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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

きよひら @名古屋市西区・浄心 (2)

2025年08月20日 | 名古屋(中村区・西区)

久しぶりに西区の麺処「きよひら(清平)」へ。創業は昭和47年(1972)とのこと。日曜も営業していていつも人気の店。店の周辺に専用駐車場が何か所かあるので車でも訪問し易い。人気の「カレーうどん」の吸引力が強く、別の品を注文するのは困難を極めるが(笑)、今回は外看板にある「釜揚」にしようと決め打ちで暖簾をくぐった。それでも盛況の店内で運ばれていくカレーの匂いに惑わされそうになる。厨房には5人程も居て高齢の女性が多い。みな大忙し。カレーは大きな寸胴にたっぷりと用意してあるようだ。品書きを眺めると「釜揚ざるうどん」と「釜揚きしめん」があり「ん?」となった。釜揚げでざる?(内容不明)。湯付きが食べたかったので若い男性給仕に「釜揚きしめん」をお願いする。

しばらくして「釜揚きしめん」が運ばれた。蓋付きのお櫃に熱い湯が張られ、きしめんが泳いでいる。具材はかまぼこ2枚のみ。徳利に入った濃いつゆの他、薬味の刻みネギ、すり生姜が別皿に。猪口につゆを注ぎ、さっそくきしめんを手繰っていただいていく。きしめんはやや細目の平打ち。熱い湯に浸かっていてもダレることなく旨い。奥に甘さを感じる濃いつゆに漬けて啜る。一時期”湯付き”ばかり食べていた時があったが、久しぶりだったので尚更旨かった。しかし手繰っても手繰っても麺が減っていかない…。どれだけ入っているんだろ。やっと平らげた時にはお腹はいっぱいに、額には汗が滲んでいた。さすがにこれを真夏には無理か(訪問6月)。次は丼物か「カツカレーライス」にしてみようかな。(勘定は¥870)

以前の記事はこちら (1

 

 

手打釜揚 きよひら

愛知県名古屋市西区上名古屋3-13-30

 

↓ gooブログの終了予告に伴って、記事をHatena Blogにも掲載しています

 

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まる博 @名古屋市北区・金城

2025年07月17日 | 名古屋(中村区・西区)

ある休日の汗ばむ陽気の昼、目当てにしていた店2軒に振られて途方に暮れていた。そこで近隣で以前ブックマークしておいたうどん屋「まる博」に行ってみることに。車で店の前の細い用水端の道に入るも駐車場が見当たらない。車を降りて入口に行くと、ちょっと手前の医院の駐車場に数台分あるとの表示があった。一方通行の道を大回りして辿り着き、幸い1台分空いていたので停めて歩いて店へ。店内は狭小でカウンタ―席と小上がり席が2つのみ。店はまだ新しい感じだが年配のご夫婦でやっていらっしゃるようだ。カウンター席に腰掛け、「穴子天ぶっかけ」をお願いした。「麺は温かいの?冷たいの?」と訊かれたので「冷たいの」にしてもらった。

”茹で時間15分位頂きます”と書いてあったが、さほど待つことなく「穴子天ぶっかけ」が渡された。とても鉢には収まらないサイズの穴子の一本揚げがどーんとのっている。その他、えのきや三つ葉の天ぷらも。凄い。思わず値段を見間違えたかなと見返してしまった。刻みネギと胡麻とカットレモンが別皿に。早速うどんを手繰り上げる。箸でも分かったが、強いコシのある剛麺。ぶるんぶるんの口当りで麺線も長い。旨いうどんだなァ。つゆは濃いめの味わい。次は穴子天。綺麗に揚がっていて身も厚い。旨い。思わず「これが?」ともう一度値段を見返してしまった(笑)。普段あまりコシの強いうどんは頂かないので新鮮。”ぶっかけ”なんて名前なのでやっぱり香川とかだったりするのかな。次は妻を連れて来ようっと。(勘定は¥900)

 

 


 

↓ 店のすぐ近くにあったテナント付きの古いアパート(建築詳細不明)。ベランダ(多分)の壁が丸抜きなのが可愛らしいし、手すりの放射状の意匠もカッコイイ。

 

↓ 近くの青木医院の、醫院兼自宅と思われる下見板張りの年季の入った建物(建築詳細不明)。自分も小さい頃のかかりつけは個人医院だったけれど、怖かったなァ(笑)。

 

 


 

 

まる博

愛知県名古屋市北区光音寺町4-28

 

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天狗堂 @岐阜県岐阜市 (3)

2025年06月16日 | 名古屋(中村区・西区)

大型連休中のこどもの日、もう子供らは成人してしまっているが、季節のものなのでと岐阜市京町の餅屋「天狗堂」へ。近くの「更科」は恐ろしい行列が出来ている。それを横目に店に入ると…、ガラス・ショーケースは空っぽ…。所用があって出遅れたんだよなァ。残っていいるのはのし餅のみ。ダメモトで店員の女性に「もう何も無いですよね?」と尋ねると、「かしわ餅」のパック入り5個と「ちまき」のパック入り5個だけなら1つづつあるとのこと。流石に妻と老母だけで10個は持て余すので「かしわ餅」の5個入りだけを購入して家に持ち帰った。

帰り道に老母にお裾分けして、家で妻と新茶を淹れていただく。柏の葉で包まれた「かしわ餅」はぷるんとした皮で、中はつぶ餡。あんこは水分が少なめのもの。旨いなァ。柏の葉は縁起物だそうなので風味としてはほんの僅かに香るかな程度。これもそれだけ食べると持て余しそうだが、美味しいお茶といただくと最高。来年はぜひ「ちまき」も。(勘定は¥800)

以前の記事はこちら (1)(2

 

天狗堂

岐阜県岐阜市京町3-18

 

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名城 @名古屋市西区・浄心 (2)

2025年03月18日 | 名古屋(中村区・西区)

昼を食べるには遅い時間になってしまい、喫茶店ならと立ち寄ったのは浄心にあるビリヤード場隣接の喫茶店「名城」。隣の駐車場に車を停めて中に入ると、ビリヤード場には4組程のプレーヤーが。玉を突き転がる音が懐かしい(昔よくやった)。一段上がったテーブル席に座ると端の席で食事をしていらっしゃった主人夫婦(多分)から「食事ですか?食事はもう…。」とのこと。残念ながら食事提供時間が終わったらしい。それでひと息ついて遅い昼食を摂っていらしたのか。せっかく座ったので仕方なしに喫茶のみにすることに。普通にコーヒーを飲もうとしていたが、気が変わって甘い物にしたくなった。でもメニューに以前にあったパフェとかは見当たらず、結局「クリームソーダ」をお願いした。

しばらくして運ばれた「クリームソーダ」は緑色のソーダの上になかなか大きめのバニラアイス。なぜか豆菓子付き(笑)。「クリームソーダ」をいただくのは随分久しぶりだ。最近は若い人の間で”レトロ”とか何とか言ってカラフルなクリームソーダの写真を撮るのが流行っているのだとか…。持ち手の長いマドラー・スプーンで浮遊するアイスを確保。ソーダと接してシャリッとなった美味しい部分を削り取りながらいただいた。疲れていたので甘いものが嬉しいし、空気が乾燥していて喉も乾いていたのでちょうどいい選択だった。ま、オッサンが窓辺でクリームソーダをいただいている姿は誰にも見せられないが(笑)。(勘定は¥550)

以前の記事はこちら (1

 

喫茶 名城

愛知県名古屋市西区城西5-17-11

 

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肉の水野 @名古屋市千種区・今池

2025年03月08日 | 名古屋(中村区・西区)

今池をウロウロしていたある日。普段あまり歩かない南の方に面白い建物が無いかなと歩いていると、以前にブックマークしておいた精肉店「肉の水野」が目に入った。創業は昭和32年(1957)だそう。店は開いているが、揚げ物のコーナーはひっそり。店に入るとブースに貼られた紙に、揚げ物の提供は午前10時半からと午後4時からと書いてあった。4時まで少し時間があったので、付近を散策して時間を潰し、4時過ぎに店に入り直した。お願いしたのは「コロッケ」「メンチかつ」「ハムかつ」の3種。注文してから店員がその場で揚げてくれる。揚がったばかりのを紙に包み、ビニール袋にいれて渡してくれた。

いつもならその場でガブッとやるが予定があったので我慢して、用事を済ませて家に持ち帰る。深夜に家に帰って晩酌のウイスキーの肴にすることに。ガスコンロのグリルの便利な「揚げ物あたため機能」を使って揚げ立てと遜色ない感じに再生。「コロッケ」はたっぷりとは言わないがしっかりと肉入り。自然な甘さでいい感じ(→時々不自然な甘さの店もある)。「メンチかつ」は下味少なめであっさりとした味わいのもの。「ハムかつ」はどの店のを食べてもあまり他との差異が判断出来ない。どれも好みの細目の衣で旨い。ウスターソースをたらしたり、辛子をつけたりして、どれもいいつまみになった(←オッサンが深夜にやらかしている…)。(勘定は¥400程)

 


 

↓ 「日本バプテスト 名古屋キリスト教会」(昭和28年・1953・建造)。広い敷地内は綺麗に整備されているが、調べてみると意外と古い建物だった。一度中を覗いてみたいな。

 

 

↓ 今池1丁目にあった懐かしい感じのアパート(建築詳細不明)。地味だがこれぞ昭和のアパートといった感じ。調べてはいないが「〇✕荘」と名前が付いていそう。

 

 


 

MEAT SHOP 肉の水野

愛知県名古屋市千種区今池3-7-8

 

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天徳 @名古屋市千種区・上野

2025年02月18日 | 名古屋(中村区・西区)

バスを使って千種区の茶屋ヶ坂方面へ。昼食は「鍋屋上野浄水場」辺りから南へ10分程歩いた麺処「天徳」へ。冷たい風が強く、暖簾が煽られていた。創業はいつ頃か知らないが、店頭には渋い木製看板が掲げられている。年季の入った店内はテーブル席が4つに小上がり席が5つ程。石油ストーブが2台稼働中。ストーブに近いテーブル席に座らせてもらった。各席にふりかけが置いてあり、自分の席にはなぜか市販の一味唐辛子と七味唐辛子が5本も置いてあった(笑)。店は毛糸の帽子を被った高齢の女将が1人でやっていらっしゃる様子。おしぼりとお茶を持って来てくれた女将に「天南丼」をお願いする。以前いつもコメントを下さる南田神田さんにこの店にも残っていると教えてもらっていた、この地方の絶滅危惧丼だ。

先客の調理も始まっていないのでちょっと時間がかかりそう。それでも後客が何人も。みな女将から時間がかかる旨を告げられて了解して着席している。顔馴染みの客も多いようなのでよく分かっているのだろう。調理場が結構広いので、昔は何人もでやっていらっしゃったに違いない。

40分程待ってようやく「天南丼」が届いた。白味噌の豆腐とわかめが入った味噌汁と分厚く切られたたくあん付き。「天南丼」は中サイズの海老天が2尾も入っているのに加えてピーマンの天ぷらが2つも入っているのが珍しい。長ネギはくたっと煮込まれていて、つゆは甘過ぎずいい感じ。天ぷらの衣がつゆでしなっとなって、ネギとつゆを吸ったご飯と一体化していく。時間はかかったが旨かった。忙しい女将さんの手の空いた一瞬を狙って勘定してもらう。「遅くなってごめんねー。」と恐縮する女将さんに「旨かったです」と伝えると「そりゃ良かった!」と笑って下さった。こちら同じく絶滅危惧の「志の田丼」「木乃葉丼」「松月(うどん)」はもちろん、「徳製そばきし」〔ママ〕なんていう気になる品もある。また寄らせてもらおうっと。(勘定は¥850)

 

 


 

↓ 店の近所の「太田屋酒店」(建築詳細不明)。地図アプリで確認すると数年前まで営業していたようだ。隅切りの入口はサッシに替えられているが、いかにも角打ちしてたっぽい雰囲気がある。

 

 


 

 

めん処 天徳

愛知県名古屋市千種区下方町6-1

 

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キッチントーキョー @名古屋市西区・押切 (3)

2024年12月08日 | 名古屋(中村区・西区)

この夏(とはいっても9月も10月も入るが)は西区方面を散策することが多かった。ただ思い出すのは暑過ぎて汗をダラダラ流していたことばかり。ある日に訪れたのは時々利用する「キッチントーキョー」。店は美濃路(東海道と中山道を結ぶ脇往還)沿いにある。以前あった駐車場が見当たらなくなったの避けていたが、現在は別の場所にあるようだ。店に入ると時分どきとあって盛況。自分の後にも次々と客が入って来た。奥の座敷に案内されている人も。老主人と女将、給仕女性も健在。この日は地下鉄で来たので、外のホワイトボードにあった「本日のランチ(ヒレカツ・スパゲティー)」のライスを抜いてもらって「キリンビール(大ビン)」もお願いした。周りを見てみるとやはり圧倒的に「日替りランチ」を頼んでいる人が多い。

まずはビールが置かれた。冷たいのをグイッと。ウメー。そして大きな平皿に盛られた「ランチ」が登場。ヒレカツの大きいのが3切れ。付け合わせにはフレンチ・ドレッシングのかかった千切りキャベツとレタス。脇にケチャップ味のスパゲティー。カツにはとんかつソースがかかっている。カツは食べ応えがあって旨い。辛子でなくハインツのイエロー・マスタードのボトルがそのまま置いてあるのが面白い。熱々を頬張りながら冷たいビールで流し込む。ビールを呑み干した後、断わり忘れた味噌汁を呑んで締め(笑)。お腹いっぱいになってもう何も入らない。(勘定は¥1,500)

以前の記事はこちら (1)(2

 

 


 

↓ 店のはす向かいにある「凧茂商店」(建築詳細不明)。自分が生まれる前の古い新聞記事の再掲載で見た”押切の凧屋”はここだろうか。正月ともなると大忙しで全国に出荷していたのだそう。そういえば凧揚げって見なくなったなァ。

 

 

 


 

 

キッチントーキョー

愛知県名古屋市西区花の木1-3-1

 

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正盛 @名古屋市西区・浅間町

2024年11月17日 | 名古屋(中村区・西区)

鶴舞線の浅間町駅から歩いてすぐの美濃路沿いにあるそば料理の「正盛(せいせい)」へ。以前に訪問した「いち寅」のすぐ裏手に当たる。そばといっても所謂”趣味蕎麦”の店ではなく、そばを中心とした麺類食堂といったかんじ。80年代半ばに出版された古いガイドブックにも載っているので、少なくとも40年近くは歴史があるはず。年配の夫婦と給仕女性の3人でやっていらっしゃるのかな。店内は小上がり席が3つにテーブル席が3つ。小上がり席に座らせてもらった。外は暑かったが店内の冷房が弱めなので汗がなかなか止まらない(訪問9月末)。先客は老人グループが一杯やっていたり、サラリーマン風の客が連れ立って来ていたりと満席の盛況。給仕女性に「ざるそば」をお願いした。

さほどかからずせいろに盛られた「ざるそば」が運ばれた。そばには刻み海苔が散らしてある。別皿の薬味は、刻みネギ、うずらの卵、揚げ玉、ねりわさびと豊富。つゆは徳利に入っていて猪口に注いで啜ってみると、濃いめの甘めという古(いにしえ)の東海地方仕様。そばの麺肌には粒がみえるが口当たりはつるんとしている。しっかりと冷水にさらされていて喉越しも良い。途中でつゆにうずらの卵を溶いてみた。これがあると(東海地方の)そば屋って感じるのはオッサンあるあるかな(笑)。次はご老人方のようにつまみと酒から始めてみたいナ。(勘定は¥770)

 

そば料理 お食事処 正盛

愛知県名古屋市西区浅間1-4-14

 

( 名古屋 なごや 浅間町 せんげんちょう そば 蕎麦 ざる蕎麦 せいせい 麺類食堂 うどん 美濃路 )

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呑ひゃら @名古屋市西区・浅間町

2024年11月07日 | 名古屋(中村区・西区)

西区浅間町(せんげんちょう)にある料理屋「呑ひゃら」へ。こちら土日祝日休みで夜は予約のみ、昼は1時間半程度の営業なのでとても伺う機会は無いと思っていたけれど、ある平日の昼に近くに居たので開店時間に合わせて寄ってみた。店は以前訪れた「いち寅」のはす向かい。暖簾が掛かってすぐだと思ったけれど店内には既に先客が2人も。店内は土間のテーブル席が3つとカウンター席が少々。ご高齢の夫婦でやっていらっしゃる。昼は天ぷらの定食と丼の4品のみ。外に出ている品書きで決めていた「かき揚天丼」をお願いした。調理服と調理帽の主人が黙々と調理を進める。

しばらくして「かき揚天丼」が運ばれた。えのき茸の味噌汁と漬物3種付き。丼には隙間が見当たらない程一面がびっしりとつゆをくぐったかき揚げ天で埋められている。箸を入れると沢山の小海老。それもプリッとした歯応えの身の太いもの。う、旨いなぁ。それ以外は三つ葉ぐらいか。濃いつゆを含んだ衣も旨いし、ひと塊になったかき揚げではないので下のご飯と一緒にも食べ易い。何尾あるかは数えなかったが次から次へと海老が出てくる。これでこの値段って破格だ。丼を持ち上げたまま一心不乱に掻き込んだ。これは是非「上天丼」も食べてみたくなる。夜は様々な季節の一品や鍋なんかが出るらしいけれど、常連客でずっと先まで埋まっているという噂なので訪れる機会は来ないだろうなァ…。(勘定は¥1,000)

 

お食事 季節料理 呑ひゃら

愛知県名古屋市西区浅間1-3-11

 

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萬珍軒 @名古屋市西区・浄心 (3)

2024年10月27日 | 名古屋(中村区・西区)

西区の美濃路(東海道と中山道を結ぶ脇往還)近辺を散策。この日も暑さが異常で全身汗まみれ(訪問8月下旬)。携帯している手拭いから拭った汗が絞れそうなほど。銭湯にでも浸かって汗を流してからどこかで冷たいのを呑もうと、午後3時から開く浄心の「児玉湯」に向かう。ただあまりの日差しにフラフラ。銭湯まであと少しという道中で「萬珍軒」の暖簾が見えてしまった…。こちら中休みが無いのだ。つい暖簾をくぐってしまう(笑)。半端な時間帯とあって先客は居ない。カウンター席に座ってとりあえず「ビール」をお願いした。全然腹は減っていないが、何も頼まないのもと「餃子」も注文。

キンキンに冷えたビールをコップに注ぎ、グイッと。ハァ、ウメーッ。このまま瓶1本呑んでしまいそうなのを我慢して「餃子」の出来上がりを待つ。店の奥にあるエアコンの風を扇風機で送っているがほとんど効果なし。いいのやら悪いのやらどっと汗が噴き出してくる。でもよく冷えた部屋で呑むより断然旨い。出来上がった「餃子」は小振りなのが7つ。しっかりと下味が付いているので、用意してくれたタレと卓上の瓶に入った特製ラー油は使ったり使わなかったり。旨いなァ。こんな使い方で申し訳ないがビールを飲み干したので勘定してもらい銭湯へ向かった。(勘定は¥1,250)

以前の記事はこちら (1)(2

 

 


 

↓ 先々月に続いて「児玉湯」へ。まだ開いたばかりの時間帯、しかも灼熱の太陽の下なので先客は2名のみ。それもすぐ貸し切り状態に。洗い場の六角柱のカランを使って体を洗い、熱めの湯に入ると気持ちがいい。こちら脱衣所はしっかり冷房が効いているのも有難い。でも銭湯を出たらまたすぐに汗だくに…。もう1回「萬珍軒」に帰るか(笑)。

 

 

 


 

 

萬珍軒

愛知県名古屋市西区浄心2-13-25

 

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