ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

冨士アイス @岐阜県多治見市

2017年04月30日 | 岐阜県(東濃)

最近では日本で一番暑い町のひとつであることを”推して”いる(笑)岐阜県多治見市の「冨士アイス」へ。創業は昭和41年(1966)とのこと。こちらはソフトクリームと名物「じまんやき」で有名な店。「冨士アイス」という屋号は、長野県上田市に昭和初期から営業している店があり(なぜかライヴカメラが・笑)、他にもや岡谷市や、山梨県甲府市など、いくつも店舗があるようだ。こちらとそれらの店の関係は知らないが、どこも「じまんやき」「自慢焼き」「志゛まんやき」と表記はブレがあるものの、いわゆる大判焼き(今川焼き)を扱っているので、何らかの関係がありそうだ(親戚だという話も)。以前は同じ場所の古いビルで商売をしていたようだが、最近建て直して綺麗になったとのこと。

まだ真新しい建物では店先で「じまんやき」を焼いているところを見られる。自分が店先に居た間にもひっきりなしに車が停まり、沢山の買い手がやって来ていた。もちろん女性が多いのは世の常。そこで自分も散歩のお供に1つだけで悪いが買ってみた。「じまんやき」にはあずき、白あん、クリーム、チョコ、の4種類がある。あずき餡だけ小売りもしているようだ。焼きたての熱々を小さな紙袋で挟むようにして手渡してもらった。行儀が悪いが、歩いて駅方面に向かう途中でいただく。まだ焼きたてなので皮の角の部分はカリッとしたまま、あんこを蓄えた腹の部分はややしっとりとしてきている。たっぷりと詰められたあずき餡は、粒は残っているもののトロっとした柔かい感じ。餡も熱くなっている。たっぷりの餡だが甘過ぎないので重くないのがイイ。次に前を通ったらアイスクリームを。(勘定は¥80/個)

この後の記事はこちら

 


 

↓ すぐ近くにある「大米屋酒店」。金文字の酒造看板が掛かる歴史ありそうな店。こちらは「立ち飲み(角打ち)」が出来る店だ。実際に中で呑んでいらっしゃる御年輩の方が見えた。車でなかったら…。

↓ どんなご商売かは分からないが、欄干がある風情ある町屋、宮前町の「佐藤一朗商店」。

 


 

冨士アイス

岐阜県多治見市本町2-53

 

( 多治見 たじみ 富士アイス ふじアイス アイスクリーム 大判焼き 今川焼き じまん焼き 富士アイス本店 かくうち 立ち飲み 近代建築 )

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久松屋 @岐阜県岐阜市

2017年04月29日 | 岐阜県(岐阜)

ある雨の夜、岐阜市内で用事を済ませた後にどこかで食事をと思ったが、平日なのでもう続々と閉店する時間になってしまった。雨も降っているし、居る場所から近くでどこか、と考えて思い出した沖ノ橋町の麺類食堂「久松屋」へ。辺りは住宅ばかりなので暗かったが、辻にあるこの店は暖簾が掛かって灯りも点いていた。店のすぐ横に数台停まれる駐車場もある。暖簾をくぐって中に入ると、入ってすぐのテーブル席に座っていたスーツ姿の男性が「こちらへどうぞ」と自分の座っていたテーブルの相席に招くので座ったが、この人ただの酔っ払いのようだ(苦笑)。正直ちょっと鬱陶しかったが、腰を下ろしてしまった手前、そのまま壁の品書きを眺める。遅い時間だが先客は3組。みんなお酒付きで羨ましい。テーブル席3つと小上がり席2つのこじんまりとした店だがとても綺麗にしてあり、年輩のご夫婦で賄っていらっしゃるようだ。麺類、丼ぶり、和洋中、揃った品の中から気分で「かつ丼」を注文。テレビを見ながら大笑いする目の前の酔っ払いリーマンを無視しつつ調理を待つ。

他の客に運ばれていく定食や焼きそばも旨そうだなァと指を咥えていると、しばらくして背後の厨房から「かつ丼」が運ばれた。オーソドックスな”かつ煮”タイプ。玉ねぎの量は多め、かつの厚さは薄めでしっかりめに揚がっていて、上には刻み海苔がのっている。お腹が減っていたので漬物を挟みながら熱々をワシワシと一気にかき込んだ(早く酔っ払いから離れたいから?・笑)。品書きには「特製ドライカレー」や「オムライス」なんかもあってとても気になる。次は絶対に洋食を、と席を立ち、主人と酔っ払いの「ありがとうございましたー」の声に送られて(笑)、店を出た。(勘定は¥650)

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久松屋

岐阜県岐阜市沖ノ橋町2-23

 

( 岐阜 ぎふ ひさまつや ひさまつ屋 麺類食堂 大衆食堂 洋食 丼ぶり ランチ オムライス 中華そば )

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My Generation ( MOJO Magazine) / Various Artists

2017年04月28日 | 雑誌付録CD

My Generation ( MOJO Magazine) / Various Artists

英音楽誌「MOJO」の2015年8月号は、ジャケットから分かるようにザ・フー(The Who)に代表される60年代初期のモッド(モッズ)音楽集。副題は「15 Tracks Of '60s Beat-Filled Teenage Mod Angst」となっていて、ザ・フー自身の曲は収録されていないものの、レアなカヴァー曲が2曲(03、14)収録されている。ピート(Pete Townshend)自身、過去に「自分達はモッドなんかじゃなかった」と言ってみたり、「他の3人は違うけど自分だけは間違いなくモッッドだった」と言ってみたりと、モッド文化とザ・フーを巡ってはいつも論争があったが、現在はモッド文化を象徴するバンドだったという史観が定着したんじゃないか。このコンピの収録曲は以下の通り。

01 The Pretty Things - Don't Bring Me Down
02 Bo Street Runners - Bo Street Runner
03 Larry's Rebels - It's Not True
04 The Mike Cotton Sound - Make Up Your Mind
05 The Stormsville Shakers - Number One
06 The Artwoods - Can You Hear Me
07 The In Crowd - Stop! Wait A Minute
08 John's Children - But She's Mine
09 The Fleur De Lys - Wait For Me
10 The Golden Dawn - My Time
11 The Sons Of Adam - Mr You're A Better Man Than I
12 Andy Ellison - Cornflake Zoo
13 Katch 22 - Major Catastrophe
14 The Rockin' Vickers - It's Alright
15 The Syndicats - Crawdaddy Simone

ストーンズ(The Rolling Stones)最初期メンバーのディック・テイラー(Dick Taylor)が在籍したプリティ・シングス(The Pretty Things)、ロン・ウッド(Ron Wood)の兄のバンド、アートウッズ(The Artwoods)、マーク・ボラン(Marc Bolan)の在籍したバンド、ジョンズ・チルドレン(John's Children)など興味深いバンドが収録されているし、曲も他のアーティストで有名だったりするモッズらしさいっぱいの曲が並ぶ。どんなムーヴメントでも、周辺バンドはわんさか居て、もちろんあっという間に消えていく訳だが、キラリと光るバンドが居て、そこをすくい上げるようなこういう企画をやらせたら、やはり「MOJO」や「UNCUT」(最近精彩を欠いているが)などのイギリスの音楽誌は強い。

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オゼキ本店 @名古屋市中村区・大門 (※閉店)

2017年04月28日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

久しぶりに名古屋駅の西、大門(おおもん)の辺りに来た。バイクで周辺の町の様子を観察した後、”焼きとんかつ”で有名な「オゼキ本店」へ。こちらは創業が戦後間もなくだそう。鈍池にも店があるが、他にも分店がいくつかあるようだ。ここ本店は綺麗に建て替えられている。昼時は少し過ぎていたものの、店の周りの駐車場には沢山の車が停まっていた。場所としては大きい通りからは中に入っているし周辺の道路は遊郭があった場所とあって狭いが、さすが名の通った店だ。店の中は広く、席の間もゆったり。老若男女の客で溢れていた。給仕の女性も沢山居るし、厨房の中も大勢居そうで活気がある。洋食一般のメニューは揃っているが、ここに来るとやはり名物の「とんかつ定食」を(特に”焼き”とは書いてない)。

しばらくして平皿に盛られた「とんかつ」とご飯、そして味噌汁が運ばれた。平皿にはキャベツの千切り、キュウリ、トマト、それにポテサラものっている。かつは6つにカットされていて、最初からソースがかかっている。まずとんかつを。衣は目の細かいもので、肉の厚さはしっかり。こんな風にカットされていると衣が剥がれてもよさそうだがしっかりと肉と繋がっていて、口に含んだ時の一体感はさすが。ソースの酸味は強くなく、焼いた独特の風味と相まって、旨い。添えられた自家製のタルタルソースも少しつけたりして楽しめる。このタルタルソース、マイルドでとてもイイ。焼くのも揚げるのも、熱が入ることは同じなのに風味は全然違う。うちではよく母親が弁当に焼きかつを入れていたのを思い出して懐かしい。ご飯のお替わりも出来るとの事だが、もうお腹いっぱい。次こそは別の洋食を頼んでみようかな(でもきっとまたとんかつ…)。(勘定は¥1,700)

※令和2年7月に火事に遭い、8月31日を以って閉店されました

 


 

↓ 名駅方面に5分も車を走らせると「金時湯」(昭和3年・1928・創業)。元は明治29年創業の下駄の鼻緒を売る店だったのだとか。建物は創業時のままのようだ。

 

 


 

 

元祖 焼きとんかつ オゼキ本店

愛知県名古屋市中村区名楽町1-6

 

( 大門 おおもん オゼキ とんかつオゼキ本店 とんかつオゼキ 元祖焼きとんかつ 焼とんかつ 洋食 近代建築 登録地域建造物資産 中村遊郭 閉店 廃業 火事 )

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みやこ鮨 (2) @岐阜県関市

2017年04月27日 | 岐阜県(中濃)

仕事が終わってのやや遅い時間から岐阜県関市の「みやこ鮨」(「こ」は変体仮名)で知人と呑み。ここには以前に家族で入ったこともある。カウンターに座るのは初めて。テーブル席も座敷もある店だが、どこにも客が入っていて盛況。カウンターにも他に先客が2組いらっしゃった。調理は主人と若い衆。昔はごく普通の街場の寿司屋だったが、代が変わって炉端(居酒屋)形態にシフトした店。まずは生ビールで喉を潤す。2人なので頼み過ぎてもいけないと、無難なところで刺身の盛り合わせと、焼鳥の盛り合わせを注文した。

しばらくして出されたこの日の刺身の盛り合わせには、鮪、鮃、しまあじ、帆立貝柱、サーモンなどが2切れづつ。鮪の赤身の調子がなかなか良かった。刺身をつつきながら日本酒に切り替え。いただいたのは「百春」や「黒龍」などの定番酒。串盛は鶏、鶏皮、砂肝、ぽんじり、手羽先、ししとう、だったかな。調子が上がってきて玉子焼きや、ふぐ皮ポン酢などを追加。はきはきとした対応の若い衆が頑張っているのがよく分かり気持ちがいい。どの酒肴も凝っている訳ではなく、ごくシンプルだが、素材の調子も悪くない。他にも色々いただいた(気がする)し、酒のお代わりも沢山した(気がする)が、最後はいくつか握ってもらって締めにした。(勘定は¥7,500程/1人)

以前の記事はこちら

みやこ鮨

岐阜県関市弥生町2-3-18

 

( 関 せき みやこすし みやこずし みやこ寿司 みや古鮨 すし 寿司 鮨 寿し ろばた 炉端 炉端焼き 居酒屋 )

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柳屋 @名古屋市中区・新栄

2017年04月26日 | 名古屋(中区 老舗)

新栄で創業が大正9年(1920)という麺処「柳屋」へ。もうすぐ100年と言う歴史の店だ。店先にはサンプルが並べられており、どちらかというと蕎麦の種物が多かったかな。短い暖簾をくぐり店に入ると奥が調理場になっていて、手前の土間にテーブル席が並んでいる。横には小上がりも。まだ早い時間とあってゆっくりとした時間が流れる店内には先客が1組のみ。建物は特に古くはなさそう。ご夫婦(多分)でやっていらっしゃって店内はきちっと綺麗にされている。軽くにしておきたかったので風情ある筆書きで書かれた品書きの中から「きしめん」を選ぶも、この日はきしめんが無いそう。で、品書き先頭の「うどん」に変更。

しばらくして丼ぶりに入った「うどん」と刻みネギが入った小皿が置かれた。いい出汁の香り。うどんには最初からワカメが入っている。つゆはやや甘め。まるできしめんのつゆのようにも感じる。うどんの茹で加減は柔め。のど越しの良いうどんとつゆを交互に口に運び、時々ネギを足したりしていただいた。次は煮込み系のうどんか、蕎麦をいただいてみようかな。(勘定は¥400)

手打めん処 柳屋

愛知県名古屋市中区新栄2-9-28

 

( 新栄 しんさかえ 柳屋 やなぎや やなぎ屋 麺類食堂 手打ち 手打 麺処 めんどころ 蕎麦 そば きしめん カレーうどん )

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岩田屋 @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2017年04月25日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市加納にあるお好み焼き・焼きそばの店「岩田屋」。この店を知ったのはどなたかのブログか何かだったか…(失念)。この辺りには詳しくないので、バイクで2度ほど店の前を通過(笑)。おっとここかと戻って何とも素っ気ない外観の店へ。自転車が何台も停まっている(向かいに自動車用の駐車場が3台分あるようです)。暖簾をくぐると土間にテーブルが3つと、小さな小上がり席。小上がりは上がるというよりは腰かけるくらいの広さ。奥に厨房があり、手前に鋳物コンロの上にのったおでん鍋がかかっていた。真っ黒にくすんだ色をした招き猫が歴史を物語っている。先客は2人だったが、電話注文が沢山入っているようで、かなり忙しそう。老夫婦でやっていらっしゃるが、調理は女将さんで、主人が給仕を担当。半年で店が潰れていくご時世に、こういう目立たない店がしっかりと常連相手に商売を続けているのは頼もしいなァ。「並セット」というお好み焼きと焼そばのセットを注文したが、時間がかかりそうだったので、声を掛けておでん鍋から自分で「肉」(こういう名称です)を取り出し、味噌をつけて皿にのせ、自席に戻る。

「肉」はかなり大振りに切ったすじ肉。しっかりとした歯応えで旨い。濃い味噌タレと相まってビールが欲しくなるなァ(でもこちら、お酒は無さそう…)。食べながら待っていると「並セット」が運ばれた。2つ合わさったものなので量は控えめかと思いきや、両方ともしっかりとした量。お好み焼きは重ね焼きされて半分に折られたもの。生地はモチっとしていて中に入ったキャベツなどにソースで味付けされた東海地方クラシックなタイプ。ネギと紅生姜が効いて旨い。昔からの店は最近のお好み焼屋のように最初からたっぷりとソースをかけず、どこも味付けは控えめなところが多いような気がする。こういうこの地方特有のお好み焼が絶滅して大阪とか広島タイプばっかりになったら嫌だなァ。焼きそばはちょっと焼き過ぎな部分もあったけれど、これも味付けは濃くない。少しソースを足したりしていただいた。いやぁ、旨かった。今度は持ち帰って家で呑むかな。(勘定は並セット¥400、串¥180)

この後の記事はこちら

※令和元年8月を以て閉店されました

 

岩田屋

岐阜県岐阜市加納永井町1-37-2

 

( 岐阜 ぎふ 加納 かのう いわたや お好み お好み焼き お好み焼 おこのみ焼 やきそば ヤキソバ 焼きそば おでん 田楽 味噌 スジ肉 閉店 廃業 )

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Led Zeppelin (Deluxe Edition) / Led Zeppelin

2017年04月24日 | ハードロック・へヴィーメタル

 

Led Zeppelin (Deluxe Edition) / Led Zeppelin (2014)

2014年に始まったレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)のオリジナル・アルバムのデラックス化。ことあるごとに御大ジミー・ペイジ(Jimmy Page)は、(新しい音源は)もう無い、もう無いと虚言を繰り返し(笑)、結局ファンにオリジナル・アルバムも再度買わせるご存じ付録商法。アナログ、初CD化、リマスター化、紙ジャケ化、そして再度リマスター+おまけの今回と「もう付き合いきれねえよ」と思うものの(実際付き合ってきたのだ…)、おまけがテイク違いとかミックス違いでなくライヴ音源とあってはコロッと方針を変え購入。それでも発売から今まで買わなかったのがせめてもの抵抗という、手玉に取られまくりファンの情けない状況だ(苦笑)。

正直もうリマスターの成果なんてどうでもいいので、肝心のライヴ音源。1969年10月のパリ、オリンピア・シアターでの録音で、全9曲を収録。この音源は2007年にパリのラジオ局で再発見され、放送されたものが元になっていて、再放送後はブートレグ(海賊盤)となって出回ったものだそう(もうこの頃にはカタギになっていたので詳しいブート事情はよく知らない)。ファースト・アルバムが発売されてから9ヵ月程とあって、バンドが昇り調子でピチピチの鮮度があり、ロバート・プラント(Robert Plant)の高音ヴォーカルは凄いし、ジミーのギターはボウイング(バイオリンの弦を使った奏法)を含めどんどんオリジナリティーを増している。そして、底を支えるリズム隊(John Bohnam, John Paul Jones)は鉄壁。ベースの音がよく出ているのに対し、バスドラの音は引っ込み気味ではあるが、元がラジオ音源なので若干のバランスのばらつきは仕方がない。しっかり会場の空気感も捉えられていて、モノラル録音だが、それが逆に迫力を増しているよう。

このシリーズ、ディスク2(コンパニオン・ディスクと呼ばれている)の方はミックス違いとかでお茶を濁しているアルバムが多いので、買う気が起こるのはフェイヴァリットの「Jenning Farm Blues」が入っている「Ⅲ」と、未発表が多い「コーダ」くらいだが、少々難があっても全部ライブ音源を付ければさぞかし凄い事になっていただろうに。各期のライヴのマスター音源、絶対持ってるからね、ジミーは。

amazonにて購入(¥1,019)

  • CD (2014/6/24)
  • Disc : 2
  • Format: CD, Import
  • Label : Atlantic

 

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鳥竹 @岐阜県多治見市

2017年04月24日 | 岐阜県(東濃・老舗)

岐阜県多治見市の「ながせ商店街」にある麺類食堂「鳥竹」へ。いかにもそそられる面持ちの店構え。中に入ってみると小奇麗にリフォームされているようで、壁に掛かった木札の品書きもまだそう古くない。給仕はご高齢のお母さんだけで、奥が厨房になっている様子。土間にテーブル席が7つ程並んでおり、小さな小上がり席も。こちら現在3代目で、60年以上の歴史があるそうだ。元々はうどん屋だったのだとか。そのためうどんひと通りと、丼ぶりものが揃っているのだが、注文したのはやはり暖簾にもある「中華そば」。

調理の様子は分からないが、しばらくして奥から「中華そば」が運ばれた。見るからに典型的な昭和中華そば。それも日本人なら万人が「旨そう」と思うような”いい顔”をしている。のっているのはチャーシュー2枚、細切りのメンマ、ほうれん草、飾り切りしてある赤い縁の蒲鉾(朱板)、刻みネギ、そして茹で玉子1/4。麺はストレートで、鶏ガラ(魚介も入っているかな)+カエシの口当たり優しいスープとのバランスも抜群。麺類食堂で中華そば(ラーメン)を出す店は多いが、総合的な味となるとさすがに現代の微に入り細に入りこだわり抜いたラーメンとは比較出来ない店も多い。でもこちらはシンプルでいて充分に存在感があり、渡り合える味。旨かった。(勘定は¥600)

 


 

↓ 広小路にある「オリオンスポーツ」(創業昭和43年・1968)。創業当時からの建物だろう、よく見ると豆タイルが使ってあったり、入口や窓が木枠のままだったりとなかなか趣深い佇まい。

 

 


 

  

中華そば 鳥竹 (鳥竹食堂) 

岐阜県多治見市本町3-68

 

( 多治見 たじみ とりたけ とりたけ食堂 鳥竹食堂 麺類食堂 大衆食堂 中華そば ラーメン うどん 饂飩 丼ぶり きしめん あかいた 大矢蒲鉾 )

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岐阜会館 (レストランいちい) (2) @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2017年04月23日 | 岐阜県(岐阜)

 

岐阜市の名門「岐阜会館」が周辺の再開発に合わせて取り壊されるという情報をいただいてから初訪問。まだ空気が冷たかったのどかな日曜日。周辺は「メディアコスモス」を利用しようとする人が駐車場に並んでいる。こうして大人気となった新施設の一方で、こちらや「蚕糸会館」など、昭和の建物がどんどん壊されてしまうのは世の流れで仕方のないことなのだろう。玄関からフロントを横切って2階へ。ほぼ口開けの客だったが、自分の後にもすぐ何組かの客が入った。見たところ何かの打ち合わせのついでに、なんていう客が多いのかな。まだカキフライがあった時期だったので迷ったが、この日はこちらの名物のひとつでもあるという「五目やきそば(什景炒麺)」と決めていた。

しばらくして「五目やきそば」が登場。深めの平皿に野菜たっぷりの餡が盛られている。その下に炒めた中華麺。中華餡の野菜は、白菜、筍、人参、木耳など。とろみの強い餡を下の麺としっかり絡めてすする。餡は濃いめの味付けで、甘みが強いクラシックな味。古い中華の店ではこういう餡によく出くわす。おぼろげな記憶だが、昔の中華料理屋では餡かけの焼きそばってあんまりなかったんじゃないかな。今でこそ、大陸中華の店をはじめ、どこでも食べられるが、昔はこういうある程度格式ある中国料理店で食べるハイカラな焼きそばだったような気がする。いつもなら少し酢をたらしたりして楽しむが、テーブルの上に酢が見当たらなかったのでそのままいただいた。なかなかチャンスが少ないが、閉館する6月までにまた訪れることが出来るだろうか。(勘定は¥810)

以前の記事はこちら

 ※平成29年6月14日を以って閉館されました。

 


 

↓ 無粋な柵で四方を囲まれ、放置とも思える扱いを受けたままの「旧・岐阜県庁舎」(大正13年・1924・建造)。整備したり、利用するための計画は進んでいるんだろうか?

 

↓ 旧庁舎の北あたりをブラブラと歩いていたら、間口は狭いものの、こんなに風情ある建物に出会えた。こういう家なら素焼きの植木鉢が似合う。

 


 

  

岐阜会館 「レストランいちい」

岐阜県岐阜市司町39-1

 

( 岐阜 岐阜市 司町 美江寺町 岐阜会館 ぎふかいかん いちい らいちょう レストラン たか田八祥 ラ・グランターブル ドゥ キタムラ 再開発 閉館 閉店 )

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