ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ひかり @岐阜県恵那市

2017年10月31日 | 岐阜県(東濃・老舗)

1年半ほど前に恵那市へ行った際、その昭和な外観が目に留まり、タイミングが合わなかったが次は絶対に、と思っていた「ひかり(ひかり食堂)」を訪問。店は駅前の通りから入った細い路地の角にあり、建物は大きく入口は辻に合わせて2つある。その昔は食品サンプルが並んでいただろう店頭のガラスケースの中はすでに写真のみ。暖簾をくぐって中へ。店内は想像よりも広く、座敷席もあり、テーブル席が土間に並んでいる。休日の昼時だったが客入りも多く、作業着の人、家族連れ、カップル、お婆さん達の寄り合いなど多彩な客筋。中山道の宿場町の食堂には”カツ丼の亜種”が多くて面白いので、こちらでもどうかなと思っていたが、メニューの写真で早々に一般的なカツ煮タイプのようだと知ってしまったので、結局好物の「オムライス」を快活な給仕の女性(女将かな)に注文。メニューには「実は細部にこだわってます。」なんて書いてあるので期待も高まる。厨房までは遠いが、かなり広そうな厨房の中にしっかりとコックコートを着た主人の姿が見えた。

すぐ横の座敷のご高齢の婆さま達が「〇×だけどよー」「△×やでよー」と姦しい(笑)。そんな婆さん達の方言を聞きながら待っていると、平皿に盛られたオムライス、それに胡麻ドレッシングのかかったミニサラダが運ばれた。やや平べったい形をしたオムライスは綺麗に玉子が巻かれていて、真ん中にケチャップがいい感じに垂らされている。美しい。早速スプーンを入れてみる。ふわっと立ち上がるバターの香り。食堂らしからぬ洋風な風味で中はしっとりとしたケチャップライス。まとまり良く、旨い。こちらにはメニューの中に生パスタを用いた品があったりしたので、ひょっとして主人は洋食あるいは欧風料理の経験でもあるのかな。和洋中何でもある食堂だけれど、次の機会があったらその生パスタを使ったという鉄板ナポリタンをいただいてみようか。(勘定は¥600)

 


 

↓ 店の向かいに建つ立派な木造3階建ての料理旅館「信濃屋」(建築詳細不明)。泊まってみたいが現在旅館業はやっていないそうだ。

 

↓ 行きがけに寄った御嵩町(旧・中山道伏見宿)の「旧・伏見郵便局」(昭和8年・1933・建造)。主屋は大正6年(1917)に建てられた醸造業を営んでいた旧家「松屋」。

 

 

 


 

 

和洋食めん処 お食事処 ひかり

岐阜県恵那市大井町251

 

( 恵那 えな ひかり食堂 ひかり 御食事処 大衆食堂 麺類食堂 洋食 カツ丼 大井宿 中山道 近代建築 伏見宿 みたけ町 )

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Classic Stax / Various Artists

2017年10月30日 | ソウル・ファンク

Classic Stax / Various Artists (2016)

以前に購入して気に入った、ユニヴァーサルの廉価レーベルSpectrumから出されたファンクのコンピレーション3枚組のスタックス版を購入。詳しいデータ等は無いものの、もちろん音には全く問題無く、スッキリとしたデザインのジャケも好感が持て、3枚のヴォリュームにたっぷりとスタックス・レーベルを代表する曲群を詰め込んでいて、これが野口英世1枚程度で買えるのは奇跡としかいいようがない。スタックス/ヴォルトの事をあまり知らない人でも、ソウル(あるいはファンク)ミュージックを少しでもかじったことがある人なら聴いたことのあるメロディーが目白押し。それだけでなく、例えばビートルズ(The Beatles)、ストーンズ(The Rolling Stones)が好きな人、忌野清志郎が好きな人、映画「ブルース・ブラザーズ」が好きな人、オールドスクールなヒップホップが好きな人、などなど…、幅広い音楽ファンが楽しめること請け合い。選曲は前出の「Classic Funk」と比較して至極真っ当で、曲数が多い分やや馴染みの薄い曲もあるという程度。時系列やアーティスト別できちっと並べられていないのも、こういう聴き流す趣向のコンピ盤にはちょうどイイ。おすすめ。

Disc 1

01. Theme from Shaft - Isaac Hayes
02. Soul Man - Sam & Dave
03. Green Onions - Booker T & the MG's
04. Soul Finger - The Bar-Kays
05. So I Can Love You - The Emotions
06. Walking the Dog - Rufus Thomas, JR
07. Tramp - Otis Redding
08. I'll Take You There - The Staple Singers
09. (Sittin' on) the Dock of the Bay - Otis Redding
10. What a Man - Linda Lyndell
11. Bring It on Home to Me - Eddie Floyd
12. Your Sweet Lovin' - Margie Joseph
13. I'll Be the Other Woman - The Soul Children
14. Last Night - the Mar-Keys
15. Who's Making Love - Johnnie Taylor
16. In the Rain - The Dramatics
17. Bring It Home (And Give It to Me) - Hot Sauce
18. Born Under a Bad Sign - Albert King
19. Pick Up the Pieces - Carla Thomas
20. I've Been Loving You Too Long - Otis Redding

Disc 2

01. Knock on Wood - Eddie Floyd
02. Hold on I'm Coming - Sam & Dave
03. Whatcha See Is Whatcha Get - The Dramatics
04. If You're Ready (Come Go with Me) - The Staple Singers
05. Do Your Thing - Isaac Hayes
06. B-A-B-Y - Carla Thomas
07. If I Give It Up, I Want It Back - David Porter
08. Stealing Love - The Emotions
09. Soul Limbo - Booker T & the MG's
10. Cheaper to Keep Her - Johnnie Taylor
11. Son of Shaft - The Bar-Kays
12. I Want Someone - The Mad Lads
13. I'll Run Your Heart Away - Ruby Johnson
14. The Breakdown - Rufus Thomas, JR
15. Private Number - William Bell, Judy Clay
16. Candy - The Astors
17. Mini-Skirt Minnie - Sir Mack Rice
18. Philly Dog - The Mar-Keys
19. I Got to Be Myself - Rance Allen Group
20. Try a Little Tenderness - Otis Redding

Disc 3

01. Respect Yourself - The Staple Singers
02. Ghetto: Misfortune's Wealth - 24 Carat Black
03. Jody's Got Your Girl and Gone - Johnnie Taylor
04. Hard to Handle - Otis Redding
05. Never Can Say Goodbye - Isaac Hayes
06. Hearsay - The Soul Children
07. Gee Whiz (Look at His Eyes) - Carla Thomas
08. When Something Is Wrong with My Baby - Sam & Dave
09. (Do the) Push and Pull - Rufus Thomas, JR
10. Time Is Tight - Booker T & the MG's
11. Show Me How - The Emotions
12. Starting All Over Again - Mel & Tim
13. Mr. Big Stuff - Jean Knight
14. I've Never Found a Girl (To Love Me Like You Do) - Eddie Floyd
15. Your Good Thing (Is About to End) - Mable John
16. Don't Have to Shop Around - the Mad Lads
17. Soothe Me - Sam & Dave
18. You Can't Run Away from Your Heart - Judy Clay
19. After Laughter (Comes Tears) - Wendy Rene
20. A Tribute to a King - William Bell

 

amazonにて購入(¥1,039)

  • CD (2016/4/15)
  • Disc : 3
  • Format: CD, Import
  • Label : Universal / Spactrum
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三和 (2) @岐阜県岐阜市

2017年10月30日 | 岐阜県(岐阜)

この日はあてにしていた店に何軒も振られ、どうしようかと思案していてココを思い出した。木ノ本町から柳ヶ瀬に移転した「みそかつ三和」。何度も店の前は通っていたが、移転後に入るのは初めて。車があるとわざわざ来るのは面倒だが、柳ヶ瀬に居れば手堅い選択のひとつになるだろう。暖簾をくぐって茶色の腰壁の、洋食屋らしい内装の店内のカウンター席に腰かける。女性ばかりで賄っているのも以前と同様。前も厨房を仕切っていた女性がこちらでも店主のよう。この日は店に入る前から食べようと思った品は決まっていた。以前の店で気になっていながら一度も食べたことが無かった「ジャンボハンバーグ定食」。移転後もしっかりとメニューに載っていたのでもちろん注文。「15分くらいかかりますが」と言われたが問題無し。

冷たい緑茶を飲んでテレビの音を聞きながら待っていると「ジャンボハンバーグ定食」が運ばれた。ジャンボというだけあってかなりデカいハンバーグにデミグラスソースがたっぷりとかけられている。付け合わせは千切りキャベツにマカロニサラダ、パセリ。それに多めのご飯、豆腐の味噌汁、漬物が付く。肉厚のハンバーグに箸を入れる。外が強めに焼かれてカリッとして熱々。中はふわっと軟らかい。たっぷりとデミソースを絡ませて頬張る。旨いなァ。気が利いているのは紙ナプキンの巻かれたスプーンが用意されていること。そう、これでたっぷりのデミソースをすくってご飯にのせ、まるでハヤシライスのようにいただくことも出来る。分かってるなァ。お腹いっぱい。前の店が閉店してがっかりしていたが、こうして継続してヨカッタ。(勘定は¥950)

移転前の店の記事はこちら

みそかつ 三和

岐阜県岐阜市神室町1-39

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ 柳ヶ瀬商店街 さんわ みそかつ三和 とんかつ 味噌かつ 海老フライ ハンバーグ 洋食 移転 )

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ダンラン亭 @名古屋市中区・矢場町

2017年10月29日 | 名古屋(中区)

名古屋パルコの西側にある食事処「ダンラン亭」へ。年季の入ったほぼオープンな店舗の中に入ると、カウンター席と、奥に座敷席がある。雑然とした店内のカウンターの上にはいくつもの惣菜が大皿に盛られていた。壁に掲げられたメニューの数はそう多くないが、洋食のような中華のような不思議なラインナップ。とても気のいい主人が他の客と喋っているのを聞いているとこっちも自然と笑顔になる。なんとも明るくて楽しい方のようだ。給仕の奥様に「ステーキ定食」を注文。ちょっとステーキっていう感じじゃない店なので逆に気になったのだ。「あいよっ」とばかりに主人が調理を始めた。焼き加減は「ミディアムレア」(主人のおすすめ)で。ステーキ肉を焼き始めた主人が平皿にカウンター上の惣菜を次々とのせていく。え?あれ付け合わせなのか…。その種類と量に怯み、思わずご飯を少なめでお願いすると…「そんなこと言わんとー」「本当に?」「いいの?少なくして」「お代わりって言ってよー」と渋々引き受けてくれる(笑)。根っからサービス精神が旺盛な方のようだ。

しばらくしてステーキの皿と、ご飯と味噌汁が置かれた。「焼き直しも出来ますよ」と奥様。そのステーキの皿にのったつけ合わせは、煮物、スパゲッティ、玉子焼、ゴーヤの入ったひじき、それに麻婆豆腐…(笑)。もう何を頼んだか忘れそうになる。スゴイ…。ステーキは肉の表面に粒マスタードがまぶしてあり、その上からケチャップがかかっているという独特な味付け。サーロインだろうか、この値段の割に肉質は悪くなく大きさも充分。焼き加減は注文通りで、軽く焼き目が付いている。。味付けがケチャップなのでアレだが、惣菜もたっぷりなのでご飯が進む。ざっくばらんな雰囲気なので突っ込みどころはあるが、どう考えてもこの店の名物は「主人」その人だろうナ。(勘定は¥1,000)

 


 

↓ 店と同じ通りのビルの谷間から見える「夫馬商店」(明治以前頃・建築)。どんな建物なのかよく分からないが、寺に付属した建物だった可能性があるのだとか。

↓ 「焼鳥・わ家・住吉店(旧・早川商店)」(大正末期・建造)。以前は「トンボ鉛筆」の大きな看板が掲げられた文房具屋だった。最近改装となってしまったが幸い建物は残った。

 

↓ 「安藤七宝店・七寳藏部」(大正7年・1918・建造)。昭和20年の空襲でも焼け残った蔵。

 

 


 

食事処 ダンラン亭

愛知県名古屋市中区栄3-28-29

 

( 名古屋 なごや 矢場町 やばちょう だんらん亭 洋食 中華料理 定食 ランチ サーロインステーキ 近代建築 認定地域建造物 登録地域建造物 )

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喫茶たなか @岐阜県中津川市

2017年10月28日 | 岐阜県(東濃・老舗)

何年振りか分からない位だが、いくつかの近代建築を目指して好天の岐阜県中津川市へ。高速道路には乗らずに白川町方面からバイクで気持ちの良い山道を走り抜けて市内へ。それにしても日本の道路ってどんな田舎を走っても綺麗に舗装されていてスゴイなァ。市内でいくつか目当ての建物を見て何を食べようか思案。まだランチタイムには早い時間だったが、喫茶店なら開いているだろうと、少し調べて寄ったのは新町にある「喫茶たなか」。商店街にある喫茶店で、見た目は真新しいカフェといった感じだが創業は昭和28年(1953)と古い。中に入るとジャズが流れるお洒落な空間でちょっと拍子抜けだったが、目当てはこちら地元で40年以上も前から評判だという「ミートスパゲッティ」。給仕の女性に注文を告げて待つ。

まずは小さいサラダが運ばれた。器もお洒落。そして奥の厨房で調理された「ミートスパゲッティ」が登場。いわゆる”鉄板スパ”だが、玉子液が流されているのではなく、片側に目玉焼きが添えてある。スパゲッティは数多の鉄板スパより細く(つまり普通のスパゲッティの太さ)ピーマンとマッシュルームと一緒に炒めてあるようで、その上からたっぷりのミートソースがかけられている。普通と比べて明らかに挽き肉が多い。早速フォークで丸めて食べてみると、ミートソースは意外とあっさりとしている。なるほど普通のミートソースとはちょっと風味が違って、旨い。通常の倍くらいの挽き肉を使い、牛骨スープで煮込んであるのだそうだ。タバスコと粉チーズが置かれていたが、粉チーズだけ少し使ってみたり、目玉焼きの黄身を潰して混ぜたりして味を変化させて楽しんだ。(勘定は¥700)

 


 

↓ 店の斜め前に建つ「旧・間家倉庫(間家大正の蔵)」(大正6年・1917・建造)。奥まっているのと植木で建物の全体像は見づらいが、綺麗に保存されていて公開されている。鉄筋コンクリート3階建で、県下でも3番目に古いのだとか。

 

 

↓ こちらも同じ並びに建つ「東海業務ソフト株式会社」(建築詳細不明)。地味だが、入口のアーチや、壁面の装飾など、ちょっと遊んであるのが可愛らしい。

 

 

 


 

喫茶たなか(Spaghetti & Crepe Coffee たなか)

岐阜県中津川市新町8-13

 

( 中津川 なかつがわ たなか ミートスパ ミートスパゲッティー ミートソース イタリアン ナポリタン 通信販売 老舗 喫茶店 純喫茶 近代建築 中山道 旧中山道 中津川宿 )

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更科 (3) @岐阜県岐阜市

2017年10月27日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

嫁と一緒に岐阜市京町の老舗「更科」へ。このあいだ名古屋の鮨屋で呑んでいたら、主人と女将がわざわざこの店へ行ったのだと教えてくれた。以前から岐阜市民のソウルフードとして「丸デブ」と並ぶ人気だったが、最近は情報のおかげで県外からの客も多いという。この日も開店する10時30分頃に行ったのだが、駐車場には既に待機している客が何組も。暖簾がかかって間もなく店の中へ。テーブル席に座ったのだが、あっという間に席が埋まっていく。スゴイなァ。自分と違って外食が少ない嫁、実は初「更科」だとか(ビックリ)。もちろん彼女は「冷やしたぬき」を、自分は以前から食べてみたかった「ゆうれん」を注文した。(ドキンちゃんではない)年配の給仕の女性から「少し時間がかかりますよ」と注意が入った。もちろん了解して待つ。この日も8割がた注文は「冷やしたぬき」ばかりだったので、嫁の分はすぐに到着。※店の看板娘(「おとなの夜学」で、やはり他の人も「ドキンちゃん」と呼んでいるんだと知る・笑)

時間がかかるといっても10分強で「ゆうれん」が運ばれた。ま、冷やしたぬきは早いと1分で来るからなァ(笑)。どうして「ゆうれん」というのか知らないが、中身は「冷やしたぬき」の冷麦ヴァージョン。なので麺以外は油揚げ、あげ玉、刻みネギ、そして練りわさびという同じ布陣。大盛にしたわけではないけれど、冷麦の量もつゆも多い。たぬきの時よりも多いかも。ちなみにたまりは清須の業者のものを使用していて、揚げは長良の業者に作ってもらっているのだとか。濃いたまり味の甘めのつゆに、のど越しの良い冷麦がこれまたバッチリ。旨い旨い。濃いつゆで冷麦を食べるって経験はほとんど無いけれどクセになりそうだ。嫁は初「冷やしたぬき」を堪能したようす。「また食べたくなるの、分かる」とのこと。ここの蕎麦は「蕎麦粉3:小麦粉7」らしいよと教えると、「それってうどんじゃ…」と禁句を(笑)。ここにくると、いつもつい「冷やしたぬき!」って言ってしまいそうになるが、次こそ丼物にいってみたいナ。(勘定は¥1,340)

この日同じテーブルに座った年輩のオッサン。初訪なのかどうか知らないが「冷やしたぬき」をW(大盛)で注文し、何口か手繰った後に箸を置いて行ってしまった…。給仕の女性もあまりの残りっぷりに片付けていいのか分からないようす。勘定はしただろうと思うが、これには自分も嫁も怒り心頭。まったくバチ当たりなヒドイ奴がいるもんだ。

以前の記事はこちらこちら

この後の記事はこちら

 

そば 更科 (さらしな)

岐阜県岐阜市京町3-4

 

( 岐阜 ぎふ さらしな そば更科 冷したぬき ひやしたぬき 冷やしたぬき 天かす 蕎麦 そば ソバ 味噌煮込み ソウルフード ) 

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MOJO presents The Black Keys And Friends / Various Artists

2017年10月26日 | 雑誌付録CD

MOJO presents The Black Keys And Friends / Various Artists (2014)

英音楽雑誌「MOJO Magazine」の付録CD、2014年6月号はブラック・キーズ(The Black Keys)とその周辺を特集。コンピレーション・アルバムは無名のアーティストばっかりだとなかなか気を入れて聴けないタチなのだが、これはブラック・キーズの2曲を除いても内容が素晴らしい。もちろんドクター・ジョン(Dr. John)などの大物も収録されているのだが、その他の収録曲もテイストがばっちりブラック・キーズとシンクロしていて、違和感が全く無いので通して聴いていて気持ちがイイ。

それもそのはず、ブラック・キーズの2人が作曲、あるいは演奏で参加している曲(*)が5曲も入っている。しっかり調べれば他の曲にも何らかの形で参加しているのかもしれない。以前レビューしたStephen Dale Petitの06「Holla」も収録されていてうれしい。唯一年代が古いボ・ディドリー(Bo Diddley)の名曲10「Who Do You Love?」がしっかりとハマってしまうところがミソ。女性ヴォーカルの曲でさえしっくりときているのはやはり音楽に共通項が多いということだろう。それが何かっていうのはなかなか説明しづらいのだが。強いて言えば、音数の少なさ、アナログっぽいクラシックな音作り、ブルーズがベースになった曲作りといったところだろうか。一般に流通していないので手に入れにくいかもしれないが、お勧めの好盤。

01 The Black Keys -  Fever
02 Dr. John - Revolution *
03 Hanni El Khatib - Head In The Dirt *
04 Bombino - Azamane Tiliade
05 Black Lips - Do The Vibrate
06 Stephen Dale Petit - Holla *
07 The Sheepdogs - Feeling Good *
08 Pete Molinari - So Long Gone
09 Junior Kimbrough - Everywhere I Go
10 Bo Diddley - Who Do You Love?
11 Valerie June - Wanna Be On Your Mind *
12 Jessica Lea Mayfield - Our Hearts Are Wrong
13 Tennis (6) - It All Feels The Same
14 R.L. Burnside - Skinny Woman
15 The Black Keys - Gold On The Ceiling (Live In Studio)

オークションにて購入(¥697)

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路麺えんそば 円頓寺店 @名古屋市西区・円頓寺

2017年10月26日 | 名古屋(中村区・西区)

名古屋で最も古い商店街のひとつ、円頓寺(えんどうじ)商店街。最近はすぐ近くの四間道エリア共々、新しい店が沢山オープンしていて、若い人達の動きが盛んになってきた。こちらは昨年にオープンした「路麺えんそば円頓寺店」。錦1丁目に店が出来て早や6年。ずっと行こう行こうと思っていながら果たせず、結局日曜日休みでない系列店のこちらが先になってしまった。訪れたのは昼をとうに過ぎた時間。中休みが無いのでイイ。雑多な店内は完全に居酒屋風。品書きも酒や酒肴がたくさん。実際、昼酒をやっている人の姿も。厨房内には若い2人の男性。残念ながら車があるので酒は我慢して、試しに軽く手繰ろうと「ざる」を注文した。

程なくしてざるに盛られた蕎麦が運ばれた。早速手繰ってみる。目の前の壁には「アメリカ・ワシントン州の契約栽培の蕎麦」と書いてあるが…限りなく乾麺的な口当たりの蕎麦。ちょっと期待し過ぎたが、この値段だもの仕方がない。刻みネギと練りわさびを使いながらサラッと頂いた。蕎麦湯もあるようだけれどお願いせず。酒(日本酒)は都度色々なものを置いているようだし、つまみで酒をやって、酔った後に蕎麦で締めるのが吉だろう。次は呑み屋として使ってみよう。(勘定は¥421)

 


 

↓ すぐ近くの音響の店「サカエ堂」(昭和26年・1951・建造)。以前2階部分を覆っていた格子が消え、タイル壁がよく見えるようになった。

↓ 商店街にある民家(建築詳細不明)。昔は商店だったのかな。よく見ると壁面に豆タイルが使ってあるし、2階のガラス窓は波の入った昔のままのガラス。

 

 


 

 

路麺えんそば 円頓寺店

愛知県名古屋市西区那古野1-21-21

 

( 名古屋 なごや 那古野 なごの 円頓寺 えんどうじ 円頓寺商店街 ろめんえんそば ソバ 蕎麦 ざるそば 近代建築 アンティーク ガラス 硝子 )

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大津屋 @岐阜県恵那市

2017年10月25日 | 岐阜県(東濃・老舗)

初秋の天気の良いある日、岐阜県恵那市までバイクを走らせた。空気はしっかりと秋になっていて朝は小寒いくらいに感じたが、日中の日差しはきつく、少し顔が日焼けするかも知れないくらい。恵那市内にバイクを停めて付近を歩いて廻ったり、また小移動したりとこまめに街を楽しんだ。まだ出始めだった栗きんとんを、有名デパートなどに出店していないだろう店でと思っていたので、旧中山道沿いの大井町にある「大津屋」へ。大きな店ではなく、駐車場も見当たらなかったが、付近を歩いていた時に地元の人と思しき車がひっきりなしに停まるので店に入ってみた次第。古い建物という訳でもなさそうだが、橋を渡った辻に立つ店はなかなか雰囲気がいい。この店は栗粉餅が有名だそうだが、サイドバッグの付いていないバイクでは持って帰ることが困難だし、賞味期限が”2時間”(!)だそうなので諦める。

店内では小さいが食べることが出来るスペースも用意されている。実際に先客がひと組、お茶と一緒に栗粉餅を食べていらっしゃった。少量で申し訳ないが「栗きんとん」を包んでもらう。家に帰って嫁と一緒にいただいた。こちらの栗きんとんは肌理は細かいが練りが強く、歯にまとわりつくような粘度が感じられる。甘さもやや控えめ。他の店のものと違って、繊細な姿なのに野趣溢れるという矛盾した感じが面白い。今度行ったら店で栗粉餅を食べてみよう。(勘定は¥840)

 


 

↓ 全然目指していたわけではないのに、適当に選んだ帰り道で絶景に出会う。中野方町の「坂折棚田(さかおりたなだ)」。まだ稲刈りには早い時期だったので稲穂が揺れていた。自然石を積み上げた石垣で、約400年前に築かれたのだとか。こんな場所全然知らなかった。素晴らしい。雪景色とかもイイだろうなァ。

 

 


 

大津屋

岐阜県恵那市大井町667-28

 

( 恵那 えな 中山道 大井宿 おおつや 大津屋菓子舗 和菓子 和菓子司 くりこもち 旧街道 棚田 たなだ 日本の棚田百選 )

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酒の酉 @岐阜県岐阜市

2017年10月24日 | 岐阜県(岐阜)

近くの中古レコード屋にはよく寄るが、呑みにはあまり来ない名鉄岐阜駅の南側。この日飛び込んでみたのは「酒の酉」。親鶏を使う九州の郷土料理の店だとか。この東海地方ではやはり若鶏(かしわ)が中心で、なかなか親鶏を使った料理を味わうことが出来ない。若かりし頃、四国(丸亀だったかな)で親鶏のもも焼きをご馳走になり、同行の先輩方は慣れない硬さの肉に四苦八苦していたが、自分は(もちろん最初はその硬さに怯んだものの)充分楽しめた覚えがある。店に入ると右にカウンター席、左にテーブル席。カウンターの中では主人と思しき男性が炭火を操って焼き物をしている。給仕は女性。先客は1組のみ。九州らしく飲み物は焼酎が中心だったが、まずは瓶ビール(キリンラガー)と、店の外にも「まずはもも焼き!」と看板がある「もも焼き」をハーフでお願いした。

冷たいビールをグイッとやる。旨い。一緒にお通しが出たが、人参と胡瓜を刻んだだけのもの。最近、身体調整のために夕食はずっと千切りにした大根、人参や胡瓜などの野菜ばかり食べていたので、同じようなものが出てきて萎える…(笑)。ま、それはさておき肝心の「もも焼き」。串や骨付きではなく切り身が炭火の上の網で焼かれている。1人なので用心してハーフにしたが、量はかなり少ないので1人前でもよかったかも。肉は炭の香りをまとっているが、塩は最小限に抑えているのかかなり薄味。素材の風味といってもビールの相手にはもう少しはっきりした味付けが欲しいので、供されたポン酢、にんにく醤油などを使ってみる(柚子胡椒は上手く使えたことがないのでパス)。歯応えはしっかりして旨い。他の品もと思ったが、店の雰囲気といい、バラバラと無造作な盛付けといい、なんだか不完全燃焼になりそうだったので、またの機会にすることにして勘定してもらった。次は誰かと来て他の色々なものを頼んでみようか。(勘定は¥1,750)

酒の酉 (さけのとり)

岐阜県岐阜市住ノ江町1-12

 

( 岐阜 ぎふ 名鉄岐阜駅 さけのとり 九州 焼鳥 やきとり 焼き鳥 親鳥 おやどり 居酒屋 ) 

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