goo blog サービス終了のお知らせ 

ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

マローネ @名古屋市守山区・苗代

2025年08月15日 | 名古屋(千種区・守山区)

守山区苗代にあるスパゲッティの店「マローネ」へ。店は千代田街道の南、矢田川に架かる橋を渡るともうそこは千種区と名東区という場所にある。店の裏手に駐車場があり、車を停めて歩いて店へ。自分より後に車を停めた客が先に店に入っていて「?」となったが、横にも出入口があったのだった。店内はテーブル席が10程あり、青い籐の椅子が並ぶ。年配の夫婦と給仕女性でやっていらっしゃるのかな。歌謡曲のインストが流れる昭和な空気。

いつ頃からやっていらっしゃる店か知らないが、この地方の古い店では普通に「スパゲッティ」と書かれていても所謂”あんかけスパゲティ―”の場合が多い。”あんかけ”という名称が後付けだからだが、こちらもそっち系だというのはメニューの写真やヴァリエーションの独特な名称からも分かる。お願いしたのは”あんかけ”と思われる「イタリアンソース」の「ハンバーグ」のせ。東海地方って”あんかけスパ”といい、鉄板玉子敷きの”イタリアン”といい、”味噌かつ”といい、独特な料理の広範囲な伝播のされ方が興味深い(キーワードは”濃尾平野”だと思っている)。注文時に「チーズおかけしますか?」と訊かれたが、量も分からず最初からかけてもらうのは嫌だったので断った。

まずは3本串のフォーク(スパゲッティ専用らしい)とスプーンが用意され、大きな平皿に盛られたスパゲッティーが運ばれた。真ん中にハンバーグののったスパゲッティーの島、周りを茶色いイタリアンソースが囲んでいる。ソースは思った通り”あんかけ”系。少しとろみがあり、ハーブが効いて辛さもしっかり。胡椒辛さばかりではない辛さ。ソースのかかっていないスパゲッティーの所だけいただくと、ラードではなくてマーガリンとかを使ってで炒めてあるかも(未確認)。上にのったハンバーグは繋ぎの少ないみっちり昭和タイプ。そのままでも食べられるくらいの下味が付いている。途中からスパにもハンバーグにもしっかりとソースを纏わせていただいた。よくサラリーマンがこういう盛りのいいスパゲッティーをランチで食べているのを見掛けるが、午後の仕事は大丈夫なのかな?(笑)。(勘定は¥950)

 

 

コーヒー&スパゲッティー マローネ

愛知県名古屋市守山区苗代2-11-19

 

↓ gooブログの終了予告に伴って、記事をHatena Blogにも掲載しています

 

( 名古屋 なごや 守山 もりやま スパゲッティ&コーヒー 喫茶 スパゲティ スパゲッティー スパゲッティ あんかけスパゲッティー あんかけスパゲティ )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美よし @名古屋市千種区・今池 (2)

2025年07月02日 | 名古屋(千種区・守山区)

ある日曜の夜、今池の繁華街を歩いていると「美よし」に明かりが灯り、暖簾が掛かっている。日曜の夜に店の前を通ったことは無かったが、今まであまり縁が無かっただけでちゃんとやっているんだな。夕飯はこちらにしようと暖簾をくぐった。高齢の主人夫婦と若い衆の3人。小さいテーブル席に腰掛け、散々迷ったが「オムライス」にすることに(←結局それか)。先客が無かったのですぐにコックコートを着た主人のオムライスの調理が始まったようだ。ジュッジュとフライパンで焼き付ける音が響く。調理場を見ていると玉子で包む作業は若い方がやっているようだ。この方は家族なのかお弟子さんなのか。そして大きなカゴメケチャップ缶からレードルでケチャップソースがかけられ完成。

運ばれた「オムライス」は店のマーク入りの白い平皿に菱型で平らに盛られている。早速スプーンを入れていく。玉子の薄皮で覆われた中は、油脂(業務用マーガリン?)の風味たっぷりのチキン・ケチャップライス。ウン、旨いなァ。上からかけられたケチャップソースは控えめな量なので、ライスと合わせてちょうどいい塩梅。こういうのって多ければいいっていうものでもない。バランス。パクパクッと平らげて勘定してもらった。次はぜひ中華の品をいただこうっと。(勘定は¥900)

以前の記事はこちら (1

 

 

とんかつ 美よし

愛知県名古屋市千種区今池5-12-17

 

( 名古屋 なごや 今池 いまいけ みよし とんかつ みそかつ 中華 中華料理 オムライス 洋食  )

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かいづや @名古屋市千種区・大久手

2025年05月28日 | 名古屋(千種区・守山区)

千種区の吹上ホールで仕事関係の展示会。招待された側なので相手持ちの昼食も出るということだったが、取引先関係の人に気を使われて一緒に食事するのは嫌なので(笑)、1人少し歩いて以前から入ってみたかった食堂「かいづや」へ。まだ開いたばかりだろう時間に店に到着。暖簾をくぐると、カウンター席の他に小上がり席が2つ、小テーブル席が1つ。高齢の女性2人でやっていらっしゃるようだ。こちら、昼は2種類のランチのみの提供のよう。この日は「みそカツ定食」と「こはだ唐揚定食」。こはだの唐揚げって珍しいナと「こはだ唐揚定食」をお願いした。盆にはすでに副菜などが準備してある。昼のニュース番組を眺めながら出来上がりを待った。

しばらくして盆に主菜がのせられ「こはだ唐揚定食」が完成。副菜は玉子焼きにがんもどきの煮物。これに漬物、味噌汁、飯碗に大盛りのご飯が付く。こはだは頭(かしら)無しが4尾分ものっていて、しっかり揚げてあるので骨までいただくことが出来る。旨いなァ。付け合わせは千切りキャベツ、トマト、カットレモン。唐揚には少しレモンをたらしたり、醤油をかけたり。他におかずもあるので自分にはちょっと多いご飯も綺麗に平らげた。近所の会社勤めの人達が入って来るので席を空ける。こちら土曜日には外看板にある長崎チャンポンや中華そばがいただけるみたい。チャンスはあるかな。(勘定は¥850)

 


 

↓ 店の近くで偶然見つけた特徴ある住宅(建築詳細不明)◇。門構えからしてモダンな雰囲気があり、横の洋風な建物は瓦葺きの庇が出ている。窓の大きさからすると蔵なのかな。奥にある住宅と思しき建物の様子はよく分からず。

 

 

 


 

 

かいづや

愛知県名古屋市千種区今池南28-2

 

( 名古屋 なごや 大久手 おおくて 定食 食事処 食堂 麺類食堂 大衆食堂 ランチ 居酒屋 近代建築 擬洋風建築 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天ぷら食堂たもん @名古屋市千種区・今池

2025年05月18日 | 名古屋(千種区・守山区)

珍しく肌寒い日の多い今年の4月のある日、久々に今池の「太門」に寄ってみた。今は「天ぷら食堂たもん」という店名。元々の店は2012年頃のオープン。コロナの時期に休業してしまったが、主人のK氏は「星が丘製麺所」を主幸して盛況。この「天ぷら食堂たもん」は3年程前の夏にオープンしたのだそう。ここは主人の持ちビルだったはずなので、K氏も何か関係してはいるのだろう(未確認)。店に入るとカウンター席に先客が数名。調理場を賄っているのは若い女性で、給仕も若い女性2人。まずは酒、この辺りでは珍しい「楽器政宗」(福島)の「並」?を注文。”並”って何かと思ったら半合(5勺)だそう…。酒肴は「魚介だらけのたもんのかき揚げ」と「肉厚白あなご天」を”わさび”でお願いした。

酒はグラスで。ガラス戸が開け放してあるし、キンキンに冷えているので少々寒い。燗酒でも良かったかな。「かき揚げ」は円筒形に揚げられていて品名通り魚介がたっぷり。ただ出来上がりに甘辛のタレがかけられたので、最近よくある天丼みたいな味わいに。これは普通に天つゆか何かで食べたかった。「あなご天」はなぜか酒の枡をひっくり返した上に置かれて提供される。食べ辛いったらありゃしない(苦笑)。穴子はしっかりとした厚みですごい弾力がある。いい感じ。合うだろうと思っていたわさびは今ひとつ。給仕の女性2人はまだ見習いのようで全て1人の女性店員が指示、調理、勘定までやっていて大忙しだ。

追加は「たもんの塩レモン酎ハイ」と「きしめん屋の粗びき焼売」。すり下ろした果肉が沢山入ったジョッキのレモン酎ハイを啜りつつ、熱々の焼売をいただく。焼売は粗挽きの食感も良く、旨い。でも最初からかかっている刻みネギとポン酢は邪魔。最初に説明があったが、最後は締めの「ありがたきしめん」という小きしめんが付いてくるのだそう。3種類の中から「たぬききしめん」をお願いした。きしめんは星が丘で使っているものと思われる冷凍麺だったので、やっぱりK氏も関わっているのだろう。特に訊かれなかったが出てきたのは冷やし。幅広の麺で、揚げ玉と刻みネギがのっている。旨い。淡い色のつゆもいい感じだった。それぞれの品はなかなかだったけれど、提供の仕方がちょっとちぐはぐな感じかな(自分が保守的なだけか)。(勘定は¥2,900程)

以前の「うどんや太門」の記事はこちら (1)(2

 

天ぷら食堂 たもん

愛知県名古屋市千種区今池5-9-18 衣笠ビル1F

 

( 名古屋 なごや 今池 いまいけ てんぷらしょくどうたもん 天ぷらたもん 太門 たもん 居酒屋 酒場 きしめん 天麩羅 天婦羅 冷凍きしめん )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

えいこく屋 @名古屋市千種区・覚王山

2025年05月14日 | 名古屋(千種区・守山区)

たまにしか行かないのに、覚王山の日泰寺参道へ行くといつも何か催しをやっている不思議。狙っていないのに。この日は雨で強風でもあったので、普段行列が出来ているような店は空いているだろうとある洋食屋へ向かったのだが、参道が「覚王山春祭」で歩行者天国になっていて目的の店も臨時休業…。一応その店の名物のカニコロッケがテントで販売はされていたけれど、そういうのにあまり興味は無いので(→しっかり店で味わいたい)スルーして、以前から入ろうと思っていたカレーの「えいこく屋」に方針転換。隣の紅茶店の創業は昭和53年(1978)だそう。カレーの店も同じ時期からあるのかな。建物は昭和8年築だという長屋。生憎の荒天もあって店内もそう混んでおらず、すぐに案内された。数多い”カレールウ”の中から選んだのは「バナナ」。”甘くなる前の青いバナナのカレー”だそう。”ナン・ライス”からは「ライス」を選んだ。紅茶の種類は無数にあるが次の機会に。

さほど時間がかからず「カレー」が登場。ライスは平皿のターメリック・ライス。結構な量が盛られている。赤い福神漬と玉ねぎのピクルスと思われるものが添えてある。茶色のカレーをスプーンで掬っていただく。最初は特に辛さを感じなかったが、食べているうちにじわじわと額に汗が滲んでくる。バナナは普段食べるあのバナナのやや硬めの食感という感じ。特にカレーの味を左右するような具材ではないが、なかなか旨い。最初は食べ切れるかななんて思っていたライスも、カレーと一緒にいただいているとスプーンが止まらず、結局全て平らげた。体がポカポカになって暑いぐらい。次は「ナン」や「サモサ」「モモ」もいただいてみよう。勘定してもらって外に涼みに出るとガラガラの参道は強風でテントを押さえている出店者も。気の毒。(勘定は¥950)

 

 

えいこく屋 インド料理店

愛知県名古屋市千種区山門町2-58

 

( 名古屋 なごや かくおうざん 覚王山 にったいじ 日泰寺 覚王山春祭 英国屋 えいこくや カレー インドカレー 紅茶 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甚六 @名古屋市千種区・今池

2025年04月01日 | 名古屋(千種区・守山区)

夜に予定していた用事で出掛ける前に、少しだけ呑んでから行こうと立ち寄ったのは今池にある居酒屋「甚六」。以前から入ってみたいナと思っていた店。賑やかな大通りに面していながらここだけ独特の雰囲気を保っている平屋の建物。開店してすぐの時間に暖簾をくぐった。外観から予想は出来たがこの立地にありながら店舗は意外と広く、太い梁(にしては位置が低い?)の見える店内にテーブル席が並んでいる。調理場は見えない。この雰囲気ならBGMのFMラジオは要らない気がするんだけど…。高齢の女将さんが出ていらしたので「沢の鶴」の大を”どん燗”でお願いした。蛇の目の徳利と猪口が用意され、一緒に出てきたお通しはなんと「蒸し蛤」。これは嬉しいなァ。

外は寒いので猪口に注いだ燗酒が旨い(訪問1月)。酒はちゃんと正二合。蛤の身と風味の詰まったつゆを酒で追いかける。頼んであった「たいうす造り」が登場。ひと切れつまんで口に入れる。皮目にしっかりとした甘みが感じられて旨い。しっかりとした歯応えもあっていい感じ。残りは付いていたあさつきと紅葉おろしを鯛で巻いてポン酢で。もちろん旨い。焼物は「ねぎま」を。串で2本。塩を振ってしっかりとねぎにも焼き目が付くぐらいの加減で焼いてある。ちょうどひと口で豚肉とねぎが口に入る配分がいい(←意外と大事)。カットレモンが点いていたのでひと口分にたらしてみたが、これは要らなかった。時間もあったので最後は「白菜つけもの」を。浅漬けの漬物を口に入れて残りの酒を空け、勘定してもらった。次はもう少し長居してみよう。(勘定は¥2,700程)

 

居酒屋 甚六

愛知県名古屋市千種区今池5-22-1

 

( 名古屋 なごや 今池 いまいけ じんろく 居酒屋甚六 酒 酒場 日本酒 はまぐり 鯛薄造り )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメダ珈琲店 今池店 @名古屋市千種区・今池

2025年03月12日 | 名古屋(千種区・守山区)

現在は1,000軒以上もの店舗があるという「コメダ珈琲店」。特にファンドに事業承継されてからの出店ラッシュは物凄い。名古屋発のローカルチェーンだったのが信じられないくらい。この日あまりに風が冷たくて避難に立ち寄ったのはそんなコメダのHPに名が載っていない「今池店」(訪問1月)。創業は昭和48年(1973)で、現存する店では「高岳店」に次ぐ古さで5番目に出来た店だという(※高岳店は4店舗目)。所謂”オールドコメダ”と呼ばれる店舗のひとつ。何でも6番目の店からフランチャイズ化が始まったとかで、こちらは現在フランチャイズから抜けているのでHPに記載が無いのだそう。店は駅から南に下ったところにあるビルの1階。やっぱり少し雰囲気が違うし、窓に書かれた白字のフォントが古さを感じさせる。(↓ 写真下・名古屋の古い喫茶店で時々見るこのタイプのフォント、何て呼ぶんだろう?)。

店内は梁の見えるウッディな内装。それでも整った現行コメダと違い、雲のような異形のテーブルや、同じ赤い模様でありながらソファでなくて木枠の低い椅子、誰が造ったのか手彫りと思われるパーティション、独特の照明など全然雰囲気が違って素敵。ジャズが流れていて老齢の主人と給仕女性の2人でやっていらっしゃる。何人もの年配客がゆっくりと午後の時間を過ごしていた。こちら他のコメダと違って自家焙煎らしい。なので本当は普通に「レギュラーコーヒー」にしようと思っていたが、寒さで温かくて甘いものということで珍しく「ウインナーコーヒー」をお願いした。

運ばれた「ウインナーコーヒー」は豆菓子付き。これも現行コメダと違って市内のヨコイピーナッツの「いりゃあせ」。銘入りの分厚いカップとソーサーに注がれた「ウインナーコーヒー」は、熱々のコーヒーの上に冷たいホイップクリームがのる。熱いコーヒーを啜ると上唇に冷たいクリームが当たっていい感じ。だんだんコーヒーと馴染んでマイルドな味に。普段はほとんどコーヒーを甘くして飲まないので新鮮。旨かった。次はフードを食べてみたいが、若い後客に運ばれた旨そうなハンバーガーが巨大。現行コメダはよく知らないが同じものなのかな。(勘定は¥480)

 

 

珈琲所 コメダ珈琲店 (今池店)

愛知県名古屋市千種区今池1-29-14 杉浦ビル

 

( 名古屋 なごや 今池 いまいけ コメダ今池店 コメダいまいけ コメダ珈琲今池店 コメダ珈琲 喫茶 喫茶店 ウインナコーヒー オールドコメダ 5号店 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸 @名古屋市千種区・池下 (2)

2025年03月05日 | 名古屋(千種区・守山区)

久々に愛工大名電近くにあるカレーの「幸」へ。バスに乗って来たのだが、車内の制服を着た高校生はみな標準語ばかり。少しくらい名古屋弁が聞けるかと思ったが自分が聞いた限り皆無。確かに自分の子供も自分ら世代のような話し方はしないもんなァ…。閑話休題。実は少し前にも来たのだが、店前に待ちの並びが出来ていて「戸田屋」に行ってしまった。相変わらずの外観。この日は少し遅い時間になったが、幸いまだ”営業中”の札(写真下1枚目)が出ていたのでガタつくドアを開ける。店内は以前と変わらず。テーブルは埋まっていたが、ほとんど男性の1人客ばかり。何となく依然と比べて丸くなった印象の女将さんに「カツハヤシ」をお願いした。「ごはん少なめで」と伝えたのだが多分聞いていないかな(笑)。

すぐに「カツカレーね?」と皿が置かれたが「違うよ、カツハヤシ」と制止。それでも程なくして正しい「カツハヤシ」と「サラダ」が供された。「カツハヤシ」は楕円の皿に盛られている。紅生姜添えで、てっぺんにはグリーンピース。色はほとんどカレーと変わらない。早速スプーンを入れていく。ソースはかなりの甘口。ケチャップ系ではない独特な味わいものだが、この甘さはちょっと好みとは違うな。ごはんの量は普通(ということはやっぱり少なめは通っていなかった?)。「サラダ」は千切りキャベツにトマト、それに小さい唐揚げがのっている。ドレッシングは酸っぱいの(←これがイイ)。パクパクッと食べていると皿を見た女将さんが「お兄さん、早っ!」と皿を持って行こうとする。サービスでお代わりをしてくれるつもりなのだ!あわてて「いやいや、お代わりは無理っ」と制止。ほんと、サービスが良過ぎるんだから(笑)。食べ終わって勘定をお願いすると、また「はっや!」「早喰いは何とやらって言うけど、お兄さんはあんま太っとらんね。」と(苦笑)。相変わらず申し訳ないような金額を支払って店を出た。(勘定は¥450)

以前の記事はこちら (1

 

 


 

↓ 以前は気付いていなかったが、交差点でふと建物を見るとクラシカルな装飾が付いた壁面が目に入った。お好み焼の「かわきゅう」(建築詳細不明)。現役の店舗だが、ずっとこの店ではなかったはず。前はどんな店だったっけ。

 

 


 

 

 

カレー幸

愛知県名古屋市千種区若水3-5-27

 

( 名古屋 なごや 池下 いけした カレーゆき カレーユキ 幸 ゆき カレー カレーライス ハヤシ ハヤシライス 近代建築 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美よし @名古屋市千種区・今池

2025年02月22日 | 名古屋(千種区・守山区)

今池にある洋食と中華の店「美よし」。創業は昭和39年(1964)だとか(未確認)。この店には今までに何度も足を運んでいるが、コロナ禍だったり、臨時休業だったり、営業時間に間に合わなかったりと、1度も暖簾をくぐることが出来ていなかった。この日は火曜だったが、早い時間に軽い昼食を済ませ移動。もう2時過ぎだったが、店の前を通ると暖簾が出ている。?、定休日は火曜じゃなかったかなと訝りながら店に吸い込まれた。店内はテーブル席が実働2つに小上がり席が2つ。流石に遅い時間とあって先客は無し。店は山高コック帽を被った白髪の老主人と女将、そして給仕男性の3人でやっていらっしゃる。若い衆は跡取りなのかバイトなのか。以前に見ていた品書きと比べると絞ってあるようで、単品は中華が4つ、洋食が10ちょっとぐらい。店内にはしっかりと「定休日は火曜日です」と書いてある…(笑)。お願いしたのは「オイル焼きとんかつ」の単品とビール。アサヒかサッポロかと訊かれたのでサッポロ(黒ラベル)を選択した。

黒ラベル専用グラスにビールを注いでグイッと。外は寒いが空気は乾燥しているので旨い(←つまり年中旨い・笑)。厨房からピチピチと焼き音が聞こえてきて、ザクッザクッとカットする包丁の音。ボウルに入ったソースがかけられて供された。平皿に盛られた「焼きとんかつ」は姿がいい。綺麗な焼き色が付いて、千切りキャベツとマヨネーズ和えでないタイプのポテサラ、そして輪切りの生玉ねぎが添えられている。こういう感じの付け合わせを出す店は、ホテル洋食出身の方とかが多いがどうだろう。大きなとんかつには酸味の強い特製の中濃ソースと、どれだけ使っても重くない手作りのマヨネーズが添えてあり、どちらで食べても旨いし、混ざった所も旨い。かつ自体も、同じ材料を使っても揚げと焼きでは全然味が違うのが相変わらず不思議。かつの熱いところや、旨い付け合わせを口に入れてビールで追っかけると至福。次は迷った「カキフライ」か、それとも「高麗肉(コウライヨク)」か。(勘定は¥1,700)

この後の記事はこちら (2

 

 

とんかつ 中華料理 美よし

愛知県名古屋市千種区今池5-12-17

 

( 名古屋 なごや 今池 いまいけ みよし とんかつ みそかつ 中華 オムライス 洋食 定食 焼とんかつ やきとんかつ )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戸田屋 @名古屋市千種区・池下

2025年02月14日 | 名古屋(千種区・守山区)

ある日の昼、久しぶりに若水の「カレー幸」へ行こうとバスに乗り到着するも、店の前に5人程の並び。並ぶのは嫌だなァ…と方針を転換して、バス停近くの麺類食堂「戸田屋」へ。店は飲食テナントのひとつ。暖簾をくぐるとL字カウンターとテーブル席がいくつか。カウンターの一番端に腰掛け、威勢のいい高齢の主人に「つけもの」と「日本酒」をお願いした。残念ながら「つけもの」は無かったので「板さし」に変更。酒は訊かれることなく1升瓶からガラスコップに注がれたひや酒(銘柄不明)。気温が低いので”ひや”(常温)でも冷たい。

「板さし」は赤縁の名古屋かまぼこ。厚めの切り付けで8枚程。添えられていたのが主人の摺った本山葵で嬉しい。後客でテーブル席もカウンター席もほぼ満席に。常連客が多いようで主人や女将と気軽に声を掛けあっている。自分の横に座った男性客からかなり強い匂いが…。香水を使っている?堪らないのであわてて締めの品「磯おろしきしめん」をお願いした。冷たい麺は茹で置きのようで「磯おろしきしめん」は有難いことに他の注文を差し置いてすぐに出された。水面には、刻み海苔、おぼろ昆布、揚げ玉、刻みネギ、大根おろし、そして赤縁2枚。きしめんの麺肌は白いタイプ。つゆはすっきりとして旨い。磯と呼ぶには海苔は少ないが、昆布も足して”磯”かな。(勘定は¥1,400程)

 

戸田屋

愛知県名古屋市千種区若水3-3-9

 

( 名古屋 なごや 池下 いけした わかみず とだや 食堂 麺類食堂 うどん きしめん そば いそおろし 丼物 蕎麦 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする