は代表曲のいくつかが引っ掛かり、だんだんしっくりくるようになっていった。

1983年といえばまだMTVを始めとするヴィジュアル戦略にのったアーティストが大活躍中の頃。ヘヴィー・メタル勢は”ヘアー・メタル”とか呼ばれたメイクをした派手な長髪バンドが多かった。その頃のことを考えたら確かにこのサウンドは異質かも。高速で展開するハードな音と複雑なコード進行をする曲は、ヒットさせようとしていないと思われても仕方のないメイン・ストリームからは外れたもの。

まだジェームス(James Hetfield)のヴォーカルも軽い感じがするし、歌詞に関しては正直共感というか認識しづらい内容(根本にあるキリスト教的な考え方もあるしね)。いかにもなギター・ソロも個人的には正直苦手な部類だ。ただ曲によっては05のインストのように明らかに他のバンドとアプローチが違うのが分かるし、それに続く06「Whiplash」なんかはメタリカらしさが詰まっていてカッコイイ。ある種の衝動を引き起こさせるような曲展開がファンにとっては堪らないんだろうなァ。この異端が米ロック界に君臨する大御所になるんだから凄い。

ネット・ショップにて購入(¥465)

  • レーベル ‏ : ‎ Elektra / Wea
  • ASIN ‏ : ‎ B000002H5E
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
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厳骨庵 @愛知県犬山市

2023年07月30日 | 愛知県(尾張・老舗)

愛知県犬山市の名物として有名な「げんこつ飴」。練った水飴にきな粉をまぶした素朴な菓子で江戸時代に誕生したものなのだとか。自分は小さい頃になぜかこの飴が大好きだった時期があり、今でも時々食べたくなる。今回訪れたのは犬山の繁華な城下町を少し南に下った所にある「厳骨庵」。創業は天保11年(1840)と180年以上の歴史があり、現在は6代目だとか。今までもこちらのげんこつ飴をいただいたことはあるが、店を訪れるのは初めて。

車で行ったのだが店の前の道は狭く、駐車場が分からなかったので一旦車を降りて店で尋ねてみた。出ていらした主人が「ここでいいよ、少しなら。」と仰ったが、狭い路上に停めておくのも…と戸惑っていると「じゃ、あっちに。」と道路を挟んだ向かいの場所を教えてくれた。そちらに車を停めて改めて暖簾をくぐる。店に置いてある菓子の種類は僅かで「げんこつ」「きびだんご」といくつかのみ。女将さんが「これ、げんこつ。」「これ、きびだんご。」と試食を勧めてくれる。両方お願いして袋に入れてもらった。車に戻ろうとすると、いきなり向かいの土地に入ろうとする車からえらい剣幕でクラクションを鳴らされた。ここ停めていいんじゃないのか、主人…(苦笑)。

家に持ち帰っていただく。「げんこつ」は三角錐のような形でしっかり硬い。舐めると周りのきな粉の香ばしい香りの後にじんわり甘味がやってきて、だんだん軟らかくなってくる。久々に食べたけれど旨い。小さい時にどうしてこんな地味な味がそんなに好きだったかは分からないが。これが何日も経つと水分が飛ぶのか食感が変わり歯でも砕けるようになる。「きびだんご」はキャンディーのように両側を絞って包んであって、こちらもきな粉で味の傾向は変わらないが「げんこつ」と違って最初から軟らかいのが特徴。妻に以前食べた覚えがあるのかは知らないが、どちらも気に入ってくれたようだ。(勘定は¥1,200)

 

元祖 犬山げんこつ 厳骨庵

愛知県犬山市犬山南古券266

 

( 犬山 いぬやま げんこつあん げんこつ庵 げんこつあめ 厳骨飴 元祖げんこつ 和菓子 水あめ 黍団子 きび団子 )

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船はし @愛知県江南市

2023年07月29日 | 愛知県(尾張)

ある日の昼食に訪れたのは愛知県江南市にあるとんかつの「船はし」。駅から少し北へ行った辺りのマンションと思しきビルのテナントに店がある。店前にあるちょっと狭い駐車場に車を入れて中へ。店内はコの字のカウンター席のみ。年配のご夫婦でやっていらっしゃる様子。卓上にあるこちらの献立表には定食は無く、全て単品で組み合わせるようだ。お願いしたのは「ロースかつ」「御飯(小)」「赤だし」。女将さんがお茶とソースの入った小皿と漬物を用意してくれた。

しばらくして「ロースかつ」が出来上がった。綺麗なきつね色に揚がったかつには千切りキャベツが添えられている。さっそくソースをチョンと付けていただく。サクッとした食感の後に豚肉の旨味がやってくる。脂身が甘くて旨い。ちょっととろみのあるソースをまた付けてもう一口。本当はもっとモリモリご飯をやりたいが、事情があって(これでも)控えているので我慢。赤だしや白菜漬けを挟みながら綺麗に平らげた。次は「鶏磯揚げ」か「豚ステーキ」をいただいてみようかな。(勘定は850)

 

とんかつ 船はし

愛知県江南市野白148 野白ビル 1F

 

( 江南 こうなん ふなはし 船橋 とんかつ 洋食 フライ 海老フライ ひれかつ ステーキ )

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とらや @名古屋市瑞穂区・堀田

2023年07月28日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区)

ある平日の昼、この日は早めに仕事が終って午後はフリー。降りた駅は名鉄「堀田駅」。こちらには「名鉄堀田名店街」という飲食店の立ち並ぶ場所があったが昨年閉鎖されてしまった。確認しに行くとシャッターが下りて入れないようにはなっていたが、取壊しはまだされていない様子。でも商店が全て撤退しているので廃墟感が強くなっていた。夏の強い日差しの下、歩いて空港線沿いの天ぷら屋「とらや」へ。以前から何度か訪れているがコロナ禍もあってか暖簾が掛かっているときに巡り合えず、まだ営業しているかどうかの確証も無かった。

開店時間近くに店に着くと、暖簾こそまだだったが酒屋さんが出入りしていたので営業は間違いないようだ。すこし時間を潰して戻ると暖簾が掛かっていた。勇んで戸を引く。店内はカウンター席と小上がり席。銘の入った調理白衣を着た物腰の丁寧なご高齢の主人が1人でやっていらっしゃる。壁に貼ってある「盛合せ」が昼にも出来るか尋ねると「定食が色々ありますが…。」と値打ちな品を勧めて下さる。「酒を呑みたいので」と言うと受けて下さった。まずはビールをお願いする。年季の入った1枚板の白木のカウンターに置かれたのはキリンラガーの大瓶。猛暑で帽子に塩が吹くぐらい汗をかいて歩いてきたのでウメーのなんの。静かにクラシック音楽が流れる店内で、凛としたところが伺える主人の所作を眺めながら天ぷらが揚がるのを待った。

卓に胡麻塩と味噌とつゆが用意され、まずは海老が揚がった。火傷しそうに熱々の海老天を頬張り、冷たいビールで流す。あぁ旨い。幸せ…。タネは、イカ、茄子、ピーマン、南瓜、大葉、人参かき揚げ、コーン、稚鮎などが1品づつテンポ良く出てくる。主人は揚がるたび「塩が合いますよー。」「味噌が美味しいですよー。」と教えて下さる。世間話もしつつ、次々と食べ進んだ。最初は酒を追加しようと思っていたが、空きっ腹に大瓶で腹が膨れたので止めにしておく。最後はもう一度海老がでてひと通り終了。ふぅと一息。「昼間の酒は効きますねー。」と笑顔の主人。勘定してもらって丁寧に送ってもらい、外に出るとまた強い日差しの下に。呑んだビールがまた汗になって出てしまいそう。(勘定は¥3,500程)

 


 

↓ 店と同じ空港線沿いの新開町にある建物(建築詳細不明)。以前にも写真を撮った覚えがあるのだが、軒下の仕上げ方や上げ下げ窓、玄関口のオーダー(列柱)を模した意匠など、色々”匂う”(笑)建物。当初はどう用いられていたんだろう。

 

 


 

 

天ぷら とらや

愛知県名古屋市瑞穂区堀田通8-7

 

( 名古屋 なごや 堀田 ほりた 虎屋 てんぷら 天婦羅 天麩羅 定食 天丼 近代建築 )

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Gizmodrome / Gizmodrome

2023年07月27日 | クラシック・ロック

Gizmodrome / Gizmodrome (2017)

2017年に突如アルバムを発表したエイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)とスチュワート・コープランド(Stewart Copeland)らが結成したバンド「ギズモドローム」(Gizmodrome)。かねてから活動を共にしていたとは聞いたことがないが、クリムゾン(King Crimson)やトーキング・ヘッズ(Talking Heads)で活躍したブリューと、元ポリス(The Police)のコープランド、それにレヴェル42(Level 42・懐かしい…)のマーク・キング(Mark King)、イタリアの元Premiata Forneria Marconi(PFM)のメンバー、ヴィットリオ・コスマ(Vittorio Cosma)の4名。有名どころばかりなので最近では珍しく、”スーパー・グループ”とも称された。後にはこの面子で行ったライヴ盤も発売されている。アルバム発売当初はともかく、最近は一時入手困難になっていたりしたが、やっと購入してみた。

メンバーは凄テクばかりなので難解な、それこそクリムゾンのような緻密な音楽を奏でるかと思いきや、あっけらかんと明るめのロックでビックリ。レゲエっぽいリズムの曲があったりもして多彩。コスマのことはよく知らないが、ヴォーカルはコープランドがメインのよう。でも他の誰もがリードをとれる面々。ただ意外だったがブリューのリード・ヴォーカル曲はなし(と思う)。曲のほとんどはコープランドが中心となって書かれたようだ(ライヴではポリスのカヴァーも演っていたらしい)。PVとかを見るとオジサン達が集まって楽しくやってる感がいっぱい(笑)。特に根が明るいコープランドは久々にフロントに出て来て元気いっぱいという感じ。所々に各メンバーがそれぞれお得意の楽器演奏を披露するようなパートもあって、肩肘張らずに聴けるアルバムだった。ライヴも聴いてみようかな。

ネット・ショップにて購入(¥854)

  • Label‏ : ‎ Earmusic
  • ASIN ‏ : ‎ B071G4SKLG
  • Disc ‏ : ‎ 1
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ウオコー @愛知県瀬戸市

2023年07月27日 | 愛知県(尾張)

バイクで瀬戸市へ行った際、目的地への時間合わせに立ち寄ったのは五位塚町の「ウオコー」。坂の途中にある建物には明らかに手書きの派手な看板が目立っている。最初は”カスタードショップ”と書いてあるのを見て”?”となったが、一度バイクで通り過ぎた時に主人らしき高齢の男性がトレイに山ほどのカップ(たぶんプリン)をのせて外に出てきたのを見かけた。時間合わせに戻って来て店先にバイクを停め中へ。中には高齢の主人が1人だけ。店内はかなり雑多な感じで、小上がりやカウンター席もあるが実働しているのはテーブル3つくらいか。壁には訪れた有名人の色紙が沢山貼ってあった。ショーケースの中には色々な種類のプリンが冷やしてある。”60年の味”とあったから、1960年代ぐらいの創業だろうか。メニューからお願いしたのはシンプルな「カスタードプリン」と「ホットコーヒー」。

コーヒーは喫茶店でよく見かける”鍋コーヒー”のようで、主人が雪平鍋で温め直したコーヒーをカップに注いでいる。そして脚付きの器に盛られた「カスタードプリン」と共に供された。プリンは典型的なカスタードプリン。滑らかな舌触りで旨い。一時流行った滑らかなプリンと比べればやや硬めではあるが、昨今流行っている”レトロプリン”のようにあざとい硬さはなく、ごく普通。コーヒーとプリンの組み合わせは大好物なのだが、鍋コーヒーは香りも味も飛んでしまっていてちょっと残念。でも甘いもので休憩させてもらったのでヨシ。(勘定は¥670)

 

カスタードショップ ウオコー

愛知県瀬戸市五位塚町11-59

 

( 瀬戸 せと ウオコー カスタードプリン プリン 喫茶 喫茶店 )

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金万 @長野県飯田市

2023年07月26日 | 長野県

長野県飯田市散策。市街地や郊外の古い建物を探訪した後、飯田市を離れる前に夕飯代わりの食事を済ませて発とうと寄ったのは創業が慶応元年(1868)という150年以上の歴史がある天ぷらの店「金万」。現在6代目だとか。店を目指して商店街に戻って来た。店は昼に立ち寄った和菓子の「和泉庄」や郷土料理の「満津田」にほど近い路地にある。暖簾をくぐると落ち着いた雰囲気で、手前がテーブル席になっている。奥はどうなっているのか分からないが座敷でもあるのかな。1人なので一番手前のテーブル席に案内された。お願いしたのは「天丼」。天丼にも色々な種類があるようだったが一番シンプルなものを。

しばらくして盆にのった「天丼」が運ばれた。塗りの鉢に盛られていて蓋は最初から外して伏せてある。これに吸物と漬物が付く。「天丼」の天ぷらは薄衣。まだ衣は張りを残しているが、たれにさっとくぐらせてあるんじゃないかな(自分は天丼の時はくぐらせてある方が好み)。たれは甘辛く、鰻丼のたれのような味の組立。タネは海老が1本に白身魚が2つ。この3つっていう組み合わせは珍しいかも。海老は少し開いてあって平らな断面をしているのが面白い。もちろんこの組立てのたれには抗えない旨さがある。ただご飯にかかったたれはちょっと多いかな。濃いめの味付けではあるが、七味などの薬味は何も置いていない。綺麗に平らげ、吸物も飲み干して箸を置いた。古い店ではあるが持ち帰りの「金むすび(天むす)」や「天ぷら万十」などもやるようになったのだとか。機会があったら次は買って帰りたいな。(勘定は¥1,600)

 

 


 

↓ 市街地から10分程離れた座光寺地区にある「旧・座光寺麻績(おみ)学校校舎」(明治6年・1873・建造)。小学校の校舎でありながら、歌舞伎の舞台が設けられているという珍しい建物。中は2階建てで広い板間になっており(←ここに机を並べたのかな)、地下の展示と物置になっているスペースには、どこに使われていたのか立派な彫り物のある扉(写真下8、9枚目)がいくつか横倒しになって無造作に置かれていた。

 

 

 

 

↓ 高森町にある「旧・下市田学校校舎」(明治21年・1888・建造、移築)。何といっても正面2階バルコニーの唐破風の屋根が特徴。1階奥の部屋に灯りが点いていたので何かに使われているのだと思うが、見学が出来るかどうかは不明(時間の都合で訊けなかった)。

 

 

↓ 喬木村「縄文の丘フルーツパーク」辺りからの眺め。丘から市街地を挟んで遠くに山々が見渡せる広大な素晴らしい景色。

↓ 川下りでも有名な景勝地、天竜峡を通ってみた。さすがに夕方近くになって人がまばらでひっそりとしていたが、こちらも景色は素晴らしい。

↓ 天竜峡駅の駅舎(建築詳細不明)は形からひょっとして古いのかなと写真を撮ってみたが、後で調べてみるとかつての面影を残して改築された建物のよう。古い写真と見比べてみても屋根の形を似せている程度。

 


 

 

天ぷら 金万

長野県飯田市主税町27

 

( 長野 ながの 飯田 いいだ きんまん 天婦羅 天麩羅 てんどん 天ぷら丼 近代建築 学校建築 地歌舞伎 おみがっこう 麻績学校校舎 )

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ビアッジオ @岐阜県岐阜市

2023年07月25日 | 岐阜県(岐阜)

娘が帰省していた折りに、2人でどこかでイタリアンでも食べようということになって、出先から調べて伺ったのは岐阜市琴塚にある「ビアッジオ」。ナビに連れられてやってくると、開店してすぐの時間だというのに店前の駐車場がほぼ満車。かろうじて建物脇に停めて店前までいくと待ち客が3組ほど居る盛況ぶり。人気がある店なんだなァ。待ってまで食べるつもりは全然無かったので戸惑ったが、外は生憎の雨で、これからどこかへっていうのもアレだったので待ち席に接続することに。座っていると「スタッフ不足で…。」と遅くなる旨を告げられたが了解して、渡されたメニューから自分は「ローマピッツァランチ」を、娘は「ミラノパスタランチ」をお願いして順番を待つ。

幸い2人だったので待つのも苦にならず、呼ばれて奥のテーブル席へ。意外と家族連れとかも多く賑やか。先に注文していたこともあって、座ってからはさほどかからず、まずバルサミコ・ドレッシングのサラダが到着。スープはクルトンの浮いたかぼちゃのポタージュ・スープ。少しシナモンが振ってある。メインのピッツァはいくつかの中から選んだ「カプリチョーザ」。”カプリチョーザ”に定型があるのか知らないが、こちらのは挽肉、新じゃが、コーン+トマトソースという組み合わせ。窯焼きでローマ風の薄いタイプ。旨い。普段なら頼まないような具材のものをあえて頼んでみたが、これがいい感じだった。娘のパスタは鯵、ズッキーニ、刻みネギのアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノっぽいもの。細いのでスパゲッティーニくらいかな。最後のドルチェは2種類。パンナコッタとマンゴーソルベをコーヒーで。確かに皿出しとかはちょっとバタバタ感があったが美味しくいただいた。(勘定は¥2,900/2人)

VIAGGIO (ヴィアッジオ)

岐阜県岐阜市琴塚1-9-20

 

( 岐阜 ぎふ ビアッジオ ヴィアッジオ イタリアン イタリア料理 ピザ ピッツェリア ランチ )

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加納 秀人 @愛知県小牧市・The SCRATCH

2023年07月24日 | ライヴ(日本公演)

加納 秀人 (7月23日・愛知県小牧市・The SCRATCH)

外道の加納秀人がソロ・ライヴを演ると知ったのはライヴ直前のこと。この地方で近い所では今池と小牧市。最近ライヴ盤を買ってずっと聴いていたので、是非生でレジェンドを観てみたいと駆けつけることに。日程が日曜だった小牧へ行くことにしたのだが、今まで小牧にライヴ・ハウスがあるなんて知らなかった。場所は倉庫が建ち並ぶ場所にある「The SCRATCH(スクラッチ)」(写真下左)。調べてもあまりインフォが無かったので車で行くことに。

 

倉庫を改造したと思しき会場の2階へ。大手プレイガイドでの発売なしとあってか客入りはちょっと心配になるぐらい少ない。キャパは椅子で40人くらいだろうか。結局自分を入れて10人強という寂しさ。日本のロック史に名を残すレジェンドなのに…。車なので酒も呑めず、バーカウンターでノンアルを貰い喉の渇きを癒やす。前座は「BLAKK」というブルーズ・バンド。

そしてあの加納秀人があっさりと登場。今回のライヴは「外道50周年&加納秀人音楽活動55周年記念」と銘打ってのライヴ・ツアー。テンガロン・ハットでラフな出で立ちの加納は70を超えているとは思えない若さ。バンドは連れてきていないのでベース、ドラムス、サイド・ギターの音はオケだが、加納のギターから発せられる音色の色気と迫力たるや。うへぇ、カッコイイ…。MCを挟み、ヴォーカル曲、スライド演奏も交えて演奏されていく楽曲は、ハードロック、ロックンロール、ブルーズ、フュージョン、ポップスと多彩。本人も「ジャンルなんて無いんだよね。」と仰っていたが、タイプの違う曲であってもそこに加納のギターが乗るとちゃんとその色に染まるのはさすが。上手くは説明できないが説得力が違う。1人でもここまで凄いとは。

またほのぼのとしたMCが面白い。遠藤賢司、アントニオ猪木、ミッキー・カーチス、内田裕也、ハワイでのライヴ、史上初の寺でのライヴなど、生き字引の最古参ロッカーならではの面白い話がポンポンと出てくる。

ソロ・ライヴ終了後は前座のメンバーや飛び入りを含むジャム・セッション。いや、これ客席より演奏者の方が多いから(苦笑)。腕に覚えのある参加者に余裕綽々でハイ、どうぞとソロを譲る加納だが、さすがに差が歴然なのはご愛敬。思い切って駆けつけたが、こんなレジェンドをこんな近くで、こんな値段で、(こんな人数で)観られて申し訳ないくらい。これ絶対ペイ出来てないだろうが、自分としては丸儲けな気分。

 

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