久しぶりに西区の麺処「きよひら(清平)」へ。創業は昭和47年(1972)とのこと。日曜も営業していていつも人気の店。店の周辺に専用駐車場が何か所かあるので車でも訪問し易い。人気の「カレーうどん」の吸引力が強く、別の品を注文するのは困難を極めるが(笑)、今回は外看板にある「釜揚」にしようと決め打ちで暖簾をくぐった。それでも盛況の店内で運ばれていくカレーの匂いに惑わされそうになる。厨房には5人程も居て高齢の女性が多い。みな大忙し。カレーは大きな寸胴にたっぷりと用意してあるようだ。品書きを眺めると「釜揚ざるうどん」と「釜揚きしめん」があり「ん?」となった。釜揚げでざる?(内容不明)。湯付きが食べたかったので若い男性給仕に「釜揚きしめん」をお願いする。
しばらくして「釜揚きしめん」が運ばれた。蓋付きのお櫃に熱い湯が張られ、きしめんが泳いでいる。具材はかまぼこ2枚のみ。徳利に入った濃いつゆの他、薬味の刻みネギ、すり生姜が別皿に。猪口につゆを注ぎ、さっそくきしめんを手繰っていただいていく。きしめんはやや細目の平打ち。熱い湯に浸かっていてもダレることなく旨い。奥に甘さを感じる濃いつゆに漬けて啜る。一時期”湯付き”ばかり食べていた時があったが、久しぶりだったので尚更旨かった。しかし手繰っても手繰っても麺が減っていかない…。どれだけ入っているんだろ。やっと平らげた時にはお腹はいっぱいに、額には汗が滲んでいた。さすがにこれを真夏には無理か(訪問6月)。次は丼物か「カツカレーライス」にしてみようかな。(勘定は¥870)
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手打釜揚 きよひら
愛知県名古屋市西区上名古屋3-13-30
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