katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

キウイとローラとリピータ―さんの相席教室

2020-02-02 07:50:23 | モザイク教室
今日はキウイとローラとリピータ―さんの相席教室。ではまずはローラから。これが一番大事な話になって、しかもとても勉強になる相席だったのね。ローラは年末年始と色々忙しかったらしく疲れちゃったみたいで、キウイの大作を見るなり、こう言う大作作ってて、今日はやりたく無いなぁ・・・みたいな事は無いですか?って感じの質問

をしたのね。つまりこの質問こそが心理を物語っていて、今日の自分はこのバラの作品を作る気分じゃない・・・と言う事を意味していて、更に言えば、キウイにとっての大作は、実力から言えば、ローラにとってもバラの作品は大作な訳なのね。つまりキウイのような実力者がそう言う事もある・・・と言えば、ですよね・・・と言いやすい。

しかしキウイはここまで来たんだから、これやりましょうよ・・・と言ったのね。しかも楽に進めないで、難しいパーツを薦めていたのね。そのパーツが内側の花びらのようなパーツ。その話を聞いた時に、きついなら4分の1の四角を斜めに張るなんて言うのもありで良いですよ・・・と甘い話もしたけれど、そっちを選んだのね。その時点で、

きつい方を選んだ事になるのだけれど、ただ今この時点で俺とキウイの2人が教える側にいて、どちらにも聞ける環境は1人黙々進めるのとは状況が変わるし、場合に寄ってはやる前の気分と、やった後の結果は幾分変わるかも知れないですよ・・・ってな話なんだけれど、ひとまずこの話を置いといて、娘さんの作品の目地。

ベージュの目地をして完成したのね。初めてやったモザイクでここまで作れれば、十分過ぎる結果だと思うのね。ようやく完成のご紹介だったのね。さてそんなこんなのリピータ―さんはと言うと、前回同様、ブローチみたいに身に着けるモノの3つ目なんだけれど、前回2つ作っている事もあり、1個じゃ早く終わっちゃうので、次の作品の

・・と言い掛けた時に、こんなデザインで・・・とラフを描いてくれたのね。ただイメージと言いつつ、ほぼ完成度の高いラフで、前回とは違って切る事だらけのデザインだったのね。つまり同じ大きさなら、何をしても同じ時間で終わる・・・と判断しているのね。ではこのまま続けていたら?相当へこむだろうね・・・何しろ次の作品の話をする

位、あれこれ考えて来ているのだから。でも絶対にそれしか終わらない・・・それならと、終わりませんよと告げたのね。けれど、その意味がその時点ではそれほど伝わってはいなかったと思うのね。それを踏まえての結果は・・・

やはり次には入れなかったけれど、良く頑張って終わったのね。確かにラフならササッと描けたりもする。しかし左右対称となると、ラフって訳には行かないし、どんどんと合わなくなって行くのね。だから、こうして半身の絵を描いて写す事になるのだけれど、それを描く事、写す事でも時間は掛かる。ここで既に削られるのね。

だって前回はすんなり下絵も無くは入れたから。それはほぼ切っていないからなのね。切らなければ、そのタイルをアテに出来るのね。揃っているから。けれど切ってしまうと、果たして同じものが切れるか?となれば相当な技術が必要になる。つまりその時点で中々思うように合わなくなって行く訳で・・・。当然ズレて行く。それを

直しながら進むって言うのは、切る技術とは違った、張る技術が必要になるのね。所がここでも張るだけじゃん・・って気持ちだと、楽に思っている分、結果が違うと、また更に気持ちが削られるのね。良く作品は自分自身って言うのは、こんな事を意味しているのね。こんな事を踏まえて、さっきのローラの話と合わせると、実はローラ

の場合は、ここに来るまでに忙しさもあって疲れていた・・・その上、また大変なモザイク・・・いっぱい切らないとならないし、って言う気持ちがあって、更に言えば、もう余り進まない事、大変な事を知っている上で、やりたく無いな・・・になっていたのね。つまり経験値がそれだけあるって事なのね。逆にリピータ―さんは、手の怪我

もあったりして、左程まだ切る事に慣れてはいない。つまり経験値が浅い。だから、切る事の大変さを知らないから、簡単に進むと勘違いしていたのね。明らかにこの心理だけで、習っている時間が多いか?少ないか?が判ってしまう話なのね。しかも、更に言えばこの話はプレッシャーなのね。ローラの作品はローラにとっての全力

であり大作なのね。つまりキウイの大作と同じなのね。けれど、本人にその自覚が無いから、中々終わらないな・・・位の気持ちなのね。でも、実はキウイにしても、そんな気持ちであり、その人その人の大作であって、大作に挑んでいるって気持ちであれば、終わらないのは当たり前で、その内に終わるって言う位でやれば終わる。

それが証拠に、気分転換って事もあって、しかも土曜日。なんで、かおるさんにリクエストしてみ・・・とローラに言うと、それが掛かって、ラジオからローラさんって言う声がとても新鮮に思えただろうし、リピータ―さんも驚いて、楽しんでくれたのね。こんなたわいも無い事でも、新鮮って言う事は味わえるし、気分なんてそんなもん。

それが証拠に最初はしり込みしていたローラの結果は中々進んでいたし、本人もやって良かった・・・って。そんな事の繰り返しなのね。しかもこの作品を友達に見せたら、芸術だね・・・って言われたって。ほらね、良いじゃんなんて適当なリアクションじゃ無かったでしょ?そもそも本当に凄いものは、えっ?ってこれで十分なのね。

それこそが、真の評価。そんなものを作っているのだから大変なのね。ではリピータ―さんは?と言うと、切らないで2つ楽しんだものとは違う今回、これはチャレンジだったのね。だって色違いで前回同様に切らなければ、本人の言う通り次の作品に入れたろうね。けれど、こんなに凝ったデザイン・・・本人にはこれが凝っていると

判断出来ず、前回と同じように思えたって事なのね。だけど、やはりこの1つで終わった。ほら、それだけ切るって言う事は、簡単じゃないって事なのね。でもこうして出来た・・・そんな中、体験の時に作ったものを見る機会があって、あの時は出来て楽しかったし、結構満足で帰ったんだけれど・・・そうだけどなのね。だけど・・・。

今の眼では、満足感に欠ける。それこそが進歩なのね。つまり上手くなっているから満足が得られないのね。つまり上手くなるって言うのは、良いモノを作ろうとすればするほど、時間は掛かるし身を削る事になる。しかも悩むし、進まないし・・・でも、それと引き換えに、凄いね・・・って言われたり、達成感なんてもんもある。

そんな2人に凄いって言われていたキウイは・・・

見る人が見れば進んでいるんだけれど、何処やったの?って言う位しか進んでいるようにも思えたりもする。でも、2人の話を全て判っていて、先輩であるから叱咤もあるけれど、激励もあって、先生としての俺の話だけでは無くて、私もそうでした・・・って経験談は安心もするだろうし、とても良い相席だったと思うのね。
あっ、それと、のりちゃんとキョンキョンの目地。

文字をベージュで回りはクリームにしたのね。これは楽しんで貰う作品・・・どうかな?

そんな後は、バイク屋さんで扱って貰う作品とデイ・サービスのペンキ塗り。

今回は鍵掛けにしたのね。これでいよいよおしまいにしてモンゴルに取り掛かろうと思うのね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする