ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Brimstone & Treacle (Original Soundtrack Album) / Variuos Artists

2023年10月19日 | サウンドトラック

Brimstone & Treacle (Original Soundtrack Album) / Variuos Artists (1982)

若い頃にポリス(The Police)が好きになって、この映画のサウンドトラックにポリス、それにスティング(Sting)個人名義の曲が収録されていると当時の音楽誌で知ったが、買うにまでは至らなかった「Brimstone & Treacle」。映画にはスティングが出演しているが、日本で公開されたかどうかは不明。現在に至っても一度も観たことは無い。不意にネットでこのアルバムを見つけ(ジャケットを覚えていた)、ポリス、スティングの他にゴーゴーズ(The Go-Go's)やスクイーズ(Squeeze)の曲も収録されているということで試しに買ってみることに。

ここに収録されているポリスの楽曲3曲は、93年に出たボックス・セット「Message In A Box」に収録されていたので全て聴いたことがあった(→実を言うとそれを忘れていたが…苦笑)。シンセ音とクラシックな(欧米の)民謡っぽい曲で始まるアルバムは、特に流れとかがある訳でなく、映像を観ていない自分にはイメージも付いてこないのでどう解釈してよいか分からない。スティングによるタイトル曲(インスト)もシンセを用いていて伴奏はシンプルで、曲調も民謡っぽい。他のソロ曲も演劇的な歌唱だったりするので、ひょっとすると映画の中でそういう役で歌ったものかも。他の2バンドの曲は思い切りポップなお馴染みの曲。映画が果たして現代劇なのかどうかも知らないが、劇中で何かの役割を果たした曲だったのかどうか。

ネット・ショップにて購入(¥450)

  • Label ‏ : ‎ A&M
  • ASIN ‏ : ‎ B000008DRH
  • Disc ‏ : ‎ 1
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Parade: Music From The Motion Picture Under The Cherry Moon / Prince And The Revolution

2023年06月12日 | サウンドトラック

Parade: Music From The Motion Picture Under The Cherry Moon / Prince And The Revolution (1986)

プリンス(Prince)8枚目のアルバムは自身の監督・主演映画「Under The Cherry Moon」のサントラとして発売され、レヴォリューション(The Revolution)とは最後のアルバムになった作品。自分は発売当時プリンスのホームグラウンド近くに住んでいて、シングル「Kiss」が毎日何度も何度もラジオから流れてきたことを覚えている。もちろん映画も観たが、はっきり言ってつまらなかった(映画「Purple Rain」が好きだった友人たちも同意見)。そんな映画のイメージがずっと残っていたのでアルバムは持っていなかったが、中古屋で安く刺さっていたので思いつきで購入。

こうして改めて聴くと、流石にサントラだけあってあの映画の白黒の雰囲気が曲調にも表れて、ちょっと落ち着いてお洒落な感じも受けるが、オリジナル・アルバムとして充分に成立している。レヴォリューションといえばあのハンドクラッピングをサンプリングした音。ここでもしっかりそれが聴けるが、これって何か名前は付いているのかな。それにしてもやはり「Kiss」の音数の少なさは異質だ。アルバムの中にあってもこれだけ空間が違う感じ。車の中でみんなあのおかまチックな歌い方を真似ていたのを思い出す。前作「Around the World In A Day」で売上が落ちていたそうだが、このアルバムで売上も回復し、ヨーロッパでもよく売れたのだそう。意外。前作も好きだったけどな。ところでジャケットはどの向きが正解なんだ?(笑)。

中古店にて購入(¥330)

  • Label ‏ : ‎ WEA
  • ASIN ‏ : ‎ B000002L9B
  • Disc ‏ : ‎ 1
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The Vietnam War : The Soundtrack / Various Artists

2023年04月12日 | サウンドトラック

The Vietnam War : The Soundtrack / Various Artists (2017)

日本で劇場公開されたのかどうか知らないが、Ken Burns & Lynn Novick監督によるベトナム戦争のドキュメンタリー映画「The Vietnam War」のサウンドトラック。この映画を知ったのはナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails)のトレント・レズナー(Trent Reznor)が、相棒のアッティカス・ロス(Atticus Ross)と一緒にオリジナル・スコアを書いていたから。そちらはこの2人が近年ずっと提供し続けている映画音楽と変わらず、全編ダークな印象のインストゥルメンタル。もうその路線には飽きたので(失礼)、こちらのサウンドトラックを購入(→2人はこちらの選曲には関与していない模様)。何しろ選曲が充実している。収録アーティストと曲は以下の通り。

1-01 Bob Dylan – A Hard Rain's A-Gonna Fall
1-02 Johnny Wright – Hello Vietnam
1-03 The Animals – It's My Liffe
1-04 Barry McGuire – Eve Of Destruction
1-05 The Byrds – Turn! Turn! Turn! (To Everything There Is A Season)
1-06 The Staple Singers – Masters Of War
1-07 Wilson Pickett – Mustang Sally
1-08 Howlin' Wolf – Smokestack Lightnin'
1-09 Nina Simone – Backlash Blues
1-10 Simon & Garfunkel – The Sound Of Silence
1-11 Bob Dylan – One Too Many Mornings
1-12 The Temptations – Ain't Too Proud To Beg
1-13 The Jimi Hendrix Experience – Are You Experienced?
1-14 The Spencer Davis Group – I'm A Man
1-15 Booker T And The MG's – Green Onions
1-16 Cream – Strange Brew
1-17 Pete Seeger – Waist Deep In The Big Muddy (Live)
1-18 Procol Harum – A Whiter Shade Of Pale
1-19 Fairport Convention – The Lord Is In This Place
1-20 Buffalo Springfield – For What It's Worth

2-01 Bob Dylan – Don't Think Twice, It's All Right
2-02 Big Brother & The Holding Company – Piece Of My Heart
2-03 Steppenwolf – Magic Carpet Ride
2-04 Otis Redding – Tell The Truth
2-05 The Box Tops – The Letter
2-06 Creedence Clearwater Revival – Bad Moon Rising
2-07 Santana – Soul Sacrifice
2-08 Merle Haggard – Okie From Muskogee
2-09 B.B. King – The Thrill Is Gone
2-10 The Temptations – Psychedelic Shack
2-11 Crosby, Stills, Nash & Young – Ohio
2-12 The Youngbloods – Get Together
2-13 The Rolling Stones – Gimme Shelter
2-14 Link Wray – Tail Dragger
2-15 Ray Charles – America The Beautiful
2-16 Marvin Gaye – What's Going On
2-17 Simon & Garfunkel – Bridge Over Troubled Water
2-18 The Beatles – Let It Be

こういう企画ものには必ずと言っていいくらい登場してくる60~70年代のお馴染みのアーティストばかりだが、ベタな曲もあれば少しひねった選曲もあり、編集盤として楽しめる。ストーンズ(The Rolling Stones)とビートルズ(The Beatles)の曲が同じ作品に収録されるのは意外と珍しいんじゃないか(個人的には最後をストーンズの「Gimme Shelter」にした方が混沌とした雰囲気とアメリカ国民の焦燥をより反映したんじゃないかと思うが)。

本編映画の方は少し前までネット上のPBSのHPで観ることが出来たが今はもう観られない。淡々と史実と当時の世相を映し出す硬派な内容だったと記憶している(もっと大きい画面で観たかった)。こういったベトナム戦争当時の風俗を反映したアルバムというと大ヒットした映画「Forrest Gump」のサントラも良かったが、やはり同じような傾向の選曲になっているのが興味深い。

amazonにて購入(¥1,250)

  • Label ‏ : ‎ Ume
  • ASIN ‏ : ‎ B074NLPZW9
  • Disc ‏ : ‎ 2
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The Godfather Trilogy

2022年06月18日 | サウンドトラック

The Godfather Trilogy (2001)

誰しも、何度も何度も繰り返し観てしまう映画がある。自分にとってそんな映画のひとつが「ゴッドファーザー」。イタリア系マフィアの厳しい世界を描いているし、描写がリアルなので観終わって「あぁ、楽しかった」と思える映画ではなく、どちらかというと”ぐったり”だが、ついつい何かのきっかけで観始めると、結局続けてパートⅢまでいってしまう。ちょっと年代の離れたパートⅢは別としても、ジンクスをはねのけ、パートⅡのクオリティーも高かったので見飽きない。そんな「The Godfather」(1972)、「 - Part Ⅱ」(1974)、「 - Part Ⅲ」(1990)3部作のサントラをTrilogyとして1枚にまとめたのがこちらのCD。

誰しもが聴いたことのある印象的で有名なテーマ曲を筆頭に、映画に挿入された音楽が収録されている。オリジナル・ヴァージョンなのかどうかはよく分からなかったが、映画化された時代の差(18年)はあれど違和感は感じない。これを聴いていると妻が「バレエの舞台音楽みたいね。」と。まさにそんな感じ。映画も叙事詩的な作品なので、舞台で様々な人間模様を描くバレエにぴったり。自分の存じ上げているバレエのある先生(外国人)が舞台で選びそうな曲ばっかりだ。

ネットにて購入(¥650)

  • Lable ‏ : ‎ Rambling Records
  • ASIN ‏ : ‎ B00005S7CR
  • Disc ‏ : ‎ 1
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Detroit Rock City (Music From The Motion Picture) / Various Artists

2022年03月23日 | サウンドトラック

Detroit Rock City (Music From The Motion Picture) / Various Artists(1999)

1999年公開のアメリカの青春映画「Detroit Rock City」のサントラCD。これも映画は観ていないけれど、キッス(Kiss)をはじめ、同時代のアーティスト、それに公開当時のオルタナ系のアーティストが往年の名曲をカヴァーしている興味深い内容だったので、今更ながら購入して聴いてみた。収録曲とアーティストは以下の通り。

01 Everclear - The Boys Are Back In Town
02 KISS - Shout It Out Loud
03 Van Halen - Runnin' With The Devil
04 Pantera - Cat Scratch Fever
05 Black Sabbath - Iron Man
06 Marilyn Manson - Highway To Hell
07 Drain STH - 20th Century Boy
08 KISS - Detroit Rock City
09 Thin Lizzy - Jailbreak
10 Cheap Trick - Surrender (Live)
11 David Bowie - Rebel Rebel
12 The Donnas - Strutter
13 The Runaways - School Days
14 Sweet - Little Willy
15 KISS - Nothing Can Keep Me From You

オリジナル・アーティストはもちろん文句無し。同時代に青春時代を送った人には当時の空気感まで甦ってくるだろうテッパン曲ばかり。自分は数年ずれて後追いしている世代だが、聴きまくった曲ばかりだけに(自分が聴いていた当時の)記憶はしっかりと甦ってくる。問題はカヴァー曲。正直、良くも悪くもない凡庸な出来のカヴァーばかり。カヴァーしたバンドの大ファンじゃないってこともあるが、ギターがちょっとハードかな、サウンドが全体的にリッチかな、くらいの曲ばかり。マリリン・マンソンぐらいは面白いことやってくれるのかなと期待するが、いじくり回しただけで大した出来にはなっていない。ま、こういう企画物に難癖付けても仕方がないが。やはり長年の風雪を耐えて名曲と呼ばれている曲には理由があるのだと再認識(←元も子もないこと言ってる)。ちなみに映画はジーン・シモンズ(Gene Simmons)が製作に関わっているそう。

ネット・オークションにて購入(¥540)

  • Label ‏ : ‎ Island / Mercury
  • ASIN ‏ : ‎ B00000JNNB
  • Disc ‏ : ‎ 1
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Gimme Danger (Music From The Motion Picture) / Various Artists

2022年03月17日 | サウンドトラック

Gimme Danger (Music From The Motion Picture) / Various Artists (2017)

2017年に発売された映画「Gimme Danger」のサントラ。映画は副題が”The Story Of The Stooges”で、あのジム・ジャームッシュ(Jim Jarmusch)が監督したイギー(Iggy Pop)とストゥージズの伝記映画。選曲もジム・ジャームッシュとイギーが担当しているようだ。全14曲中、ストゥージズ名義が8曲、イギー&ストゥージズ名義が3曲、後はイギーがストゥージズ結成前にドラマーとして参加していた貴重なThe IguanasとThe Prime Moversがそれぞれ1曲づつ。同郷のMC5が1曲という内容。うちストゥージズに関しては未発表曲(テイク)が計4曲収録されている。映画は名古屋でも公開されたが、平日の夜で仕事終わりでは間に合わず断念した。

1曲目はイギー&ストゥージズ名義の表題曲。わざわざ”Bowie Mix”としてあるのは、ボウイ(David Bowie)がミックスしたオリジナル・ヴァージョンだから。自分もこれをアナログで所有しているが、どういう意図があったのか各楽器が変わったバランスのサウンドで、名盤とされているにも関わらず長年不評だった。これをイギー自身がリミックスし1997年に発売。この新しいミックスはサウンドの一体感が増し、当時は自分も諸手を挙げて賛成だった。でも後から色々な事が分かってくると、この新しいミックスもイギーがわざと音を歪ませたり色々と改変を加えていたらしく、だんだんファンの評価にも変化が出て「いや、ボウイのミックスも悪くなかったんじゃない?」っていうことになり(笑)、今もって評価が分かれている。ストゥージズ結成以前の2曲はしっかり聴くのは初めて。時代が時代だけに演奏はシンプルだが、イギーがすでにイギー(笑)なのが興味深い。映画のことはすっかり忘れていたが、DVDでも買って観てみないと。

ネット・オークションにて購入(¥708)

  • Label : ‎ RHINO
  • ASIN ‏ : ‎ B01N1YR8IE
  • Disc ‏ : ‎ 1

 

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The Kids Are Alright / The Who

2021年12月08日 | サウンドトラック

The Kids Are Alright  / The Who (1999)

ザ・フー(The Who)の1979年の傑作ドキュメンタリー映画「キッズ・アー・オールライト」のサントラの紙ジャケCD。もちろんレコードは持っているし、CDも最初のMCA盤とリマスター盤を所有。映像の方は、まだ日本で観られなかった頃に最初にアメリカで買ったVHS(写真下)と、後に発売されたDVDも所有しているので、全く必要の無いCDだが(笑)、ネットオークションで安く入札しておいたらラッキーにも落札出来てしまっていた。

一応サントラという形で、音源は時代のばらつきがあるのだが、ベスト盤としても機能する内容なので、あまりザ・フーを聴いたことがない人のお試しにもお勧め(本当は映画の方を先にお勧め)。

中袋も忠実に再現されており、現在ではCD1枚に収録出来る長さなのにわざわざレコードのように2枚組にしているのもいい感じ。これのアナログは聴きまくったなァ。当時、80年代半ばでも日本でのザ・フーの扱いは大きくなく、今のようにしっかりとカタログが揃っていなかった。入手困難とまでは言わないが、レコード屋の店頭で見かけるアルバムの数は極端に少なかった覚えがある(特に田舎では)。自分はレコード屋に座り込んで分厚い発注用カタログを見せてもらい、高い定価の日本盤を1枚づつ注文して買っていたっけ。学生の分際でよく1枚¥2,000~2,800もするLPを買っていたものだ。

収録曲の内容は様々。スタジオ音源、テレビ等出演時、ライヴなど色々。ライヴだけとってもモッズ・スタイルで初期のビート・バンド然とした演奏から、長尺のインプロヴィゼーションを挟み、演奏力の高さでライヴ・バンドとしての地位を確立した60年代後半、スタジアム・バンドになった70年代前半、そして奇行で有名だったが愛されたキース・ムーン(Keith Moon)の死直前のシェパートンでの素晴らしい出来のスタジオ・ライヴ(完全版ってあるのかな)等。濃度が高過ぎてとっ散らかった印象がない訳ではないが、自分にとってのザ・フーのアルバムをひとつだけ選べと言われたら、やっぱり「My Generation」でも「Tommy」でも「Who's Next」でもなく、コレだ。

ネットオークションにて購入(¥710)

  • Label ‏ : ‎ ユニバーサルインターナショナル
  • ASIN ‏ : ‎ B00002ZZGJ
  • Disc ‏ : ‎ 2
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The Social Network / Trent Reznor and Atticus Ross

2021年08月25日 | サウンドトラック

The Social Network / Trent Reznor and Atticus Ross (2010)

トレント・レズナー(Trent Reznor)と近年のコラボレイター、アッティカス・ロス(Atticus Ross)によるデヴィッド・フィンチャー(David Fincher)監督の同名映画のサウンドトラック。実は映画は観ていないし、この音源も当時確か一部がフリー・ダウンロード出来て、すでに聴いた気になっていた。改めてCDラックを探していた時に持っていない事に気が付いて買ってみようかと手に入れた次第。90~00年代にはどっぷりナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails)にハマっていて、CDシングルからレアVTRまでしっかり収集していたけれど、トレントがサントラやインスト・アルバムを手掛けるようになってだんだん興味が失せてしまっている(何しろ物量はあれど、どれも同じに聴こえてしまうんだもの…)。

この作品はトレントが最初期に手掛けたサントラだが、当時アカデミー賞を始めとするいくつもの高名な賞を受賞しており、トレントの作品が一般的にも評価され始めた重要な作品。でもアッティカス・ロスと組み始めた2008年発表の「Ghosts I-IV」や、How To Destroy Angels、後出の「The Girl with the Dragon Tattoo」を先に聴いてしまっていたので、ダウンロードしたサンプラーを聞いてもピンと来なかったのが本音。ただ改めて聴いてみると、相変わらず”静謐”や”狂気”を連想させる雰囲気の曲が大半でありながら、一部にはポップ(?)な感じの曲もあったりしてちょっとホッとした(笑)。ま、サントラで全てインストだし、実際に前述の「Ghost」から派生している曲も含まれているようなので、その辺りは仕方がない。映画観てない奴が語ってもしょうがないか(笑)。にしてもこのコラボはまだ続いているから、余程アッティカス・ロスとの相性がイイんだろうなァ。

ネットにて購入(¥298)

  • Label ‏ : ‎ Null
  • ASIN ‏ : ‎ B0043ISH6O
  • Disc ‏ : ‎ 1
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Bohemian Rhapsody / Queen

2021年05月05日 | サウンドトラック

Bohemian Rhapsody / Queen (2018)

こんなのも買ってたなァ(レビューが全然追い付いていかない…)。空前のヒット映画「Bohemian Rhapsody」のサウンドトラック。映画はちゃんと映画館に観に行った。ほとぼりが冷めてから行ったので、レイトショーで映画館に入ったら客は5人だったっけ(笑)。マニア的に観ると「えぇっ?」ていう脚色や端折り方があったけれど、十分に楽しめる映画だった。ただ、どうしてここまで一般的に大ヒットしたのかは今ひとつ分からなかったけれども。当時はどんな店(居酒屋でさえ)へ入っても有線だろうクイーンの曲ばっかり流れていたなァ。

もちろん目新しい曲は1曲(後述)を除いて無いのだが、ライヴ・ヴァージョン、ニュー・ミックス等、ベスト・アルバム的に楽しめるし、かの1985年のライヴ・エイドでの名演がフルで入っているのはポイント。ただ、どうせなら同ステージでフレディ(Freddie Mercury)とブライアン(Brian May)がアコースティックで演った「Is This The World We Created?」も入れてくれても良かったのに、とも思ったり。目新しい曲と言えば1曲目の「20th Century Fox Fanfale」。そう、あの20世紀フォックス社の映画で一番最初に流れるファンファーレ。これが完全にブライアンのギター、レッドスペシャル(※ブライアン愛用の手造りギターの愛称)の音色になっている。もちろん実際にブライアンが弾いたのだとは思うが、これ、映画館で冒頭に流れてきた時には思わずニンマリとしてしまった。

ネットにて購入(¥600)

  • Label : Virgin
  • ASIN : B07GW2N5LB
  • Disc : 1
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Sound City - Real To Reel / Various Artists

2020年07月19日 | サウンドトラック

Sound City - Real To Reel / Various Artists (2013)

以前に購入したフー・ファイターズ(Foo Fighters)の愛されるフロント・マン、デイヴ・グロール(Dave Grohl)監督のドキュメンタリー映画のサウンドトラック(アルバムにはサントラとは書いてないけど)。映画の詳細は省くが、伝説の1972年製アナログ・レコーディング・コンソール「Neve 8028」を買い取ったデイヴが、このコンソールのあったスタジオ「Sound City」にまつわるアーティストらと新たに録音した11曲が収められている。参加したミュージシャンの顔ぶれが凄い。デイヴと共演したのは、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)、スティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks)、トレント・レズナー(Trent Reznor / Nine Inch Nails)、リック・ニールセン(Rick Nielsen / Cheap Trick)、ジム・ケルトナー(Jim Keltner)、リック・スプリングフィールド(Rick Springfield)、リー・ヴィング(Lee Ving / Fear)、クリス・ノヴォゼリック(Krist Novoselic / Nirvana)、ジョシュ・オム(Joshua Homme / Queens Of The Stone Age)、コリー・テイラー(Corey Taylor / Slipknot)等々。それにもちろんフー・ファイターズのメンバーが加わる。

全て書き下ろしの曲はどれもシリアスな感じで、年配のアーティストの作品でもオルタナティヴ・ロックの雰囲気を纏った曲調が多い(ポール・マッカでさえ!)。プロデューサーがブッチ・ヴィグ(Butch Vig)なのでそうなるのかな。今だったらほとんどデジタルで録音しているだろうそれらを、敢えて顔を突き合わせてアナログ・コンソールを使っての録音。もちろんそういう情報が既に頭に入っているからだろうが、楽器と演者の息づかいが聴こえてくるような、”0/1”でない音のテクスチャがかっこいい。この汚いスタジオで作られる音にどれだけのアーティストが憧れ、シンパシーを抱いたんだろう。これだけデジタル機器が席巻している音楽界で今、ヴァイナル(アナログ)レコードが売り上げを伸ばしているのだという。実際、最近発売されている作品にはCDやダウンロードの他、値段が高くなるにも関わらずレコードをラインナップしているものが多い。自分ちの棚を埋め尽くしているレコードもちょっとは空気に触れさせないとダメかな…。

映画の予告編はこちら

DVDの記事はこちら

amazonにて購入(¥700)

  • CD (2013/3/12)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Import
  • Label : RCA
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