いつものように「のはら湯」で汗を流し、喉をカラッカラにして酒場を探す。といっても日曜夕方の選択肢はあまり多くなく、そういえば西柳ヶ瀬の小路にある五輪のネオン(写真下)はまだあるかしらんと閑散とした西柳ヶ瀬のアーケード下を歩く。まだ空が明るいのでネオンは今ひとつだったが、健在を確認。その向かいにある「菊川」に入ることにする。ずっと「菊川」というのは当然各務原市の酒造の事だと思っていたが、表の看板には”灘の生一本”と書いてある…。ハテ?(※) 東にも店があるが系列店だろうと思う。いかにも昭和の居酒屋といった佇まいで提灯が下がる店先のくたびれた縄のれんをくぐる。雑多な店内は奥に長く、手前は全部カウンター席。早い時間とあって先客は1人のみ。店員は法被を着た男性2人と給仕の女性1人。何はなくとも瓶ビールをお願いする。キリンのクラシックラガー。冷たいのをグイッと…、この為に銭湯に入っているようなものだ(笑)。 (※ 後から調べたら菊川にはかつて灘にも工場があったのだとか)
つまみは何となく「いわしフライ」と「昔のコロッケ」を注文。揚げ物が食べたい気分だったんだろうなァ。相撲中継の音を背後に聞きながら待っているとまず「いわしフライ」が登場。このフライがびっくりするほどデカい。衣だけでなく身もしっかりと厚く、デカい口で喰らい付く。申し分なし。付け合わせは千切りキャベツとレタス。マヨネーズが添えられていたが使わずに、だし醤油やソースをかけていただいた。コロッケは2個。甘めの味で、なるほど昔のコロッケってこんなだったかも。こちらにも付け合わせに同じ千切りキャベツとレタスが付いていたのであっという間にお腹がいっぱいに(残せない性格です…)。喉の渇きも癒せたので追加は止めておいた。(勘定は¥1,260)
東店の記事はこちら
↓ 西柳ヶ瀬にある呑み屋が軒を連ねる「丸川センター」。確か最後まで営業していた店が閉店し、このネオンも消えると聞いたのだがまだ灯っていた。写真の為にもっと暗くなるまで待とうかとも思ったが不毛なので止めておく(笑)。
酒蔵 菊川
岐阜県岐阜市柳ケ瀬通6-12
※平成31年2月を以て閉店されました
( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ 西柳ヶ瀬 菊川酒蔵 きくかわしゅぞう 菊川酒造西店 菊川酒蔵東店 居酒屋 大衆酒場 縄のれん )
>こんにゃくの天ぷら
!? そんなのもあるんですか。次は食べてみようっと。
こんにゃくの唐揚げ!です。
家で、真似をして作ってみたんですが、
なかなかあの味は出せないんですよねぇ。
>こんにゃくの唐揚げ
どちらにしろ珍しいですねー。また行きたくなってきました。