ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

チェリー @名古屋市中村区・中村公園

2024年09月19日 | 名古屋(中村区・西区)

車で中村区を移動。エアコンを効かせた車内も日差しがきつい。涼を取ろうと思って向かったのは豊國神社参道にある喫茶店「チェリー」。以前に食事目当てで立ち寄った時は臨時休業で振られていた。こちらは自前の駐車場があるのが便利。15時までと以前と比べて営業時間が絞られている様子だが、店内はほぼ満席の盛況。まだ昼過ぎとあって食事をしている客が大半。フロアーは年配の給仕女性が3人。調理場にはコックコートの主人。庭もあって明るい雰囲気のフロアーにはテーブル席が沢山。お願いしたのは「氷・フルーツ」という品。どんなかき氷なのかは全然分からないまま注文した。

調理で忙しい様子でなかなかやってこない。外の酷暑からくる喉の渇きも無くなった頃、やっと配膳された「氷・フルーツ」は、氷の上にバニラアイスを中心として、メロン、ピーチ、バナナ、さくらんぼ、みかん、りんご、パインが並べられた豪華な一品。蜜はせんじ。華やかだが昨今の映えを意識したものと違い、その佇まいが何ともクラシックでいい感じ。冷たい氷と各種フルーツの果汁、それに蜜が合わさってすこぶる旨い。氷の舌触りはさすがに専門店のふわふわな感じは無いが、これで充分。溶けた蜜も冷たくて旨かった。各テーブルに運ばれていく料理はいかにも正当な洋食といった感じ。ひょっとして主人はホテルとかの出だったりして(未確認)。今度こそ料理目当てで立ち寄ってみよう。(勘定は¥850)

 

コーヒー チェリー

愛知県名古屋市中村区中村町6-33

 

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名西飯店 @名古屋市西区・枇杷島

2024年09月15日 | 名古屋(中村区・西区)

以前から一度と思っていた枇杷島の中華料理店「名西飯店」へ。ちょっと分かり辛い店構えだが、目を凝らすと表の白い看板に薄っすらと文字が浮かんでくる(笑)。ただ駐車場が見当たらず数度断念。今回は車を降りて店前で確認すると、道路を挟んだ向かいにあると貼紙が。そこらしき場所へ行くも何も表記が無いので若干不安なまま車を停めて店に入った。店内は奥に長く、左側にテーブル席、右側に小上がり席がある。壁にくっついているので若干座り辛い丸テーブルに着席。やかんに入った冷たいお茶を持って来てくれた女将さんに「ホイコーロ飯・中辛」と「ギョーザ」をお願いした。奥の調理場で調理が始まる。

しばらくして「ホイコーロ飯」が登場。薄味のわかめスープ付き。「ホイコーロ飯」は雷紋のラーメン鉢に盛られていて、豚肉、キャベツ、ニラが味噌味で炒められご飯にのっている。”中辛”といっても辛味というよりは濃い味付けという感じ。暑くて汗をかいているこの季節にはこういう油たっぷりで濃い味わいがぴったり。額に汗しながらいただいていく。旨い。「ギョーザ」は薄皮で平べったく、餡はとろっとした口当たり。皮も軟らかいが、いかにも中華料理屋の餃子という懐かしい感じ。駅からは微妙に遠いので次はバスを駆使して「レバーとニラ炒め」「シューマイ」あたりでビールをやりたいなァ。(勘定は¥900)

 

名西飯店

愛知県名古屋市西区枇杷島5-2-6

 

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にわ @名古屋市中村区・松原町

2024年08月28日 | 名古屋(中村区・西区)

名駅方面から歩いて中村郡道付近を散策した折り、せっかく歩きなので一杯やろうと立ち寄ったのは「味の店にわ」。店は「ほのか小学校」の横で、以前に訪れた寿司屋「早苗寿司」の隣にある。出自は魚屋だったのだそう。着いたのがちょうど開店時間ぐらいだったのだが、暖簾をくぐると既に先客が食事の最中。手前にテーブル席、奥に小上がり席があり、女将が1人でやっていらっしゃる様子。入口近くのテーブル席に腰を下ろした。調理場手前には鰻を始め、産地と魚を書いたホワイトボードが掲げてある。よく1人でこれだけの魚を仕込めるものだ。外は蒸し暑かったので飲物は冷たいものをと「賀茂鶴本醸造爽快辛口」の瓶を細いグラスでいただく。他にも色々な銘柄を揃えているようだ。酒肴はホワイトボードにあった「ヤリイカさしみ」。

しっかり1パイ分の刺身が届いた。プリッとした口当たりで新鮮そのもの。これをわさび醤油、生姜醤油でチビチビやっていたら、どれだけ酒があっても足りない(笑)。ただ疲れていたのかこの日は珍しく杯を重ねる気がしなかったので、もう1品「カレイ煮付」だけお願いした。「切身と一尾とどちらが?」と訊かれたが、これまた1尾だと終わらないので切身でお願いする。都度調理なのが嬉しい。しばらくして煮汁の香りが漂ってきて半身分の「カレイ煮付」が届いた。煮汁はかなり甘めの味付け。すっきりとした冷たい口当たりの酒によく合う。自分はこういう肴を突く時だけは真剣なので(笑)、これでもかというくらい綺麗にさらえなければ気が済まない。本末転倒だが酒を呑むのも忘れて箸を動かして口に運んだ。後客が頼んだ「鯛かぶと定食」のかぶとがデカい。実は迷ったのだが最初からあれにするという手もあったナ。次はその定食か「うなぎ丼」でがっつりご飯を食べに来るのもいいかも。(勘定は¥2,800程)

 


 

↓ 中島町の枇杷島新道沿いにある「清玉堂宮部商店」(建築詳細不明)。何を商っていたのか分からないが風格ある看板が残る長屋風の建物。1階壁面はトタンが貼られサッシに替わってしまっているが、2階の雨戸や欄干は素の木材のまま。

 

↓ 亀島2丁目の環状線沿いにある「三輪タオル(三輪商店)」(建築詳細不明)。木戸や銅板製の戸袋がある風格ある建物。周りは駐車場になってすっからかんだが、両際に1階まで繋がった袖壁があるので、かつてはびっしり建物が密集していたのだろう。

 

 


 

 

食事処 味の店 にわ

愛知県名古屋市中村区松原町4-58

 

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ふたば @名古屋市西区・押切

2024年08月24日 | 名古屋(中村区・西区)

全然雨の降らない7月末の酷暑のある日、営業開始前には行列が出来ていたりする西区押切の蕎麦屋「ふたば」の前を通ると並びが無い。さすがにこの暑さではだれも並ぶ気も起らないか。ハンドルを切って裏手の駐車場を除くとそちらも空いていたので蕎麦を手繰っていくことに。店内はテーブル席が4つと小上がり席が2つ。店内は自分が思っていたよりも年季が入っている感じ。あまりの暑さにエアコンの効きが悪いのか扇風機も回っている。高齢の給仕女性に「十割せいろ」を1枚お願いした。調理を待っている間にはもう満席の盛況。タイミングが良かったな。

しばらくして「十割せいろ」が登場。皿の上に笊が敷かれ、その上に蕎麦切りがこんもりと盛られている。十割にしては値付けが随分と安いし、注文の時「1枚でいいですか?」と給仕女性に訊かれたので量はかなり少ないだろうと思っていたがさほどでもない。先につゆを啜るとほどほどの辛汁。刻みネギと山葵は小皿に盛られている。黒っぽい麺肌の蕎麦を箸でつかむが麺線が短め。粗い口当たりの蕎麦はつゆとはよく合って旨いのだが短いので啜り甲斐が無く、つい口に入れてモグモグと咀嚼することになってしまう。それだけちょっと物足りない。次は二八にしようっと。さらっとした蕎麦湯を足してつゆを飲み干し、勘定してもらった。(勘定は¥750)

 

手打蕎麦 ふたば

愛知県名古屋市西区押切1-3-1 プロダクトビル 1F

 

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だるまや @名古屋市中村区・名駅

2024年08月20日 | 名古屋(中村区・西区)

名古屋駅から歩いてすぐの所にある「だるまや」。未確認だが途中休業期間を挟みながら60年程の歴史があるそう。外に立ち呑みスペースもある狭小な呑み屋だがいつもなかなかの人気。以前に立ち寄った時には中も外も満員で入れなかったこともあった。この日も通りがかった時には外にも客が居たが、ちょうど店を出る客があったので中に入れるならと奥へ(立ち呑みは苦手なので)。主人かどうかは知らないが強面のお兄さんが1人で回している。囲ってある狭いテーブル席に腰掛けて、まず「串カツ」を4本。飲物は「ハイリキ」を注文するも売り切れだったので「氷結」(缶)をお願いした。

揚がったカツをソースの容器に浸していただく。やや小さめ硬めだが揚げたてはもちろん旨い。付いている生キャベツもポリポリとやりながらチューハイをグビッと。この日も暑かったので旨いなァ。追加は「玉ネギ」「れんこん」。酒の追加は「ホッピー・黒」。「うずら」「アボカド」と軽いのばかり追加。全部ソースで食べるので口は単調にはなるが、逆にそれぞれの素材の味に集中できて美味しくいただいた。前の店でもしこたま呑んでいたのでこのくらいで。次は焼物で一杯いただこう。(勘定は¥2,000程)

 

 


 

↓ 呑んだ後に訪れたのは銭湯「炭の湯」。銭湯とどちらが先か知らないがホテル(炭の湯ホテル)もやっていて泊まることが出来る。駅に近いしサウナ付きの浴場が銭湯料金で利用できるのは安くて便利。しかも銭湯は早朝から利用出来る。次は泊まってみるか、休日の早朝に風呂に入りに寄ってみようかな。

 


 

 

だるまや

愛知県名古屋市中村区名駅2-36-5

 

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ふる里 @名古屋市中村区・名駅

2024年08月16日 | 名古屋(中村区・西区)

酷暑の続く東海地方。もう日本は完全に亜熱帯になったんだなァ…。雨の降り方なんかもそうだ。外を歩いているとフラフラするので地下に潜ってみた。訪れたのは名古屋駅の地下街「サンロード」の端にある昭和な喫茶店「ふる里」。創業は思っていたよりも古く昭和36年(1961)だそう。調べてみると栄の「アインス」や愛知芸術文化センターの「アルス」といった喫茶店も同じ会社が経営しているようだ。店内のテーブル席には普通に灰皿が置いてある昭和のまま仕様。実際煙いし、店全体に煙草の匂いが滲み付いている感じ…。お願いしたのは「ブレンドコーヒー」とおやつ代わりの「ホットケーキ」。

しばらくして運ばれたコーヒーは深煎りで酸味も苦味も強く、色も濃い昭和の名古屋仕様。昔からこのコーヒーの仕様が不思議なのだが、これはスジャータ(←植物性脂肪のコーヒーフレッシュ)の使用が前提なのかな(実際いきなり入れる人は多い)。「ホットケーキ」は綺麗な焼き目のものが2枚。生クリームとさくらんぼが添えてあり、小さいカップのマーガリンとメープルシロップが付いている。本当はバターの方が良かったが仕方がない(値上がりしているらしいし)。たっぷりシロップもかけて、苦いコーヒーでいただいた。他に席は空いているのに何故かはす向かいに座ったオヤジが(コロナが再流行中だというのに)手で押さえず何度も咳をしたり、煙草の煙をこちらに吐いたりするので紫煙に寛大な自分も流石に…。すぐに平らげて席を立った。勘定して店を出てもソファに染みついた煙草の匂いが服に着いてなかなか取れず難儀…(苦笑)。(勘定は¥1,050)

 


 

↓ 散策していて見つけた中村区中島町の住宅(建築詳細不明)。ドイツ壁で隅切り屋根の洋館。かなり小振りな部屋だが、繋がっているだろう奥の建物を見ると草木に覆われていてもう使われていない感じ。

 

↓ 同じく中島町にある玄関が3つ並ぶ建物(建築詳細不明)。軒が同一なのでいわゆる長屋のような建物で(実際は不明)、中村区にはこういう建物がまだいくつも残っている。かつて沢山建てられた様式なのだろう。住む人になって考えると自分には無理(笑)。

 

 


 

 

ふる里(Furusato) (ふる里 ナゴヤ地下街サンロード店)

愛知県名古屋市中村区名駅4-7−25

 

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太閤 @名古屋市中村区・中村公園

2024年08月12日 | 名古屋(中村区・西区)

中村公園のすぐ近くにある串かつの「太閤」へ。豊國神社参道を歩いて店に向かう。中村公園の近くとはいえ夜は近辺に開いている店が無いのでなかなか機会が無く、訪れるのは初めて。周りは暗いがこちらだけ煌々と明かりが灯っている。入口を開けてビックリ。超の付く満員。賑やかな声が漏れてはいたが、ここまで盛況だとは。広くない店内に店員は何人も居るが大忙し。声をかけると最初は「ちょっと無理かも…。」て言われたが、カウンター席の一番手前の端の端に無理矢理席を作ってくれた。串を揚げているのは女将さんかな。その方に直接「串かつ」を4本と、自分には珍しく「レモンチューハイ」をお願いした。お通しは中華風の春雨サラダ。混んでいてカオスだが、ちゃんと目配せはされていて飲物もすぐ届いた。

思ったよりも早く女将さんから「串かつ」が渡された。1人だったのでひっきりなしの注文の中からこちらに早く分けてくれたのかも。やや細身の「串かつ」に直接ソースをかけていただく。端の席なのでソースをどぼ漬けする容器が遠いのだ。揚げ立てだもの、もちろん旨い。チューハイをお代わりして、おでんの「みそどて」と「焼き豆腐」を追加。どちらも味噌鍋でしっかりと煮込まれているがかなり甘めの味付け。串物以外にも色々な居酒屋メニューが沢山あるが、入口すぐの席とあって、ひっきりなしに真横の戸が開け閉めされるので落ち着かない。持ち帰り客も多いようですごい人気だ。もう少しゆっくり出来そうな日にまた寄ってみようっと。(勘定は¥1,700程)

 

串かつ 太閤

愛知県名古屋市中村区東宿町2-133

 

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赤とんぼ @名古屋市中村区・太閤通

2024年08月08日 | 名古屋(中村区・西区)

名古屋駅周辺で用事があったある土曜日、夜遅くなることが分かっていたので念願(?)の「チサンイン名古屋」に宿泊していくことに。食べかけのトウモロコシみたいな外観の建物だ。でも近過ぎて、予約していたのにうっかり電車で家に帰ろうとしてしまった(笑)。翌朝はホテルの朝食は摂らず、近くの喫茶店でコーヒーをいただくことに。でも日曜朝の正確な営業情報が分からず、結局2軒も振られて辿り着いたのは駅西銀座商店街から路地に入った「赤とんぼ」。

コーヒー卸会社提供の外看板が無ければ店かどうかさえ判然としない地味な外観。開け放したドアから中に入ると、落ち着いた内装の店内はなんとほぼ満席の盛況。みんながこちらに流れて来たのか、それとも何かでバズったりしたのか、客はなぜか若い人ばかり。高齢の女将さんが1人でやっていらっしゃるが、調理等で忙しくこちらに全く気付かない。声をかけてカウンター席に座ったが当分何も出てきそうにないので、散歩を優先して「後でまた来ます」と一旦退店した。

近辺を散策してからまた店を覗くと、今度は少し落ち着いたよう。客層もぐっと年齢が高くなっていた。コーヒーとモーニングサービスのゆで玉子だけをお願いした。女将さんと常連客の話を聞いていると今朝の早い時間帯は異常だったよう。「もう目が回りそうやったわ…。」と女将さん。ペーパードリップで淹れられた濃いめのコーヒーが柄物のカップとソーサーで供された。ゆっくりと啜りつつ、ゆで玉子を塩でいただく(本来のこちらのモーニング・サービスはこれにジャムとあんこ付きのトーストが付く)。なぜか点いているテレビはNHK教育の子供向け番組だけれど(笑)、女将さんがチャンネルを変えるのを忘れるほど忙しかったんだろう。(勘定は¥500)

 


 

↓ 「チサンイン名古屋(チサンホテル)」(昭和48年・1973・建造)。土地が三角だったのでこの異形になったのだとか。廊下ももちろん湾曲しており、客室は放射状に配置されている。見ものは非常階段。螺旋状になっていてカラフルに塗装されていることもあってとてもポップ。でも全然人気の無い階段でこんな写真を何枚も撮っているの、自分だけかな(苦笑)。

 

 

 

 

↓ 今回も宿泊先候補だった歴史ある旅館「浅野屋」(昭和7年・1932・建造)。綺麗に整っているがこの朝も人気が全く無く、泊まれるのかどうかはまだ不明のまま。

 

↓ 散策途中で遭遇した大きな住宅(建築詳細不明)。近代的なマンションの前に何とも古風で立派なお屋敷。塀もあって道路からでは全貌が分からないくらい。塀の前にはしっかり「駒寄(こまよせ)」(※犬や馬を寄せ付けない柵)も。

 


 

 

喫茶 赤とんぼ

愛知県名古屋市中村区竹橋町29-2 冨士ビル

 

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あおきや @名古屋市中村区・稲葉地 (2)

2024年08月05日 | 名古屋(中村区・西区)

そろそろ日が暮れようかという時間に軽く一杯。中村区は稲葉地の太閤通沿いにあるとんやきの「あおきや」へ。最寄りのバス停から歩いて店へ。店の入口からこぼれる微かな灯りと先客の賑やかな声。戸を引いて中に入ると先客は2人。奥の漆黒のどて鍋の前に腰掛けて主人に「ハイボール」をお願いした。出てきたのは角ハイの缶。注文したのは「とんやき」と「串かつ」。どちらもこちら特製のニンニクだれでお願いした。受信状態の悪いテレビを眺めたりしながら出来上がりを待つ。

「とんやき」はしっかりとクニュクニュの歯応え。これにニンニクと唐辛子の効いた粘度あるたれがたっぷりと絡む。添えられた生キャベツにもこのたれを付けていただく。主人が菜箸でバッター液を串の肉にまぶし、衣を纏わせ揚げ鍋の中へ。出てきた「串かつ」は紡錘形になっていてしっかりめの食感の衣。これにたっぷりのたれを絡めていただく。この味付けでの串かつって他に無い。相変わらず旨いなァ。クダを巻いている先客を横目にささっと勘定してもらい店を出た。(勘定は¥880)

以前の記事はこちら (1

 

とん焼・串かつ あをきや(あおきや)

愛知県名古屋市中村区鳥居西通2-18-18

 

( 名古屋 なごや 稲葉地 いなばじ 太閤通 たいこうどおり とん焼き 串カツ 居酒屋 酒場 焼きとん 串焼き 角ハイボール )

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早苗寿司 @名古屋市中村区・松原町

2024年07月30日 | 名古屋(中村区・西区)

ある日曜の昼、中村区の中村郡道辺りを散策していて、昼は洋食の「一楽」へ。でも店内に気配はすれど、なかなか暖簾が掛からない。確か日曜の昼は営業していたと思っていたけれど変わったのかな…。という訳で昼食は近くの「早苗寿司」の暖簾をくぐってみることに。いかにも町の寿司屋といった風情。店内は冷蔵ケースのあるカウンター席の他にテーブル席もある。年配のご夫婦と高齢の女将さんでやっていらっしゃるようだ。カウンターの端の席に座らせてもらった。背中の壁に品書きが貼ってある。”ランチサービス”とある中に「にぎり寿司(赤だし付)」というのがあったのでお願いした。「食べられないものはありますか?」と主人。雑食なので「ありません」と返事して主人の調理が始まった。

しばらくして下駄に盛られた「にぎり寿司」が登場。これに味噌汁、小鉢の豚肉と大根の煮物、水菓子(オレンジ)が付く。握りは鮪の赤身が2つ、海老、タコ、イカ、穴子、玉子、いなり、となかなか盛り沢山。こういう店には珍しく握りはやや細身。タネの調子も良い。この時間帯定番のテレビのNHKのど自慢の音だけ聞きながら熱いお茶でパクパクっと口に入れていった。旨いなァ。綺麗に平らげて勘定してもらう。値段を見ていなかったので「800円です。」と女将さんに言われてびっくり。安っ。もちろん昼のサービス品だからだろうが、にしても安い。次は「ちらし寿司」か、それとも夜に一杯やりがてら暖簾をくぐってみようかな。(勘定は¥800)

 

 


 

↓ 近くの「ほのか小学校」のすぐ北にある住宅(建築詳細不明)。最初は蔵かなと近寄っていくと横に木戸の玄関がある。まさかこの建物が住居になってる? いや、まさかね。多分奥に住居部分があるのだろうが、裏手の平屋部分がそうかな。

 

↓ 中村郡道沿いに残る長屋(建築詳細不明)。一部は住人が抜けている雰囲気があるが、現役なのが素敵。大門が近いが三業に関わる建物ではなさそうな感じ。交差点角に当たる棟(写真下2,3枚目)は2階にL字に欄干があったりするので、昔も通りはこんなだったんだろう。きっと賑やかだったんだろうなァ。

 

 


 

 

江戸前 立喰 早苗寿司

愛知県名古屋市中村区松原町4-58

 

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