ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

とん吉 @愛知県刈谷市

2024年01月12日 | 愛知県(三河)

愛知県刈谷市で用事を済ませた後、ぶらぶらと刈谷駅北側の繁華な場所へ。いくつか目当ての店があったがまだ開いていない店もある。伺ったのは「とん吉」というとん焼きの店。赤提灯がぶら下がり、既に店内に客が居るようだったので軽い気持ちで戸を開けてみた。中に入ってびっくり。もう既にほぼ満席の盛況ぶり。主人と思しき男性からは予約の有無を訊かれた。「無いです」と答えると店内を見回し、入口近くの細いコの字のカウンターの端の席を先客をずらして空けてくれた。すごい人気だなァ…。こちら創業は45年以上だそうで近くに2号店もある(この日はやっていなかった)。店員は若いのが5、6人も居て大忙し。まずは瓶ビールと「とん焼」を2本お願いする。

ビールはサッポロ・ラガー大瓶。グイッとやって串の出来上がりを待つ。表側の焼き台から手渡された「とん焼」のタレは甘さのあるかなり濃いめの味付け。これをビールで流す。旨い。次は「はらみ」と「しめさば」を追加して酒も2合お願いした。注いでいた1升瓶からすると酒の中身は「御代桜」のようだがなぜか徳利は「賀茂鶴」(笑)。徳利の首ギリギリまで注がれている。「はらみ」はしっかりと胡椒が効いている。「しめさば」は分厚い切りでしっかりめの締め加減。どちらもいい感じ。続いて「肝」と「なんこつ」を追加。「肝」は珍しく分厚い角切りで鮮度も良く、旨い。「なんこつ」は塩胡椒レモンの味付け。ゴリゴリ、ブリンブリンの食感。

その間にも常連客が次々と入っては出て行く。店を回している主人(多分)が凄い。忙しく焼物を炙りながら注文も受け、振り向いて店を見回してあれこれ指示しつつ、客が入ってくるとすかさず空席を見付けて誘導する。次々と入る注文に店員が走り回るくらいの活気でちょっとせわしないところもあるが凄い店だ。もっと色々食べたかったが、串は基本2本縛りがあるのでなかなかキツイ。自分の座った席はおでん鍋の前でだんだん暑くなってきたので席を立って勘定してもらった。また機会を作って寄ってみたいナ。(勘定は¥3,600程)

 

とん吉 1号店(桜町店)

愛知県刈谷市桜町2-36

 

( 刈谷 かりや とんきち とんやき とん吉1号店 とん吉桜町店 串かつ 居酒屋 酒場 串焼き 季節料理 おでん ) 

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萬屋 @愛知県知立市

2023年12月28日 | 愛知県(三河)

母と長姉を乗せて刈谷市へ「和田誠展」を見に行った際、あわよくば食事と思っていた「藤田屋」の食堂が閉鎖されてしまっていたので近くで何かと急遽検索。すぐ近くにあったここ甘味喫茶の「萬屋」へ。店はなかなか凝った和風の造りで手入れの行き届いた庭なんかも設えてある。店内には作務衣姿の主人と女将さん。この意匠は主人の趣味なんだろうナ。品書きを見せてもらうと「焼き餅(醤油)」があったので腹ごしらえに注文。母は「ぜんざい」、姉は「クリームあんみつ」をお願いした。

運ばれた「焼き餅」は海苔を巻いたのが3つ。たくあんと熱い緑茶が付いている。醤油の焦げたいい匂い。腹が減っていたこともあって何とも旨い。立て続けに3つ平らげた。醤油で焼いた焼き餅を食べる時の熱いお茶って何でこんなに旨いのか。女性陣の甘味も美味しかったそう。急遽探したわりにはいい店に当たってよかった。(勘定知らず)

 

茶亭 萬屋

愛知県知立市山町山7-3

 

( 知立 ちりゅう 池鯉鮒  よろずや さてい さていよろずや ちゃてい 喫茶 甘味処 焼きもち 善哉 餡蜜 )

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藤田屋 @愛知県知立市 (2)

2023年12月18日 | 愛知県(三河)

10月の天気の良いある日、老母が愛知県の刈谷市美術館で開催されている「和田誠展」(※既に終了しています)を見に行きたいと言う。自分も見たかったの車を出した。途中で長姉も拾って3人で展覧会を観覧。見終わった後に知立の「藤田屋」へ。この日は朝早く軽くトーストを齧っただけだったので食堂で何か腹に入れて、ついでに名物の大あんまきを買って帰ろうと向かう。車を降りて店に寄ってビックリ。食事処は閉鎖されていた…。なので大あんまきの売場は残っているものの、ちょっと閑散としている。あらら、昼を食べ損ねてしまった。

売場で「あずき」と「ほうじ茶」の大あんまきを購入して家に持ち帰った。季節によって色々な餡があるが、どうしてもチーズやカスタードが入ったものはピンとこず、いつも買って帰れない。きっと旨いだろうことは分かるんだけどな。留守番の妻と分けっこ。熱いお茶を煎れていただく。しっとりとした生地にたっぷりのあんこが巻いてある。もちろん旨い。「ほうじ茶」の方もほんのりとお茶の香りがあっていい感じだった。”再開時期未定”とあったが、食事処の復活はあるのかな…。(勘定は¥980)

以前の記事はこちら (1

 


 

↓ 母は和田誠のファンなので自宅にも沢山の著書や関係書籍がある。にも関わらずショップではまた大量に購入。そのうち何冊かは「それ家にあるぞ。」と嗜めないといけなかった(苦笑)。自分は妻に猫の柄の手拭いを購入。小規模だったが同時にやっていた「宇野亜喜良展」も良かった。

 

 

 


 

名物大あんまきと食事 藤田屋

愛知県知立市山町小林24-1

 

( 知立 ちりゅう ふじたや 大あんまきの藤田屋 東海道 東海道五十三次 国道1号線 わだまこと イラストレーター 平野レミ 池鯉鮒 池鯉鮒宿 )

コメント (4)
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アサヒ食堂 @愛知県刈谷市

2023年12月13日 | 愛知県(三河)

愛知県刈谷市へ。朝食代わりに「味の家」で軽くうどんをいただき、用事を済ませてから歩いて向かったのは若松町にある麺類食堂「アサヒ食堂」。何年も前からずっと入ってみたいと思っていたが、日曜休みの店なのでなかなか叶わなかった。暖簾をくぐると、土間には大小のテーブル席が5つ、小上がり席が4つ程。年配のご夫婦でやっていらっしゃるようだ。棚には調理済みのおかずが並んでいる。この日は日差しが強くてここまで歩いてくるのに額に汗が滲むほど。女将さんに「ビール下さい」とお願いした。棚から「串カツ」を取って席に着く。ビールはキリンラガーの大瓶。

冷たいのをグイッとやり「串カツ」に手を付ける。「串カツ」はネギマで2本。千切りキャベツが添えられている。その頃になると何人も客が入って来て定食や丼物を注文している。肉体労働者が多いからだろう、ご飯が山盛り。自分は豚汁だけ追加することに。碗が持てないほど熱々の豚汁は、豚バラ肉がたっぷりで、玉ねぎや豆腐が入っている。合わせ味噌で味付けしてあるが、まだ口開けだからかまだちょっと若い感じ。玉ねぎの甘味がしっかり。たっぷりとあるので残りのビールのつまみとしつつ飲み干した。おかげでお腹がいっぱいになり、いい気持ちに。昼間のビールは効くなァ。食事まで行き着かなかったが、次はぜひ”手打ち”のうどんを使った「にかけうどん」を食べてみたいナ。(勘定は¥1,000)

 

手打ちうどん めし アサヒ食堂

愛知県刈谷市若松町5-41

 

( 刈谷 かりや あさひしょくどう 食堂 大衆食堂 麺類食堂 うどん 手打うどん 定食 丼物 おでん )

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味の家 @愛知県刈谷市

2023年12月09日 | 愛知県(三河)

名鉄電車に乗って午前から愛知県刈谷市へ。まだ朝食を採っていなかったので、早い時間に開く店を探して駅から歩く。伺ったのは名鉄三河線の高架近くにある手打ちうどんの「味の家」。10時ちょうどに店に着いたが、口開けとあってまだ先客は無し。近くに役所とかがあったりするので昼時は混むんだろうな。店内はテーブル席が5つとカウンター席が5つ+3つ程。ご高齢の夫婦でやっていらっしゃる。お願いしたのは「ざるうどん」と「野菜天」。

程なくして運ばれた「ざるうどん」は、”ざる”であっても鉢に盛られていて、麺の上に刻み海苔、刻み海苔、擦り生姜がのっている。つゆは猪口でなく小さい碗にたっぷり。早速うどんを手繰っていく。麺量はやや多め。つゆに浸して啜ると、ふわっとした口当たり。それでも麺は”やわ”でなくダレていない。旨いなァ。つゆの味は濃いめ甘め。「野菜天」は玉ねぎのかき揚げで揚げ置いてあるものだったが早い時間とあってまだ冷たくなっておらず、食感もいい。値付けも安く、他に行く予定が無かったらお代わりしたいところ。ぐっと我慢して勘定してもらった。(勘定は¥550)

 

手打うどん 味の家

愛知県刈谷市東陽町3-72-1

 

( 刈谷 かりや 名鉄三河線 あじのや 手打ちうどん うどん きしめん そば 饂飩 蕎麦 )

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ベルン @愛知県岡崎市

2023年08月10日 | 愛知県(三河)

どこかに出掛けた際は妻に何かを買って帰ることが多いが、暑い季節になると生クリームを使用した洋菓子などはどうしても対象から外れてしまって和菓子ばっかり買って帰ることになる。ここ愛知県岡崎市街をうろうろと散策した際に、籠田公園の近くで赤いテントの庇が出た洋菓子店「ベルン」が目に入ったので、焼菓子を買って帰ろうと中に入ってみた。創業は昭和47年(1972)だそう。店内は生ケーキやアップルパイの他、サンドイッチも扱っている様子。窓際に焼菓子が並んでいたので適当に選んで購入してみた。

家に持ち帰って豆を挽いてコーヒーを淹れ、妻と分けっこ。「ディアマンアーモンド」はサクサクの食感のクッキーが2枚。しっかりとアーモンドが香り、いい感じ。「フルーツヌガー」はしっかりとしたタルト生地。ナッツで上まで覆われている。フルーツ感は特に強くなく、”ヌガー”で想像する独特の二チャッとした食感も無かった。「おやつケーキ(レモン)」はマドレーヌのような形をしたケーキで、硬めのしっかりとした生地。どれも旨かった。次は涼しい時期に入れ物を用意して行って「アップルパイ」を買って帰りたいナ。(勘定は¥1,500)

 

 


 

↓ 店から遠くない連尺町の狭い路地で見つけた変わった建物(建築詳細不明)。窓や入口はサッシに替わっているが、たぶん元は商店だったに違いない。緑青を吹いた装飾が排気筒のように屋上に伸びているのが面白い。

 

 

 


 

西洋菓子 BERN(ベルン)

愛知県岡崎市籠田町19

 

( 岡崎 おかざき かごた公園 ベルン洋菓子店 ケーキ アップルパイ 焼菓子 半熟チーズ サンドウイッチ 近代建築 )

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九州 @愛知県岡崎市

2023年08月06日 | 愛知県(三河)

以前に愛知県岡崎市を訪れた際に、時間やら色々な都合で訪れることの出来なかった八幡町の中華料理屋「九州」を目指す。創業は昭和44年(1969)だそう。今回は自転車が無いので、車を停めたコインパーキングから歩いて店へ。ちょうど開店時間に到着して年季の入った店に入るとすでに先客が3組も。店はカウンターのみで、道路の反対側にオープンなテーブル席が設えてあった。老主人と若い男性が厨房内に。メニューはどれも安い。お願いしたのは「チャーハン」と「ワンタン小スープ・3ヶ」。主人はずっとコンロ前につきっきり。大きなプラスチック桶から大量のご飯を取り出し、鍋2つに同時投入している。狭い厨房で大変だ。凄い量の煙が店外に放出されている。

チャーハンばかり注文が入っているのかなと訝っていると、だんだん事情が読めてきた。もうすでに持ち帰りや出前の電話注文が沢山入っているのだ。出来上がったチャーハンは全てプラ容器に詰められている。物凄い量だ。そんな間にも電話がじゃんじゃん鳴り、後客も次々に来て道路向かいのスペースに案内されている。調理のほとんどは主人がやるので、来客応対まで捌ききれず、向かいの家からご家族だろう女性を呼んでいた。結局自分の「チャーハン」が出来上がるまでに30分以上の時間がかかった。凄い人気だ。

銘の入った楕円の平皿に盛られた「チャーハン」には紅生姜が添えられている。具材は細かく下ごしらえされていて、チャーシュー片、人参、刻みネギ、玉子が入っている。レンゲですくって口に運ぶ。自分好みのしっとりしたタイプで、味付けもちょうどいい感じ。特に特徴的な所がある訳ではないが、人気の程が伺える旨さだ。よくあれだけ一度に大量に調理して味を揃えることが出来るものだ。後から渡された「ワンタン小スープ」は、小さめの碗に盛られている。3つ入ったワンタンの具は小さく、デロンデロンの皮が泳ぐタイプ。これもシンプルで旨い。スープを啜りながら「チャーハン」を食べ進める。まだまだ表に車が停まっては後客が店内の様子を伺ったりしているので、サッと平らげて勘定してもらった。まだまだ主人は手を休めずフル回転で調理中。よくあんな細い体であのパワーが出るなァ。(勘定は¥760)

 

 


 

↓ 店に到着する前に六供(ろっく)地区を散策。市街を見渡す丘の上の細い路地の階段に猫が居るなと近寄っていくと(写真下1枚目)、横の畑の向こうに凄い洋館(建築詳細不明)が! 事前の情報は全く無かったので驚いた。入口の方に回ってみると門はまるでヴォーリズ建築のよう。それにしても複雑な設計の下見板張りの建物で、サンルームらしき部屋もあり、シュロの木が植わる完璧な洋館。惚れぼれするぐらいカッコイイ。後から調べてみても全然情報が得られなかったが、中がどうなっているのか調査はされているのかな。

 

 

 

 


 

 

ラーメン・餃子 九州

愛知県岡崎市八幡町2-59

 

( 岡崎 おかざき きゅうしゅう 中華料理 中華そば ぎょうざ ギョーザ 炒飯 雲吞 ワンタンスープ 近代建築 )

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ダンケ @愛知県豊橋市

2023年08月02日 | 愛知県(三河)

愛知県岡崎市にお出かけ。車で早い時間に車で到着して朝のコーヒーでもと立ち寄ったのは材木町にある喫茶店「ダンケ」。店は表向き地味で分かり辛いが、中に入ると黒を基調とした重厚で渋い内装。L字のカウンター席の他、奥に長い店内には10卓程の赤いベロアの椅子のテーブル席が並ぶ。サキソフォニストのパネルはコルトレーンかな。カウンターの中には高齢の女性主人と手伝いの女性が1名。「ブレンドコーヒー」をお願いした。「モーニングは?」と訊かれたが、この後に予定もあったのでお断りした(トーストと茹で玉子が付くのだそう)。

程なくして”珈琲館ダンケ”と銘の入ったカップとソーサーで「ブレンドコーヒー」が供された。豆菓子付き。酸味が少し効いているがあっさりとして飲み易い味わい。毎朝自宅で豆を挽いてコーヒーを飲むが、最近買った豆はちょっと焙煎が強めで朝に飲むと重くて胃がもたれてしまう。朝はこのくらいライトなのがちょうどいい。もうこんな凝った内装の店はなかなか造れないんじゃないだろうかというクラシックで落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりといただくコーヒーは格別。ストレート・コーヒーもあるようなので、次はそこから選んで「ホットケーキ」か「ワッフル」でもつまもうかな。(勘定は¥430)

 

 


 

↓ 連尺通にあるブティック「La Himawari」(建築詳細不明)。全面タイル壁で、隅切りの壁にあるガラスブロックの丸窓を彩るひまわりの絵もモザイクタイルで装飾されているお洒落な建物。先々代が1948年に「ひまわり洋装店」として開業したらしいので、建物もある程度古いかもしれない。

 

 

 


 

 

珈琲館 ダンケ

愛知県岡崎市材木町1-14

 

( 岡崎 おかざき 喫茶ダンケ 珈琲館ダンケ コーヒー モーニング 近代建築 )

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シロキヤ @愛知県東海市

2023年02月06日 | 愛知県(三河)

以前から一度訪れてみたいナと思いつつ、遠いのでなかなか機会を作ることが出来なかった愛知県東海市の洋菓子店「シロキヤ」へ。創業は昭和38年(1963)だとか。悪天候の中、遠路はるばる名鉄常滑線の名和駅近くの店までやって来て、道路を挟んだ駐車場に車を停めた。建物が何とも可愛らしくて素敵。今はいつでも撤退出来るノッペラボーの店舗ばかりだが、昔の店舗って個性的で気合が違うよなァ。表からも左手にある調理場が見え、年配の主人が作業しているのが見えた。中に入るとショーケースの中に、いかにもといったクラシックなケーキが並ぶ。どれも値付けが安い。選んだのは「メリーパフ」と「プードル」を2つづつ。こちら”喫茶部”があって本当は入りたかったのだがどこか分からず、つい持ち帰りの注文を先にしてしまった。勘定が終わってから木の扉の奥がそうだと知ったのだが、手に持ったまま中に入るのも何だか間抜けなのでまたの機会にしてそのまま帰ることに。

家に帰って妻と分けっこ。「メリーパフ」は昭和のケーキの定番だった”アンゼリカ”という緑色の砂糖をまぶしたゼリーみたいなの(※)がのっているスポンジ生地を丸めたようなケーキ(※アンゼリカの茎を茹でてシロップで煮詰めグラニュー糖をまぶしたものだそう)。中に生クリームとみかんが入っている。生クリームが少し重い感じの独特なものでフレッシュ感は少なめ。バタークリームではないと思うが、そのクリームの風味が何とも昭和のケーキという感じ。「プードル」は焼き目のついた皮の中に茶色のスポンジ生地と生クリームが詰められたロールケーキ。カットして輪切りの状態。生クリームは先程のと同じ風味。シンプルで甘さも控えめ。これもイイなァ。もっと色々買って帰れば良かった…。次こそは喫茶部でコーヒーとケーキか、フルーツサンドをいただこう。(勘定は¥960)

 

シロキヤ (シロキヤ洋菓子店)

愛知県東海市名和町背戸田44

 

( 東海市 とうかいし 白木屋 洋菓子 ケーキ 生ケーキ 喫茶店 喫茶 喫茶部 ケーキセット アンジェリカ )

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湾 @愛知県常滑市

2022年12月07日 | 愛知県(三河)

自分の車を新しくしたので、その試乗とドライブを兼ねて老母を誘い、常滑へ。長姉も一緒に行くと言ったので途中で拾って名二環を走って知多半島を目指した。前と同じメーカーの車を選んだが、分かってはいたものの最近の車はエレクトロニクスで制御されている所ばかりで直感的に操作出来ない部分が多く、戸惑う。そりゃ操作ミスと思われる中高齢者の事故も増えるはずだ。ただ今まで乗っていた車はトランスミッションが特殊だし、走行距離的にそろそろクラッチも替え時。状態によってはフライホイールまで交換となると今後の出費はとんでもないことになりそうだったので維持は諦めた。慣れるしかないか…。

閑話休題。常滑の「INAXライヴ・ミュージアム」等を見学した後に海岸沿いをドライブ。でもこちら側の沿岸は道路からあまり海も見えないし、食事出来る店も少ない。昼食はたまたま店の前を通ったここ「湾(ベイ)」に入ることにした。”湾”とはいっても店舗は海沿いには無い。遅めの時間だったが駐車場はいっぱい。待ち客がある程の盛況ぶり。入口付近で少し待ってテーブル席に案内された。ランチ・メニューは10種類ぐらいで、刺身、煮魚、天ぷらなどの定食が中心。自分と長姉は「湾(ベイ)ランチ」、母は「さかな定食」というのにしてみた。

しばらくして盆にのった「ベイランチ」が運ばれた。盆の上には煮魚、刺身、佃煮の小鉢、野菜サラダ、ご飯、赤出汁、漬物がめいっぱい。加えてまだ別皿で天ぷらが届くという豪華版。煮魚はアラだが鯛や鰤など3種類も入っており、これと格闘するだけで時間が取られそうだ。刺身は鮪やきびなごなど5種。天ぷらは海老と野菜で5種類ほど。煮魚のつゆの味付けは濃過ぎないので食べ続けられるが、にしても多いしアラばっかりというのも…。自分はアラの食べられるところをきっちり全て綺麗にしないと気が済まない性質なので黙々と箸を操る(→姉も同じタイプだった・苦笑)。母の「さかな定食」は自分達の食べた定食の天ぷら抜きというだけでこちらもかなりの量。もちろん母が食べ切れる訳もなく、またアラがこちらに回ってきた…。これを酒抜きでやるっていうのはかなりの苦行(笑)。天ぷらの調子は今ひとつだったが、お腹をいっぱいにして席を立った。(勘定は¥7,700/3人)

 


 

↓ 「世界のタイル博物館」などいくつかの施設を擁する「INAXライヴミュージアム」を散策。秋晴れのこの日はちょうど地域の祭りだったようで場内まで山車が回って来た。

 

↓ 国の登録有形文化財や近代化産業遺産に指定されている「窯のある広場・資料館の石炭窯及び煉瓦煙突」(大正10年・1921建造)。本当はもう少しゆっくり見て回りたかったが、脚の弱い母と一緒なので先回りして車を寄せたりと忙しくなかなか難しい。しっかりと観て回るのは次の機会にしよう。

 

 

 


 

 

海鮮創作酒房 湾(ベイ)

愛知県常滑市坂井梅狭間13-1

 

( 常滑 とこなめ べい 海鮮料理 煮魚 焼魚 刺身 ランチ 常滑ミュージアム INAX 常滑焼 登録有形文化財 近代建築 近代化産業遺産 )

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