katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

タイル屋さんのおかみさん教室とお教室の下地

2019-04-20 07:18:36 | モザイク教室
今日はタイル屋さんのおかみさん教室。中心部に近い1cmタイルの内側からスタートしたんだけれど、さてどうしようか?となった時に、今更ここに来て、新しいタイルがまるで転校生のようにやって来る・・・って言うのも目立ち過ぎるだろうし、となると、今まで使っていたもの・・・それがシンプル。

しかも今までの結果に満足しているのなら尚更。って事で色はそのままをキープとする事に決まり、となると形・・・ここも今までのデザインで満足しているのなら、大きく変更する必要は無いはず。ここまでの考え方で言えば、例えば音楽なら、もう一度同じフレーズを繰り返すみたいな感じ・・・。

そんな事が思い浮かべば、今までやった結果の良い状況を振り返ると・・・外側に1cmタイルの縁取り部分がある事に気が付くのね。つまりそこからのデザインを繰り返すのはどうだろうか?となる。その時に、15mmの白い玉虫色のイリジウムって言ったかな?そんなガラスタイルが入っているのだけれど・・・

これが切るのが難しくて、その代わりに1cmのガラスタイルを入れて切らずに済ませたのね。ただこれは初めて使う転校生のようなタイルなんだけれど、そもそも白っぽくほぼ主張無し・・・だから目立たず使いやすいと思ったのね。そんな調子で内側へ向かって張って行くと、段々と今まで通りにはスペース

の関係上、狭くなって行くからこのまま行けば、どんどんと切って細かくなってしまう・・・そんな時の逆も真なり。つまり外側の時から切ってあるのだから、まだ切らないそのままの状態のタイルを一度も使っていなかった・・・段々小さくなって行くって考え方だけならフェイドアウト的な発想になるが

一度フェイドアウトしたように思わせてからの、もう一度インパクト・・・みたいな発想にすると、ガラスタイルも丸いタイルもそのままの大きさで中心部に登場・・・ってかなりインパクトある感じに見えないかな?・・・・これもまた感じる・・・って話だったりして、モザイクをやっているのに、音楽や

料理みたいな例えが不思議な感じがしたとしても、全てどう感じる?って話なのね。五感って話なんだけれど、見て感じるとか、触って感じるとか、味わって感じるとか、聴いて感じるとか、えっと後1つ・・・匂いだったかな?鼻だもんな・・・確か。つまり全てが感じるで始まったりするもので・・・。

だからこそ、どう感じる?って質問はオリジナルを作るに当たって、考えるべき事だと思うのね。所が素晴らしいアイデアが浮かんだとしても、技術が伴わないと出来ないから、道具や素材に慣れる事。それには反復練習が必要で、いかに慣れるか?になるのね。そんな繰り返しで技術として結構切れる・・・

そんな事を手にした頃に、そろそろ本格的にオリジナルに・・・となると、感じる・・・って話が必要になって行くんだけれど、モザイクをするのに、モザイクの話をしていたんじゃ、どんなにナンセンスな話か?って思わないかな?って話で、そもそも習っているって事は不得意なはずなのね。

だってお母さんなら毎日の料理の方がキャリアとしてベテランじゃん。つまり料理の例えの方が俺より有利なはずなのね。勿論それがスポーツをやっている人だったり、音楽だったりするのなら、それでも良いのね。そもそも人のやっている事は、同じ人が考えているものばかりなのだから、考え方が判ると

取り組み方に無駄が無くなるのね。ただ一見遠回りな話のようなんだけれどね。だってモザイクを教えて貰いたい訳だからね。でも、果たしてそうなのかな?・・・仮にもしモザイクの話をしたとしても所詮知識みたいな話になったりすると思うのね。ただ俺自体が誰に習った訳じゃないのね。

習ったのは技術としてのタイルを張るとか切るとかだけ・・・しかも建築のタイル屋としてね。モザイク至っては見様見真似。でも、知恵って点ではみんな平等だと思うのね。教わるもんじゃないしね。それなら俺にも出来るしね。その時に教えるのなら相手に有利な比喩を使った方が伝わるでしょ?

だって判らないから習いに来てるのに、判らない専門用語を使われてもね・・・その時に考え方が理解出来れば、その考え方を応用してオリジナルのアイデアをその人なりの解釈で作れると思うのね・・・けれど、これはこう、これはこうと決め付けてしまっては面白くは無いし、新しくも無い。

でも基本的な事を粗雑にし過ぎるとだらしなくなるし・・・とは言え、基本ばかりじゃ、まるでピアノのバイエルみたいだし・・・。素振りばかりじゃ飽きるし・・・。いずれにせよ、そんな気持ちから、感じる・・・って話をするんだけれどね。まっ、そんなこんなで次回目地をして完成なのね。

その後は生徒さん下地の仕上げ。

そして少しだけ作品作り・・・






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