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katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

中学生と体験教室と金魚の壁画

2023-04-30 01:43:50 | モザイクタイル教室

今日は午後から中学生、夕方からお婆ちゃんとお孫さんって言う2人の体験教室の2つ。そんな訳で、まずは午前中に別件中学生下地切りから。

って無事に終わったかと思いきや、ジグソーの調子が悪く、切り終わった途端に止まっちゃったのね。ただ素人考えだけれど、カーボンの取り替えで済むと思うんだけれど・・・ただ午後からお教室ラッシュでは、明日以降って事で・・・。その後は、プチっと金魚の壁画。

藤の続きをやらないとならない辺りまでは攻めたのね。次回そこをやってからコロのピンクを入れてから、次の文様を探さないと・・・。そんなこんなで、まずは中学生教室。やはり思った通りに、縁取りの黒っぽいタイルがずっと続く・・・って言うのは、色を使えない分、単調になり退屈。

例えばわんこそばを食べているみたいになるのね。ずっと同じ味・・・ここに海苔だったり、天ぷらだったり、わさびとか、味が変わればいくらか・・・って感じになったり、お菓子でも、しょっぱいと甘いの繰り返しなら、食べ過ぎちゃうみたいな・・・。あんな感じにね。

かと思うと、ずっと単調、同じ事の繰り返しって言うのは、漢字の書き取りみたいなもんだったり、料理のみじん切りとか、キャベツの千切りを繰り返すとか、素振りとか・・・あんな感じね。それを苦にならないって人もいるが、単純に言えば、考える・・・って行為が、極端に言えば無いのね。

それが楽だって言う人もいれば、器用な人なら、慣れが発生すると、同じ事の繰り返しが平気な人もいるのね。そこで箸休め的に、色は選べないけれど、縁取りに飽きたら、お絵描きタイルをやるのもあり・・・って言うアドバイスをしたのね。気分転換的にね。

そんなこんなで、次は体験教室。その2人の付き添いでお母さんもいらして・・・お婆ちゃんは普通に体験として鍋敷きだったのね。

問題無く普通にいつも通りだったが、小学3年生の女の子が、こんなのやってみたい・・・って出した絵がピカソって・・・。えっ?本気じゃん。すると、お母さんが気に入ったら定期的にやって見たいんだけれど・・・って言うのね。ん・・・普通は体験って1回で完成って事なんだけれど・・・。

ただお母さんが、1回で終わらなくても良いんです・・・って言うので、こうなったのね。

ニッパーの大きさからも判るように、26cmもあると、そんな下地無いし・・・急きょ下地切り。あんまり小さいと、相当切らないとならないし・・・昔ならぺきぺきって言うタイルは、柔らかく切りやすかったんだけれど・・・ただ大きくすると、お絵描きタイルはそこそこ良い感じになるから、

体験下地よりも大きく切ったのね。そんな訳で、15mmタイルで縁取りを張るも、お母さんが感の良い人でね・・・中々鋭いのね。一応こうやってボンドを付けて、こうして張る・・・みたいに説明をして、手が汚れたら・・・って、ウエットティッシュを置いた事で感づいたらしいのね。

ここが鋭いのね。普通はピンセットも出したのだから、汚れない・・・って判断するものなのね。所がウエットティシュを先生が出したって言う事は、手がそれでも汚れるんだな・・・と思ったらしいのね。じゃ利き手にピンセットを持つのだから、汚れるのは反対の手って事になるのね。

それが判ったようなのね。すると、お母さんがお子さんが張っているのを見て、親指を使って張るって言うのを、説明無しで見せるのね。だから、それをやらせるのなら・・・と、説明したのね。まず上手い人って言うのは、五感の1つだけを使わずに、あれこれいっぺんに使うものだって話ね。

具体的に言うと、目のみで張ろうとする人は、ピンセットで掴んで、反対の手でボンドを付ける棒を持って、ボンドを付けたら、下地に置いて、手でタイルを押す・・・こんな動作の繰り返しになるが、最後のタイルを押すって行為の時に、ボンドがはみ出す時に、手にくっつかないように、

人差し指だけで押すのね。つまり目だけで目地幅や真っ直ぐなんかを見ているのね。所が感の良い人って言うのは、目だけでは無く、触覚を使うのね。具体的に説明すると、目だけの人は視覚だけで張るのね。そこに触覚を使うって言うのは、親指でタイルと木がピッタリかどうか?を感じる。

それは目をつぶっても出来る事なのね。つまり感覚で感じるって行為を何も考えず、意識せずに当たり前にやれる人なのね。感として。これが器用な人って言う人の仕組みなのね。ただ大抵は無意識なんで、この無意識を意識的にやって、普通に繰り返せば、出来るようになるものなのね。

ただ体験って言う初日に必要か?となると、楽しもう・・・って事の方が大事なんだけれど、そう言う点ではおばあさんは楽しんで頂いたと思うのね。何しろ切ったのは5粒なのだから。ただね数回来て頂けるとなると、体験では無くなるし、ゆとりもあるとなると、お母さんがやっていた事の説明も

出来たりして・・・しかも無理に終わらせなくても良いからね。そんなこんなでこんな事で終わったんだけれど、まさかの体験教室になったのね。


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