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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

サウサリート @岐阜県各務原市

2025年09月08日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜県各務原市の航空自衛隊岐阜基地の南にある喫茶レストラン「サウサリート」へ。そういえば瀬戸市にも同名の店があるけれど偶然かな。以前にも立ち寄ったことがあったがその時は何故か営業していなかった。この日は土曜の昼。店に入ると高齢の客ばかりでほぼ満席! 車前提の立地だけれど、近隣の客が多いような感じ。窓に向かった変則的なテーブル席だけ空いていたのでそちらに案内された。出されたメニューにはランチの定食が10種類くらいと丼物が載っている。他に何かあるかは不明。選んだのは「B 豚肉の生姜焼」(スープ・ドリンク付き)。

しばらくして大きな平皿に盛られた「豚肉の生姜焼」が運ばれた。ご飯も別の平皿に。生姜焼の付け合わせはポテサラ、レタス、たくあん。玉ねぎと一緒に炒められた豚肉は薄切りではなく少し厚みのあるロース肉。片側がカリッと焼かれている。生姜はすりではなく刻み。客層には合っているだろうが、ヴォリュームは豚肉、ご飯ともに少なめ。おおよそ生姜焼きで外すことって無いが、もちろんこちらもちゃんと旨い。平らげて席を立とうとすると給仕女性が慌てて飲物を持って来てくれた(←自分は食べるのが早いしドリンク付きをつい忘れちゃう)。(勘定は¥1,100)

 

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↓ 岐阜基地の東端の敷地外にある「旧・陸軍各務原飛行場誘導路トンネル」(建築詳細不明)。現在は細い歩道があるだけだが、かつてはここが県道でこの東側にも飛行場があり、そちらと中飛行場の主滑走路(現・岐阜基地)を繋ぐ役割でトンネルの上を軍用機が通ったのだそう。

 

↓ 神置町の神置公民館南に建っている「慰霊碑」(昭和39年・1964・建造)。昭和20年のB29による各務原空襲の戦災死没者を追悼する慰霊碑。頂部に爆弾が乗せられている変わった碑。当然焼夷弾か何かと思いきや旧陸軍の百瓩爆弾なのだとか(未確認)。

 

 

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SAUSALITO(サウサリート)

岐阜県各務原市前渡北町3-59

 

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( 各務原 かかみがはら かがみはら 生姜焼き 喫茶 ランチ 戦争遺構 各務ヶ原飛行場 B29 )

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Days Of Our Lives (DVD) / Queen

2025年09月07日 | DVD

Days Of Our Lives (DVD) / Queen (2011)

2011年に発売されたクイーン(Queen)のドキュメンタリー日本盤DVD2枚組。邦題は「輝ける日々・ジャパン・スペシャル・エディション」。映像メディアとしてのDVDはすっかりオワコンのようで、中古店での値下がりが激しい。いまだブルーレイ・プレーヤーさえ持っていないロートルの自分には有難い話だが、そもそも映像作品を腰を据えて観る機会そのものが減っていて微妙…。本編約120分とは別に、未発表映像やら再編集されたPV等の80分を超えるボーナス映像が収録されているのがウリ。

こちらちゃんとした公認の正規ドキュメンタリーなので、映像も豊富なソースから高画質映像を引っ張ってきているし、字幕付きでインタビュー翻訳もしっかりとしている(←映画字幕もそうだけれど、これが酷い作品も多い)。インタビューでは明らかに嫌がって(緊張して?)道化を演じてしまうフレディ(Freddie Mercury)、思慮深く言葉を選ぶブライアン(Brian May)、思ったことをズバズバ言うやんちゃなロジャー(Roger Taylor)とそれぞれのキャラクターがよく分かる。潔くショービズから姿を消したジョン(John Deacon)はここでも少なめ。

日本での特別な扱いの経験についても触れられているが思ったよりも控えめ。実際その喧騒を俯瞰で味わった訳ではないので何とも言えないが、どうも尾ひれが付いて日本のメディアは”日本が最初にクイーンを”っていう幻想に囚われ過ぎている気がするのでいい塩梅だろう。フレディがゲイ・コミュニティーに立ち入るようになってからのバンドの戸惑いにもしっかり触れられているし、批判された南アフリカのサン・シティ公演の事についても正面から取り上げている。当時は随分と叩かれたが、時代と共にバンドの評価が変わってきている感じもする。

壮絶なのはエイズに侵されてからのフレディの創造意欲。ゾッとするような痩せた姿が隠せないようになってもバンドを説得してスタジオ入りを続け、時にはバックの演奏を待たずにヴォーカルだけ録音したという話には、アーティストの狂気というものも感じさせて興味深い。

中古店にて購入(¥792)

  • Label ‏ :  ユニバーサルミュージック
  • ASIN ‏ :  B005S1Y584
  • Disc ‏ :  2

 

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亀吉廣 @名古屋市南区・桜台

2025年09月07日 | 名古屋(港区・南区・緑区)

南区の旧・東海道沿いにある和菓子屋「亀吉廣」へ。付近を車で走っていた時に目に入り、東海道沿いの和菓子屋なら歴史ある店だろうと入ってみた。そういえば瑞穂区の堀田にも同じ屋号の店があるが何か関係あるのかな(→こちらが支店だとの話も・未確認)。店の横に車を停め、店内へ。年季の入った店内のガラス・ショーケースに並ぶ菓子は上生菓子が中心。出ていらした高齢の女将さんにお願いしたのは「紫陽花」(写真下左)と「水無月」(写真下右)、それに干菓子の「きな粉落雁」。

 

家に持ち帰って妻といただく。この日は酷暑(38℃!)だったので冷蔵庫に入れ、少し冷やしていただいた。季節を表した「紫陽花」は、爽やかな色合いの寒天が白餡を包んでいる。餡はしっかりとした甘さ。寒天のプルンとした口当たりがいい。「水無月」は6月末日の夏越の祓(なごしのはらえ)に食べる京都の伝統的な和菓子。この日は末日を過ぎていたがありつけてヨカッタ(訪問7月初旬)。しっとりとした外郎の上に小豆。豆の甘さがよく分かる淡い味わい。これで残り半年、無病息災間違いなしデス(笑)。「きな粉落雁」は薄紙に包んであり棒状。こちらは薄茶を点てていただいた。(勘定は¥1,060)

 

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↓ 笠寺公園内には太平洋戦争時に高射砲が配置してあったコンクリート台の遺構が残っている。来てみると高台になっているのでなるほどここに配置するだろうなという地形。ただ高射砲は実際は全然当たらなかったらしいのだが。

 

 

↓ 敷地内にある「名古屋市見晴台考古資料館」(昭和54年・1979・建造)。考古資料の他に、高射砲陣地の説明などもしてあった。

 

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京菓子司 亀吉廣

愛知県名古屋市南区桜台1-27-17

 

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( 名古屋 なごや かめよしひろ 亀吉広 和菓子 京菓子 みなづき あじさい 戦争遺構 高射砲陣地 B29 )

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梵 @大阪市浪速区・新世界

2025年09月06日 | 大阪府

大阪短期滞在。以前からずっと暖簾をくぐってみたいと思っていた新世界の洋食屋「グリル梵」へ。初代は神戸のオリエンタル・ホテル出身で、昭和25年(1950)に独立し、昭和36年(1961)にこちらに移って来たのだそう。この日の用事は夜だったが、その前に軽く腹に入れて行こうと早くホテルを出てこちらへ。車も通れない狭い路地を通って、夜営業の口開けで店に入った。年季の入った店内は、テーブル席が3つ、カウンター席も3席のみと狭小。こんなに小さい店だったとは知らなかった。やや暗めの照明の落ち着いた雰囲気(写真下)。丁寧な物腰の年配のご夫婦でやっていらっしゃる様子。

お願いしたのは「ヘレビフカツサンド」。それに「ハイボール(角)」も付けてもらった。先に出してもらった「ハイボール」は、しっかりレモンが効いていて量もたっぷり。冷たいので喉を潤していると、まずは新玉ねぎのカップスープが出された。パセリが浮いていて優しい味わい。そして「ヘレビフカツサンド」が完成。紙ナプキンを敷いた銀皿に6切れ盛られている。ピクルス添え。出来立てをつまみ、口に入れると歯切れの良いヒレ肉とソース、それにトーストの厚みのバランスが良く、旨いのなんの。口いっぱいに頬張って味わい、後からハイボールをグイッ。至福。始めの方はまだトーストもカツの衣もカリッと、後の方は蒸れてしっとりとした食感になる違いもイイ。途中辛子を使ったり、ピクルスをつまんだりしながら、次々と平らげた。「ヘレビフカツレツ「ビーフガーリックライス」「ハイシライス(ヘレ)」まだまだ食べてみたいものが沢山。(勘定は¥3,000程)

 

 

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↓ 以前にも訪れた「ギャラリー再会(旧・喫茶再会)」(昭和28年・1953・建造)を再訪。綺麗に整えられているが、現在は隣の「ラジウム温泉」が所有しているようだ。建物は国の登録有形文化財に指定されている。

 

 

 

 

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グリル梵

大阪府大阪市浪速区恵美須東1-17-1

 

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( 大阪 おおさか 新世界 しんせかい 通天閣 グリルぼん 洋食 ヘレカツ ヒレカツ ヒレカツサンド ヘレカツサンド 近代建築 洋風建築 )

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菜実樹 @岐阜県可児市

2025年09月05日 | 岐阜県(中濃)

妻と岐阜県可児市のある蕎麦屋へ向かうも駐車場がいっぱいで停められず。時分どきとあってすぐには空かないだろうと諦めてその場で検索し、もう少し足を延ばして郊外の瀬田にある「菜実樹」へ。店は21号線バイパスから少し入った所にある。ただしこちらも駐車場に車が多く、様子を見に中に入ると待ちが出ている様子。もう他へは行くつもりが無かったので記名して待つことに。車のナンバーを書くと駐車場まで呼びに来てくれるシステム。外は酷暑なので有難い。ただし待ち時間は長く、50分程待って若い店員が呼びに来てくれた。妻と2人だったから良かったが、1人だったらとっくに車を出していたかも(笑)。自分は「せいろ一枚」と「ちょこっととろろご飯」、妻は「天せいろ」をお願いした。

しばらくして運ばれた「せいろ」はつゆが徳利に、刻みネギとわさびは別皿に。せいろの笊に蕎麦が隙間なく拡げられている。濃い色合いのつゆだが辛汁とまでは行かない程度の味わい。蕎麦は更科っぽい色合いの喉越しを味わうタイプ。ただ蕎麦自体の印象はちょっと薄い。「とろろご飯」は、小さめのご飯茶碗にご飯、蓋付きの小鉢に「とろろ」、そして切干大根の小皿、漬物が付いている。添え物も含めてごくシンプル。徳利のつゆをすこしとろろ芋に垂らしてそのまま啜ったり、ご飯にかけていただいたりした。長く待ったこともあって全然足りない感じだったが、後客も多いので追加は止めて蕎麦湯をしっかりいただき、勘定してもらった。(勘定は¥3,300程)

 

手打ちそば菜実樹

岐阜県可児市瀬田1784

 

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( 可児 かに なみき 蕎麦 手打ち蕎麦 手打蕎麦 手打そば 手打ちそば 天ぷら とろろ )

コメント (2)
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