ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

歌舞伎「心謎解色糸」 @東京・歌舞伎座

2014年02月28日 | 歌舞伎

Kabuki2014s 

歌舞伎座新開場柿葺落 二月花形歌舞伎 「心謎解色糸(こころのなぞとけたいろいと」 (2月25日 東京・歌舞伎座)

思ったよりも早く、また東京に行く機会が出来たので、日程に合わせて演目を調べてみたところ、歌舞伎座千秋楽公演の昼の部なら行けそうな事が分かったので、あわててチケットを入手するべく探す。演題は「心謎解色糸(こころのなぞとけたいろいと)」。今回はかろうじて3階席を手に入れる事が出来た。メインで演じるのは前回の国立劇場でも出演していた市川染五郎と中村七之助。その他に尾上松緑、尾上菊之助などが出演。新歌舞伎座の建物自体は以前も入った事があるが、舞台を見るのはもちろん初めて。昨年初めて体験してから、その魅力にはまってしまった。

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東京に着いてすぐに、歌舞伎座の向かいに店を構える明治元年(1868)創業の「木挽町辧松(弁松)」で弁当を購入。そのまま入場した。エスカレーターで3階まで上がり、席を案内してもらうと眼下に舞台と定式幕(じょうしきまく・三色の引き幕)が拡がる。勾配はやや急だが、視界は広く、見やすい席だ。3列目位だったが、勾配がある分、前席が気になる事もない。開演しても舞台装置の動きや演者の動きがよく分かり、3階席でも充分楽しめた。ただ席間の前後がちょっと狭いのが辛いところ。

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幕が開くと、その美しい舞台に目を奪われる。役者の白塗りも鮮やかで、一気に現実とは違う華やかな世界へ突入。ただうしろのおばちゃんがビニール袋をガサガサやるのが気になってなかなか導入部に集中出来ない。台詞まわしや音楽も3階だとやはり迫力というか臨場感に欠けるので、より注意深く台詞を聞いていないと、初心者で、前回の教訓からイヤホンガイドを使っていない自分には少々辛い。この演目については複雑な人間模様が背景にあるので、ある程度資料を集めて予習しておいた。前回は軍記物、今回は世話物(江戸の人々にとっての現代劇)だったので、登場人物もバラエティに富んでいて楽しい。

11時に開演して、1度目の幕間(まくあい)が約30分。この時間に弁当を食べる。3階では特に休憩スペースがある訳ではないので、自分の席で弁当をつつく。前回の日本橋弁松と内容はよく似ているが、味付けはこちらの木挽町辧松の方が全体に若干薄味か。それでもきんとんがデザート代わりになっている内容も含めてそっくりだ。この2店は何か関係があるのかな?

見ものは二役を演じる染五郎と七之助の早変わり。舞台袖で隠れてやるにしても、どうしてあの衣装であんなにすばやく変われるのか分からないが、そのスピード感がすごい。本もそれを生かすように書かれているので客からもやんやの拍手が上がる。今回は回り舞台を多用しての場面転換があったので、3階から眺めているとその様子がとてもよく分かった。上手い事出来てるなぁ。

弁当を食べた後の客席では船を漕ぐ人も多い。人間関係がめまぐるしく変わる今回の話ではうっかり寝てしまって話についていけなくならないか心配したが全く無用だった。笑わせどころも随所にあり面白いので、睡魔に襲われる事は全然無く、最後まで約4時間たっぷり楽しめた。

通し狂言 心謎解色糸(こころのなぞとけたいろいと)
  小糸左七
  お房綱五郎

   序 幕  深川八幡の場
        二軒茶屋松本の場
        雪の笹藪の場
   二幕目  本町糸屋横手の場
        同   奥座敷の場
        元の糸屋横手の場
   三幕目  大通寺墓所の場
   四幕目  深川相川町安野屋の場
        同 洲崎弁天橋袂の場
   大 詰  小石川本庄綱五郎浪宅の場
        同  伝通院門前の場
   
お祭左七/半時九郎兵衛 染五郎
本庄綱五郎 松緑
芸者小糸 菊之助
糸屋の娘お房/九郎兵衛女房お時 七之助
神原屋左五郎 松江
山住五平太 松也
赤城左京之助 歌昇
廻し男儀助 萬太郎
芸者小せん 米吉
芸者お琴 廣松
丁稚與茂吉 玉太郎
番頭佐五兵衛 松之助
中老竹浦 宗之助
石塚彌三兵衛 錦吾
鳶頭風神喜左衛門 男女蔵
松本女房お蔦 高麗蔵
安野屋十兵衛 歌六
女房おらい 秀太郎

↓ 垂れ幕に本日千秋楽の文字が

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木挽町辧松

東京都中央区銀座5-14-1

(こびきちょうべんまつ こびきちょう べんまつ 辧松 弁松)

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だるまや @岐阜県関市

2014年02月20日 | 岐阜県(中濃)

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最近拡張されたこのお店の前の道路(国道248号線)を通るたびに気になっていたお店「だるまや」。随分前からあると記憶しているが、創業はいつ頃なんだろう(※)。佇まいがとても自分好み。看板に大きく書かれた文字がなんとも言えずいい。周辺には飲食チェーン店が多く、あまつさえすぐ目の前にセルフうどん店も出来た。昔からあるお店には大変厳しい商環境と言えるが、この店の前の道路脇には少ないとはいえ、いつもしっかり車が停まっていた。(注・以前は店の前の道路に駐車可でしたが、道路拡張のため現在は不可。店の裏に2台駐車出来ます)。

(※昭和39年の創業だそうです)

この日は生憎の空模様だったが、店に入ると先客が3組。やはり年輩の方が多い。テーブル席の他に小上がりもある。ひとつの小上がりは異常に狭く、大人ではたぶん「上がれない」(笑)。前は床の間だったのかな? お店は主人と若い衆と女将さんで切り盛りしている様子。自分が入った後にも若い家族が入ってきたりと、昔から地元の人達に愛されている店なんだろう。 

テーブル席に座って、壁に掛かったたくさんのメニューの中から「志の田うどん」を注文。古い店で幾度か見た気がするが、この店のメニューでも煮込みうどんの事を「にごみうどん」と濁点有りで表記している。そういう昔の方言でもあるのだろうか。周りはセットにしてご飯ものを付けている人が多い。しばらくしてうどんが登場。薄い色のつゆに、意外にも細切りのうどん、それに揚げ、葱、かまぼこがのっている。薄い色ではあるがつゆの味は濃い目。白醤油由来だろうか。麺はクタクタな程柔らかく茹でられている。手打ちでこの細切りは珍しいんじゃないかな。細いだけにちょっと喉越しも頼りない。ただ丼物のお供にはいいだろうな、このうどん。次は何を食べてみよう。やっぱり「にごみ」かな。(勘定は¥560)

この後の記事はこちら

だるまや

岐阜県関市東福野町5-23

(だるまや食堂)

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島正 @名古屋市中区・伏見

2014年02月19日 | 名古屋(中区 老舗)

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昭和24(1949)年創業の老舗おでん屋。もちろんこの地方独特の味噌おでん(この地方では「どて」と総称する事が多い)で有名なお店。元の屋号は違ったらしいが、舞台で活躍した俳優・島田正吾の行きつけであった事から「島正」という屋号に変わったとか。伺った事はないが、この店舗はすぐ近くにあった旧店舗から移動してきたとの事。だから建物は古くなく、店の中も新しい。

開店と同時に客が次々と黄色い看板の店に吸い込まれていく。自分もその中に混じって店の中へ。店舗は狭く、見える範囲ではカウンターのみ。鋭角に折れた変形カウンターに20人程座れるだろうか。実直そうな主人と物腰の柔らかい女将さん、それに若い方(息子さんかな)の3人で切り盛りしている。燗酒とどて焼き(味噌おでん)の盛り合わせを注文した。お酒(賀茂鶴)は燗を付けたチロリとコップを渡される。そういえばすぐ近くの名店「大甚本店」も賀茂鶴だったな。煮込むのになぜ「どて焼き」というのか不思議だったが、ここのHPによると元々は鉄板の上に八丁味噌の土手を作り、そこで味噌を崩しながら煮込んでいったからそうなったそうです。

盛り合わせには牛スジ、大根、豆腐、こんにゃく、里芋、玉子が入っている。しっかり味噌の色が浸み込んでとても濃い色合い。味ももちろん濃いめなのだが、辛かったり、甘過ぎたりする訳ではないので意外と食べ飽きないし、お酒の味も邪魔しない。ただ自分には慣れた風味だが、よその地方から来た人はちょっとビックリするかもね。大きめの輪切りの大根(単品では注文出来ない)も「黒い」というぐらいに色が濃いが、串ですっと割れるくらい柔らかく煮込まれていて味もあっさり。お酒をもう1合追加し、串カツも追加注文。ソースでも食べられるが、やはりここは味噌で。おでんを煮込んだものだと思うが、意外にもさらっとした味噌をくぐった熱々の串カツも旨い。

この店には普通の居酒屋の品書きもあるのだが、やはりみんなどての注文は必須のよう。常連らしき人も多いが、一見で入っても全く居心地は悪くない。サクッと飲んだ割に勘定がやや高めだが、これぞ名古屋の「どて」という味を堪能した。(勘定は¥3,200程)

島正 (しましょう)

名古屋市中区栄2-1-19

 

( 池波正太郎 どて焼き 味噌おでん 新国劇 )

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Yigi Yigi / David Hudson

2014年02月18日 | ワールド

Hudson

Yigi Yigi / David Hudson (1997)

オーストラリアの先住民アボリジニの楽器「ディジュリドゥ」の奏者で第一人者でもあるデイビッド・ハドソン(David Hudson)のCD。若い頃は兄がシドニーに住んでいたので毎年のようにオーストラリアに遊びに行っていて、1ヵ月以上滞在したこともあった。そんな滞在時にストリート・ミュージシャンがセッションでこの楽器を演奏していたのを聴いて好きになった。芯が空洞のユーカリの木から作られる大きな笛のような楽器で(ジャケットで彼が持っているのがそれ)、呪術的な持続する低音が特徴的。生楽器なのにまるで電気化された楽器のように聴こえる時もあり不思議。生で聴くと空気の振動まで伝わってくるのでより感動する。確かこの楽器、女性は吹いてはいけないんじゃなかったかな(妊娠するとかしないとか・笑)。

ポップスの世界ではジャミロクワイ(Jamiroquai)が「When You Gonna Learn」でこの音を採用したのが有名。ちょっと取ってつけたような感じだったが、この音を世界に広めた事に間違いはない。デイビッド・ハドソンのCDは1枚だけ持っていて、そちらはパーカッションとの共演。特に分かり易いメロディがある訳ではないが、流して聴いていると結構気持ち良く、気に入っていた。やるものをやって聴いたらトランス状態になりそうな…。こんなのがブックオフにあるなんて珍しいと手に取って、このCDもそんな内容かなとあまり深く考えずに購入。帰りの自動車の中でCDをかけたら全くのディジュリドゥのソロのみで他の楽器は何も入っていないCDだった(よく見るとちゃんとジャケットにソロって書いてある)。助手席に乗っていた娘は「何コレ?」と大笑い。この楽器の音が好きなんだと説明しても、あまりの原始的な音の連続に、車中で彼女の笑いは止まらず。うーん、そうか。確かにソロだけ延々に続くのはちょっと退屈だし、民族楽器に興味がなければただの変な音かもしれない…。文明に毒された我々には他の楽器と共演した時の方がより楽しめるかも。でもこの音が好きなんだよなぁ。

ブックオフにて購入(¥250)

  • CD (2002/4/22)
  • Disc: 1
  • Format: Import
  • Label: Indigenous Australia
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    夜来香 @名古屋市中区・栄

    2014年02月17日 | 名古屋(中区)

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    創業昭和30(1955)年の名古屋・栄(さかえ)の栄銀座通りと呼ばれる短い路地裏にある中華料理店「夜来香」。読み方は「エイライシャン」のはずだが、ネットで見てみると「イエライシャン」としている人も多い。確か昔テレビCMを見たのを覚えているのだが、今もやっているのだろうか?(あまりテレビを見なくなったので不明)

    路地裏と書いたが久しぶりに来て驚いた。以前は建物が建っていた向かい側が更地になり、駐車場に変わっていた。昔は確か風俗店とかもあって猥雑な雰囲気を残していた路地裏も明るい空が見えたり、表通りから見えるようになるとなんだか変な感じ。特にこの日はまだ明るい時間だったので派手な外観もなんだかしっくりこない雰囲気だった。本店から2軒隣にニュー店と呼ばれる支店もある。なぜ2軒向こうなのか分からないが(笑)、それほど混雑する時もあるということだろうか。

    店はたぶん昔から変わっておらず、年季が入った昭和の中華料理店のまま。若い人達にはちょっと入りにくい感じかもしれない。半端な時間だったので店は数人の客のみ。餃子が有名だが専門店という訳でなく、一般的な中華料理店のメニューが揃っている。餃子と生ビールのセットを注文。餃子はカリッと焼いてある小ぶりなもので数は10個。餡はとろっとした感じによく練ってある。皿に丸く並んだ餃子の真ん中に太めの春雨(酢で下味が付いているかな)が添えられている。ビールに合うのはもちろんのこと、中休みが無いので、ちょっと食べたい(呑みたい)けれどチェーン店は…という人の使い勝手は良い。でも自分は餃子しか食べた事がないので他の料理の味は全然知りません(まあまあ旨いという人が多い)。(勘定は¥700)

    夜来香

    名古屋市中区栄3丁目2-112

    (えいらいしゃん いえらいしゃん エイライシャン イエライシャン)

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    スカー・ピープル / 泉谷しげる

    2014年02月16日 | ロック(日本)

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    スカー・ピープル / 泉谷しげる (1986)

    泉谷しげるが監督した映画「デス・パウダー」公開時に、忌野清志郎をプロデューサーに作った4曲入りミニ・アルバム。バックの面々は後にルーザーとなる仲井戸麗市、吉田健、村上ポンタ秀一、下山淳で(この面子だったとは最近まで知りませんでした)、清志郎自身も演奏やコーラスで参加している。

    タイトル曲では泉谷がラップに挑戦している。これ以前から泉谷は映像、絵画など、サブ・カルチャー的な方面に興味を持っていたようで、自身も映画やテレビに俳優として出演したりしているし、音楽面でもニュー・ウェーヴに傾いた時期を経ているので、その成果はともかくなかなか興味深い。もちろん音的にはいま聴くとちょっと軽い。何しろ当時はまだシンセ・エレポップ全盛期だし。1曲目はのちのルーザーとのアルバムで素晴しいヴァージョンに生まれ変わるので、このオリジナルを聴くと完成度はやや低い気がする。野太いロックに生まれ変わったヴァージョンと違い、オリジナルはラグタイム風なのが意外。それでも清志郎のコーラスのインパクトはやはり圧倒的で、ルーザーのライヴにゲスト出演してコーラスをつけた時の音源をFMラジオで聴いた時の感動が甦った。その音源(今は無き芝浦インクスティックでのライヴ)は今でもカセットテープに録音してどこかにあるはず。

    CDは長い間廃盤になっていたはずと思ってこれを手に入れたのだけれど、最近名盤「吠えるバラッド」のタワーレコード限定のリマスター再発に際して、ボーナス・トラックとして収録されたそうだ。「いや、いや、それは違うだろーっ」、と嘆くのは自分ばかりではありますまい。録音メンバーが同じなのでそのように企画されたのだろうが、あの完成度の高い名盤のあとにこの4曲が続くのは絶対違うよ。どっちかと言うとメンバーは違っても入れなきゃいけないのは時期的にシングルB面だった「肉弾列車に赤いバラ」だろっ。ただまた分かっていながら手を出してしまいそうで。レコードは問題ないけど持ってる旧盤CDの音には不満だし…。

    01 果てしなき欲望
    02 スカーピープル
    03 NEWビンボー!
    04 俺は荒野

    オークションにて購入(¥438)

  • CD (1989/8/21)
  • Disc: 1
  • Label: ビクターエンタテインメント
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    Live! At The US Festival / The English Beat

    2014年02月15日 | パンク・ニューウェーヴ

    Beat

    Live! At The US Festival / The English Beat (2012)

    こんなの出てたんだとamazonでポチッとする前に新品をオークションで発見し、手に入れたザ・ビート(The Beat)<注・米名ザ・イングリッシュ・ビート(The English Beat)>の82年と83年のUS(アス)・フェスティヴァル参加時のライヴ盤。1枚は両公演からの抜粋CDで、もう1枚は(たぶん)2公演をフル収録したDVDというお得な作品。発掘したレーベル「Shout! Factory」は2003年に設立された、主に過去映像を主体として発売するレーベルのようです。

    このUSフェスティヴァルは(たしか)83年のライヴ・ダイジェストがテレビ朝日系列で放送されたのでとても強く印象に残っている。それもゴールデン・タイムの放送じゃなかったかな。この番組で初めて知って、その後追いかけたバンドも多い。当時このザ・ビートが放送されたかどうか記憶にはないが、70年代後半の2トーン・スカのムーヴメントから出た様々なバンドの中で一番のお気に入りだった。オリジナル・アルバム3枚はどれも素晴しい出来で、ここのところ、DVDを付けて凄いヴォリュームで再発されたリマスター盤の内容もかなり充実している。

    自分はヴォーカルのデイヴ・ウェイクリング(Dave Wakling)のハスキーな声が大好きなので、こうして全盛期のライヴが映像と共に見られるのは幸せ。左利きのデイヴがストーンズ(The Rolling Stones)の故ブライアン(Brian Jones)が使っていたようなティアドロップ型の白いVOXギターを弾く姿が印象的。こうして映像を見てやっと気付いたのだが、デイヴの声とトースティング(Toasting=曲やリズムに合わせて合の手を入れる事)をするランキング・ロジャー(Ranking Roger)の声はともよく似ていて、自分はレコードでどちらの声かあまり区別がついていなかったのだった。フロントの2人に注目してしまうが、こうしてライヴを見たり、聴いたりすると、このバンドの曲においてのサックスの重要性がよく分かる。2トーン・スカ好きならお奨めの好盤。

    Disc: 1 (DVD)
    <1982>
    01. Twist & Crawl
    02. Doors Of Your Heart
    03. I Confess
    04. Get-A-Job/Stand Down Margaret
    05. Sugar & Stress
    06. Spar Wid Me
    07. Two Swords
    08. Hands Off . . . She's Mine
    09. Save It For Later
    10. Too Nice To Talk To
    11. Mirror In The Bathroom
    12. Jackpot
    <1983>
    13. Mirror In The Bathroom
    14. Doors Of Your Heart
    15. Two Swords
    16. Jeanette
    17. I Confess
    18. Too Nice To Talk To
    19. Spar Wid Me
    20. Get-A-Job/Stand Down Margaret
    21. Tears Of A Clown
    22. Ackee 1 2 3
    23. Twist & Crawl
    24. Ranking Full Stop
    25. Save It For Later
    26. Jackpot

    Disc: 2 (CD)
    <1982>
    01. Twist & Crawl
    02. I Confess
    03. Doors Of Your Heart
    04. Sugar & Stress
    05. Two Swords
    06. Hands Off...She's Mine
    07. Save It For Later
    08. Too Nice To Talk To
    09. Mirror In The Bathroom
    <1983>
    10. Jeanette
    11. Spar Wid Me
    12. Get-A-Job/Stand Down Margaret
    13. Tears Of A Clown
    14. Ackee 1 2 3
    15. Ranking Full Stop
    16. Jackpot

    オークションにて購入(¥918)

  • CD (2012/9/18)
  • Disc: 2
  • Format: Import
  • Label: Shout Factory
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    つたや @岐阜県各務原市

    2014年02月13日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

    Photo

    東京や名古屋などの大都市なら午後4時の開店時に行列が出来る名居酒屋があると言われても有りうる話。実際に「大甚本店」のように経験もある。でも岐阜県の地方都市でというと、それは事件です。JR鵜沼(うぬま)駅前に店を構える豚(とん)焼きで有名な居酒屋「つたや」。昭和27年の創業とのこと。何を隠そうここがそんな店。開店と共に希少な部位の串を求めて人が集まり、あっという間に席が埋まるそうだ。自分は実際にその光景を見た事はないが、7時過ぎ頃に店に入ると、ほとんどの串が無くなっていたりする超人気店なのだ。それでもネット上では意外なほど情報が少ない。

    JR鵜沼駅前は近年、区画整理され、駅舎含めて綺麗に生まれ変わったが、以前はよくある地方のJR駅前の風景だった。前から人はまばらで、南側にある名鉄新鵜沼駅の方がまだ活気があるように見える(それでも人は少ないが)。たくさんあった駅前通りの飲食店も今は数が少なく、周囲が整備された分、昔よりも寒々しい風景だ。そこにこの店の赤提灯が光っている。特に古い建物という訳ではない。外から店内は伺い知ることが出来ないが、引戸を開けて一歩店に入るとコの字カウンターがたくさんの人で埋まっており、大賑わい。外とのギャップがすごい。

    ベンチ式の椅子なのだが、少しだけ空きがあったので席に座る。メニューは壁に掛かった木札に書いてある物のみで種類は多くない。串類は90円~160円と安い値付け。酒類も安い。こぶくろ、たん、カシラ、心臓、きも、皮つき、あぶらなどのホルモンの他に、ししとうやネギマなどの串や、八丁(豆)味噌で煮込んだこの地方独特の味噌おでんがある。

    日本酒はアルミの小さめのチロリに入って出てきて、自分でコップに注いで飲む。これがなんと300円(!)。お店の人に燗で注文し、木札から串を注文。ただし、自分が行けるような遅い(まだ7時過ぎだけど…)時間にはすでに無いものも多い。主人や若い店員に聞けば教えてくれる。串は「タレ」か「塩」で注文出来る。コの字カウンターの真ん中に飛び火ガードで囲った炭の入ったコンロと、味噌おでんの入った大鍋が置いてあり、主人が団扇片手に焼いていく。ホルモンはどれも大きく新鮮で、プリッとした食感と、部位に応じた味わいがある。塩は強めだし、タレの時も幾度か漬けては焼くので味はけっこう濃い目。ビールにも日本酒にもあうが、どちらかというとここではビールの方がいいかな。焼きたての串を頬張ると口中に旨味が広がり、これを冷たいビールで流し込む。旨いなぁ。こぶくろなんてプリップリ。「どて」と総称する味噌おでんは、モツ、豆腐、ごぼ天、はんぺん、玉子などがあり、濃い色と甘めの味が名古屋を含むこの地方の名物。味はどこもたいてい濃いめの甘めだが、店によってその味わいはいろいろ。しっかり味の浸み込んだこちらのどては、味の傾向としてはやや甘めくらいか。

    いつも行く度に店内はすでに「戦のあと」みたいな感じで(←まだ7時過ぎですよ)、店の人も「あぁ、今日も終わった」みたいな雰囲気なので(笑)、一度、開店してすぐの「戦場」の雰囲気を味わいに行ってみたいな。ここが通勤拠点の人が羨ましい。勘定は自分の場合サッと出るので、いつも1,000円ちょっと。安い。

    この後の記事はこちらこちら

     

    つたや

    岐阜県各務原市鵜沼山崎町3-146-2

     

    (JR鵜沼 かかみがはらし かかみがはら かがみはら 各務ヶ原)

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    Rock And Roll Over / KISS

    2014年02月12日 | ハードロック

    Kiss

    Rock And Roll Over / KISS (1976)

    キッス(Kiss)1976年発売の5枚目のオリジナル・アルバム。ハード・ロック好きだった姉の影響で当時の小学生の中では早熟で、70年代ハード・ロックに触れる機会が多かった自分だが、なぜかキッスとのファースト・コンタクトが「Hard Luck Woman」で、曲誕生の経緯など全く知らずに、本当にロッド・スチュアート(Rod Stewart)が歌っているとばかり思っていたので、全然好きになれず(←いや、ロッド自身は好きなんですよ。特にマーキュリー時代は)、しっかり聴くようになったのはまだ最近のひよっこです。最初からリフを中心としたシンプルなロックン・ロールとして捉える事が出来ていたら、ひょっとしてもっとハマったかもしれない。当時の小学生には「Hard Luck Woman」と派手なメイクは両立して考える事が出来なかった…。

    このアルバムはまさに自分が初めてキッスを聴いた件の曲が収録されている(でも自分がお覚えているヴァージョンはこれではないので、「アライヴⅡ」に収録されたものだっただろうか)。アルバムは今聴くと40分にも満たない尺。昔はアルバムと言えばこの位だったのだ。ちょうど46分のカセットテープにA面、B面録音出来るくらい。コンパクトではあるのだが、バラエティに富んだ曲群と曲展開で、それこそあっと言う間に感じるほどにキッスの魅力がしっかり捉えられたアルバムだ。行ったことないけれど、ライヴ楽しいんだろうなー。

    ブックオフにて購入(¥250)

  • CD (1990/10/25)
  • Disc: 1
  • Format: Import
  • Label: Polygram Records
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    Underworld 1992-2002 (Japan Only Special Edition) / Underworld

    2014年02月11日 | テクノ・デジタル・ダンス

    Underworld

    Underworld 1992-2002 (Japan Only Special Edition)  / Underworld

    アンダーワールド(Underworld)のアンソロジー2枚組にDVDが追加された日本特別仕様盤。それまではクラブなどの小さいハコでのみ流行していたDJスタイルのエレクトリック・ミュージックが、野外ロック・フェスなどの大会場や自然豊かな会場などでライヴ・アクトとして起用され、人々を踊らせ、それまでのいわゆる「テクノ」のイメージを覆すようにメジャーなムーヴメントとなったが、その中核にイギリス出身の彼らがいた。特に1996年の映画「トレインスポッティング(Trainspotting)」では「Born Slippy」が大ヒットを記録し、その後の活躍はご存じの通り。楽器を持たずにライヴやるなんて当時は全く信じられなかったなぁ。

    自分の好きな音楽にはメロディーとは別に、明らかに快楽原則による好みが存在していて、「音」で好きになる音楽も多い。小学校の頃に聴いたYMOなどのテクノのピコピコもそうだし、中学生の頃流行ったサンプリング音「オーケストラル・ヒット」もそう。大学生になってから現地で聴いたオーストラリアの原住民アボリジニの楽器「ディジュリドゥ」の音色も好き。遡れば小さい頃から姉や兄の影響で聴いていたハード・ロックの歪んだギターの音もそうだろう。自分にとってアンダーワールドは重要な音楽ではないが、聴くと確かに音がかっこいいし、ライヴ会場で強い音圧と共に聴くベース、ドラムの重低音とエレクトリック・サウンドには抗うことの出来ない魅力がある。

    そんな彼らのベスト盤はまだ一部の流行であった90年代初期から、ダンス・ミュージックというジャンルとして確固たる地位を築いた00年代初頭までの10年間に発表された曲を収録している。付属のDVD映像を見ると特に初期の作品はチープで、稚拙で、若さが溢れていて微笑ましい。人工的な音一辺倒かと思いきや、かなりアナログな音(ブルースハープ等)を織り交ぜて、無機的な音に有機的な音を加えて奥行きを出しているのがミソ。誰でもデスク・トップで音楽を制作出来るようになった現在では、このジャンルもやり尽くした感があり、面白味とうか、新鮮味が薄れたので、色々な音楽を聴いてきた自分にはもうこちらから積極的に聴く事は無いかもしれないな。それともまた、あっと驚くような方法論が飛び出して虜になるだろうか?

    中古店にて購入(¥315)

  • CD (2003/10/16)
  • Disc:3
  • Format: CD+DVD
  • Label: V2レコーズジャパン/コロムビアミュージックエンタテインメント
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