ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

KLINGEN (クリンゲン)(2) @岐阜県岐阜市

2017年09月30日 | 岐阜県(岐阜)

近くを通ったので岐阜市西材木町にあるドイツ・ハムの店「クリンゲン」に立ち寄った。以前にコメント欄で「カレーウインナー(カリーヴルスト)」が美味しいと教えていただいたので、この日は最初からそれ狙い。岐阜市の景観賞も受賞しているという洒落た店に入る。テイクアウトで「カレーウインナー」と表示があったのでお願いする。注文してから加熱調理してくれるので、そのままショーケースを眺めながら待っていると、旨そうな「スモークレバーハム」があったので、そちらも購入。5分ほど待って持ち帰り容器に入れられた「カレーウインナー」を手に店を出た。

行儀が悪いが近くを歩きながらいただいた。小さいフォークが付いているのでそれでつつく。容器の中には色々な種類のウインナーが小さく切られて盛ってあり、カレーソースとパウダーがかかっている。カレーソースは意外と甘め。旨い。ちょっと切りが小さくてせっかくのウインナーが味わいづらいので、もう少しだけ大きくカットしてくれるとより旨いかも。それはともかく、ビール無しでこれ食べるのは犯罪だ(笑)。ドイツではベルリン名物の屋台の味なのだとか。「スモークレバーハム」は家に帰ってから少しづつナイフでスライスしていただいた。スモークの薫香とソミュール液由来だろう酸味とスパイスの風味が、ねっとりとしたレバーの味をいい感じに軽くしてくれている。食感もプリッとしていて、ビールでもワインでも(自分は日本酒でも)OK。どちらも旨かった。最近はやっていないが、以前は一斗缶でよく燻製を作ったので、今度レバーでもやってみようかな。(勘定は¥1,000程)

前回の記事はこちら

ドイツ デリカテッセン KLINGEN (クリンゲン)

岐阜県岐阜市西材木町26

 

( 岐阜 ぎふ 西材木町 クリンゲン 本格ドイツ製法 ハム・ソーセージ専門店 ドイツハム ドイツソーセージ 手作りハム 手作りソーセージ 岐阜県産 岐阜市景観賞 )

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タニ @名古屋市昭和区・桜山

2017年09月29日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区)

桜山の「名古屋市博物館」を見て廻った後に自転車で近所をブラブラ。この辺りに来たことが無い訳ではないが、知らない街の散策は自転車が一番。そんな時にふと目に付いたお好み焼・焼そばの店「タニ」。古いテナントに入っていて、通りがかった時に店の中の様子が見えた。店内に客は見えなかったものの、ご夫婦と思しき2人でせっせと焼いている。その値段を見てビックリ。「110円」とか信じられない値段が付けてある。いつの時代? いったん通り過ぎたものの、引き返して店先の窓からおばちゃんにお好みやきの「ニク玉」をお願いして小銭を渡す。焼き上がっていたものの中から紙袋に入れて渡してくれた。その間おばちゃん一言も発せず(苦笑)。

袋の上からでも熱々さが伝わってくる。日陰で自転車を停め、行儀が悪いがその場で包みを開けた。この地方でその昔デフォルトだった2つ折りの一銭洋食タイプ。銀紙、さらに薄紙に包まれているところも自分が幼少の頃にスーパーの中にあった店で買っていたタイプのお好み焼と寸分変わらない。薄皮が半分に折られた中には蒸されたキャベツにソースがたっぷり塗られてもちろんふにゃふにゃ。肉片はあまり感じられなかったが玉子はしっかり入っていて、干しエビらしきアクセントも。あぁ、旨い。コレコレ、自分が小さい頃食べていた味は。もちっとした薄皮にキャベツだと広島焼を想像してしまうかもしれないが、もちろんそうではなく、あくまで東海地方風(実際に愛知、岐阜、三重がこのタイプだったかどうかは知りません)。最近のこの地方には関西や広島のお好み焼の進出が著しいが、こういうの、何とか残ってくれないかな。(勘定は¥110)

 


 

↓ 御器所(ごきそ)にある銭湯「八幡湯」(大正8年・1919・建造)。改修されていて表からは古さが分からないが、まだ薪で沸かしているんだそうだ。

 

 


 

お好みやき タニ

愛知県名古屋市昭和区菊園町2-30-1

 

( 桜山 さくらやま たに お好み焼き お好み焼 おこのみやき 焼きそば 焼そば ヤキソバ 一銭洋食 近代建築 登録地域建造物資産 銭湯 )

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Crystal Visions : The Very Best Of (CD+DVD) / Stevie Nicks

2017年09月28日 | DVD

Crystal Visions : The Very Best Of (CD+DVD)  / Stevie Nicks (2007)

ちょっと前にスティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks)の1991年発売のベスト盤を購入したばかりなのに、また買ってしまったのは、こちらにはPVを収録したDVD付きのデラックス・エディションがあったから。やっぱり歌姫はあの麗しい御姿も拝まないとね。DVDは13曲入り60分とたっぷり。「Stand Back」はちゃんと2ヴァージョン収録しているのもミソ(でもついでに「Edge Of Seventeen」もそうしてくれたら良かったのに…)。80年代らしいヴォリュームのあるヘアースタイルと、レースのヒラヒラが付いたお姫様ドレスを着てスカートの裾を揺らすスティーヴィーを観ると、あの時代を思い起こさせてくれる。映像を見ていて、スティーヴィーがいつも集音部が四角いマイクを愛用していたことも思い出した。

前回購入したベスト盤とのダブりは16曲中8曲というのも有難い。両盤を聴き比べてみると全体的に吸引力が強いのはこちらの方かな。彼女特有のエレガントさと力強さがバランスよく味わえるし、ライヴ・ヴァージョンが4曲楽しめるのもイイ(ツェッペリンの「Rock And Roll」のカヴァーも!)。ま、何にしてもこのボーナスDVDが価値を上げているなァ。決して物凄い美人じゃないし、いろいろ通過して擦れているし(笑)、ダミ声だし…、でもやっぱり何度観ても聴いても魅力的。自分の音楽史上全く手つかずのフリートウッド・マック(Fleetwood Mac)も聴いてみるか…。

オークションにて購入(¥1,414)

  • CD (2007/3/27)
  • Disc : 2
  • Format: CD, Import
  • Label : Reprise / Wea
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ぼんてん @岐阜県岐阜市

2017年09月27日 | 岐阜県(岐阜)

ゲンゴロウさんのブログで紹介されていた釜めしの店「ぼんてん」へ初訪問。店があるのは学園町で、まさしく周囲は学校が何校もある場所。ふだんあまり用事がない場所なので、行こう行こうと思って先延ばしになっていた。近くの駐車場に車を停めて店に向かうと城壁を思わせるような立派な塀があり、階段を登った2階が店の入口になっている。造りももちろん和風で、屋上には塔のようなものも見える。すでに客が大勢入っていて、座敷の方にも上階にもたくさん。自分は手前のテーブル席に座らせてもらい品書きを眺める。季節がら「鮎釜めし」も気になったし、田楽も食べたいナと思ったが、迷った挙句「復刻釜めし」を注文した。「15分程かかります」と言われる。もちろん合点承知。次々と客が入って来る人気ぶりなので、給仕の年配女性も大忙し。

振り子時計が「ボーン、ボーン」と正午を知らせる頃、「復刻釜めし」が運ばれた。こちらの店はかつて柳ヶ瀬にあった釜飯の店「萬両」(なぜかHPだけ残存)の姉妹店だそうで、そちらで人気だった味を復活させたのがこの「復刻釜めし」なのだとか(そういえば表にも「萬両」の木看板が)。かしわ、煮しめた椎茸、蒲鉾、牛蒡、三つ葉がのっており、最初から玉子が溶いてかけまわしてある。少しづつ茶碗によそっていただいた。ご飯にしっかりと味は浸みていて素朴な味わい。旨い。もちろん玉子はしっかりと火が通っている。下の方には少しだけおこげが残っていたが、もう少し多いとなお良かったかな。赤だしと漬物を挟みながらじっくりと味わった。次は「鮎釜めし」か、もう夏も終わりなので「松茸釜めし」かな。(勘定は¥880)

 

ぼんてん

岐阜県岐阜市学園町1-7

 

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カモ井 @岡山県倉敷市

2017年09月27日 | 岡山県

倉敷の美観地区とその周辺を、レンタル自転車と徒歩でさんざん周って小休憩。休憩場所に選んだのは昼に食事をした「鶴形」の小路を挟んだすぐ隣、築150年の蔵を改造したという「カモ井」。店先にはサンプルケースがあり昭和チック。中に入るとよくある観光地の和風食事処といった風情でテーブル席が並んでいて広い。品書きを眺めると麺類、定食、丼物、寿司、郷土料理等、各種取り揃っている。せっかくだからちょっとお酒をいただきたいなと思っていたが、出来れば地の物をつまみにしたい。でもお腹にはそんなに入らない。なんて我儘を考えていると「ままかりすし」の単品が2貫から頼めると好都合。結局「ままかり寿し」を4貫と酒を冷や(常温)で注文。

外の通りは観光客で賑やかだが、窓からは倉敷川の景色とほとりを歩く観光客が見え、ほどほどに落ち着いていて居心地がいい。まだ暑かった頃だったので冷房の中で腰を下ろしていられるのが有り難い。すぐに銚子と猪口が運ばれ、まずひと口(銘柄知らず)。すぐに握りが4貫皿に盛られて出てきた。最初から醤油が塗られているとのこと。タネの上にはカットレモンが置かれていて小さめの握り。岡山名物のままかりはニシン科のサッパ(鯯)という青魚で、自分の住む中部地方ではあまり馴染みがない。酢締め加減は柔らかく、塗られているという醤油もあまり強くはなく、さっぱりとして旨い。食べずに終わっちゃうかなと思っていた「ままかり寿し」が食べられて嬉しいナ。(勘定は¥1,000)

 


 

↓ 「大原美術館」(昭和5年・1930建造)。建物の横幅は無いが、イオニア式のオーダー(列柱)が2本立つ迫力ある外観。

 

↓ 「珈琲エル・グレコ(旧・奨農株式会社本社事務所)」(大正15年・1926・建造)。奨農株式会社大原家の土地・不動産を管理する会社だったのだとか。蔦が全面を覆っていて異様。後から中に入ってコーヒーをいただこうと思っていて忘れて帰ってしまった…。残念。

 

↓ 「大原美術館」から倉敷川を挟んだ向かいに建つ「有隣荘(旧・大原孫三郎別邸)」(昭和3年・1928・建造)。邸内は春と秋に公開されているようだ。

 

↓ 「有隣荘」から小路を挟んだところに建つ「旧・大原家住宅」(江戸後期建造)。国の重要文化財に指定されている。それにしても何とも凄い大原孫三郎の財力。

↓ 「倉敷館(旧・倉敷町役場)」(大正5年・1916・建造)。現在は観光案内所、休憩所として使われていて、国の登録有形文化財に指定されている。

 

 

 


 

 

食事処 カモ井

岡山県倉敷市中央1-3-17

 

( 岡山 おかやま 倉敷 くらしき 美観地区 かもい 茶房 カモ井寿司 寿し 寿司 鮨 ままかりすし 代官寿し ぬく寿し 近代建築 ) 

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バル・エスト @岐阜県美濃市

2017年09月26日 | 岐阜県(中濃)

時々一緒に呑む知人と、以前に美濃市の古い街並みで呑んだ時に前を通った洒落た店構えのバーに行こうと、またわざわざ長良川鉄道に揺られて美濃市へ。駅から歩いて伺ったのは「バル・エスト」。こちらに店が出来て3年程だとか。夜になって人の影もまばらな風情ある通りに明かりが漏れていた。店に入ると意外と広い。明るくセンスの良い内装で、古い建物とのコントラストがかっこいい。最初からしっかり食事もするつもりだったのでテーブル席に座り、まずはビール(カールスバーグ)で乾杯。蒸し暑い日で歩いて喉も乾いたので1杯目が心地良い。「チーズの盛り合わせ」「イタリアンサラダ」「アンチョビポテサラ」「サルシッチャ」などを立て続けに注文する。主人は若く、メイン(得意)の酒が何か知らないが、ビールの品揃えなどを見ると一家言あるよう。

あっという間に1杯目を飲み干し、次は「金しゃちIPA」(犬山市羽黒)。「ケグナゴヤ」なんかでお馴染みのやつ。少し赤味がかって爽やかな香りが印象的。「ウメー、ウメー」言いながら次々と平らげていった。「特製チキン唐揚げ」を追加。このチキンはしっかりと揚げてあって香ばしい。ハーブ塩でいただいた。この頃にはグラスワインに、知人はウイスキーにスイッチ。ま、どの酒も繊細な味の違いを楽しむでなく、ガブガブといただく。ワインはイタリア産とスペイン産。締めにピザをいただいて、了。沢山呑んだなァ。どれも旨かった。店を出ると街は静まり返っていて、2本あるメインの通りはほとんど誰も歩いていない。ちょっと客入りが心配だけれども、この人通りなら仕方がない。10時位だったと思うが、出来ればもう1軒と寄った店ももうラスト・オーダーとの事で断念。美濃市の人達はどこで呑んでいるんだ?(勘定は¥5,000程/1人)

 


 

↓ そんなに遅い時間ではないが静まり返った美濃市の「うだつの上がる」街並みの夜。とても風情があって素晴らしい眺め。平日だとはいえ、ひとっ子一人居ないし、車も通らない。

 


 

バル エスト (BAR EST)

岐阜県美濃市俵町2102

 

( 美濃 みの バルエスト BAREST バーエスト イタリアン スパニッシュ ビストロ バル バー 居酒屋 クラフトビール 地ビール 生ビール ギネス ワイン )

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プチローズ @愛知県丹羽郡扶桑町

2017年09月25日 | 愛知県(尾張)

以前、よく夜に犬山に居ることがあって、その際にこの店「プチローズ」の横を通ると遅い時間まで開いているので気になっていた。だいたい洋菓子屋さんはどこも夜が早いので、手土産や、急に誰かの誕生日を思い出す(汗)など、遅い時間にケーキが必要になった時はどうしようかと困るもの。この日は会う予定の無かった娘が夜遅く送っていけというので車で迎えに。と、その前に、彼女の誕生日がもうすぐだと分かっていたが、誕生日あたりの日程では会えそうになかったので、気分だけでもといくつか買って持たせることにした。こちら創業は平成元年(1989)だとのこと。店に入ると9時近くという遅い時間にも関わらずショーケースの中の洋生菓子は種類が豊富で、どれにしようか迷う。自分が悩んでいると他にも男性1人客が2組も入ってきた。みんな遅い時間にいろいろな事情があるんだろう(笑)。

選んだケーキは「シャルロットフリュイ」と「桃のジュレ」。どちらもなかなか良さそう。この日は持たせる分だけで自分達の分は買わなかったので味は分からないが、娘曰く「ウンマかった!」とのこと(←「美味しかった」でしょ、まったく…)。焼き菓子も豊富だったので、今度は焼き菓子をいくつかと生ケーキを買ってみようかな。

プチローズ (Petit Rose)

愛知県丹羽郡扶桑町高雄宮島21

 

( 扶桑 ふそう プチローズ株式会社 ケーキ 生ケーキ 焼菓子 ホールケーキ 生クリーム )

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Good Rockin' Tonight : The Legacy Of Sun Records / Various Artists

2017年09月24日 | クラシック・ロック

Good Rockin' Tonight : The Legacy Of Sun Records / Various Artists (2001)

2001年に発売された「Sun Records」のトリビュート盤。自分の好きなアーティストも目白押しで、なぜ当時買わなかったか不思議だが、「あ、そういえばこんなのあった」とのんびり購入。サン・レコードと言えばエルヴィス(Elvis Presley)、ジェリー・リー(Jerry Lee Lewis)、ジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)、カール・パーキンス(Carl Perkins)など、ロック創世記の錚々たるスターの出身母体レーベル。およそロックを演る英米人で彼らの影響を受けなかったアーティストは皆無だと思うが、それはここに参加した英米の超大物アーティスト達ももちろん例外ではない。

錚々たるオールド・ロッカー達はこぞってシンプルにカヴァーしていて、当時のペタンペタンという感じのドラム音やウッドベース(的な音)、エフェクトを使わないギターの音や雰囲気もまんまの感じのアーティストが多い。演奏しているアーティストのクレジットはあまり詳しく載っていないが、往年のスコッティー・ムーア(Scotty Moore)やD.J.フォンタナ(D.J. Fontana)が参加していたり、マーク・ノップラー(Mark Knopfler)、ジュールズ・ホーランド(Jools Holland)なんていう名前も見え、ライヴ・テイクも収録されているので、このトリビュート盤の為にというものと、別の動機で録音されたものが混在しているのかもしれない。10くらいまではそれぞれのアーティストの個性だけで充分もっているが、それ以降の新しめのアーティストのカヴァーはやっぱり捏ねくり回したり、変に色を着けようとしてしまったりと、”こなせていない”感も強い。そりゃ若い頃に強く影響を受けた訳じゃないだろうし、聴く側にもそれらアーティストの知識がないので仕方がないこともあるけれど。

01. That's All Right Mama - Paul McCartney
02. Mystery Train - Jeff Beck & Chrissie Hynde
03. My Bucket's Got a Hole in It - Jimmy Page & Robert Plant
04. Blue Suede Shoes - Johnny Hallyday
05. Whole Lotta Shakin' Goin' On - Elton John
06. Blue Moon of Kentucky - Tom Petty
07. Sitting on Top of the World - Van Morrison & Carl Perkins
08. Don't Be Cruel - Brian Ferry
09. Red Cadillac and a Black Moustache - Bob Dylan
10. Walkin' in the Rain - Eric Clapton
11. Lonely Weekend - Matchbox 20
12. Who Will the Next Fool Be? - Sheryl Crow
13. It Wouldn't Be the Same Without You - Chris Isaak
14. I Walk the Line - Live
15. Drinkin' Wine Spo-Dee-O-Dee - The Howling Diablos & Kid Rock
16. You Win Again - Mandy Barnett with the Jordanaires

 

amazonにて購入(¥721)

  • CD (2001/11/2)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : Rhino / Wea
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平翠軒 @岡山県倉敷市

2017年09月24日 | 岡山県

倉敷で寄ってみたいと思っていたところに「平翠軒」がある。創業明治42年の「森田酒造場」に隣接する全国の旨いものを取り扱う店で、ずっと昔にここの商品を紹介したを買って読んだことがあり、いつかこういう店に行ってみたいものだと思っていた。風情ある町並みを歩き、一層狭い通りの向こうに黄土色をした洋館が見える。こちらは酒造の倉庫として大正時代に建てられた建物だそう。隣の黒壁の建物が昔ながらの酒造場。杉玉が3つぶら下がっていた。店舗は1階が売店、2階はギャラリーか喫茶になっているのかな。全国から集められた様々な食材や調味料、酒肴が所狭しと並べられている。これらの封を次々に開けていきながら立呑みしてみたいなァという妄想を抱きつつ(笑)、物色した。購入したのは、山形は「山一醤油製造所」の「あけがらし」(写真下左)と、石川は「西海水産」の「ほたるいかのいしる干し」(写真下中)、そしてこちらのオリジナルだという「酒宝あかひら」(写真下右)。

  

「あけがらし」は醤油醸造蔵の作った米麹、芥子、麻の実から出来たもろみ味噌のような調味料。辛さは少しピリッとくる程度で、豆腐や胡瓜にのせても良し、ご飯でも良し、そのままつまんで酒でも良し。プチプチとした食感があって旨い。これ、この醤油屋に江戸時代から伝わる秘蔵の伝統食で、何と本来は跡継ぎの新婚初夜にのみ作っていた強壮剤だったのだとか(笑)。「ほたるいかのいしる干し」は蛍烏賊が綺麗に丸ごと干されている。いしる(魚醤)の風味はあまり感じなかったが、噛みしめているとしみじみと旨い。自分は蛍烏賊好きなので堪らない。ただ入れられていたプラスチック容器はペラペラでイマイチ。「酒宝あかひら」は見た目はからすみのようだが、鯔(ボラ)でなく銀ヒラス(イボダイの仲間らしい)の卵巣だとか。塩漬けではなく純米酒の酒粕と醤油に漬け込んであるそう。その分塩気が抑え気味で普通のからすみよりもコクが感じられる。コレ、旨過ぎ。ダメダメ、こんなの常備しといたら酒がどれだけあっても足りない(苦笑)。この店の商品、確かに吟味してあるだけあって魅力的な食材が目白押し。クーラーボックスでも持っていたら山ほど拾い上げて持ち帰りたいところ。(勘定は¥2,000程)

 

 

 


 

↓ 「中国銀行倉敷本町出張所(旧・第一合同銀行倉敷支店)」(大正11年・1922・建造)。登録有形文化財に指定されている。つい最近まで現役だったが「新児島館」として「児島虎次郎記念館」所蔵の文化財などを展示する予定なのだとか。

 

 

↓ 「三楽会館(旧・倉敷郵便局)」(明治35年・1902・建造)。こちらも現在は「大原美術館」に関連する建物のようだ。大原孫三郎ってスゴイ人だなァ…。

 

 


 

 

おいしいものブティック 平翠軒

岡山県倉敷市本町8-8

 

( 倉敷 くらしき へいすいけん 銀座シックス GINZA SIX 銀座平翠軒 森田酒造場 森田酒造 萬年雪 まんねんゆき 日本酒 近代建築 国登録有形文化財 )

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東屋 @岐阜県岐阜市

2017年09月23日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の真砂(まさご)町にある古い食堂「東屋」。忠節橋通り沿いにあるのだが交差点に近く、駐車場があるかどうかが分からなかったのでなかなか行くことが出来なかったが、店の表に「P・当店の裏」と書いてあるのを知り、ある平日の昼に訪問。店の裏に何台か分のスペースがあるものの、どこが店の駐車場か分からず、”裏”と書いてあったから真裏と思われる場所に停めて表に廻る。表から見ると結構年季が入っていそうだったが、中に入ると意外とすっきりとしていて、カウンターの椅子が丸太だったりと洒落ている。ご夫婦で賄っていらっしゃるよう。ご近所の方と思しき老婦人が数名いらっしゃるだけでまだ空いていたのでテーブル席に座り品書きを眺める。麺類に”手打”の文字は見当たらなかったのでスルーして、迷った挙句に選んだのは…「オムライス」(←結局またそれかいっ)。

しばらくして運ばれたオムライスには胡麻ドレッシングがかかったミニサラダと味噌汁が付いてきた。食べながら思ったが、胡麻ドレって今でこそ超定番だけれど、自分の小さい頃にはまだ無くて、初めて食べたときはなかなかの衝撃だったような。今でも息子は胡麻ドレ以外は絶対に使わない偏屈野郎だ。それはさておき肝心の「オムライス」。もちろんクラシックな薄焼きタイプで、ケチャップが綺麗にたらされている。玉子はしっかりと下まで巻かれていて、スプーンを入れると中はチキンケチャップライス。肉片こそ小さいもののバランス良く、旨い。次はカツ丼か、カツカレーか(←結局またそれかいっ)。(勘定は¥550)

うどん そば 東屋

岐阜県岐阜市真砂町4-8

 

( 岐阜 ぎふ まさご あずまや ひがしや 大衆食堂 麺類食堂 ランチ 饂飩 蕎麦 丼物 洋食 )

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